JR西日本では、2024年3月16日(土)に開業する北陸新幹線・金沢〜敦賀間の特急料金について、国土交通大臣に認可申請を行ったことを発表しました。

北陸新幹線の特急料金の認可申請について:JR西日本

概要は以下のとおりです。

【主な区間の特急料金(大人・普通車指定席・通常期】
東京〜福井:7,230円
東京〜小松:6,900円
富山〜福井:3,170円
金沢〜福井:2,400円

【主な区間の運賃・特急料金合計(大人・普通車指定席・通常期】
東京〜福井:15,810円
東京〜小松:14,600円
富山〜福井:5,480円
金沢〜福井:3,740円

【北陸新幹線(富山〜敦賀間)と在来線特急「サンダーバード」又は「しらさぎ」を敦賀駅で乗り継いで利用する場合の特急料金
○新幹線と在来線の特急料金を各々割引して合算した特急料金を適用
(例)
大阪〜金沢:
<現行>
指定席料金2,950円=自由席特急料金2,420円+座席指定料金相当額530円
<開業後>
指定席特急料金4,570円=割引の新幹線自由席特急料金2,370円+割引の在来線自由席特急料金1,670円+座席指定料金相当額530円


○主な区間の現行と開業後の比較(大人・普通車指定席・通常期)
・大阪〜金沢:
現行:7,790円→開業後:9,410円(+1,620円)
・大阪〜福井:
現行:6,140円→開業後:7,290円(+1,150円)
・大阪〜富山:
現行:9,590円→開業後:10,290円(+700円)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



下記記事で御所会したように、既に運行計画の概要が発表された北陸新幹線の金沢〜敦賀間。


今回はこれに加えて、特急料金の発表がありました。
まず新幹線区間については、運賃込みでいくと、東京〜福井間が15,810円となります。
現行の米原経由で14,920円と、1,000円近く高くなりますが、現行の料金で適用されていた「乗継割引」が廃止となること、また福井〜敦賀間を新幹線利用することも加えると、米原経由よりも北陸新幹線経由の方が安くなる模様です。

また今回、「サンダーバード」「しらさぎ」を敦賀駅で乗り継いだ料金も提示されています。
主な区間の運賃・料金計は上述のとおりですが、大阪〜金沢間では1,620円のアップ、大阪〜福井間であっても1,150円のアップと、相応の値上げとなりそうです。

勿論、それに伴いスピードアップも図られるわけですが、大阪〜福井間でみますと、短縮時間は3分(最速列車の時間)となりますので、乗り継ぎによる料金アップを緩和する企画商品のニーズが出てくるかも知れません。


ともあれ、料金についても今回発表がありました。
残る大きな発表事項としては、詳細なダイヤや企画商品の発表があるかと思いますが、引き続き当ブログでもそのニュースをご紹介していきたいと思います。




【関連ブログ】
【北陸新幹線】福井〜東京が指定席で15,810円!運賃申請を実施 - 鉄道プレス



【関連ニュースサイト】
北陸新幹線延伸区間の特急料金が発表、東京〜敦賀間は計1万6360円、大阪〜金沢間は計9410円に - 鉄道コム
東京〜敦賀はいくらで行ける? 北陸新幹線 延伸区間の特急料金あきらかに JRが認可申請 | 乗りものニュース
北陸新幹線金沢〜敦賀間開業後、東京〜敦賀間の特急料金7,230円に | マイナビニュース
北陸新幹線、延伸区間の特急料金を認可申請。東京〜敦賀は1万6360円に - トラベル Watch



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