栃木県宇都宮市と芳賀町を結ぶLRT「宇都宮ライトレール」では、来る11月3日(金・祝)より一日乗車券の発売を開始することを発表しました。
一日乗車券 発売開始のお知らせ|お知らせ|宇都宮ライトレール株式会社
概要は以下のとおりです。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
今年8月26日に開業した「宇都宮ライトレール」。
私自身は、開業間もない9月4日に早速乗車し、平日昼間で豪雨の中でも安定した利用者があったことから、利用者が順調に定着していることを体感してきました。
混雑の緩和から、開業2ヶ月にして早速ダイヤの改正が実施されることも、当ブログで既にご紹介しており、利用者数の好調さがここでも明らかとなっています。
さて、現在、現金とICカードによる利用となっているこの宇都宮ライトレールですが、開業前から「一日乗車券」の設定のニーズは高いように感じていましたが、今回早速発売が開始されることとなり、利用者や来訪者にとっては便利になりそうです。
…というのはいいのですが、個人的に気になっていたのは、「一日乗車券の利用方法」。
既に乗車レポートでご紹介しているように、この宇都宮ライトレールでは、ICカード利用の場合は、扉に設置されているカードリーダーにタッチすることで、どの扉でも乗降が可能となっています。
一方で現金利用者は先頭車両の運賃箱に運賃を支払うこととなっています。
LRTのご利用方法|宇都宮ライトレール株式会社
では、一日乗車券は現金みたいに先頭車両の運転席まで移動してきっぷを見せる必要があるのか?という点が気になっていました。
ICカードで全ての扉で乗降できるようスムーズな流れの一方で、一日乗車券の乗客が一斉に運転席に移動すると、そのことでスムーズな乗降の支障となり、遅れの拡大につながります。
その解決策は、「一日乗車券を首からぶら下げて、周りに見えるように乗り降りする」という、一見ユニークなものですが、一方で合理的なものでありました。
周りに見えるようにドアを通過することで、恐らく運転士も扉に付いているモニターで確認が可能ということで、ICカードと同じく信用乗車を一日乗車券でも採用した、ということでしょう。
他社には無いと思われる、斬新な利用方法も今回明らかになった宇都宮ライトレールの一日乗車券。
「宇都宮」らしく餃子お食事券の付いた一日乗車券も設定されています。
秋の行楽シーズンに、一日乗車券を利用して目新しい宇都宮ライトレール乗車と餃子を楽しむ、というのも新たな宇都宮観光ルートともいえますね。
【関連ニュースサイト】
●宇都宮ライトレール,「ライトライン一日乗車券」の発売を開始|鉄道ニュース|2023年10月28日掲載|鉄道ファン・railf.jp
↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓

一日乗車券 発売開始のお知らせ|お知らせ|宇都宮ライトレール株式会社
概要は以下のとおりです。
【一日乗車券の発売開始日】
2023年11月3日(金・祝)9:00〜
当日を含めて3日前から購入可能
【発売場所】
・宇都宮駅東口 定期券うりば (宇都宮駅東口 停留場) 9:00〜19:00 無休
・宇都宮ライトレール車両基地 定期券うりば (平石 下車徒歩2分) 9:00〜17:30 平日のみ
【発売する乗車券の種類】
・大人用一日乗車券:1,000円
・大人用一日乗車券(餃子券つき):1,300円
・子ども用一日乗車券:500円
【券面画像】
(上記発表資料(https://www.miyarail.co.jp/pdf/info_20231027.pdf)より引用)
【特徴】
・全てのドアから乗り降り可能
(一日乗車券を、周りから見えるように首からかけて乗降)
・「来らっせ本店での飲食・購入」「来らっせパセオ店でのお土産購入」に利用できる餃子券(300円)がセットとなった「餃子券付き一日乗車券」もラインナップ
・一日乗車券を「来らっせ本店 日替わり店舗」で提示すると、ワンドリンクサービス
(参考)
来らっせ|宇都宮餃子会公式サイト|餃子の街 宇都宮でおいしい餃子を食べ歩こう。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
▲宇都宮駅東口で発車待ちをする宇都宮ライトレールHU300形。
11月3日より「一日乗車券」が発売されます
今年8月26日に開業した「宇都宮ライトレール」。
私自身は、開業間もない9月4日に早速乗車し、平日昼間で豪雨の中でも安定した利用者があったことから、利用者が順調に定着していることを体感してきました。
混雑の緩和から、開業2ヶ月にして早速ダイヤの改正が実施されることも、当ブログで既にご紹介しており、利用者数の好調さがここでも明らかとなっています。
さて、現在、現金とICカードによる利用となっているこの宇都宮ライトレールですが、開業前から「一日乗車券」の設定のニーズは高いように感じていましたが、今回早速発売が開始されることとなり、利用者や来訪者にとっては便利になりそうです。
…というのはいいのですが、個人的に気になっていたのは、「一日乗車券の利用方法」。
既に乗車レポートでご紹介しているように、この宇都宮ライトレールでは、ICカード利用の場合は、扉に設置されているカードリーダーにタッチすることで、どの扉でも乗降が可能となっています。
一方で現金利用者は先頭車両の運賃箱に運賃を支払うこととなっています。
LRTのご利用方法|宇都宮ライトレール株式会社
では、一日乗車券は現金みたいに先頭車両の運転席まで移動してきっぷを見せる必要があるのか?という点が気になっていました。
ICカードで全ての扉で乗降できるようスムーズな流れの一方で、一日乗車券の乗客が一斉に運転席に移動すると、そのことでスムーズな乗降の支障となり、遅れの拡大につながります。
その解決策は、「一日乗車券を首からぶら下げて、周りに見えるように乗り降りする」という、一見ユニークなものですが、一方で合理的なものでありました。
周りに見えるようにドアを通過することで、恐らく運転士も扉に付いているモニターで確認が可能ということで、ICカードと同じく信用乗車を一日乗車券でも採用した、ということでしょう。
他社には無いと思われる、斬新な利用方法も今回明らかになった宇都宮ライトレールの一日乗車券。
「宇都宮」らしく餃子お食事券の付いた一日乗車券も設定されています。
秋の行楽シーズンに、一日乗車券を利用して目新しい宇都宮ライトレール乗車と餃子を楽しむ、というのも新たな宇都宮観光ルートともいえますね。
【関連ニュースサイト】
●宇都宮ライトレール,「ライトライン一日乗車券」の発売を開始|鉄道ニュース|2023年10月28日掲載|鉄道ファン・railf.jp
↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
