JR西日本、智頭急行及び鳥取県では、漫画家「青山剛昌」氏のふるさとである鳥取県と京阪神を結ぶ特急「スーパーはくと」を、同氏の代表作「名探偵コナン」のキャラクターで装飾した「スーパーはくと名探偵コナン号」を運行することを発表しました。

名探偵コナン×特急スーパーはくと号特別列車運行プロジェクト 「スーパーはくと名探偵コナン号」いよいよ出発進行! :JR西日本
スーパーはくと 名探偵コナン号/とりネット/鳥取県公式サイト

概要は以下のとおりです。

【運行開始日】
2023年12月3日(日)
倉吉10時13分発「スーパーはくと6号」、京都14時54分発「スーパーはくと9号」で運行開始

【出発式】
2023年12月3日(日)
倉吉駅1番のりば:午前9時30分〜10時15分頃
大阪駅3番のりば:午後3時〜3時30分(予定)

【運行ダイヤ】
鳥取県Webサイト(https://www.pref.tottori.lg.jp/hakuto/)にて掲載

【デザイン】
2023110101
(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/231101%20_00_press_superhakuto_conan.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



「名探偵コナン」といえば、今や大人から子供まで楽しめるマンガ・アニメの代表作として、構内は元より海外でも広く知れ渡っている作品であります。

この「名探偵コナン」の作者、青山剛昌さんは鳥取県の北栄町の出身ですが、その最寄り駅となるJR山陰本線の由良駅には「コナン駅」という愛称も付けられています。
「コナン駅」誕生♪|青山剛昌ふるさと館

その鳥取県と京阪神を結ぶ特急「スーパーはくと」に、今回この「名探偵コナン」のキャラクターがラッピングされることとなりました。
既に有名な作品となって久しいこの「名探偵コナン」と、1994年より運行されている特急「スーパーはくと」とのコラボが、今回このタイミングで実施されたのは、2025年春の「鳥取県立美術館」開館と「大阪・関西万博」開催、そして2027年には「青山剛昌ふるさと館」の移転改築が予定されるという、イベントが続く時期であることから、より一層の交流人口を目指しての実施、ということだそうです。

「スーパーはくと名探偵コナン号」の充当列車は、上記発表資料にもあるように、鳥取県のWebサイトで先々の予定も掲載されていますので、乗車や撮影に予めのスケジュールが立てやすい、というのも嬉しい限りです。


下記ブログ記事でもご紹介したように、現在「スーパーはくと」に使用されている「HOT7000系」車両は、更新を進める時期が到来しており、今後置き換え等の変化が予想されます。
(参考)


今回のコナンラッピングが、HOT7000系最後のラッピングになるのかどうかは分かりませんが、そういった事情もあることから、名探偵コナンファンは勿論、鉄道ファンにとっても乗ったり撮影しておきたいな、とも感じたニュースでありました。


20230227_092907
▲新大阪駅に停車中のHOT7000系「スーパーはくと」。
12月3日より、1編成に「名探偵コナン」のラッピングが施されます。





【関連ニュースサイト】
スーパーはくと 名探偵コナン号 運転(2023年12月3日〜) - 鉄道コム
「スーパーはくと」に『名探偵コナン』をラッピング、12/3運行開始 | マイナビニュース
「スーパーはくと名探偵コナン号」いよいよ12月から運行開始 青山剛昌さんのふるさと鳥取県と京阪神を結ぶ特急列車にラッピング | 鉄道ニュース | 鉄道チャンネル
「コナンはくと」爆誕!? 大阪〜鳥取の特急「スーパーはくと」が「名探偵コナン」特別デザインに | 乗りものニュース



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