阪急電鉄(阪急)では、同社初となる座席指定サービスの名称を「PRiVACE(プライベース)」とするとともに、導入時期等などの概要を発表しました。
〜 日常の“移動時間”を、プライベートな空間で過ごす“自分時間”へ 〜 当社初の座席指定サービスの名称を『PRiVACE(プライベース)』に決定! 2024年夏頃に、京都線に導入します|阪急電鉄
阪急電鉄京都線 座席指定サービス PRiVACE −プライベース−
上記発表によれば、座席指定サービス「PRiVACE」の導入は2024年夏からで、当初は1時間あたり2〜3本、その後順次編成を増備し、2025年頃には1時間あたり4〜6本に拡大していく予定としています。
対象列車は京都線の特急系列車(特急・通勤特急・準特急)で、京都線の新型特急車両「2300系」及び同線で特急車両として運行している「9300系」(一部)のそれぞれ4両目に設定します。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
阪急電鉄では、既に京都線への座席指定サービスの導入を見据え、「快速急行」を「準特急」に変更するダイヤ改正を、昨年12月に実施しています。
(参考)
また、先月には、新型車両「2300系」の導入を発表し、併せて京都線の座席指定サービスを4号車に設定し、2024年夏に開始する予定であることも発表しています。
(参考)
来年夏の導入開始に向け、どのような車両が、どのようなサービスを提供するのかが注目されていたこの阪急京都線の座席指定サービスについて、そのサービス名と概要がこの度発表されました。
座席指定サービスの名称は「PRiVACE(プライベース)」。
「プライベート」と「スペース」を掛け合わせたネーミングで、同社によれば自分時間が過ごせるプライベート感を表現した名称としたとのことです。
そして更に注目を集めたのは「外観」でしょうか。
上記発表資料を見ても分かるように、車両中央の1箇所の扉が、大きな特徴となっています。
特急用車両等の1扉車で、車両中央部に扉がある車両としては、JR九州783系「ハイパーサルーン」が有名ですが、逆に言えばそれ以降の例があまり無いことから考えても、この「PRiVACE」車両の構造がいかに特別なのか、ということが分かるかと思います。
また、車内デッキ部イメージに目をやりますと、客席への扉が中央より少しズレた位置に配置されています。
このイメージから、「PRiVACE」の座席は1+2列(京阪「プレミアムカー」と同様)の3列の座席配置が想定されます。
「PRiVACE」連結車両の本数は、2024年夏のサービス開始当初は1時間に2〜3本で、1年程度かけて4〜6本に拡大していくことが発表されています。
新製の2300系の導入などに併せて、順次特急系列車に「PRiVACE」を連結していくものと思われます。
今回の発表で、かなり具体的なことが明らかとなった阪急の座席指定サービス。
数枚のイメージを見ても、これまでの阪急電車のイメージを受け継いだ座席指定サービスと言うことができるしょうか。
今後、料金等のサービス詳細が順次発表されていきますが、既に併走する京阪電鉄では「プレミアムカー」、そしてJR西日本では「はるか」「サンダーバード」等の特急列車のほか、新快速「Aシート」のサービスが実施されている中、後発となる一方、満を持して登場したサービスとして、利用者から満足いく評価が得られることになるか、サービスの開始に向けて引き続き注目したいニュースであります。
【鉄道コム関連記事】
●阪急、座席指定サービスの名称を「プライベース」に決定 京都線で2024年夏提供開始 - 鉄道コム
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●列車番号T-TAKE(てぃーていく) : 阪急京都線座席指定「PRiVACE」
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●阪急に「1扉車」誕生へ 初の有料座席指定「プライベース」詳細が判明「まずは1時間あたり最大3本」2024年開始 | 乗りものニュース
●阪急京都線に導入する座席指定サービスの名称は「PRiVACE」に|鉄道ニュース|2023年11月21日掲載|鉄道ファン・railf.jp
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〜 日常の“移動時間”を、プライベートな空間で過ごす“自分時間”へ 〜 当社初の座席指定サービスの名称を『PRiVACE(プライベース)』に決定! 2024年夏頃に、京都線に導入します|阪急電鉄
阪急電鉄京都線 座席指定サービス PRiVACE −プライベース−
上記発表によれば、座席指定サービス「PRiVACE」の導入は2024年夏からで、当初は1時間あたり2〜3本、その後順次編成を増備し、2025年頃には1時間あたり4〜6本に拡大していく予定としています。
対象列車は京都線の特急系列車(特急・通勤特急・準特急)で、京都線の新型特急車両「2300系」及び同線で特急車両として運行している「9300系」(一部)のそれぞれ4両目に設定します。
▲「PRiVACE」外観イメージ
(上記発表資料(https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/f9831179f4a2cf71af487be17921c5054dbb7e03.pdf)より引用)
▲「PRiVACE」車内デッキ部イメージ(上記発表資料(https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/f9831179f4a2cf71af487be17921c5054dbb7e03.pdf)より引用)
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
阪急電鉄では、既に京都線への座席指定サービスの導入を見据え、「快速急行」を「準特急」に変更するダイヤ改正を、昨年12月に実施しています。
(参考)
また、先月には、新型車両「2300系」の導入を発表し、併せて京都線の座席指定サービスを4号車に設定し、2024年夏に開始する予定であることも発表しています。
(参考)
来年夏の導入開始に向け、どのような車両が、どのようなサービスを提供するのかが注目されていたこの阪急京都線の座席指定サービスについて、そのサービス名と概要がこの度発表されました。
座席指定サービスの名称は「PRiVACE(プライベース)」。
「プライベート」と「スペース」を掛け合わせたネーミングで、同社によれば自分時間が過ごせるプライベート感を表現した名称としたとのことです。
そして更に注目を集めたのは「外観」でしょうか。
上記発表資料を見ても分かるように、車両中央の1箇所の扉が、大きな特徴となっています。
特急用車両等の1扉車で、車両中央部に扉がある車両としては、JR九州783系「ハイパーサルーン」が有名ですが、逆に言えばそれ以降の例があまり無いことから考えても、この「PRiVACE」車両の構造がいかに特別なのか、ということが分かるかと思います。
【参考】
JR九州783系「ハイパーサルーン」。
同社発足直後の1988年に登場した特急用車両で、少ない車両数で柔軟に座席の区分けが可能なように、中央に扉を配置し、その前後で客室を分けるという大胆なデザインが採用されました。
また、車内デッキ部イメージに目をやりますと、客席への扉が中央より少しズレた位置に配置されています。
(同社発表資料より引用、再掲)
このイメージから、「PRiVACE」の座席は1+2列(京阪「プレミアムカー」と同様)の3列の座席配置が想定されます。
「PRiVACE」連結車両の本数は、2024年夏のサービス開始当初は1時間に2〜3本で、1年程度かけて4〜6本に拡大していくことが発表されています。
新製の2300系の導入などに併せて、順次特急系列車に「PRiVACE」を連結していくものと思われます。
今回の発表で、かなり具体的なことが明らかとなった阪急の座席指定サービス。
数枚のイメージを見ても、これまでの阪急電車のイメージを受け継いだ座席指定サービスと言うことができるしょうか。
今後、料金等のサービス詳細が順次発表されていきますが、既に併走する京阪電鉄では「プレミアムカー」、そしてJR西日本では「はるか」「サンダーバード」等の特急列車のほか、新快速「Aシート」のサービスが実施されている中、後発となる一方、満を持して登場したサービスとして、利用者から満足いく評価が得られることになるか、サービスの開始に向けて引き続き注目したいニュースであります。
【鉄道コム関連記事】
●阪急、座席指定サービスの名称を「プライベース」に決定 京都線で2024年夏提供開始 - 鉄道コム
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●【阪急】2024年夏に導入する有料座席指定サービスの名称を「PRiVACE(プライベース)」に決定 | Stella Rail Side
●【阪急】有料座席指定サービス「PRiVACE(プライベース)」導入までの道のり(記録) | Stella Rail Side
●阪急京都線有料指定席は「PRiVACE」 HPも公開 : 旅するマネージャーのブログ
●[阪急]京都線の座席指定サービス「PRiVACE」は1時間2〜3本で2024年夏から導入: 鉄道ダイヤ改正ニュース
●列車番号T-TAKE(てぃーていく) : 阪急京都線座席指定「PRiVACE」
【関連ニュースサイト】
●阪急に「1扉車」誕生へ 初の有料座席指定「プライベース」詳細が判明「まずは1時間あたり最大3本」2024年開始 | 乗りものニュース
●阪急京都線に導入する座席指定サービスの名称は「PRiVACE」に|鉄道ニュース|2023年11月21日掲載|鉄道ファン・railf.jp
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