のと鉄道とJR七尾線では、それぞれで「のと里山里海号」「花嫁のれん号」という観光列車を運行しています。
いずれの列車も、2015年3月の北陸新幹線・長野〜金沢間の開業を契機に運行を開始したものです。
運行開始から既に8年が経過しましたが、金沢や和倉温泉といった著名の観光地を有する沿線でもあることから、現在も引き続き人気を集めているようです。
一方運行路線をみますと、金沢から能登半島を北上し、穴水まで往復するだけで両方の観光列車に乗車できることから、現地を訪問する機会に両方楽しんでみようと思い、現地に向かってみました。
まず乗車したのは、のと鉄道「のと里山里海号」。
七尾駅と穴水駅の間を運行しています。
今回、始発駅の七尾駅から乗車してみました。


列車は2両編成で、「のと里山里海号」専用のNT300形が充当されています。
穴水方のNT301は「里山」編成、七尾方のNT302は「里海」編成と称されています。

▲NT302「里海」編成。
座席は里海をイメージした青色となっています。


▲NT301「里山」編成。
里山をイメージしたオレンジ基調の座席となっており、サービスカウンターも設けられています。
いずれの列車も、2015年3月の北陸新幹線・長野〜金沢間の開業を契機に運行を開始したものです。
運行開始から既に8年が経過しましたが、金沢や和倉温泉といった著名の観光地を有する沿線でもあることから、現在も引き続き人気を集めているようです。
一方運行路線をみますと、金沢から能登半島を北上し、穴水まで往復するだけで両方の観光列車に乗車できることから、現地を訪問する機会に両方楽しんでみようと思い、現地に向かってみました。
まず乗車したのは、のと鉄道「のと里山里海号」。
七尾駅と穴水駅の間を運行しています。
今回、始発駅の七尾駅から乗車してみました。


列車は2両編成で、「のと里山里海号」専用のNT300形が充当されています。
穴水方のNT301は「里山」編成、七尾方のNT302は「里海」編成と称されています。

▲NT302「里海」編成。
座席は里海をイメージした青色となっています。


▲NT301「里山」編成。
里山をイメージしたオレンジ基調の座席となっており、サービスカウンターも設けられています。
車内には、能登半島の伝統工芸品の展示スペースも随所に用意されています。


▲記念スタンプ等のスペースも用意されています。
今回私が乗車するのは、NT301の「里山」」編成。
アテンダントの案内に従い着席すると、予約していたお弁当が用意されていました。



今回乗車した「のと里山里海3号」(七尾12時30分発)では、昼食時間帯に走行することから、「寿司御膳プラン」が用意されています。
運行時刻・料金|のと里山里海号
この「寿司御膳プラン」は、運賃・乗車整理券(500円)と別に2,550円のプラン料金が必要となっています。
また、「寿司御膳プラン」(後述「スイーツプラン」も同様)の予約は乗車6日前の17時までとなっていますので、乗りたいと思った方は、早めに予約しておくことをお薦めします。
(参考)
ご利用方法|のと里山里海号
蓋を開けてみますと、沿線の食材などを使用したお寿司など、お昼に1時間の乗車時間で食べるのには丁度の量が入っていました。

添えられていた「お品書き」によりますと、本日のメニューは以下のとおりでした。

車内のサービスカウンターで、地ビールが販売されている、ということでしたので、こちらも購入してみました。
列車は和倉温泉駅で客扱いし、そして私は「寿司御膳」とビールをいただきながら、列車は次の停車席、能登中島駅に向かいます。

▲能登中島駅に到着。
この能登中島駅には、かつて国鉄時代に、全国で活躍していた「郵便車」「オユ10」を見ることができます。
普段は施錠されている車内も、この「のと里山里海号」の利用者は、車内を見学することができます。


▲この郵便車の車内を見学することができます。
郵便車の車内は、郵便が詰められた袋を置くスペースや、車内で郵便物の仕分け作業を行うスペースなどが設置されています。


一番の見どころがこの「仕分棚」。これこそが、郵便車の随一の特徴といえるでしょう。



これは車内に入らないと見られないことから、それだけでもこの「のと里山里海号」に乗車する価値はあるのではないか、と思いました。
能登中島駅での見学時間は10分で、その間に乗客は、郵便車などの写真などを思い思いに撮影していました。


約10分間の停車時間がありましたので、ヘッドマークのアップ写真も撮影してみます。

能登中島を発車し、次は終点の穴水となります。
能登中島から穴水までの間に、3カ所の「ビュースポット」で停車します。

一カ所目は「深浦地区」。
列車名の由来となったのと鉄道沿線の「里山」「里海」を象徴する場所でありまs。

二カ所目は「ツインブリッジのと」。
能登島にかかる橋を車内から眺めることができる場所です。

最後の三カ所目のビュースポットは「ボラ待ちやぐら」。
下記サイトによれば、このやぐらに登って、ボラの群をたたくという漁法が行われているとのことで、能登地方の珍しいやぐらを眺めることができます。
これらビュースポットで停車し、最後のトンネルで車内を消灯し、イルミネーションで飾られたトンネルを通過すると、穴水駅に到着です。

▲最後のトンネルを通過時に見られたイルミネーション。
車内を真っ暗にするので、思いのほかワクワクしながら見ることができました。

約1時間の乗車で終点の穴水駅に到着。
食事の時間もあるので、慌ただしい乗車となるのかな、と思いきや、そこまでバタバタすることなく、乗車を楽しむことができました。
この「のと里山里海号」、団体利用も多く、この日も穴水14時15分発の「4号」は団体客で満席となっていました。
このブログでもご紹介してきたように、来年3月には北陸新幹線の金沢〜敦賀間が開業し、改めて北陸地方がクローズアップされることが見込まれます。
この機会に、和倉温泉の宿泊とセットで、気軽に楽しめる観光列車として、これからも多くの観光客が乗車することを、願いたいと思います。
【関連サイト】
↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓



▲記念スタンプ等のスペースも用意されています。
今回私が乗車するのは、NT301の「里山」」編成。
アテンダントの案内に従い着席すると、予約していたお弁当が用意されていました。



今回乗車した「のと里山里海3号」(七尾12時30分発)では、昼食時間帯に走行することから、「寿司御膳プラン」が用意されています。
運行時刻・料金|のと里山里海号
この「寿司御膳プラン」は、運賃・乗車整理券(500円)と別に2,550円のプラン料金が必要となっています。
また、「寿司御膳プラン」(後述「スイーツプラン」も同様)の予約は乗車6日前の17時までとなっていますので、乗りたいと思った方は、早めに予約しておくことをお薦めします。
(参考)
ご利用方法|のと里山里海号
蓋を開けてみますと、沿線の食材などを使用したお寿司など、お昼に1時間の乗車時間で食べるのには丁度の量が入っていました。

添えられていた「お品書き」によりますと、本日のメニューは以下のとおりでした。
・能登ふくの唐揚げ
・のどぐろの塩焼き
・能登産このしろのヌタ
・イカの赤づくり
・だし巻き玉子
・梅貝、海老の煮物
・サラダ菜、トマト
・添え物一式
・プチ甘味
<能登前寿司>
・白身の昆布〆
・煮あわび
・締めアジ
・かに身
・甘海老
・能登サーモンの押し寿司
・海鮮巻き(いくら、いか、椎茸、玉子、きゅうり)
・しょうがの甘酢漬け、醤油、わさび

車内のサービスカウンターで、地ビールが販売されている、ということでしたので、こちらも購入してみました。
列車は和倉温泉駅で客扱いし、そして私は「寿司御膳」とビールをいただきながら、列車は次の停車席、能登中島駅に向かいます。

▲能登中島駅に到着。
この能登中島駅には、かつて国鉄時代に、全国で活躍していた「郵便車」「オユ10」を見ることができます。
普段は施錠されている車内も、この「のと里山里海号」の利用者は、車内を見学することができます。


▲この郵便車の車内を見学することができます。
郵便車の車内は、郵便が詰められた袋を置くスペースや、車内で郵便物の仕分け作業を行うスペースなどが設置されています。


一番の見どころがこの「仕分棚」。これこそが、郵便車の随一の特徴といえるでしょう。



これは車内に入らないと見られないことから、それだけでもこの「のと里山里海号」に乗車する価値はあるのではないか、と思いました。
【参考情報】
「郵便車」についてより深く知りたい方は、当ブログでも下記の書籍をご紹介しています。
現在、日本の鉄道路線上では運行されていませんが、当時どのような車両が走っていて、車内ではどのような仕事をしていたのかを、学びとっていただければ幸いです。
能登中島駅での見学時間は10分で、その間に乗客は、郵便車などの写真などを思い思いに撮影していました。


約10分間の停車時間がありましたので、ヘッドマークのアップ写真も撮影してみます。

能登中島を発車し、次は終点の穴水となります。
能登中島から穴水までの間に、3カ所の「ビュースポット」で停車します。

一カ所目は「深浦地区」。
列車名の由来となったのと鉄道沿線の「里山」「里海」を象徴する場所でありまs。

二カ所目は「ツインブリッジのと」。
能登島にかかる橋を車内から眺めることができる場所です。

最後の三カ所目のビュースポットは「ボラ待ちやぐら」。
下記サイトによれば、このやぐらに登って、ボラの群をたたくという漁法が行われているとのことで、能登地方の珍しいやぐらを眺めることができます。
これらビュースポットで停車し、最後のトンネルで車内を消灯し、イルミネーションで飾られたトンネルを通過すると、穴水駅に到着です。

▲最後のトンネルを通過時に見られたイルミネーション。
車内を真っ暗にするので、思いのほかワクワクしながら見ることができました。

約1時間の乗車で終点の穴水駅に到着。
食事の時間もあるので、慌ただしい乗車となるのかな、と思いきや、そこまでバタバタすることなく、乗車を楽しむことができました。
この「のと里山里海号」、団体利用も多く、この日も穴水14時15分発の「4号」は団体客で満席となっていました。
(※)
この「4号」では、「スイーツプラン」(料金別途1,800円)が提供されていますので、次回乗車の際にはこちらも楽しみたいと思います。
このブログでもご紹介してきたように、来年3月には北陸新幹線の金沢〜敦賀間が開業し、改めて北陸地方がクローズアップされることが見込まれます。
この機会に、和倉温泉の宿泊とセットで、気軽に楽しめる観光列車として、これからも多くの観光客が乗車することを、願いたいと思います。
【関連サイト】
↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
