Osaka Metro(大阪メトロ)では、2024年度末にコスモスクエア〜夢洲間を延伸開業する予定としていますが、この度同区間に適する加算運賃の上限設定について、認可を申請したことを発表しました。
Osaka Metro 中央線延伸部(コスモスクエア駅から夢洲駅間)の加算運賃の上限設定について認可を申請しました|Osaka Metro
概要は以下のとおりです。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
既にこのブログでもご紹介しているように、2025年大阪・関西万博の会場となる「夢洲」への主要アクセスルートとして建設が進む、大阪メトロ中央線のコスモスクエア〜夢洲間。
下記記事でもご紹介したように、同区間は設備等を大阪港トランスポートシステム(OTS)が保有し、大阪メトロが運行を担う方式が採用されることとなっています。
(参考)
さて今回発表のあった「加算運賃」とは、開業に伴う設備投資費用の一部について、利用者にも負担する目的で設定するもので、近年の新規開業区間では採用されることも多く、直近では3月22日に開業する北大阪急行電鉄の千里中央〜箕面萱野について、同区間を利用する際に60円の加算運賃が適用されることとなっています。
(参考)
今回設定される大阪メトロ中央線・コスモスクエア〜夢洲間では、この加算運賃は90円と設定されることとなっています。
この加算運賃については、開業後順調な利用状況により加算運賃が廃止となったたケース(例:近鉄難波線・京王相模原線)や、加算運賃の引き下げ(例:JR北海道千歳線)もある一方、開業後の回収が未だ進んでいないケースも見られます。
(参考)
今回の中央線延伸部の場合、万博開業期間中は多くの利用者が見込まれるものの、その後は、IR(統合型リゾート)がこの夢洲に開業するものの、その時期は開業が2030年秋頃としばらく時間がかかることが予定されています。
そのような状況のもと、今後この加算運賃の回収が順調に進むかどうかは、それこそIRを含む夢洲の開発状況如何になってくるのかな、と思います。
開業から数十年後、順調な利用状況を反映して加算運賃が廃止・縮小されるのか、それとも回収が進まないことから加算運賃が引き続き設定されるのか、ちょっと先の話ではありますが、そんなことも気になったニュースでありました。
【関連ブログ】
●【大阪メトロ】夢洲への「加算運賃100円上乗せ」を申請へ | Osaka-Subway.com
●Osaka Metro夢洲延伸の加算運賃は「90円」で申請 | 旅するマネージャーのブログ
【鉄道コム関連記事】
●大阪メトロ、中央線夢洲延伸区間の「加算運賃」を申請 梅田〜夢洲間は430円に - 鉄道コム
●大阪・関西万博会場最寄り駅の名称は「夢洲」駅に正式決定、運行業務は大阪メトロ担当へ - 鉄道コム
●地下鉄や北大阪急行線の延伸など、関西万博に向けたインフラ整備計画が決定 - 鉄道コム
【関連ニュースサイト】
●「大阪メトロ」中央線延伸部、コスモスクエア〜夢洲間の運賃330円 | マイナビニュース
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Osaka Metro 中央線延伸部(コスモスクエア駅から夢洲駅間)の加算運賃の上限設定について認可を申請しました|Osaka Metro
概要は以下のとおりです。
【申請内容】
・路線区間:
中央線延伸部 コスモスクエア駅〜夢洲駅間(3.2km)
・申請内容:
中央線延伸部(コスモスクエア駅〜夢洲駅)区間を乗車、もしくは他の区間とまたがって乗車する場合、普通旅客運賃及び定期旅客運賃に、以下の額を加算。
普通旅客運賃:90円
定期旅客運賃:通勤1か月3,370円、通学1ヶ月1,520円
【延伸部を含む運賃額(大人普通運賃、加算運賃及び鉄道駅バリアフリー料金込み)】
2区(3km超〜7km以下):330円(例:コスモスクエア〜夢洲)
3区(7km超〜13km以下):380円(例:弁天町〜夢洲)
4区(13km超〜19km以下):430円(例:梅田・なんば〜夢洲)
5区(19km超):480円(例:なかもず〜夢洲)
【適用開始日】
2024年度末(予定)
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
▲延伸開業後、夢洲駅まで運行される大阪メトロ中央線。
今回、同区間の加算運賃の上限申請が行われました。
既にこのブログでもご紹介しているように、2025年大阪・関西万博の会場となる「夢洲」への主要アクセスルートとして建設が進む、大阪メトロ中央線のコスモスクエア〜夢洲間。
下記記事でもご紹介したように、同区間は設備等を大阪港トランスポートシステム(OTS)が保有し、大阪メトロが運行を担う方式が採用されることとなっています。
(参考)
さて今回発表のあった「加算運賃」とは、開業に伴う設備投資費用の一部について、利用者にも負担する目的で設定するもので、近年の新規開業区間では採用されることも多く、直近では3月22日に開業する北大阪急行電鉄の千里中央〜箕面萱野について、同区間を利用する際に60円の加算運賃が適用されることとなっています。
(参考)
今回設定される大阪メトロ中央線・コスモスクエア〜夢洲間では、この加算運賃は90円と設定されることとなっています。
この加算運賃については、開業後順調な利用状況により加算運賃が廃止となったたケース(例:近鉄難波線・京王相模原線)や、加算運賃の引き下げ(例:JR北海道千歳線)もある一方、開業後の回収が未だ進んでいないケースも見られます。
(参考)
今回の中央線延伸部の場合、万博開業期間中は多くの利用者が見込まれるものの、その後は、IR(統合型リゾート)がこの夢洲に開業するものの、その時期は開業が2030年秋頃としばらく時間がかかることが予定されています。
そのような状況のもと、今後この加算運賃の回収が順調に進むかどうかは、それこそIRを含む夢洲の開発状況如何になってくるのかな、と思います。
開業から数十年後、順調な利用状況を反映して加算運賃が廃止・縮小されるのか、それとも回収が進まないことから加算運賃が引き続き設定されるのか、ちょっと先の話ではありますが、そんなことも気になったニュースでありました。
【関連ブログ】
●【大阪メトロ】夢洲への「加算運賃100円上乗せ」を申請へ | Osaka-Subway.com
●Osaka Metro夢洲延伸の加算運賃は「90円」で申請 | 旅するマネージャーのブログ
【鉄道コム関連記事】
●大阪メトロ、中央線夢洲延伸区間の「加算運賃」を申請 梅田〜夢洲間は430円に - 鉄道コム
●大阪・関西万博会場最寄り駅の名称は「夢洲」駅に正式決定、運行業務は大阪メトロ担当へ - 鉄道コム
●地下鉄や北大阪急行線の延伸など、関西万博に向けたインフラ整備計画が決定 - 鉄道コム
【関連ニュースサイト】
●「大阪メトロ」中央線延伸部、コスモスクエア〜夢洲間の運賃330円 | マイナビニュース
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