2025年に開催される「大阪・関西万博」の主要アクセスとして、コスモスクエア〜舞浜間の延伸が予定されているOsaka Metro(大阪メトロ)中央線。

下記記事でご紹介したように、延伸区間の開業は2024年度末を目標とされています。
(参考)


この開業時期について、去る2月15日に大阪市役所で開催された「第3回 大阪・関西万博の整備促進に向けた関係所属会議」において、「令和7年(2025年)1月末に開業できるよう取り組む」旨が示されました。

大阪市:第3回 大阪・関西万博の整備促進に向けた関係所属会議
2024021813-21-32
▲上記会議での配付資料において、中央線の夢洲開業目標時期について、「令和7年1月末」に向けて取り組む旨が示されています。
(上記Webサイト内資料(https://www.city.osaka.lg.jp/templates/chonaikaigi2/cmsfiles/contents/0000619/619951/03shiryou.pdf)より引用)


開業時期を繰り上げる目的としては、「万博関係者の通勤車両の削減等に寄与する」(上記発表資料より引用)とあるように、万博開業を目前にして、関係者の通勤が増加することが見込まれるなか、中央線の開業を繰り上げることで、通行する車両数を抑制し、工事や物流関係などの車両が円滑に走行できるようにするものと考えられます。


これまで、開業日は「年度末」とのみ示されているため、3月頃の開業も考えられそうでしたが、今回の大阪府・市からの資料に記載された取り組みが実現すれば、開業日が繰り上げることになりそうです。

この開業日の繰り上げは、鉄軌道の全線乗車を目指している「乗りつぶし」の方々にとっても大事なニュースでありますので、今後具体的な開業日が明らかになれば、当ブログでもご紹介していきたいと思います。


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▲大阪メトロ400系車両。
夢洲開業時の主力車両として増備が続いていますが、今回、同区間の開業時期を2025年1月末に繰り上げるよう取り組む旨が示されました。




【関連ブログ】
【中央線】万博最寄りの「夢洲駅」、2025年1月末に開業へ | Osaka-Subway.com
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