銚子電鉄では昨年8月、南海電鉄より2200系1編成を譲り受けたことを発表していました。
【参考】


この2200系ですが、この度銚子電鉄の22000形「シニアモーターカー」として、3月29日(金)より運行開始となったことが、同社より発表されました。

銚子電鉄22000形は、3/29(金)より営業運転を開始します。 銚子電気鉄道株式会社
22000形(クハ 22007―デハ 22008 ) 3/29デビュー。銚子電鉄と京王重機、連携協定をカタチに。 銚子電気鉄道株式会社

概要は以下のとおりです。

【22000形運行概要】
○3月29日(金)及び3月31日(日)の運用
以下の4本で運行。
・仲ノ町6:53発→外川7:13着
・外川7:16発→銚子7:35着
・銚子7:42発→外川8:04着
・外川8:10発→銚子8:29着

○4月1日(月)以降の運用
当面の間、上記の列車で運用。
運行日は発表不可、問い合わせも不可

【その他】
2010年より就役していた「2000形デハ2001-クハ2501」は、2024年3月15日をもって退役

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▲銚子電気鉄道22000形(クハ22007-デハ22008)
塗色は「銚電オリエンタルグリーン」「銚電エメラルドグリーン」
(上記発表資料(https://www.choshi-dentetsu.jp/news/6068/)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



昨年8月に突然発表された南海電鉄2200系の銚子電鉄への譲渡。
既に発表されていた2000系の支線ワンマン列車への導入による置き換えで、今後の動向が注目されていた2200系・2230系ですが、まさかの千葉県・銚子電鉄への譲渡という、ファンにとっても大いに話題となったニュースでありました。

それからおよそ半年経ったこの3月末、この2200系が、装いもかつての南海電鉄での登場時にまとっていたグリーン基調のカラーを施して、銚子電鉄でデビューすることになりました。

既に昨日(3月29日(金))に運行開始となり、多くのファンが早速乗車してきて、南海時代と寸分変わらないその雰囲気を楽しんでいました。

当面は、朝の2往復のみとなるこの銚子電鉄22000形ですが、同社では「新たなフラッグシップトレイン」としてこの車両を位置づけていますので、更なる活躍を期待したいですし、この「シニアモーターカー」導入を機に、厳しい利用状況である銚子電鉄の利用者が、少しでも上向くこととなればいいな、と遠くからではありますが、引き続き応援したいと思います。


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▲銚子電鉄へ譲渡後も、1編成が上記の現行カラーで在籍している2200系。
下記のとおり、先日より2000系による支線ワンマン運転が開始となっていますので、こちらの編成の動向も気になるところです。
【参考】




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