「プロジェクトX」と聞くと、一定以上の年齢(概ね30代後半以降)の方々にとっては懐かしい番組、ともいえるかも知れません。

2000年代初頭に放送された、昭和時代の高度成長時期に様々な「プロジェクト」を成し遂げた人々や組織をテーマに描いた再現ドキュメンタリー番組が、この「プロジェクトX」でした。
2005年に放送が終了したこの「プロジェクトX」が、およそ18年ぶりに「新プロジェクトX」として、この4月から放送が開始されました。


初回は「東京スカイツリー」、第2回は「カメラ付き携帯電話」が取り上げられましたが、明日(4月20日)放送では、岩手県の第三セクター鉄道「三陸鉄道」が取り上げられます。



テーマは言うまでもなく、2011年3月11日に発生した「東日本大震災」からの復旧で、被災3年後で当時運営していた南北リアス線の全線復旧を成し遂げた、そのプロセスが紹介されます。

三陸鉄道の震災からの復旧は、これまで書籍やマンガでも幾度も取り上げられており、ご存じの方も多いかと思いますが、それからおよそ10年が経過したいま、改めて「プロジェクトX」として再構成されたストーリーとして見られるのは、現地を訪問したことがある私にとってもとても嬉しく思います。
(参考)





震災発生時、JR東日本が運営していた宮古〜釜石間についても、三陸鉄道に移管され、現在では「日本一長い第三セクター鉄道」となった「さんてつ」こと三陸鉄道。
明日の「新・プロジェクトX」ではどのように描かれるのか、楽しみにしたいと思います。

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かつてJR東日本・山田線の区間であった津軽石駅に停車中の三陸鉄道36-700形。
明日の番組ではこの区間についても取り上げられるのか、楽しみにしたいところです。



【関連ニュースサイト】
『新プロジェクトX』三陸鉄道、震災から3年で全線復旧「絆の物語」 | マイナビニュース
NHK 新プロジェクトX、「三陸鉄道」東日本大震災時から全線復旧までの物語 4月20日 | レイルラボ ニュース



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