JR西日本と和歌山県では、今年の7月に「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産登録20周年を迎えることを契機に、2024年7月から9月まで「聖地ゾート!和歌山キャンペーン」を開催することを発表しました。
また、このキャンペーンに併せて、特別商品として「ICOCAでGO 和歌山満喫わくわくパス」や「トク特チケットレス」(紀伊田辺〜新宮間)を発売することも、併せて発表しました。
聖地リゾート!和歌山キャンペーンを開催します! 〜世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」登録20周年〜 :JR西日本
概要は以下のとおりです。
詳細は、上記発表資料をご覧ください。
冒頭に記したとおり、和歌山県などをエリアとする世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」が、今年で登録20周年を迎えます。
これを記念して、和歌山県などでは、今年の7月からキャンペーンを開催しますが、それに向けて、県内を周遊する商品も同時に発表されました。
特筆すべきは「和歌山満喫わくわくパス」でしょうか。
これは、京阪神地区等や和歌山県内のJR線自由周遊区間が連続3日間乗り降り自由に加え、南海電鉄「高野山・世界遺産きっぷ」、和歌山電鐵「貴志川線1日乗車券」、紀州鉄道の「3Day乗車券」と、県内のほとんどの鉄道路線、熊野古道へのアクセスとなる龍神バス・熊野御坊南海バス、白浜温泉へのアクセスとなる明光バスの主要観光地のフリーきっぷがセットとなった、盛り沢山のフリーパスとなっています。
これだけの内容でありながら、価格は7,800円と大変おトクで、特急料金が別途支払いであったとしても、かなりおトクな企画商品となっています。
購入・利用方法が特殊で、「KANSAI MaaS」アプリ内で7,800円で購入した後、JR線については、あらかじめ登録したICOCAの残額で一旦支払うと、後に自由周遊区間で支払った額がWESTERポイント(チャージ専用)で戻ってくる仕組みとなっています。
この点、実際の利用に際しては注意が必要で、予め交通系ICカードを登録し、十分な金額をチャージしておく必要がありますので、実際の利用の際にはトラブルにならないように気をつけたいものであります。
ただ、上述の利用方法に従って利用すれば、和歌山県内のみならず、京阪神エリア等の広いエリアが自由周遊区間として乗り放題となりますので、和歌山県内への往復は勿論のこと、京阪神エリア等もついでに旅行することさえも可能な、大盤振る舞いのおトクさといえるでしょう。
また特急料金という点では、同時に発表された「トク特チケットレス」も魅力的で、紀伊田辺〜新宮間で、300円から700円と、通常より割安な料金で特急列車を利用できる商品となっていますので、こちらも「和歌山満喫わくわくパス」と併せて利用すれば、おトクに快適に、満足いく旅行が楽しめるのではないかと思われます。
和歌山県内限定のフリーきっぷといえば、2015年に発売された「2015紀の国わかやま国体・大会応援きっぷ」以来ではないかと思います。
(参考)
当時のように、特急列車乗り放題、というわけにはいきませんが、逆に京阪神エリアまで自由周遊区間に入っていて、それでいて7,800円で3日間乗り放題、そしてJR線以外の鉄道・バスの乗り放題チケットも付いてきますので、ここまでおトクなきっぷはそうそう無いと思われます。
旅行者の腕次第で、宿泊や世界遺産の観光を絡めたルートなど、色々と楽しい旅程が考えられそうです。
ともあれ、今年で登録20周年を迎える世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」。
熊野古道などには、多くの外国人旅行者が訪問しており、この区間を走る龍神バスでも、多くの外国人が途中の停留所で乗り降りする姿が見受けられますので、今回のキャンペーンで更に観光地が賑やかになり、地域の活性化に繋がることを期待したいと思います。
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また、このキャンペーンに併せて、特別商品として「ICOCAでGO 和歌山満喫わくわくパス」や「トク特チケットレス」(紀伊田辺〜新宮間)を発売することも、併せて発表しました。
聖地リゾート!和歌山キャンペーンを開催します! 〜世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」登録20周年〜 :JR西日本
概要は以下のとおりです。
【ICOCAでGO 和歌山満喫わくわくパス】
・概要:
和歌山エリアの周遊を目的とし、JR線自由周遊と県内の交通機関や観光施設の入場券がセットになった商品を KANSAI MaaS で発売。
・発売期間:
2024年6月1日(土)〜9月30日(月)
・利用期間:
2024年7月1日(月)〜10月2日(水)のうち連続する3日間
・販売方法:
「KANSAI MaaS」アプリ
・価格:
7,800円
・自由周遊区間:
(JR西日本WEBサイト(https://www.jr-odekake.net/railroad/ticket/tokutoku/wakayama_dp/assets/pdf/pamphlet.pdf)より引用)
・商品概要イメージ:
(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240507_00_press_wakayamacampaign.pdf)より引用)
【トク特チケットレス】
・設定区間:
紀伊田辺〜新宮間の特急停車駅
・料金:
300円〜700円
詳細は、上記発表資料をご覧ください。
冒頭に記したとおり、和歌山県などをエリアとする世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」が、今年で登録20周年を迎えます。
これを記念して、和歌山県などでは、今年の7月からキャンペーンを開催しますが、それに向けて、県内を周遊する商品も同時に発表されました。
特筆すべきは「和歌山満喫わくわくパス」でしょうか。
これは、京阪神地区等や和歌山県内のJR線自由周遊区間が連続3日間乗り降り自由に加え、南海電鉄「高野山・世界遺産きっぷ」、和歌山電鐵「貴志川線1日乗車券」、紀州鉄道の「3Day乗車券」と、県内のほとんどの鉄道路線、熊野古道へのアクセスとなる龍神バス・熊野御坊南海バス、白浜温泉へのアクセスとなる明光バスの主要観光地のフリーきっぷがセットとなった、盛り沢山のフリーパスとなっています。
これだけの内容でありながら、価格は7,800円と大変おトクで、特急料金が別途支払いであったとしても、かなりおトクな企画商品となっています。
購入・利用方法が特殊で、「KANSAI MaaS」アプリ内で7,800円で購入した後、JR線については、あらかじめ登録したICOCAの残額で一旦支払うと、後に自由周遊区間で支払った額がWESTERポイント(チャージ専用)で戻ってくる仕組みとなっています。
この点、実際の利用に際しては注意が必要で、予め交通系ICカードを登録し、十分な金額をチャージしておく必要がありますので、実際の利用の際にはトラブルにならないように気をつけたいものであります。
ただ、上述の利用方法に従って利用すれば、和歌山県内のみならず、京阪神エリア等の広いエリアが自由周遊区間として乗り放題となりますので、和歌山県内への往復は勿論のこと、京阪神エリア等もついでに旅行することさえも可能な、大盤振る舞いのおトクさといえるでしょう。
また特急料金という点では、同時に発表された「トク特チケットレス」も魅力的で、紀伊田辺〜新宮間で、300円から700円と、通常より割安な料金で特急列車を利用できる商品となっていますので、こちらも「和歌山満喫わくわくパス」と併せて利用すれば、おトクに快適に、満足いく旅行が楽しめるのではないかと思われます。
和歌山県内限定のフリーきっぷといえば、2015年に発売された「2015紀の国わかやま国体・大会応援きっぷ」以来ではないかと思います。
(参考)
当時のように、特急列車乗り放題、というわけにはいきませんが、逆に京阪神エリアまで自由周遊区間に入っていて、それでいて7,800円で3日間乗り放題、そしてJR線以外の鉄道・バスの乗り放題チケットも付いてきますので、ここまでおトクなきっぷはそうそう無いと思われます。
旅行者の腕次第で、宿泊や世界遺産の観光を絡めたルートなど、色々と楽しい旅程が考えられそうです。
ともあれ、今年で登録20周年を迎える世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」。
熊野古道などには、多くの外国人旅行者が訪問しており、この区間を走る龍神バスでも、多くの外国人が途中の停留所で乗り降りする姿が見受けられますので、今回のキャンペーンで更に観光地が賑やかになり、地域の活性化に繋がることを期待したいと思います。
▲JRきのくに線・日置川橋梁(紀伊日置〜周参見)を走行する287系「パンダくろしお」。
別途特急券を購入することで、「和歌山満喫わくわくパス」での利用が可能です。
▲和歌山電鐵「たま電車ミュージアム」
▲龍神バス「熊野本宮線」のバス
▲白浜駅前に停車する明光バス
▲高野山駅前に停車する「南海りんかんバス」(京都高野山線は利用不可)
これらのバスについても、「和歌山満喫わくわくパス」にセットされている各種フリーきっぷで利用が可能です。
これだけの鉄道・バスが利用できる、盛り沢山なフリー商品となっていますので、多くの方の利用を願いたいと思っています。
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