JR東日本、JR西日本及びJR北海道の各社では、東北・北海道・北陸新幹線の「グランクラス」のうち、飲食・軽食ありの料金について、食品の原材料価格やアテンダントの賃金を取り巻く経営環境の変化を受けて、値上げを実施することを発表しました。
「グランクラス(飲料・軽食あり)」の料金を見直します|JR東日本
「グランクラス(飲料・軽食あり)」の料金を見直します:JR西日本
「グランクラス(飲料・軽食あり)」の料金を見直します|JR北海道
概要は以下のとおりです。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
東北、北海道、北陸、上越の各新幹線で運行されている「グランクラス」。
新幹線の車両としては最も少ない横3列(1+2列)とゆったりした座席と、アテンダントによる各種サービスが提供される、新幹線の最上級クラスであります。
この「グランクラス」には、飲料や軽食の提供とアテンダントが乗務する列車に適用される「グランクラス(A)」料金と、これらのサービスが無い「グランクラス(B)」料金があり、それぞれ列車によっていずれかが設定されています。
今回値上げとなる「グランクラス(A)」料金が適用される列車は、東京〜新青森・新函館北斗の「はやぶさ」や、東京〜金沢・敦賀の「かがやき」と、比較的長距離を運行する列車となっています。
値上げの額は、上述のとおり、区間によって1,760円または2,620円で、JR東日本・西日本・北海道の各社をまたいで利用する場合は、2,620円、跨がない場合は1,760円の値上げとなります。
元々グランクラス(A)料金は、グリーン料金より5,240円(JR各社内相互間の場合、JR各社跨ぐ場合は8,380円)高い価格設定となっていましたが、今回の値上げにより、グリーン料金より7,000円(同11,000円)高い料金となります。
いっぽう、グランクラス(B)料金は、グリーン料金より3,150円(同4,200円)高い設定ですが、こちらは据え置きとなることから、グランクラスの(A)と(B)の料金差が更に広がることになります。
私自身は、これまで「グランクラス」に乗ったことが無く、いつか乗車してみたいとは思っているのですが、これだけ高いとなると、「グランクラス(A)」の利用はちょっと躊躇してしまいそうな感じであります。
一方、今回の値上げで「グランクラス(A)」の列車の利用状況に変化が出れば、更なる見直し(例えば現行「グランクラス(B)」への一本化)なども無いわけでは無いとも考えられることから、値上げ後の状況にも注目しておきたいな、と感じたニュースでありました。
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「グランクラス(飲料・軽食あり)」の料金を見直します|JR東日本
「グランクラス(飲料・軽食あり)」の料金を見直します:JR西日本
「グランクラス(飲料・軽食あり)」の料金を見直します|JR北海道
概要は以下のとおりです。
【対象列車】
東北・北海道、北陸新幹線の「グランクラス(飲料・軽食あり)」を運行する列車の「グランクラス」料金(「グランクラス(A)」料金)
(東京〜新青森・新函館北斗等の「はやぶさ」、東京〜金沢・敦賀の「かがやき」)
【料金値上げ内容】
・「東北新幹線(東京〜新青森)」「北海道新幹線(新青森〜新函館北斗)」「北陸新幹線(東京〜上越妙高)」「北陸新幹線(上越妙高〜敦賀)」それぞれの区間内で利用する場合:
現行料金から1,760円の値上げ
・「東北新幹線(東京〜新青森)」と「北海道新幹線(新青森〜新函館北斗)」、
「北陸新幹線(東京〜上越妙高)」と「北陸新幹線(上越妙高〜敦賀)」をまたがって利用する場合:
現行料金から2,620円の値上げ
【料金例】
<はやぶさ>
・東京〜仙台:
現行9,430円⇒値上げ後11,190円(+1,760円)
・東京〜新青森:
現行11,840円⇒値上げ後13,600円(+1,760円)
・東京〜新函館北斗
現行17,780円⇒値上げ後20,400円(+2,620円)
<かがやき>
・東京〜長野:
現行9,430円⇒値上げ後11,190円(+1,760円)
・東京〜金沢:
現行15,370円⇒値上げ後17,990円(+2,620円)
・東京〜敦賀:
現行16,760円⇒値上げ後19,380円(+2,620円)
【その他】
「グランクラス(飲料・軽食なし)」の料金(「グランクラス(B)料金」)は変更無し
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
東北、北海道、北陸、上越の各新幹線で運行されている「グランクラス」。
新幹線の車両としては最も少ない横3列(1+2列)とゆったりした座席と、アテンダントによる各種サービスが提供される、新幹線の最上級クラスであります。
この「グランクラス」には、飲料や軽食の提供とアテンダントが乗務する列車に適用される「グランクラス(A)」料金と、これらのサービスが無い「グランクラス(B)」料金があり、それぞれ列車によっていずれかが設定されています。
今回値上げとなる「グランクラス(A)」料金が適用される列車は、東京〜新青森・新函館北斗の「はやぶさ」や、東京〜金沢・敦賀の「かがやき」と、比較的長距離を運行する列車となっています。
値上げの額は、上述のとおり、区間によって1,760円または2,620円で、JR東日本・西日本・北海道の各社をまたいで利用する場合は、2,620円、跨がない場合は1,760円の値上げとなります。
元々グランクラス(A)料金は、グリーン料金より5,240円(JR各社内相互間の場合、JR各社跨ぐ場合は8,380円)高い価格設定となっていましたが、今回の値上げにより、グリーン料金より7,000円(同11,000円)高い料金となります。
いっぽう、グランクラス(B)料金は、グリーン料金より3,150円(同4,200円)高い設定ですが、こちらは据え置きとなることから、グランクラスの(A)と(B)の料金差が更に広がることになります。
私自身は、これまで「グランクラス」に乗ったことが無く、いつか乗車してみたいとは思っているのですが、これだけ高いとなると、「グランクラス(A)」の利用はちょっと躊躇してしまいそうな感じであります。
一方、今回の値上げで「グランクラス(A)」の列車の利用状況に変化が出れば、更なる見直し(例えば現行「グランクラス(B)」への一本化)なども無いわけでは無いとも考えられることから、値上げ後の状況にも注目しておきたいな、と感じたニュースでありました。
▲一ノ関駅に停車中の「はやぶさ108号」。
この「はやぶさ108号」は盛岡発で仙台まで各駅停車となりますが、「グランクラス(A)」の料金が設定されている列車です。
この列車の場合でも、「グランクラス」が来年4月以降の購入で値上げとなります。
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