JR北海道では、室蘭本線の室蘭駅(室蘭市)を、2024年9月30日(月)の営業終了をもって無人化することを発表しました。
駅の無人化について|JR北海道
駅の無人化は、今や各地で実施されており、もはや珍しいニュースでは無くなってきていますが、今回の「室蘭駅」は、室蘭本線の終点であるだけでなく、室蘭市の代表駅であるわけですが、そんな拠点駅である駅でさえも、もはや無人駅となってしまうとは、と衝撃を感じた方もおられるかも知れません。
一方で、室蘭市が発行している「室蘭市統計書」によりますと、室蘭駅の年間乗車人員は令和元年度年間で23万1千人、一日あたり632人であり、同市のもう一つの拠点駅である東室蘭駅(年間66万9千人、一日あたり1,832人)の1/3程度の規模でありました。
この「一日あたり600人程度」の乗車人員は、ここ阪和線に置き換えると紀伊中ノ島(466人)と長滝(813人)の間くらいの規模となりますが、阪和線でみるとこれら両駅は既に無人化されていることを考えると、駅の規模的には無人駅としても運営できるほどの規模、ということには、気をつけておきたいな、とも感じました。
(※)乗車人員は、いずれも「大阪府統計年鑑」「和歌山県統計年鑑」の2022年度乗車人員
ちなみにこの室蘭駅、私は2016年7月に訪問しましたが、その時は東室蘭より普通列車となる、特急「すずらん」785系特急型電車に乗車してやってきました。
▲室蘭駅の駅舎
▲室蘭駅駅名標
▲同・駅名標
駅では入場券も販売されており、このような記念入場券も購入しました。
▲観光記念として発売されていた、大型の硬券入場券。
現在と旧の駅舎がデザインされた観光客向け入場券が発売されていました。
現在は、下記の「北の大地の入場券」が発売されていますが、無人化後は東室蘭駅で10月31日まで発売されます。
かつてはもっと広い構内を有していたとも聞いているこの室蘭駅ですが、現在はホームが2本だけの終着駅となっていました。
また、この時は、土曜日の夕方ということもあってか正直利用者はあまり多くありませんでした。
やはり東根室駅の方がよっぽど多い、という印象でしたが、特急列車も発着することもあり、この時はこの駅が無人化されるとは想像だにし得ませんでした…
駅の無人化について|JR北海道
駅の無人化は、今や各地で実施されており、もはや珍しいニュースでは無くなってきていますが、今回の「室蘭駅」は、室蘭本線の終点であるだけでなく、室蘭市の代表駅であるわけですが、そんな拠点駅である駅でさえも、もはや無人駅となってしまうとは、と衝撃を感じた方もおられるかも知れません。
一方で、室蘭市が発行している「室蘭市統計書」によりますと、室蘭駅の年間乗車人員は令和元年度年間で23万1千人、一日あたり632人であり、同市のもう一つの拠点駅である東室蘭駅(年間66万9千人、一日あたり1,832人)の1/3程度の規模でありました。
この「一日あたり600人程度」の乗車人員は、ここ阪和線に置き換えると紀伊中ノ島(466人)と長滝(813人)の間くらいの規模となりますが、阪和線でみるとこれら両駅は既に無人化されていることを考えると、駅の規模的には無人駅としても運営できるほどの規模、ということには、気をつけておきたいな、とも感じました。
(※)乗車人員は、いずれも「大阪府統計年鑑」「和歌山県統計年鑑」の2022年度乗車人員
ちなみにこの室蘭駅、私は2016年7月に訪問しましたが、その時は東室蘭より普通列車となる、特急「すずらん」785系特急型電車に乗車してやってきました。
▲室蘭駅の駅舎
▲室蘭駅駅名標
▲同・駅名標
駅では入場券も販売されており、このような記念入場券も購入しました。
▲観光記念として発売されていた、大型の硬券入場券。
現在と旧の駅舎がデザインされた観光客向け入場券が発売されていました。
現在は、下記の「北の大地の入場券」が発売されていますが、無人化後は東室蘭駅で10月31日まで発売されます。
JR北海道 北の大地の入場券(JR北海道「北の大地の入場券」Webサイト(https://www.jrhokkaido.co.jp/kitanodaichi/#muroran)より引用)
かつてはもっと広い構内を有していたとも聞いているこの室蘭駅ですが、現在はホームが2本だけの終着駅となっていました。
また、この時は、土曜日の夕方ということもあってか正直利用者はあまり多くありませんでした。
やはり東根室駅の方がよっぽど多い、という印象でしたが、特急列車も発着することもあり、この時はこの駅が無人化されるとは想像だにし得ませんでした…