南海バス、南海ウイングバス及び南海りんかんバスでは、現在三社で利用可能なハウスカード「なっち」について、2025年3月31日(月)をもって新規発行及びチャージを、2025年8月31日(日)をもって利用の取り扱いを終了することを発表しました。
ハウスICカード「なっち」の取り扱い終了について | 南海バス
「なっち」は、それまでの磁気回数カードの代替として、2016年10月1日に導入されました。
この「なっち」、回数カードの代替となるため、チャージの際にプレミアが付与されることとなっています。
また、プレミア額も、それまで販売されていた「昼間割引バスカード」の流れを汲むものとして、「普通精算」(1,000円ごと120円付与)と「昼割精算」(1,000円ごと200円付与)の二種類が用意され、利用スタイルに応じてどちらかを選択できる、というものであります。
サービス開始から、プレミア額については特に変更はないままでありましたが、昨今の回数券の廃止の流れもあってか、今回「なっち」の終了が発表されました。
上記発表資料では「全国共通ICカード利用率の増加」という理由を示していますが、その奥にある理由はやはり、頻度のあまり多くない割引の見直しではないか、とも思えます。
なお、ICOCAやPiTaPaなどの全国相互利用交通系ICカードについては、引き続き利用が可能となっています。
また、特に記載が無いことから考えると、PiTaPaに適用される「登録型割引」(事前登録必要)は引き続き適用されるものと思われますので、代替手段としてはこの「登録型割引」になるのではないか、とも考えられます。
ただ、この「登録型割引」も、一ヶ月に3,000円以上利用しないとその恩恵にあずかれませんし、割引も3,000円を超えた分となることから、全般的に利用者の負担が増えることは想定されそうです。
物価や人件費の高騰により、運行コストが上昇する中、割引施策の見直しは避けられないものと考えられますが、それでもいきなり「なっち」廃止とはかなり思い切ったというか急な施策といいますか、個人的にはかなり驚いたニュースでありました。
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ハウスICカード「なっち」の取り扱い終了について | 南海バス
「なっち」は、それまでの磁気回数カードの代替として、2016年10月1日に導入されました。
この「なっち」、回数カードの代替となるため、チャージの際にプレミアが付与されることとなっています。
また、プレミア額も、それまで販売されていた「昼間割引バスカード」の流れを汲むものとして、「普通精算」(1,000円ごと120円付与)と「昼割精算」(1,000円ごと200円付与)の二種類が用意され、利用スタイルに応じてどちらかを選択できる、というものであります。
サービス開始から、プレミア額については特に変更はないままでありましたが、昨今の回数券の廃止の流れもあってか、今回「なっち」の終了が発表されました。
上記発表資料では「全国共通ICカード利用率の増加」という理由を示していますが、その奥にある理由はやはり、頻度のあまり多くない割引の見直しではないか、とも思えます。
なお、ICOCAやPiTaPaなどの全国相互利用交通系ICカードについては、引き続き利用が可能となっています。
また、特に記載が無いことから考えると、PiTaPaに適用される「登録型割引」(事前登録必要)は引き続き適用されるものと思われますので、代替手段としてはこの「登録型割引」になるのではないか、とも考えられます。
ただ、この「登録型割引」も、一ヶ月に3,000円以上利用しないとその恩恵にあずかれませんし、割引も3,000円を超えた分となることから、全般的に利用者の負担が増えることは想定されそうです。
物価や人件費の高騰により、運行コストが上昇する中、割引施策の見直しは避けられないものと考えられますが、それでもいきなり「なっち」廃止とはかなり思い切ったというか急な施策といいますか、個人的にはかなり驚いたニュースでありました。
▲堺東駅間を行き交う「堺シャトルバス」(左)と「堺・南港線」(右)の車両。
いずれも「なっち」が利用できる路線となっていますが、その「なっち」は来年3月末でチャージ終了、8月末で利用終了となることが発表されました。
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