Osaka Metro(大阪メトロ)では、大阪・関西万博の期間中、同社中央線を利用して子ども列車の運行具体案を検討し、この度「子ども専用・優先列車」の運行内容を策定しました。
2025年大阪・関西万博の日帰り教育旅行の輸送のためのOsaka Metro 中央線における子ども列車の運行について|Osaka Metro
概要は以下のとおりです。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
来年4月に開催する大阪・関西万博ですが、地元・大阪府では、学校行事での無料招待や、それとは別に大阪府及び各市町村では子ども対象にした招待入場券ID配布などを実施し、次世代を担う子ども達に、この時にしか体験できない「万博」を直接感じ取ってもらおうという事業を実施しています。
(参考)
万博子ども招待事業について/大阪府(おおさかふ)ホームページ [Osaka Prefectural Government]
この際、特に学校行事では子ども達が団体で地下鉄を利用することから、一般利用者との混乗に加え、ただでさえ一般入場者で混雑する地下鉄中央線が更に混雑する恐れがあることから、安全・安心な移動環境を実現することを目的に、「大阪・関西万博 日帰り教育旅行の輸送に関する検討会」が開催されています。
(参考)
大阪・関西万博 日帰り教育旅行の輸送に関する検討会を開催 | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト
日帰り教育旅行の輸送に関する検討会(第2回)を開催 | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト
このうち、第2回の検討会で大阪メトロにおける専用列車等の検討が課題として示されたことを受け、今回「子ども専用列車」「子ども優先列車」が発表されました。
概要は上記のとおりですが、ポイントとしては、
といったところでしょうか。
特に子ども専用列車は、森ノ宮と弁天町に乗車を限定し、なおかつ森ノ宮では「専用ホーム」で子どもと一般客を分離するなど、大量の輸送を安全に実施する工夫が見られます。
このため、学校団体に対しても、大阪メトロ他路線からの乗り継ぎの場合は、長堀鶴見緑地線を利用して森ノ宮駅まで向かうことも同時に推奨することとしています。
実際の運行開始となると、例えば途中駅(特に各列車が同じ場所に停車する弁天町)での案内や、列車の案内表示(行先表示に「子ども専用」「子ども優先」等表示されるのか)等、気になる点も色々でてきます。
とはいえ、この万博期間中に多くの子ども達に万博の雰囲気を体感してもらうのは、貴重な体験になるかと思いますので、今後も更に安全・確実な輸送ができるよう関係者で検討していただければいいな、と考えています。
また会期中には、この「専用」「優先」列車の様子も実際に現地で確認できればいいな、とも思っていますので、その際には当ブログでご紹介できればいいな、と思っています。
【関連ブログ】
●【万博】中央線「子供専用列車」の計画発表!通過運転も実施へ | Osaka-Subway.com
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2025年大阪・関西万博の日帰り教育旅行の輸送のためのOsaka Metro 中央線における子ども列車の運行について|Osaka Metro
概要は以下のとおりです。
【運行予定期間】
2025年4月中旬〜7月の平日(夏休み以降は除く)
【運行内容】
(1)子ども専用列車
・森ノ宮発夢洲行き
・客扱いは森ノ宮、弁天町のみ。残りは通過
・夢洲方前方(最大4両)が「子ども専用車両」、後方は一般乗客乗車可能。
・弁天町では後方の車両に一般客乗降可能。
・森ノ宮〜夢洲間は所要25分。
(2)子ども優先列車
・長田発夢洲行き
・各駅で、学校からの団体利用に乗車(森ノ宮駅を除く)。一般利用者は乗車を控えるよう案内。
・長田〜夢洲間は所要35分。
(3)子ども専用・優先列車の運行順序
2分30秒間隔で運転する列車を、森ノ宮発9:30〜以下の列車種別で運行。
(最大、夢洲駅着11:30まで)
子ども専用⇒一般⇒子ども優先⇒一般⇒子ども専用⇒一般⇒子ども優先⇒一般⇒子ども専用(以下繰り返し)
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
来年4月に開催する大阪・関西万博ですが、地元・大阪府では、学校行事での無料招待や、それとは別に大阪府及び各市町村では子ども対象にした招待入場券ID配布などを実施し、次世代を担う子ども達に、この時にしか体験できない「万博」を直接感じ取ってもらおうという事業を実施しています。
(参考)
万博子ども招待事業について/大阪府(おおさかふ)ホームページ [Osaka Prefectural Government]
この際、特に学校行事では子ども達が団体で地下鉄を利用することから、一般利用者との混乗に加え、ただでさえ一般入場者で混雑する地下鉄中央線が更に混雑する恐れがあることから、安全・安心な移動環境を実現することを目的に、「大阪・関西万博 日帰り教育旅行の輸送に関する検討会」が開催されています。
(参考)
大阪・関西万博 日帰り教育旅行の輸送に関する検討会を開催 | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト
日帰り教育旅行の輸送に関する検討会(第2回)を開催 | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト
このうち、第2回の検討会で大阪メトロにおける専用列車等の検討が課題として示されたことを受け、今回「子ども専用列車」「子ども優先列車」が発表されました。
概要は上記のとおりですが、ポイントとしては、
・子ども専用列車は森ノ宮・弁天町のみで客扱い
・子ども優先列車は長田始発、森ノ宮は専用列車を使用
・一般列車に「専用」「優先」を組み合わせることで、一般列車も5分間隔の運行を確保
といったところでしょうか。
特に子ども専用列車は、森ノ宮と弁天町に乗車を限定し、なおかつ森ノ宮では「専用ホーム」で子どもと一般客を分離するなど、大量の輸送を安全に実施する工夫が見られます。
このため、学校団体に対しても、大阪メトロ他路線からの乗り継ぎの場合は、長堀鶴見緑地線を利用して森ノ宮駅まで向かうことも同時に推奨することとしています。
実際の運行開始となると、例えば途中駅(特に各列車が同じ場所に停車する弁天町)での案内や、列車の案内表示(行先表示に「子ども専用」「子ども優先」等表示されるのか)等、気になる点も色々でてきます。
とはいえ、この万博期間中に多くの子ども達に万博の雰囲気を体感してもらうのは、貴重な体験になるかと思いますので、今後も更に安全・確実な輸送ができるよう関係者で検討していただければいいな、と考えています。
また会期中には、この「専用」「優先」列車の様子も実際に現地で確認できればいいな、とも思っていますので、その際には当ブログでご紹介できればいいな、と思っています。
▲大阪メトロ30000A系。
万博期間中は「子ども専用列車」「子ども優先列車」にも充当されることから、行先表示等がどのようになるのかも、ファンとしては気になるところです。
【関連ブログ】
●【万博】中央線「子供専用列車」の計画発表!通過運転も実施へ | Osaka-Subway.com
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