京都鉄道博物館では、JR西日本の営業路線と繋がった引込線を活用して現役車両を展示していますが、今回、近江鉄道の100形電車を特別展示することを発表しました。

「近江鉄道100形」特別展示 :JR西日本

概要は以下のとおりです。

【展示期間】
2024年10月29日(火)〜11月25日(月)

【展示場所】
本館1階「車両のしくみ/車両工場」エリア

【展示車両】
近江鉄道100形電車(モハ102号車、モハ1102号車)
(※)11月14日(木)以降は、同館収蔵のクハ117-1とオハ25-551も併せて同エリアで展示


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



冒頭に記したように、京都鉄道博物館では営業線と接続した引込線を活用して様々な車両を展示しています。
JR西日本に限らず、JRグループを中心とした様々な車両が展示されていましたが、今回はお隣・滋賀県を走る民鉄・近江鉄道の100形電車が展示されることとなりました。

これまでの展示では、JRグループの車両や、JRグループに乗り入れる第三セクター鉄道など、JR線と何らかの形で恒常的に乗り入れている会社の車両が主体となっていましたが、今回の近江鉄道は、線路の幅こそJRグループと同じ狭軌(1067ミリ)であるものの、JR線との乗り入れているわけではないので、本当に意外な展示、といえるでしょう。

加えて、展示期間後半の11月14日以降は、クハ117とオハ25と並べて展示されることから、これまた決して見られない並びを、ここ京都鉄道博物館で見ることができそうで、ファンの注目も集めそうです。

約1ヶ月間と、これまでの展示に比べると比較的余裕のある期間ですので、個人的に見に行けるかどうかは微妙ですが、機会があれば是非、日頃こんなところでなかなか見ることができない近江鉄道の車両の姿をじっくり眺めることができればいいな、と思っています。

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▲近江鉄道100形。
彦根駅で何気なく撮影した一枚ですが、この形式が京都鉄道博物館で見られるとは、この時は想像だにできませんでした。




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