南海電鉄では昨年(2023年)12月、同社の完全子会社である泉北高速鉄道との経営統合に基本合意したことを発表しています。
(参考)
この際「2025年度早期」としていた経営統合の時期について、この度南海電鉄より合併日等の詳細が発表されました。
完全子会社(泉北高速鉄道株式会社)の吸収合併(簡易合併・略式合併)に関するお知らせ|南海電鉄
概要は以下のとおりです。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
1971年4月1日に開業した泉北高速鉄道。
高度経済成長期に開発された泉北ニュータウンと都心を結ぶ鉄道路線として開業したこの路線、開業当初は中百舌鳥〜泉ケ丘であった営業区間も、その後ニュータウンの成長とともに段階的に延伸し、1995年4月には現在の終点である和泉中央まで開業しています。
開業以来、長らく大阪府の第三セクター「大阪府都市開発株式会社」により運営されてきましたが、2014年に南海電鉄の子会社となり、会社名も「泉北高速鉄道」と改められました。
南海電鉄グループとなった後、2015年12月には特急「泉北ライナー」を南海電鉄11000系で運行開始する他、南海電鉄8300系と共通設計の9300系を導入するなど、両社の結びつきは車両等の見た目からも分かるようになりました。
そして南海電鉄グループとなり10年になろうとしている昨年12月、泉北高速鉄道が南海電鉄に吸収合併されることが発表されました。
合併は「2025年度早期」となっていたことから、その時期が気になっていたのですが、本日この合併日が2025年4月1日となることが発表されました。
上述のとおり1971年4月1日に開業してから丁度54年で、「泉北高速鉄道」は姿を消すことになります。
このブログでも度々記してきましたが、幼少の頃から大学卒業まで、泉北高速鉄道沿線に住んでいたこともあり、現在の阪和線と同様に、思い入れのある泉北高速鉄道の会社名が無くなることに、大いなる寂しさを感じる一方、南海電鉄の一員となる泉北高速鉄道線と沿線地域の、より一層の発展を期待したい気持ちも同様にあります。
「泉北高速鉄道株式会社」の最終日である3月31日には、是非その最後の姿を見にいきたい、と思っているのですが、何せ年度末最終日。
仕事から何かと行事のある身ですので、ただでさえ身動きの取りにくい時期ではありますが、可能な限り何とか都合をつけて、長年お世話になった「泉北高速鉄道」の最後の姿を見にいきたいな、と思っています。
なお、合併後の
は、現在のところ発表はありませんが、これらの情報についても、判明次第当ブログでご紹介していきたいと思います。
【鉄道コム関連記事】
●南海、泉北高速鉄道を2025年4月1日に吸収合併へ - 鉄道コム
【関連ブログ】
●「さよなら泉北高速鉄道」南海への吸収合併が4/1に決定 | 鉄道プレス
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(参考)
この際「2025年度早期」としていた経営統合の時期について、この度南海電鉄より合併日等の詳細が発表されました。
完全子会社(泉北高速鉄道株式会社)の吸収合併(簡易合併・略式合併)に関するお知らせ|南海電鉄
概要は以下のとおりです。
【合併予定日】
2025年4月1日
【合併の方式】
南海電鉄を存続会社とする吸収合併方式とし、泉北高速は解散
【今後の見通し】
合併に伴う初乗り運賃の二度払い解消等により、2026年3月期以降、現状より10億円程度の運賃収入減少の可能性あり。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
1971年4月1日に開業した泉北高速鉄道。
高度経済成長期に開発された泉北ニュータウンと都心を結ぶ鉄道路線として開業したこの路線、開業当初は中百舌鳥〜泉ケ丘であった営業区間も、その後ニュータウンの成長とともに段階的に延伸し、1995年4月には現在の終点である和泉中央まで開業しています。
開業以来、長らく大阪府の第三セクター「大阪府都市開発株式会社」により運営されてきましたが、2014年に南海電鉄の子会社となり、会社名も「泉北高速鉄道」と改められました。
南海電鉄グループとなった後、2015年12月には特急「泉北ライナー」を南海電鉄11000系で運行開始する他、南海電鉄8300系と共通設計の9300系を導入するなど、両社の結びつきは車両等の見た目からも分かるようになりました。
そして南海電鉄グループとなり10年になろうとしている昨年12月、泉北高速鉄道が南海電鉄に吸収合併されることが発表されました。
合併は「2025年度早期」となっていたことから、その時期が気になっていたのですが、本日この合併日が2025年4月1日となることが発表されました。
上述のとおり1971年4月1日に開業してから丁度54年で、「泉北高速鉄道」は姿を消すことになります。
このブログでも度々記してきましたが、幼少の頃から大学卒業まで、泉北高速鉄道沿線に住んでいたこともあり、現在の阪和線と同様に、思い入れのある泉北高速鉄道の会社名が無くなることに、大いなる寂しさを感じる一方、南海電鉄の一員となる泉北高速鉄道線と沿線地域の、より一層の発展を期待したい気持ちも同様にあります。
「泉北高速鉄道株式会社」の最終日である3月31日には、是非その最後の姿を見にいきたい、と思っているのですが、何せ年度末最終日。
仕事から何かと行事のある身ですので、ただでさえ身動きの取りにくい時期ではありますが、可能な限り何とか都合をつけて、長年お世話になった「泉北高速鉄道」の最後の姿を見にいきたいな、と思っています。
なお、合併後の
・路線名
・運賃
・塗装
・キャラクター(せんぼくん、和泉こうみ)の処遇
は、現在のところ発表はありませんが、これらの情報についても、判明次第当ブログでご紹介していきたいと思います。
▲住吉東駅を通過する泉北高速鉄道7020系(右)と、同駅で待避する南海電鉄8300系(左)
【鉄道コム関連記事】
●南海、泉北高速鉄道を2025年4月1日に吸収合併へ - 鉄道コム
【関連ブログ】
●「さよなら泉北高速鉄道」南海への吸収合併が4/1に決定 | 鉄道プレス
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