この10月12日(土)、泉北高速鉄道光明池車庫において、「せんぼくトレインフェスタ2024」が開催されました。
(参考)


毎年開催されてきた、この「せんぼくトレインフェスタ」ですが、下記記事でご紹介したように、泉北高速鉄道が南海電鉄に吸収合併されることで消滅することになるため、今回の開催が「泉北高速鉄道としては」最後の開催となります。
(参考)


そんな節目の「せんぼくトレインフェスタ」、今回も入場は抽選制でしたが、運良く抽選に当たりましたので、当日の様子をご紹介したいと思います。


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▲会場入口の様子。

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▲今回は、スマホを使用したスタンプラリーが実施されていました。
会場内4カ所に設けられたポイントでQRコードをスキャンし、更に各ポイントで表示された操作(例:近くの「せんぼくん」を撮影)すると、スタンプがゲットでき、全て集めると記念品が貰える、というものです。
私も無事、4カ所のポイントを見つけ、トートバッグをプレゼントにいただきました。
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▲デジタルスタンプラリーのゴールでは、4種類の商品が選択できました。

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▲車両撮影のコーナーでは、「5000系せんぼくんラッピング」「12000系泉北ライナー」、そして「3000系」が用意されていました。

今回の車両撮影では、「記念撮影」と「車両のみ撮影」が別々となっており、「記念撮影」の合間に、外側から「車両のみ撮影」をしていく、という流れとなっていました。
そのため、車両間近で撮影することが難しい一方、記念撮影の合間に手早く撮影すれば、車両単体の撮影も可能であったことから、取りあえず記録は可能、といったところでした。

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▲5000系「せんぼくん」ラッピング

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▲12000系「泉北ライナー」

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▲3000系

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▲3000系は、営業時には表示されることのない「準急|泉ヶ丘」の方向幕となっていたのが印象的でした。

引き込み線には、3000系の復刻デザイン編成が停車していました。
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側面からの撮影しかできませんでしたが、「中百舌鳥-光明池」という、懐かしい方向幕を表示していました。

同じく引き込み線では、「洗車体験」の列車が丁度動き出したところでした。
洗車機を通過するところだった7000系を撮影することができました。
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ピット内を歩いていると、3000系と5000系が連結しているシーンに遭遇しました。
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当然ですが営業運転では連結することのない両形式が繋がっていること自体、レアなシーンなのではないかと思います。


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▲グッズ販売は、泉北高速鉄道の他、南海バスや阪堺電気軌道などが出店していました。
このうち、泉北高速鉄道の列がやたらと長かったので、よく見てみたら、「グッズ割引販売」が実施されていました。

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▲これらのグッズが全て、300円で購入できるというものでしたので、人が集まるのも当然でありましょう。
私も「せんぼくん」「ブラックせんぼくん」「和泉こうみ」のグッズを購入しました。

割安で購入できたのは嬉しい一方、この割引販売、よく考えると南海電鉄への合併に向けた在庫処分なのでは?とも思ってみたりしました
そうなれば、合併後の「せんぼくん」「和泉こうみ」両キャラクターの処遇が心配されるところですね…

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▲泉北高速鉄道へのメッセージコーナーが用意されていました。

上述のとおり、泉北高速鉄道としては最後の開催となること、そして今年度をもって会社消滅が確定していることもあってか、来場者がメッセージを送るコーナーとなっていました。
私も大学卒業まで泉北高速鉄道沿線に住んでいて、通学の足として利用していましたので、その感謝の思いをメッセージに託しました。


その他、会場内の様子をご紹介します。
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▲鉄道むすめ「和泉こうみ」パネルも掲出されていました。

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▲「せんぼくん」着ぐるみ。
会場内に時折出没し、来場者を楽しませていました。

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▲5000系車両の一部も、切り離された状態で見学が可能でした。

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▲ステージの様子。
撮影した時間帯には、マジックショーが開催されていて、多くの見学者が楽しんでいました。

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▲「SEMBOKU」の社名が入ったマルチプルタイタンパー。
この表示も来年4月以降、修正されて見納めのなるのでありましょうか…

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▲最後に、「泉北高速鉄道株式会社 光明池車庫」の銘板を記録してきました。
「せんぼくトレインフェスタ」の幟と記録できるのも、今回限りとなります。



以上、小一時間の滞在で、色々楽しむことができた「せんぼくトレインフェスタ2024」。

繰り返し述べているように、今年度限りで南海電鉄との合併により会社消滅が確定となっていることから、「泉北高速鉄道株式会社」としての開催は今回が最後となります。
今回の訪問では、「泉北高速鉄道(株)として最後」という視点を中心に、記録しておきました。

来年以降どのような形で、秋の光明池車庫開放イベントを実施するのかは、全くもって分かりませんが、今後も、これまでの「せんぼくトレインフェスタ」の楽しさを引き継ぐイベントであってほしいな、と感じた次第です。



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