JR西日本で、この10月より運行を開始している観光列車「はなあかり」。
第一弾として、敦賀〜城崎温泉(小浜線、京都丹後鉄道経由)で運行していますが、2025年冬季の運行として、毎年運転している臨時特急「かにカニはまかぜ」に「はなあかり」を増結して運行することが発表されました。

観光列車「はなあかり」編成を冬季は特急「かにカニはまかぜ」に増結して運行!!:JR西日本

概要は以下のとおりです。

【観光列車「はなあかり」編成の特急「かにカニはまかぜ」増結概要】
・増結期間:
2025年1月6日(月)〜3月14日(木)(木曜日を除く)

・運転区間:
大阪〜浜坂(山陽本線、播但線、山陰本線経由)

・料金:
運賃・料金例(大阪〜浜坂)
スーペリアグリーン:12,880円(2名使用)
グリーン車指定席:10,680円

・きっぷ発売箇所:
みどりの窓口等、JR西日本インターネット予約「e5489」

・運行ダイヤ:
大阪9:38発⇒浜坂13:11着
浜坂15:14発⇒大阪18:51着


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



今月運行したばかりの観光列車「はなあかり」。
キハ189系3両編成を改造した列車で、気動車という特性を活用して、非電化区間でもあっても乗り入れが可能であることから、どのようなルートで運行されるのかが、今後楽しみな列車でもあります。

第一弾として、小浜〜城崎温泉間を、非電化区間の京都丹後鉄道線を経由して運行し、若狭湾と丹後の自然の織りなす風景を楽しみながら旅行を楽しめるルートとなっています。

続く2025年1月からの運行ルートが気になるところでしたが、何と既存のキハ189系に増結して運行するという、驚くような内容となっています。
併結相手は、冬の時期に「かに」などで沢山の観光客で賑わう北近畿方面への特急「かにカニはまかぜ」。
カニの時期にほぼ毎日運行されるこの「かにカニはまかぜ」に、これまた毎日のように「はなあかり」が併結されることとなります。

現在の敦賀〜城崎温泉間が、土日のみ、かつ1日1本のみであることをかんがえると、今回の「かにカニはまかぜ」増結で、乗車チャンスが大幅に増えることとなりそうです。

また、運行区間が大阪〜浜坂となることから、この区間随一の名所である「余部鉄橋」を通過する「はなあかり」も早速見られることになりますので、これまた楽しみな「はなあかり」の運転といえます。

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▲大阪駅に停車中のキハ189系。
通常の3両編成に、「はなあかり」を増結した6両編成の「かにカニはまかぜ」が、今シーズン運転されることとなります。



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