京都鉄道博物館では、JR西日本の営業線と繋がった引込線を活用して現役車両の特別展示を実施していますが、今回は国鉄形最後の定期特急列車として活躍し「381系」を展示することを発表しました。
最初で最後 「381系」特別展示(京都鉄道博物館) :JR西日本
概要は以下のとおりです。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
今年6月に定期運行を終了した381系特急型電車。
その後も時折臨時的に運用されていたようですが、上記発表資料の冒頭に記されているように、今年度の引退が決定となっています。
その381系電車が、京都鉄道博物館で「最初で最後」の」展示が実施されることとなりました。
これまでの特別展示同様、営業線と繋がった引込線から車両を搬入するわけですが、今回の目玉は、「クモヤ145形」と「初代スーパーくろしお色」といえるでしょう。
まず「クモヤ145形」ですが、恐らく381系電車を牽引するための車両だと思われますが、これも併せて展示されるとのことですので、381系だけではない、本当の「特別展示」といえるでしょう。
加えて「初代スーパーくろしお色」のラッピング再現もポイントといえます。
この塗色は、1989年7月に、それまで天王寺発着だった「くろしお」系統が、阪和線から大阪環状線、梅田貨物線(当時)、東海道本線を経由して新大阪・京都に乗り入れた際に、「スーパーくろしお」専用車両に採用されたカラーリングでした。
カラーリングもさることながら、当時の「スーパーくろしお」で注目されたのは「パノラマグリーン車」で、海岸部を走る「くろしお」の車窓を前面からも楽しめるよう、特に先頭席からの眺望を確保したスタイルは、その後の283系「オーシャンアロー」にも引き継がれているのは、周知のとおりです。
このように、民営化間もない頃に、新しい特急列車として登場し、その鮮やかな塗装から新時代の到来を子供ながらに感じていたこの「スーパーくろしお」の初代カラーリングを、ラッピングとはいえこのような形で見られるのは、またとない機会、としか言えなさそうです。
個人的には非常に気になるこの展示。12月は忙しい時期となることが予想され、簡単に見にいけなさそうな感じもしますが、何とかして「スーパーくろしお」色が展示されている4日間の間に京都鉄道博物館へ行くことができればいいな、と感じたニュースでありました。
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最初で最後 「381系」特別展示(京都鉄道博物館) :JR西日本
概要は以下のとおりです。
【展示期間】
2024年12月12日(木)〜17日(火)
【展示車両】
・381系(クモハ381形、モハ380形、クロ381形)
・クモヤ145形
【関連イベント】
・車内公開
クモハ+モハの車内を公開
12月12日(木)〜16日(月)、10時〜16時30分(16日は12時まで)
・幕回し
幕回しの様子を見学可能
12月12日(木)、13日(金)の14時30分(所要時間10分)
・車両ラッピング
京都に縁のある、初代「スーパーくろしお」色のラッピングの一部再現
12月12日(木)〜16日(月)
(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/241105_00_press_tenji_381kei.pdf)より引用)
・381系電車ありがとうセレモニー
展示最終日(12月17日(火)13時15分〜30分)に開催。
扇形車庫中央の転車台に乗った381系をダイナミックに回転させる様子を見学
特別観覧エリアスペシャルチケット(5,500円、20枚限定)も発売
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
今年6月に定期運行を終了した381系特急型電車。
その後も時折臨時的に運用されていたようですが、上記発表資料の冒頭に記されているように、今年度の引退が決定となっています。
その381系電車が、京都鉄道博物館で「最初で最後」の」展示が実施されることとなりました。
これまでの特別展示同様、営業線と繋がった引込線から車両を搬入するわけですが、今回の目玉は、「クモヤ145形」と「初代スーパーくろしお色」といえるでしょう。
まず「クモヤ145形」ですが、恐らく381系電車を牽引するための車両だと思われますが、これも併せて展示されるとのことですので、381系だけではない、本当の「特別展示」といえるでしょう。
加えて「初代スーパーくろしお色」のラッピング再現もポイントといえます。
この塗色は、1989年7月に、それまで天王寺発着だった「くろしお」系統が、阪和線から大阪環状線、梅田貨物線(当時)、東海道本線を経由して新大阪・京都に乗り入れた際に、「スーパーくろしお」専用車両に採用されたカラーリングでした。
カラーリングもさることながら、当時の「スーパーくろしお」で注目されたのは「パノラマグリーン車」で、海岸部を走る「くろしお」の車窓を前面からも楽しめるよう、特に先頭席からの眺望を確保したスタイルは、その後の283系「オーシャンアロー」にも引き継がれているのは、周知のとおりです。
このように、民営化間もない頃に、新しい特急列車として登場し、その鮮やかな塗装から新時代の到来を子供ながらに感じていたこの「スーパーくろしお」の初代カラーリングを、ラッピングとはいえこのような形で見られるのは、またとない機会、としか言えなさそうです。
個人的には非常に気になるこの展示。12月は忙しい時期となることが予想され、簡単に見にいけなさそうな感じもしますが、何とかして「スーパーくろしお」色が展示されている4日間の間に京都鉄道博物館へ行くことができればいいな、と感じたニュースでありました。
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