本日産経新聞(Web)が報じたところによりますと、大阪ミナミの有名観光地である「通天閣」を運営する「通天閣観光」が身売りを検討していることを報じています。
<独自>「通天閣」が身売り検討 相手は南海電鉄が有力 急増する訪日客への対応に資金力 - 産経ニュース
上記報道によりますと、身売りの理由は経営不振による再建というよりその逆で、訪日客などの入場者が急激に回復し、必要な設備投資などを行い長期的に事業を発展していくためには、より資金力のある企業グループに入ることが必要と判断したため、とのことです。
そしてその身売り先として有力視されているのが同じ大阪ミナミの中心街・難波を拠点とする「南海電気鉄道」(南海電鉄)と報じられています。
下記でご紹介したように南海電鉄は先月、鉄道事業を分社化し、親会社は不動産事業を担うこととする計画を発表しています。
(参考)
訪日外国人の更なる増加と、それに対応するインフラ整備に必要な資金力の確保、そして既存の関連事業とのシナジー効果、という意味では、南海電鉄が通天閣を買収するのは、ある意味自然な流れ、といえるかも知れません。
また、南海電鉄としても、不動産事業や観光関係事業を更に強固なものとするために、成長性のある投資先が必要と考えられることから、今回の買収は両者の思惑が一致した、と考えても良さそうです。
現在は新聞報道ベースの情報ですが、今後正式に発表があれば、当ブログでもご紹介したいと思いますが、上述の分社化に加え、既に泉北高速鉄道の吸収合併も予定されている中で、今回の通天閣の買収もあることから、グループ再編の動きがにわかに活発になっているな、と感じたニュースでありました。
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上記報道によりますと、身売りの理由は経営不振による再建というよりその逆で、訪日客などの入場者が急激に回復し、必要な設備投資などを行い長期的に事業を発展していくためには、より資金力のある企業グループに入ることが必要と判断したため、とのことです。
そしてその身売り先として有力視されているのが同じ大阪ミナミの中心街・難波を拠点とする「南海電気鉄道」(南海電鉄)と報じられています。
下記でご紹介したように南海電鉄は先月、鉄道事業を分社化し、親会社は不動産事業を担うこととする計画を発表しています。
(参考)
訪日外国人の更なる増加と、それに対応するインフラ整備に必要な資金力の確保、そして既存の関連事業とのシナジー効果、という意味では、南海電鉄が通天閣を買収するのは、ある意味自然な流れ、といえるかも知れません。
また、南海電鉄としても、不動産事業や観光関係事業を更に強固なものとするために、成長性のある投資先が必要と考えられることから、今回の買収は両者の思惑が一致した、と考えても良さそうです。
現在は新聞報道ベースの情報ですが、今後正式に発表があれば、当ブログでもご紹介したいと思いますが、上述の分社化に加え、既に泉北高速鉄道の吸収合併も予定されている中で、今回の通天閣の買収もあることから、グループ再編の動きがにわかに活発になっているな、と感じたニュースでありました。
通天閣最寄り駅の阪堺電気軌道阪堺線の恵美須町駅に停車する阪堺電車。
この区間は現在、日中24分間隔と、大阪市内を走る路面電車という点ではかなり本数が少ない状況となっています。
一方で通天閣を訪問する観光客はコロナ禍前を上回るペースとなっており、これらの来場者が阪堺線にも乗車すれば、外国人にとって魅了ある観光コースが構築できるとともに同線の利用促進にもつながりますので、今後の展開に期待したいところです。
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