JR東日本では、同社の久留里線の久留里・上総亀山間について、新たな交通体系の結果の提示を沿線自治体である君津市に行った事を発表しました。
JR久留里線(久留里・上総亀山間)の新たな交通体系について
概要は以下のとおりです。
詳細は、上記発表資料をご覧ください。
下記記事でご紹介したように、JR東日本・久留里線の末端区間である久留里〜上総亀山間では、利用者数が非常に少なくなっていることを鑑みて、同区間の交通体系のあり方についてJR東日本が沿線自治体である君津市及び千葉県に、協議の申し入れを行っていました。
(参考)
直近のデータでみますと、同区間の輸送密度は64人/日と1987年度の823人/日のマイナス92%と激減しており、またその水準も100人を割っておりで、もはや鉄道という交通モードとして維持することが妥当とは到底言える水準ではないことが明らかとなっています。
(参考)
ご利用の少ない線区の経営情報(2023年度分)の開示について|JR東日本
そういう状況から、鉄道から自動車交通へのモード転換は、もはや避けようのないものであろうかと思います。
上記発表資料では、JR東日本で新たな交通体系に対する取り組みの一つとして、デジタル技術の活用等を掲げていますが、現在各地で行われているデマンドバスなどの「デマンド交通」なども視野に入れているのかな、とも思われます。
また同区間には、先のブログ記事でもご紹介したように、千葉方面への高速バス「カビーナ号」も運行されています。
(参考)
千葉〜鴨川線 | 高速バス | 千葉中央バス株式会社
地域交通は新たな自動車交通に、千葉方面等、地域外への交通は高速バスの利用等、新たな体系を構築して行くものと思われますし、それがあるべき姿に近いのかな、とも個人的には考えますが、ともあれ今後は、代替交通の具体的な体系についての議論が行われるものと思われます。
関西地区在住者にとっては、若干遠い地域の話題だけに、今後は例えば、廃止時期の確定等、折を見てのご紹介となりますが、ともあれ大学生時代に一度乗ったきりのこの久留里線末端区間。
廃止になる前に一度、それもなるべく早いうちに現地を訪問できればいいな、とも思います。
↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
JR久留里線(久留里・上総亀山間)の新たな交通体系について
概要は以下のとおりです。
【概要】
○2023年3月8日、JR東日本は君津市および千葉県に対して、JR久留里線(久留里・上総亀山間)について、沿線地域の総合的な交通体系に関する議論を行いたく、協議の場(以下、検討会議)の設置の検討を申し入れた。
○2024年10月21日に開催された第5回検討会議において、
・上総地区で提供されている交通サービスは、当該地区の移動需要に適していないこと
・当該地区での移動需要を考慮すると、自動車中心の交通体系への移行により、より利便性の高い地域公共交通が実現すること
という検討結果が示されました。
○この結果を受け、同社は上総地区にとって望ましい交通体系について、慎重かつ速やかに検討を進めてきたが、その結果、JR久留里線(久留里・上総亀山間)の鉄道は、バス等を中心とした新たな交通体系へのモードチェンジを図ることが必要と同社は結論づける。
○同社はこれまで地域の交通を担ってきた経緯を踏まえ、より利便性の高い新たな交通体系を実現したいと考えており、具体的な内容については、今後君津市と協議する。
また、デジタル技術等を活用し、二次交通を含めた経路案内や観光情報の提供などを通じ、さ
らなる利便性の向上を目指していく。
詳細は、上記発表資料をご覧ください。
下記記事でご紹介したように、JR東日本・久留里線の末端区間である久留里〜上総亀山間では、利用者数が非常に少なくなっていることを鑑みて、同区間の交通体系のあり方についてJR東日本が沿線自治体である君津市及び千葉県に、協議の申し入れを行っていました。
(参考)
直近のデータでみますと、同区間の輸送密度は64人/日と1987年度の823人/日のマイナス92%と激減しており、またその水準も100人を割っておりで、もはや鉄道という交通モードとして維持することが妥当とは到底言える水準ではないことが明らかとなっています。
(参考)
ご利用の少ない線区の経営情報(2023年度分)の開示について|JR東日本
そういう状況から、鉄道から自動車交通へのモード転換は、もはや避けようのないものであろうかと思います。
上記発表資料では、JR東日本で新たな交通体系に対する取り組みの一つとして、デジタル技術の活用等を掲げていますが、現在各地で行われているデマンドバスなどの「デマンド交通」なども視野に入れているのかな、とも思われます。
また同区間には、先のブログ記事でもご紹介したように、千葉方面への高速バス「カビーナ号」も運行されています。
(参考)
千葉〜鴨川線 | 高速バス | 千葉中央バス株式会社
地域交通は新たな自動車交通に、千葉方面等、地域外への交通は高速バスの利用等、新たな体系を構築して行くものと思われますし、それがあるべき姿に近いのかな、とも個人的には考えますが、ともあれ今後は、代替交通の具体的な体系についての議論が行われるものと思われます。
関西地区在住者にとっては、若干遠い地域の話題だけに、今後は例えば、廃止時期の確定等、折を見てのご紹介となりますが、ともあれ大学生時代に一度乗ったきりのこの久留里線末端区間。
廃止になる前に一度、それもなるべく早いうちに現地を訪問できればいいな、とも思います。
かつて久留里線で運行していたキハ38形・キハ37形。
現在は水島臨海鉄道に譲渡され、同社線で活躍していますが、JR東日本在籍当時に運用されていた一部区間について、廃止となる方向性が示されました。
↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓