JR西日本では、大阪・新大阪〜奈良間に、土休日に臨時列車として運行している、特急「まほろば」について、2025年3月15日(土)より定期運行を開始するとともに、4月には奈良の魅力を表現したリニューアル車両を投入することを発表しました。
25年春、特急「まほろば」の定期運行化と、リニューアルデビューが決定!:JR西日本
概要は以下のとおりです。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
大阪・新大阪〜奈良を、土休日を中心に運行する、特急「まほろば」。
「まほろば」という名称の特急としては、2010年の「平城遷都1300年」の際に、新大阪〜奈良(大阪環状線・大和路線経由)で運行された特急列車が最初でした。
(参考)
その後全線開業したおおさか東線を経由する新たなルートとして、2019年11月に、9年ぶりに「まほろば」の運行が再開されました。
(参考)
2023年3月からは、新たに開業した大阪駅うめきた地下ホーム発着に延伸し、観光シーズンを中心に今に至るまで運行されています。
(参考)
この「まほろば」、現在は特急「くろしお」に使用されている287系が充当されていますが、「くろしお」繁忙期等には「まほろば」に充当する編成が不足するためでしょうか、定期列車として毎週末の運行を実施することが難しかったよう思われます。
今回、北陸新幹線・金沢〜敦賀開業により余裕の出てきた特急車両を活用してでしょうか、新たに「まほろば」専用車両を改造し、晴れて定期列車として運行することとなりました。
その専用車両も、「奈良」を体現する魅力を表現したデザインとして、一度見たら忘れない、そんなインパクトの強い外装デザインとなっています。
一方で車内を見ますと、全席コンセント設置なども実施されており、観光客にとっても、より使いやすい列車になることと思われます。
ところでこの「まほろば」ですが、土休日のみ1日1往復ですので、リニューアル編成を2本も用意するのは多過ぎでは?とも感じたりしました。
勿論、奈良方面への通勤特急「らくラクやまと」にも活用することも考えられますが、それでも2本は多いような気もします。
上記のデザインを見ると、改造元車両は683系にも考えられますが、例えば289系に編入され、特急「くろしお」の増結車両としても活用されたりすることも考えられるのか?
デザインの奇抜さに目を惹かれる一方で、投入後の車両運用にも気になる点があるので、今後の動向に注目ですが、ともあれ、先に紹介した奈良線「うれしート」と合わせて、実際に乗車して、この目でダイヤ改正後のトピックスを実際に確認してみたいな、と感じたニュースでありました。
25年春、特急「まほろば」の定期運行化と、リニューアルデビューが決定!:JR西日本
概要は以下のとおりです。
【定期運行について】
・運行日:
2025年3月15日(土)以降の土休日
・ダイヤ:
(大阪⇒奈良)
大阪9:58発⇒新大阪10:04発⇒法隆寺10:48着⇒奈良10:57着
(奈良⇒大阪)
奈良16:21発⇒法隆寺16:30発⇒新大阪17:10着⇒大阪17:15着
・編成:
3両編成(全席普通車指定席)
【リニューアルについて】
●第1編成「安寧」(あんねい)
・運行開始時期:
2025年4月5日(土)
・デザイン:
●第2編成「悠久」(ゆうきゅう)
・運行開始時期:
2025年秋頃予定
・デザイン:
●リニューアル車両のその他の特徴
・車内Wi-Fi、全席コンセント、荷物スペース設置
・車椅子スペース拡大
【デザインイメージ】
(各画像は上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/241213_00_press_mahoroba_unkou.pdf)より引用))
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
大阪・新大阪〜奈良を、土休日を中心に運行する、特急「まほろば」。
「まほろば」という名称の特急としては、2010年の「平城遷都1300年」の際に、新大阪〜奈良(大阪環状線・大和路線経由)で運行された特急列車が最初でした。
(参考)
その後全線開業したおおさか東線を経由する新たなルートとして、2019年11月に、9年ぶりに「まほろば」の運行が再開されました。
(参考)
2023年3月からは、新たに開業した大阪駅うめきた地下ホーム発着に延伸し、観光シーズンを中心に今に至るまで運行されています。
(参考)
この「まほろば」、現在は特急「くろしお」に使用されている287系が充当されていますが、「くろしお」繁忙期等には「まほろば」に充当する編成が不足するためでしょうか、定期列車として毎週末の運行を実施することが難しかったよう思われます。
今回、北陸新幹線・金沢〜敦賀開業により余裕の出てきた特急車両を活用してでしょうか、新たに「まほろば」専用車両を改造し、晴れて定期列車として運行することとなりました。
その専用車両も、「奈良」を体現する魅力を表現したデザインとして、一度見たら忘れない、そんなインパクトの強い外装デザインとなっています。
一方で車内を見ますと、全席コンセント設置なども実施されており、観光客にとっても、より使いやすい列車になることと思われます。
ところでこの「まほろば」ですが、土休日のみ1日1往復ですので、リニューアル編成を2本も用意するのは多過ぎでは?とも感じたりしました。
勿論、奈良方面への通勤特急「らくラクやまと」にも活用することも考えられますが、それでも2本は多いような気もします。
上記のデザインを見ると、改造元車両は683系にも考えられますが、例えば289系に編入され、特急「くろしお」の増結車両としても活用されたりすることも考えられるのか?
デザインの奇抜さに目を惹かれる一方で、投入後の車両運用にも気になる点があるので、今後の動向に注目ですが、ともあれ、先に紹介した奈良線「うれしート」と合わせて、実際に乗車して、この目でダイヤ改正後のトピックスを実際に確認してみたいな、と感じたニュースでありました。