JR西日本では、令和6年能登半島地震発生以降運休となっている観光列車「花嫁のれん」について、貸切乗車ツアーなどの団体臨時列車として運転再開することを発表しました。
観光列車「花嫁のれん」運転再開のお知らせ:JR西日本
概要は以下のとおりです。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
昨年の元日に発生した「能登半島地震」から1年となりました。
半島の先端部という地理的に厳しい地域での大規模な地震災害に加え、その後に発生した能登半島豪雨でも再び甚大な被害を受け、現地の復旧・復興はこれまでに見舞われた災害とは比べものにならないほどの厳しさであることは、地域外に住んでいる私にとっても容易に推察できるところです。
そんな中でも復旧・復興に向けた動きは着実に進んでいて、地域随一の温泉地である「和倉温泉」でも、旅館の営業が順次再開し、観光客の受け入れ体制も徐々に回復しているようですが、今回七尾線の観光列車「花嫁のれん」の運転が再開されることとなりました。
ただ、震災前とは異なり、まずは団体専用の臨時列車として、不定期に運行するということですが、今後、条件が整えば、震災前と同じく定期運行・個人利用可能になるのではないか、ということですので、今後の復興に引き続き期待したいところです。
不定期の団体臨時列車という形ではありますが、「花嫁のれん」の運転再開が発表された今、次なる願いは、のと鉄道の観光列車「のと里山里海号」の運転再開でしょうか。
こちらは、七尾〜穴水間を走る観光列車でありますが、七尾より先は、先の震災の被害が更に大きい地域でもありますので、「花嫁のれん」以上に受け入れ体制の復旧に課題が多いことは確かでしょう。
そのため、「のと里山里海号」の運転再開も、そう簡単ではないのは百も承知ですが、やはり地域に再び賑わいを取り戻すには、観光列車による集客も求められるものの一つでありましょうから、決して慌てることなく、しかし確実に運転再開への道のりを歩んでほしいな、と思うところです。
(参考)
観光列車「花嫁のれん」運転再開のお知らせ:JR西日本
概要は以下のとおりです。
【運転再開日】
・2025年3月7日(金)
日本旅行による関西発の旅行商品
・2025年3月8日(土)
JR東日本びゅうツーリズムによる貸切乗車ツアー
【出発式・お出迎え】
運行初日の3月7日(金)には、金沢駅で出発式、和倉温泉駅でお出迎えを実施
【その他】
運転再開以降も、不定期にて旅行会社による貸切乗車ツアーを予定
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
昨年の元日に発生した「能登半島地震」から1年となりました。
半島の先端部という地理的に厳しい地域での大規模な地震災害に加え、その後に発生した能登半島豪雨でも再び甚大な被害を受け、現地の復旧・復興はこれまでに見舞われた災害とは比べものにならないほどの厳しさであることは、地域外に住んでいる私にとっても容易に推察できるところです。
そんな中でも復旧・復興に向けた動きは着実に進んでいて、地域随一の温泉地である「和倉温泉」でも、旅館の営業が順次再開し、観光客の受け入れ体制も徐々に回復しているようですが、今回七尾線の観光列車「花嫁のれん」の運転が再開されることとなりました。
ただ、震災前とは異なり、まずは団体専用の臨時列車として、不定期に運行するということですが、今後、条件が整えば、震災前と同じく定期運行・個人利用可能になるのではないか、ということですので、今後の復興に引き続き期待したいところです。
▲和倉温泉駅に停車中の「花嫁のれん」。
今年3月より、団体臨時列車として運転再開となります。
不定期の団体臨時列車という形ではありますが、「花嫁のれん」の運転再開が発表された今、次なる願いは、のと鉄道の観光列車「のと里山里海号」の運転再開でしょうか。
こちらは、七尾〜穴水間を走る観光列車でありますが、七尾より先は、先の震災の被害が更に大きい地域でもありますので、「花嫁のれん」以上に受け入れ体制の復旧に課題が多いことは確かでしょう。
そのため、「のと里山里海号」の運転再開も、そう簡単ではないのは百も承知ですが、やはり地域に再び賑わいを取り戻すには、観光列車による集客も求められるものの一つでありましょうから、決して慌てることなく、しかし確実に運転再開への道のりを歩んでほしいな、と思うところです。
(参考)