南海電鉄では、本日(2025年3月31日)「グループ中期経営計画2025-2027」を発表しました。
「NANKAI グループ中期経営計画 2025-2027」について|南海電鉄
この中で、公共交通事業のサービス品質向上の取り組みの一つとして、「特急サザンの新型車両更新」が記されていました。
上記発表によれば、特急サザンの新型車両更新は2027年度末からを予定していますが、これ以上の内容は特に記されていません。

▲和歌山市駅に停車する特急「サザン」10000系

▲箱作〜淡輪間を走行する特急「サザン」10000系
特急「サザン」は現在、8両編成のうち4両を「指定席」、残り4両を「自由席」として運行し、指定席車には10000系または12000系、自由席車には7100系(10000系とのセット)、8000系・8300系・9000系(12000系とのセット)で運行されています。
このうち、10000系については、1985年のデビューより40年が経過すること、加えて併結相手の7100系についてはそれ以上の経年が進んでいることから、老朽化が課題となっていました。
一方で、特に泉佐野以南で人口減少に伴う利用者源もあり、今後も引き続き「サザン」の運行体系が維持されるのか、という点についても個人的には懸念を抱いていました。
即ち、現在日中2本/時運行されている「サザン」については、朝と夕方の通勤・通学時間帯に特化した有料着席サービスにするべく、現在の12000系「サザンプレミアム」で運用できる本数に減便し、日中の運行を中止する、というシナリオが現実のものになるのではないか、といったものです。
しかし今回の発表では、「特急サザンを新型車両に更新」とありますので、現状の10000系を新型車両に置き換えるという線が濃厚なのではないか、と思われます。
「サザン」の置き換え開始はあと3年ほど先になりそうですが、それまでの間に色々な内容が発表されることでしょうから、このブログでもそれらの話題について、逐一お届けしたいと思います。
また、現行の10000系+7100系の「サザン」についても、あと3年程度で見納めとなりますので、その姿もしっかり記録していきたいな、と思います。
「NANKAI グループ中期経営計画 2025-2027」について|南海電鉄
この中で、公共交通事業のサービス品質向上の取り組みの一つとして、「特急サザンの新型車両更新」が記されていました。
(上記資料より引用、赤枠は管理人による。)
上記発表によれば、特急サザンの新型車両更新は2027年度末からを予定していますが、これ以上の内容は特に記されていません。

▲和歌山市駅に停車する特急「サザン」10000系

▲箱作〜淡輪間を走行する特急「サザン」10000系
特急「サザン」は現在、8両編成のうち4両を「指定席」、残り4両を「自由席」として運行し、指定席車には10000系または12000系、自由席車には7100系(10000系とのセット)、8000系・8300系・9000系(12000系とのセット)で運行されています。
このうち、10000系については、1985年のデビューより40年が経過すること、加えて併結相手の7100系についてはそれ以上の経年が進んでいることから、老朽化が課題となっていました。
一方で、特に泉佐野以南で人口減少に伴う利用者源もあり、今後も引き続き「サザン」の運行体系が維持されるのか、という点についても個人的には懸念を抱いていました。
即ち、現在日中2本/時運行されている「サザン」については、朝と夕方の通勤・通学時間帯に特化した有料着席サービスにするべく、現在の12000系「サザンプレミアム」で運用できる本数に減便し、日中の運行を中止する、というシナリオが現実のものになるのではないか、といったものです。
しかし今回の発表では、「特急サザンを新型車両に更新」とありますので、現状の10000系を新型車両に置き換えるという線が濃厚なのではないか、と思われます。
「サザン」の置き換え開始はあと3年ほど先になりそうですが、それまでの間に色々な内容が発表されることでしょうから、このブログでもそれらの話題について、逐一お届けしたいと思います。
また、現行の10000系+7100系の「サザン」についても、あと3年程度で見納めとなりますので、その姿もしっかり記録していきたいな、と思います。