JR西日本から、今年度のゴールデンウィーク期間中の利用状況が発表されました。
ゴールデンウィーク期間のご利用状況について 【4月25日(金)〜5月6日(火)12日間 同日比較】 :JR西日本
期間中、新幹線及び在来線特急の合計では、前年度比103%と若干の増加となっていますが、特に目を惹くのは、きのくに線の「くろしお」(和歌山〜箕島)の利用状況です。
ご覧のとおり、対前年比123%と、期間中2割以上の利用者増加となっており、他線区に比べてその増加は際だっています。
このようにきのくに線「くろしお」だけが激増した理由は、やはり白浜町の「アドベンチャーワールド」で飼育してたパンダ4頭が中国に返還されることとなり、返還前に一目見ようと例年以上に白浜方面への利用が増えたことに尽きるでしょう。
(参考)
確かに、このGW期間中、4月30日に特急「くろしお」に和歌山から乗車しましたが、往路の「くろしお1号」は9両編成に増結していたものの満席、帰路の「くろしお36号」も通常は空席が目立っていたのですが、この日は紀伊勝浦や白浜からも利用者が多く、幾度か利用していた中では最も混んでいたのではないか、と感じていたのですが、そのとおりのデータが示された、といったところでしょうか。
こうなると逆に、来年度のGW期間の落ち込みがより大きくなるのが気がかりですが、長期的にはパンダ飼育の再開を、そして短期的なパンダの代わりとなる観光資源のPR等、パンダ帰国の逆風の下であっても、観光客を維持する取り組みが求められますし、それが「くろしお」の利用者を維持することになるかと思われます。
事情が事情なところはある一方、これだけの人が「くろしお」を利用してパンダを見にいったことは素直に喜んでもいいのかな、とも感じたニュースでありました。
ゴールデンウィーク期間のご利用状況について 【4月25日(金)〜5月6日(火)12日間 同日比較】 :JR西日本
期間中、新幹線及び在来線特急の合計では、前年度比103%と若干の増加となっていますが、特に目を惹くのは、きのくに線の「くろしお」(和歌山〜箕島)の利用状況です。
(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/250507_00_press_gwgoriyou.pdf)より引用、赤枠は管理人による。)
ご覧のとおり、対前年比123%と、期間中2割以上の利用者増加となっており、他線区に比べてその増加は際だっています。
このようにきのくに線「くろしお」だけが激増した理由は、やはり白浜町の「アドベンチャーワールド」で飼育してたパンダ4頭が中国に返還されることとなり、返還前に一目見ようと例年以上に白浜方面への利用が増えたことに尽きるでしょう。
(参考)
確かに、このGW期間中、4月30日に特急「くろしお」に和歌山から乗車しましたが、往路の「くろしお1号」は9両編成に増結していたものの満席、帰路の「くろしお36号」も通常は空席が目立っていたのですが、この日は紀伊勝浦や白浜からも利用者が多く、幾度か利用していた中では最も混んでいたのではないか、と感じていたのですが、そのとおりのデータが示された、といったところでしょうか。
こうなると逆に、来年度のGW期間の落ち込みがより大きくなるのが気がかりですが、長期的にはパンダ飼育の再開を、そして短期的なパンダの代わりとなる観光資源のPR等、パンダ帰国の逆風の下であっても、観光客を維持する取り組みが求められますし、それが「くろしお」の利用者を維持することになるかと思われます。
事情が事情なところはある一方、これだけの人が「くろしお」を利用してパンダを見にいったことは素直に喜んでもいいのかな、とも感じたニュースでありました。
▲「パンダくろしお」287系と「オーシャンアロー」283系。
このゴールデンウィークの利用者数は、前年比約2割増と大幅に増加しました。