JR東日本では、7月4日(金)より東北本線の仙台〜小牛田・石越間で、特急「イブニングウェイ」を運行することを発表しました。
仙台〜小牛田・石越間で特急「イブニングウェイ」を運転します 〜週末の夜はゆったり座って帰りませんか〜|JR東日本
概要は以下のとおりです。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
首都圏や近畿圏といった大都市圏を中心に、有料着席サービスの新規実施が続いていますが、その動きは地方都市にも広がってきていますが、今回仙台都市圏での有料着席サービスとして今回、この「イブニングウェイ」という特急列車が運行されることとなりました。
この「イブニングウェイ」の特徴は、何と言っても「使用車両」で、上記発表資料のとおり「キハ110系」が充当されることとなっています。
民営化間もない頃に投入されたキハ110系は、同社管内の老朽化した気動車を一気に置き換えました。
それだけに留まらず、1996年から1997年にかけて、秋田新幹線(田沢湖線)の工事運休による代替ルートとして、北上線経由で運行された、特急「秋田リレー号」としても運行されました。
この「秋田リレー号」が、現在に至るまで、JR東日本が保有する気動車で運行された唯一の特急列車であったわけですが、それから28年ぶりに同社保有の気動車による特急列車が復活することとなりました。
もっとも、「秋田リレー号」は専用の車両が用意されたのに対し、今回の「イブニングウェイ」は、陸羽東線の快速「湯けむり号」に充当されている車両を充当することとなっていますが、リクライニングシートを搭載しており、特急列車として運用するのには遜色ない設備となっているといえます。
この夏の臨時列車で、突然設定された「イブニングウェイ」。
久しぶりのキハ110系による特急列車として、鉄道ファン的には注目の列車でありますが、一方で金曜日夜の有料着席サービスとして、沿線利用者にどこまで定着するのか、気になるところです。
もっともこの手の列車、夜よりも朝の方がニーズが高い、といえますので、今後「モーニングウェイ」なんていう列車も登場したりするのかな、とも感じました。
もっとも、「モーニングウェイ」の愛称は、既に小田急電鉄で利用されており、仮に朝の特急として設定されるのであれば、別の愛称になるのかも知れませんが…
【鉄道コム関連記事】
JR東で久々の「ディーゼル特急」誕生! 仙台エリアで臨時特急「イブニングウェイ」7月から運転 - 鉄道コム
仙台〜小牛田・石越間で特急「イブニングウェイ」を運転します 〜週末の夜はゆったり座って帰りませんか〜|JR東日本
概要は以下のとおりです。
【運転区間】
仙台〜小牛田・石越間
【ダイヤ】
・特急「イブニングウェイ1号」
仙台18:15発→小牛田18:51着
・特急「イブニングウェイ3号」
仙台20:34発→小牛田21:08着→石越21:36着
【運転日】
2025年7月4日(金)から毎週金曜日に運転(8月15日は除く)
【使用車両】
キハ110系2両
全車指定席(リクライニングシート)
【運行開始ポスター】
(上記発表資料(https://www.jreast.co.jp/press/2025/sendai/20250523_s01.pdf)より引用)
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
首都圏や近畿圏といった大都市圏を中心に、有料着席サービスの新規実施が続いていますが、その動きは地方都市にも広がってきていますが、今回仙台都市圏での有料着席サービスとして今回、この「イブニングウェイ」という特急列車が運行されることとなりました。
この「イブニングウェイ」の特徴は、何と言っても「使用車両」で、上記発表資料のとおり「キハ110系」が充当されることとなっています。
民営化間もない頃に投入されたキハ110系は、同社管内の老朽化した気動車を一気に置き換えました。
それだけに留まらず、1996年から1997年にかけて、秋田新幹線(田沢湖線)の工事運休による代替ルートとして、北上線経由で運行された、特急「秋田リレー号」としても運行されました。
この「秋田リレー号」が、現在に至るまで、JR東日本が保有する気動車で運行された唯一の特急列車であったわけですが、それから28年ぶりに同社保有の気動車による特急列車が復活することとなりました。
もっとも、「秋田リレー号」は専用の車両が用意されたのに対し、今回の「イブニングウェイ」は、陸羽東線の快速「湯けむり号」に充当されている車両を充当することとなっていますが、リクライニングシートを搭載しており、特急列車として運用するのには遜色ない設備となっているといえます。
この夏の臨時列車で、突然設定された「イブニングウェイ」。
久しぶりのキハ110系による特急列車として、鉄道ファン的には注目の列車でありますが、一方で金曜日夜の有料着席サービスとして、沿線利用者にどこまで定着するのか、気になるところです。
もっともこの手の列車、夜よりも朝の方がニーズが高い、といえますので、今後「モーニングウェイ」なんていう列車も登場したりするのかな、とも感じました。
もっとも、「モーニングウェイ」の愛称は、既に小田急電鉄で利用されており、仮に朝の特急として設定されるのであれば、別の愛称になるのかも知れませんが…
▲キハ110系のリクライニングシート車は、上述の「秋田リレー号」の他に、釜石線の急行「陸中」にも投入されました。
現在は、快速「はまゆり」に変更されていますが、指定席車を中心にリクライニングシートは現在も運用されています。
【鉄道コム関連記事】
JR東で久々の「ディーゼル特急」誕生! 仙台エリアで臨時特急「イブニングウェイ」7月から運転 - 鉄道コム