近畿日本鉄道(近鉄)では、既に2024年から新型一般車両「8A系」を奈良線、京都線等で運行していますが、今回、大阪線、名古屋線系統及び南大阪線系統で新型車両を投入することを発表しました。
2026年に大阪線・名古屋線・南大阪線などで新型一般車両がデビュー! |近畿日本鉄道
概要は以下のとおりです。
既に下記記事で奈良線に投入される「8A系」についてご紹介し、ここでも大阪線や名古屋線に投入されることをご紹介していました。
(参考)
今回、その続報というべき、大阪線、名古屋線、南大阪線の新型車両導入が発表されました。
車両形式は大阪線、名古屋線系統は「1A系」「1B系」、南大阪線系統は「6A系」となっています。
この「8A」という付番は、どのような規則性に基づくものか、明らかになってはいませんでしたが、今回の導入系式をみますと、それぞれの線区系統で使用されている一般形車両の一ケタ目を継承しているものと考えられます。
例えば南大阪線系統の一般車両は、現在では全て6000番台の系式となっていますが、これがそのまま「6A系」にも引き継がれています。
そんな規則性が明らかになった今回の導入発表ですが、多くの方が驚いたのが車体カラーでありましょうか。
上記発表によると、1A系及び1B系が、何と「青色」ベースのカラーに変更されることとなりました。
長年、近鉄の一般車両は線区に関係なく「赤色」の車両でお馴染みでしたが、それがまさかの「青」となるとは、予想外も甚だしい、といいましょうか。
ここにきて、なぜ新たに青色を導入するのかの理由についてですが、下記朝日新聞の記事によりますと、「伊勢志摩につながる路線であり、当社のコーポレートカラーが青色ということで総合的に判断した。伝統を守りながら進化をしていくというのを表現したい」との近鉄社員の説明があり、また、「名古屋線系統では今後、既存の車両も1A系と同様の塗装に順次変更する」とも報じられています。
(参考)
近鉄の一般車両に初の青い塗装 名古屋線などに1A系、来年1月登場:朝日新聞
今までとは大きく異なる「青色」の近鉄電車、しかも新型車両だけでなく既存車両も塗色変更されるということですので、見慣れないうちはファンのみならず一般利用者も驚きをもって眺めることになるのかな、と感じたニュースでありました。
2026年に大阪線・名古屋線・南大阪線などで新型一般車両がデビュー! |近畿日本鉄道
概要は以下のとおりです。
【各線区への導入予定年度・車両数等】詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
●大阪線、山田線、鳥羽線「1A系」:
カラー:青
導入予定年度・車両数:
2025年度・・・4両編成×2本(計8両)
●名古屋線、山田線、鳥羽線「1A系」「1B系」:
カラー:青
導入予定年度・車両数:
2025年度・・・「1A系」4両編成×3本(12両)
2026年度・・・「1B系」3両編成×3本(9両)
●南大阪線、吉野線、長野線、御所線「6A系」:
カラー:赤
導入予定年度・車両数:
2026年度・・・4両編成×3本(12両)
2027年度・・・4両編成×2本(8両)
【多目的トイレ】
バリアフリー対応のトイレを、「1A系」「6A系」に設置
また、8A系についても、2026年度以降導入編成から新設
【1A系イメージ】
(上記発表資料(https://files.microcms-assets.io/assets/f76cb3f097104533921f6d6262a336ee/ed86364ee0d94d10ad3687f45f012d96/20260612rw.pdf)より引用)
既に下記記事で奈良線に投入される「8A系」についてご紹介し、ここでも大阪線や名古屋線に投入されることをご紹介していました。
(参考)
今回、その続報というべき、大阪線、名古屋線、南大阪線の新型車両導入が発表されました。
車両形式は大阪線、名古屋線系統は「1A系」「1B系」、南大阪線系統は「6A系」となっています。
この「8A」という付番は、どのような規則性に基づくものか、明らかになってはいませんでしたが、今回の導入系式をみますと、それぞれの線区系統で使用されている一般形車両の一ケタ目を継承しているものと考えられます。
例えば南大阪線系統の一般車両は、現在では全て6000番台の系式となっていますが、これがそのまま「6A系」にも引き継がれています。
そんな規則性が明らかになった今回の導入発表ですが、多くの方が驚いたのが車体カラーでありましょうか。
上記発表によると、1A系及び1B系が、何と「青色」ベースのカラーに変更されることとなりました。
長年、近鉄の一般車両は線区に関係なく「赤色」の車両でお馴染みでしたが、それがまさかの「青」となるとは、予想外も甚だしい、といいましょうか。
ここにきて、なぜ新たに青色を導入するのかの理由についてですが、下記朝日新聞の記事によりますと、「伊勢志摩につながる路線であり、当社のコーポレートカラーが青色ということで総合的に判断した。伝統を守りながら進化をしていくというのを表現したい」との近鉄社員の説明があり、また、「名古屋線系統では今後、既存の車両も1A系と同様の塗装に順次変更する」とも報じられています。
(参考)
近鉄の一般車両に初の青い塗装 名古屋線などに1A系、来年1月登場:朝日新聞
今までとは大きく異なる「青色」の近鉄電車、しかも新型車両だけでなく既存車両も塗色変更されるということですので、見慣れないうちはファンのみならず一般利用者も驚きをもって眺めることになるのかな、と感じたニュースでありました。