京都丹後鉄道では、1990年に登場した特急列車「タンゴ・エクスプローラー」KTR001形の内外装を、同社の一般車両(KTR800形)で再現した「タンゴ・エクスプローラー オマージュトレイン」を、2023年8月より運行しています。
(参考)
今回、「WESTERポイント全線フリーきっぷ」を使う際に、折角ならばこの「タンゴ・エクスプローラー オマージュトレイン」に乗ってみようと考えてみました。
京都丹後鉄道に「オマージュトレイン」の運行予定を確認し、準備万端で西舞鶴駅を訪問することにしました。
この日は西舞鶴11時37分発・豊岡行き(227D)に充当されていました。

西舞鶴駅停車中の様子をじっくり撮影してみます。

▲KTR8500形(旧・JR東海キハ85系)との並び

▲車両中央には、KTR001形に描かれていた「タンゴ・エクスプローラー」のロゴが復元されています。

▲扉部分には、「TANGO EXPLORER」のロゴと「Revival Homage」(リバイバル・オマージュ)の文字が記されていました。

▲車体のカラーは、「タンゴ・エクスプローラー」KTR001形のゴールドメタリック、というよりはクリーム気味となっていますが、雰囲気は十分再現できていると思います。


▲車内に入ると目に付くのは、かつて「タンゴ・エクスプローラー」に設置されていた座席です。
実際の座席を移設しているところからみても、「オマージュ」(リスペクト、敬意)をしっかり表したものだ、と感じました。
この座席は、運転席直後に設置されており、「タンゴ・エクスプローラー」の座席に座りながら、前面展望を楽しめるようになっています。

▲
座席カバーには、これまた「タンゴ・エクスプローラー」時代に設置されていた「丹後ちりめん」の座席カバーがかけられていました。
この座席カバーは、他の一般席にも装着されていました。

この「オマージュトレイン」に、丹後神崎駅まで乗車してみました。
丹後神崎駅での発車の様子を、動画で記録してみました。
ところで、なぜこんな「丹後神崎」で降りたのか、というと、一言で言えば「時刻表の運転日確認ミス」でした。
ちゃんと確認しておけば、次の丹後由良まで乗車しても全く差し支えなかったのですが…
とはいえ、「タンゴ・エクスプローラー オマージュトレイン」は十分堪能できましたので、目的が果たせて満足であります。
この「オマージュトレイン」の元となる「タンゴ・エクスプローラー」。
1990年から2011年まで定期運行され、その後は「たんごリレー号」の代走等で時折見かけられていましたが、現在は既に実質引退となっているようで、このように西舞鶴駅構内の片隅で留置されています。

▲夏空の元、西舞鶴駅構内で留置されている「タンゴ・エクスプローラー」KTR001形車両

この画像も、上述の「オマージュトレイン」乗車日と同日に撮影したものですが、隣に留置されているのは、JR東海から譲り受けたキハ85系です。
このキハ85系、4両譲り受けたうちの2両が営業運転に使用されていますが、残りの2両は部品取りとして譲り受けており、実際に走行することはない模様です。
「タンゴ・エクスプローラー」と「ワイドビューキハ85系」。
ここ西舞鶴駅でこのように並ぶことになるとは、現役当時は誰が予想できたでしょうか。
営業運転用のキハ85系(KTR8500形)も、西舞鶴駅に停車していました。

下記「鉄道プレス」さんの記事によりますと、京都丹後鉄道では、将来特急用車両の導入に向けて、今年度から設計に着手しているとのことです。
●丹鉄、次期特急車両は「新造」!設計を今年から開始 | 鉄道プレス
下記「乗りものニュース」の記事によれば、先頃「タンゴ・エクスプローラー号お別れイベント」が開催され、その後KTR001形車両は解体される、とのことが報じられていました。
(参考)
元「三セクの看板特急」完全廃車へ ボロボロ状態だった金ピカ車体もついに「お別れ」最後のイベントで門出 | 乗りものニュース
解体前の最後の姿を記録できたのは、幸運ではありました。
一方で、KTR8500形や、今後設計が予定されている新型特急車両など、新しい話題も続いている京都丹後鉄道。
相変わらずの厳しい経営ではありますが、定期的の訪問して応援していきたいと感じました。
(参考)
今回、「WESTERポイント全線フリーきっぷ」を使う際に、折角ならばこの「タンゴ・エクスプローラー オマージュトレイン」に乗ってみようと考えてみました。
京都丹後鉄道に「オマージュトレイン」の運行予定を確認し、準備万端で西舞鶴駅を訪問することにしました。
この日は西舞鶴11時37分発・豊岡行き(227D)に充当されていました。

西舞鶴駅停車中の様子をじっくり撮影してみます。

▲KTR8500形(旧・JR東海キハ85系)との並び

▲車両中央には、KTR001形に描かれていた「タンゴ・エクスプローラー」のロゴが復元されています。

▲扉部分には、「TANGO EXPLORER」のロゴと「Revival Homage」(リバイバル・オマージュ)の文字が記されていました。

▲車体のカラーは、「タンゴ・エクスプローラー」KTR001形のゴールドメタリック、というよりはクリーム気味となっていますが、雰囲気は十分再現できていると思います。


▲車内に入ると目に付くのは、かつて「タンゴ・エクスプローラー」に設置されていた座席です。
実際の座席を移設しているところからみても、「オマージュ」(リスペクト、敬意)をしっかり表したものだ、と感じました。
この座席は、運転席直後に設置されており、「タンゴ・エクスプローラー」の座席に座りながら、前面展望を楽しめるようになっています。

▲
座席カバーには、これまた「タンゴ・エクスプローラー」時代に設置されていた「丹後ちりめん」の座席カバーがかけられていました。
この座席カバーは、他の一般席にも装着されていました。

この「オマージュトレイン」に、丹後神崎駅まで乗車してみました。
丹後神崎駅での発車の様子を、動画で記録してみました。
「タンゴ・エクスプローラー オマージュトレイン」の、丹後神崎駅発車の様子を動画で撮影しました。 pic.twitter.com/z0E8SpNgKh
— 「阪和線の沿線から」ブログ (@hanwasen_ensen) July 20, 2025
ところで、なぜこんな「丹後神崎」で降りたのか、というと、一言で言えば「時刻表の運転日確認ミス」でした。
ちゃんと確認しておけば、次の丹後由良まで乗車しても全く差し支えなかったのですが…
とはいえ、「タンゴ・エクスプローラー オマージュトレイン」は十分堪能できましたので、目的が果たせて満足であります。
この「オマージュトレイン」の元となる「タンゴ・エクスプローラー」。
1990年から2011年まで定期運行され、その後は「たんごリレー号」の代走等で時折見かけられていましたが、現在は既に実質引退となっているようで、このように西舞鶴駅構内の片隅で留置されています。

▲夏空の元、西舞鶴駅構内で留置されている「タンゴ・エクスプローラー」KTR001形車両

この画像も、上述の「オマージュトレイン」乗車日と同日に撮影したものですが、隣に留置されているのは、JR東海から譲り受けたキハ85系です。
このキハ85系、4両譲り受けたうちの2両が営業運転に使用されていますが、残りの2両は部品取りとして譲り受けており、実際に走行することはない模様です。
「タンゴ・エクスプローラー」と「ワイドビューキハ85系」。
ここ西舞鶴駅でこのように並ぶことになるとは、現役当時は誰が予想できたでしょうか。
営業運転用のキハ85系(KTR8500形)も、西舞鶴駅に停車していました。

下記「鉄道プレス」さんの記事によりますと、京都丹後鉄道では、将来特急用車両の導入に向けて、今年度から設計に着手しているとのことです。
●丹鉄、次期特急車両は「新造」!設計を今年から開始 | 鉄道プレス
下記「乗りものニュース」の記事によれば、先頃「タンゴ・エクスプローラー号お別れイベント」が開催され、その後KTR001形車両は解体される、とのことが報じられていました。
(参考)
元「三セクの看板特急」完全廃車へ ボロボロ状態だった金ピカ車体もついに「お別れ」最後のイベントで門出 | 乗りものニュース
解体前の最後の姿を記録できたのは、幸運ではありました。
一方で、KTR8500形や、今後設計が予定されている新型特急車両など、新しい話題も続いている京都丹後鉄道。
相変わらずの厳しい経営ではありますが、定期的の訪問して応援していきたいと感じました。








