東海道・山陽新幹線の新型車両「N700S」の7号車・8号車間のデッキ部分には、「ビジネスブース」という、Web会議や打ち合わせ等に利用できるスペースが設置されています。
(参考)
ビジネスブースのご案内|JR東海
新幹線ワークプレイス:JRおでかけネット

この「ビジネスブース」は、2022年5月に試験導入の後、2023年10月より本格導入され、現在はN700Sで運行される列車でサービスが提供されています。
(参考)



N700S導入当初は、その編成数も少なかったことからなかなか遭遇できなかったこの「ビジネスブース」ですが、導入から3年が経過し、N700Sにも相当の頻度で運行されるようになり、同時にこの「ビジネスブース」にも遭遇するするようになりました。

「ものの試しに一度使ってみたいな…」と思っていたところ、先日(8月4日)に山陽新幹線「のぞみ」を利用した際、この「ビジネスブース」の利用が望ましい事態に遭遇しました。
「どうせならば」ということで、実際に使用してみましたので、その様子をご紹介したいと思います。



「ビジネスブース」は、N700S充当編成の7号車「S Work車両」利用者が、別途有料で利用できるブースとなっています。
7号車の各座席には、「S Work車両」の案内に併せて、「ビジネスブースの案内」リーフレットが座席前ポケットに挟まれています。
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▲7号車「S Work車両」で案内されている「ビジネスブース」。
(※)QRコード部分はトラブル防止のため画像処理しています。

上記案内QRコードに沿って、ブースを予約し、予約した時間にブースに入ることとします。

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▲ビジネスブース設置場所。
7号車と8号車の間のデッキ部分になります。

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▲ブースに入ると、既に「予約済の席です」と表示されています。
予約時に連絡のあった「利用番号」を入力すると、利用開始となります。
(この画像もQRコード部分を画像処理しています。)

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▲ビジネスブース内部全景。
二人分の打ち合わせスペースが確保されています。

私がこの「ビジネスブース」を利用したのは、他人にあまり聞かれたくない電話をしないといけなかったからでした。
7号車「S Work車両」は、車内での通話は可能となっていますが、それが故に通話内容も他人に聞かれることとなります。
そういった事態を避けたい場合にも、この「ビジネスブース」が活用できます。

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▲終了5分前になると、アラームが鳴ります。
この日は20分間の利用で予約していましたが、用事が丁度20分に収まったので、延長を行うことなく利用終了となりました。



この「ビジネスブース」ですが、あまり長時間の利用は想定しているものではなく、最大予約時間は60分となっています。
しかも、最初の30分間は10分ごとに200円ですが、その後の30分間は、10分ごとに300円と、料金がアップしており、ビジネスブースを1時間借り切ると1,500円かかることとなっています。

予約上限が60分ということも含めて考えると、あまり長居をするような使い方は想定していないようです。
ただ、他の乗客の目に付かない場所を60分確保できる、という意味では、それなりの利用があるのかも知れません。

とはいえ、私がこの「ビジネスブース」を利用した際には、ブース内に設置されているタブレット端末の不具合があったようで、利用開始の手続きが完了しませんでした。
どうやら車内のWi-Fiに接続されていなかったようなので、8号車にいたパーサーに声かけして、再起動か何かをしてもらい、ようやく利用できるようにしてもらいました。

逆に言えば、この日のこの編成に関して言えば、私が初めて「ビジネスブース」を利用したようなので、そういう意味では利用が旺盛、ということでも無いのかな、とも感じたりしました。

一方、他の乗客の目につかない個室なので、落ち着いて電話や打ち合わせができるのは確かにメリットと感じましたので、今後も機会があれば利用してみたいな、と感じました。