弘南鉄道大鰐線(青森県)では、今後の経営環境を見据え、同線の運行継続が困難であると判断し、令和10年(2028年)3月31日の運行をもって運行休止することを発表しました。

弘南鉄道大鰐線運行計画について|弘南鉄道株式会社 青森弘前

上記発表によりますと、大鰐線休止後の公共交通については、現在青森県主催の検討会議において調整が進められているとのことです。

詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



弘南鉄道大鰐線については、昨年11月に、2027年度末で運行休止の意向が、地元マスメディアの東奥日報により報じられていました。
(参考)


今回、この報道のとおり、2027年度末をもって休止となることが発表されました。

あくまで「休止」とのことですが、上述のとおり休止後の公共交通について、現在青森県主催の検討会議において調整が進められていることを鑑みれば、休止からの復活は難しいのかな、とも思われます。

このタイミングで、2027年度末の休止を発表したのは、現在の高校1年生が卒業するまでは運行を続けることに他ならないかと考えられます。
(参考)


これから2年半かけて、大鰐線に代わる公共交通を整備していくことになります。
運転士不足が叫ばれている昨今ですが、一方で地域に必要な公共交通は何としても確保しなければなりません。
そのためには調整が必要な時間が一定必要であることは、言を俟たないものであります。
厳しい経営環境下、それだけの時間的猶予をもっての休止の発表は、受験生や地域に対する配慮、という意味では、上記「旅と鉄道」X(Twitter)アカウントでの記述のとおり、注目してもよい姿勢だと感じました。



私自身は、今から13年半前の2012年2月に、廃止間際の寝台特急「日本海」に乗車して、大鰐温泉で下車したのち、この弘南鉄道大鰐線に乗車しました。

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▲大鰐駅で発車を待つ弘南鉄道7000系

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▲弘南鉄道大鰐駅の駅舎

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▲大鰐駅の駅名標

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▲起点となる中央弘前駅

この時、確か大鰐温泉より先の切符を購入していたのにも関わらず下車した理由が、いまいち明確に覚えていないのですが、恐らく「乗り残していた」からというのが大きな理由だったかと思います。

よく考えてみれば、この時「日本海」をこの駅で降りていなければ、大鰐線にも乗る機会を逸していたことにもなるので、よくこのタイミングで決断したな、と今更ながら感心した次第です。
(大鰐温泉で「日本海」から下車するのは、本当に直前で決断した記憶が記憶があります。)

休止までの間に、再度大鰐線に乗る機会があるのかどうかは分かりませんが、仮にあったとすれば、休止後の地域交通をどう構築するのか、という点にも注目しながら乗ってみたいな、と感じたニュースでした。



【関連ニュースサイト】
弘南鉄道大鰐線、2028年3月末「廃止」を正式発表。76年の歴史に幕 | 旅行総合研究所タビリス



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