閉幕まであと僅かとなった「大阪・関西万博」。
長いようであっという間の半年間の会期も、間もなく終わろうとしています。
私自身は、この会期中3回、万博会場を訪問しました。
SNS上では通期パスを駆使して全てのパビリオンを訪問したり、また同じく通期パスを駆使して夕方から仕事帰りに立ち寄る風に万博会場を訪問するという、リピーターの報告も数多く見られました。
ただ私自身は、やはり万博会場からやや距離がある場所に住んでいることもあり、通期パスを用いてまで通い詰めることは難しく、結局3回の訪問となりましたが、それでも万博会場の雰囲気は十分に楽しめたのではないか、と思っています。
その私自身の万博訪問の記録を、これから3回に分けて記事にアップしていきたいと思います。
私が訪問したパビリオンやショップ、そして風景などを、ご紹介していきたいと思います。
まずは、1回目の訪問となる、2025年5月18日(日)。来場者数は121,927人でした。
長いようであっという間の半年間の会期も、間もなく終わろうとしています。
私自身は、この会期中3回、万博会場を訪問しました。
SNS上では通期パスを駆使して全てのパビリオンを訪問したり、また同じく通期パスを駆使して夕方から仕事帰りに立ち寄る風に万博会場を訪問するという、リピーターの報告も数多く見られました。
ただ私自身は、やはり万博会場からやや距離がある場所に住んでいることもあり、通期パスを用いてまで通い詰めることは難しく、結局3回の訪問となりましたが、それでも万博会場の雰囲気は十分に楽しめたのではないか、と思っています。
その私自身の万博訪問の記録を、これから3回に分けて記事にアップしていきたいと思います。
私が訪問したパビリオンやショップ、そして風景などを、ご紹介していきたいと思います。
まずは、1回目の訪問となる、2025年5月18日(日)。来場者数は121,927人でした。
【会場への交通手段】
・堺パーク&ライドを往復利用。
下記記事で別途紹介しています。
【入場ゲート】
西ゲート(パーク&ライドのシャトルバス利用)


この頃は、東ゲートは9時入場は確保が難しかったものの、西ゲートは9時入場は余裕で確保できました。
まさかその後、9時入場が全く選べず、そして追加開放が激しい争奪戦になるとは、考えてもいませんでした。
そんな、まだ比較的のんびりしていた時期の入場でした。
【西ゲート付近のミャクミャク像】

【JR西日本オフィシャルショップ】





サインシステムがJR西日本の駅そのままの、鉄道ファン垂涎のショップでした。
【シンガポール共和国】
イタリアパビリオンの順番待ちの間に訪問しました。
待ち時間は5分程度と、当記事執筆時点である閉幕前にはおよそ考えつかない時期でした…







【コモンズD】

一つの建物に多数の国が出展している「コモンズ」という形態。
ここ「コモンズD」には25カ国が出展していました。
その中で、写真の記録を撮っていた国々をご紹介。

▲リベリア

▲タジキスタン

▲コンゴ民主共和国

▲パレスチナ

▲マーシャル諸島

▲ブータン
【イタリア】
交代で2時間半並び、やっとの思いで入館できたイタリアパビリオン。
この日は奇しくもミケランジェロ「キリストの復活」の公開初日でした。
この後の会期中にも、本国から様々な展示品が展示される様に、イタリアの本気を感じた方も多かったのではないのでしょうか。
会期終盤になれば、5時間程度の待ち時間は当たり前となっていましたので、それを考えると当時、2時間半で入れただけでもラッキーだった、と今になって感じています。







▲この日が公開初日であったミケランジェロ「キリストの復活」




▲彫刻や絵画だけでなく、イタリアの産業という意味では「フェラーリ」も漏れなく展示していたのも、注目ポイントでした。


▲レオナルド・ダ・ヴィンチ「アトランティックコード」素描

▲イタリア館の屋上からリングを眺めてみます
【コモンズB】
続いて訪問したのが、コモンズB。
こちらには24カ国が出展していました。

▲タンザニア連合共和国

▲ドミニカ共和国

▲ジャマイカ、といえば個人的には「ボブスレー」のイメージが非常に強いのですが、そのボブスレーも漏れなく展示されていました。

▲ベナン共和国




▲ハイチ共和国
西半球の中での最貧国ともいわれているハイチですが、こうして遠く離れた日本の大阪の地で万博に出展しているのも、コモンズの理念を具現化したエピソードの一つではないか、と個人的に感じました。

▲ナウル
今やSNSのX(Twitter)上ですっかり有名となっているこのナウル。
元々はリン鉱を主に産出する豊かなくにでしたが、リン鉱の枯渇後は経済が低迷していました。
とかく経済施策の失敗例として語られがちですが、SNSの広報を通じて日本国内の様々な自治体と連携している姿勢から、今後のナウルが更に発展してほしいな、と感じました。

▲SNS上で話題となった「ナウル台座」。
展示物が何も置かれていない、ただ白い円柱が置かれているだけのシュールさが、SNS上で話題となりました。







▲ガイアナ協同共和国


▲ジンバブエ
近年のハイパーインフレの事例として、「ジンバブエ・ドル」でこの国をご存じの方も少なくないかと思います。
ただコモンズの展示をみると、そんな経済状況は感じることはなく、明るい展示にも感じました。
「聞いたことのある名前の国」「インパクトのあるエピソード(インフレ、失敗経済…)で聞いたことのある国」「そもそもどの地域にあるのか即答できない国」「聞いたことの無い国」と、様々な国の展示に出会えるのが、ここ「コモンズ」の魅力でした。
経済規模にかかわらず万博という「共同資源」にアクセスできるという、「コモンズ」の理念は、きっと多くの来場者に共感を与えたことでしょう。
【サウジアラビア】
大阪(日本)の次に、2030年に開催が予定されているサウジアラビア。
次回開催国、ということもあり、気合いの入った展示でした。







【アゼルバイジャン】
2025年の万博を、大阪(日本)とともに立候補していたのが、アゼルバイジャンのバクー。
投票の結果、大阪(日本)が開催権を得ることになりましたが、オイルマネーを中心に経済成長が著しいこの国も、単独でパビリオンを出展していました。



【トルクメニスタン】
今回の万博で、多くの日本人の話題となった国の一つが、このトルクメニスタンではないでしょうか。
その話題となったポイントは、「やたらと煌びやかなパビリオン外観」と「パビリオン入ってすぐの大統領肖像画」ではなかったかと思います。
いずれもインパクトあるものだけに、日本人の話題を一気にかっさらい、「トルクメニスタン」という国の知名度を大いに上げたのではないのでしょうか。
元々、日本からの入国が非常に困難な国であったにも関わらず、このようなインパクトある展示というギャップも、日本人の心をつかんだのではないか、と思います。
私自身も、この5月中旬頃には、SNS上でトルクメニスタンパビリオンが話題になっていたので、是非見てみたい、と思い入場しました。


▲やたらと明るいトルクメニスタンパビリオンの外観。
暗くなると、その尋常では無い明るさが体感できました。

▲大統領の肖像画。
入ってすぐ正面の、最も目立つ場所に飾られていたのは、恐らくトルクメニスタンくらいではなかったでしょうか。













【アオと夜の虹のパレード】
「サントリー」「ダイキン」という、関西発祥・拠点の二大企業の協賛による水上ショー。
待ち時間の間にリングの照明が幻想的になり、そして青い光からショーがスタートする光景は、やはり見てよかったと感じました。



【リングからの夜景】
次のドローンショーが始まるまでの間、リングからの夜景を撮影してみました。
夜の万博会場、パビリオンの明るい光が印象的でした。


【ドローンショー】
一日の万博の最後を締めくくるのが、ドローンショー。
「リングの上からだとドローンのプロペラ音も聞こえてより臨場感がある」というSNS上の感想を元に、リングに登って見ることにしました。
結果、感想どおり、多数のドローンが出すモーター音がリアルに聞こえてきました。
ただの点の明かりではなく、それぞれ一体一体が動いてショーを作り上げている、そのスケールの大きさにただただ感動しました。
アドバイスどおり、リング上で観覧して正解でした。



動画でもアップしています。
光の演出のみならず、絶えず鳴り続けるモーター音も併せてお楽しみください。
【退場ゲート】
西ゲート
21時20分頃にゲートから退場し、堺パーク&ライド行きのシャトルバスに乗車しました。
この日は、9時に入場して21時半まで会場に滞在していました。丸半日、万博会場を満喫しました。
当日の空き枠開放やパビリオンの予約可否など、完全に仕組みに慣れているわけでは無かった、初めての万博訪問にしては、かなり楽しむことができたのではないか、と感じました。
その後、次は8月2日に訪問することになりますが、その様子は改めての記事でご紹介できればと思います。
・堺パーク&ライドを往復利用。
下記記事で別途紹介しています。
【入場ゲート】
西ゲート(パーク&ライドのシャトルバス利用)


この頃は、東ゲートは9時入場は確保が難しかったものの、西ゲートは9時入場は余裕で確保できました。
まさかその後、9時入場が全く選べず、そして追加開放が激しい争奪戦になるとは、考えてもいませんでした。
そんな、まだ比較的のんびりしていた時期の入場でした。
【西ゲート付近のミャクミャク像】

【JR西日本オフィシャルショップ】





サインシステムがJR西日本の駅そのままの、鉄道ファン垂涎のショップでした。
【シンガポール共和国】
イタリアパビリオンの順番待ちの間に訪問しました。
待ち時間は5分程度と、当記事執筆時点である閉幕前にはおよそ考えつかない時期でした…







【コモンズD】

一つの建物に多数の国が出展している「コモンズ」という形態。
ここ「コモンズD」には25カ国が出展していました。
その中で、写真の記録を撮っていた国々をご紹介。

▲リベリア

▲タジキスタン

▲コンゴ民主共和国

▲パレスチナ

▲マーシャル諸島

▲ブータン
【イタリア】
交代で2時間半並び、やっとの思いで入館できたイタリアパビリオン。
この日は奇しくもミケランジェロ「キリストの復活」の公開初日でした。
この後の会期中にも、本国から様々な展示品が展示される様に、イタリアの本気を感じた方も多かったのではないのでしょうか。
会期終盤になれば、5時間程度の待ち時間は当たり前となっていましたので、それを考えると当時、2時間半で入れただけでもラッキーだった、と今になって感じています。







▲この日が公開初日であったミケランジェロ「キリストの復活」




▲彫刻や絵画だけでなく、イタリアの産業という意味では「フェラーリ」も漏れなく展示していたのも、注目ポイントでした。


▲レオナルド・ダ・ヴィンチ「アトランティックコード」素描

▲イタリア館の屋上からリングを眺めてみます
【コモンズB】
続いて訪問したのが、コモンズB。
こちらには24カ国が出展していました。

▲タンザニア連合共和国

▲ドミニカ共和国

▲ジャマイカ、といえば個人的には「ボブスレー」のイメージが非常に強いのですが、そのボブスレーも漏れなく展示されていました。

▲ベナン共和国




▲ハイチ共和国
西半球の中での最貧国ともいわれているハイチですが、こうして遠く離れた日本の大阪の地で万博に出展しているのも、コモンズの理念を具現化したエピソードの一つではないか、と個人的に感じました。

▲ナウル
今やSNSのX(Twitter)上ですっかり有名となっているこのナウル。
元々はリン鉱を主に産出する豊かなくにでしたが、リン鉱の枯渇後は経済が低迷していました。
とかく経済施策の失敗例として語られがちですが、SNSの広報を通じて日本国内の様々な自治体と連携している姿勢から、今後のナウルが更に発展してほしいな、と感じました。

▲SNS上で話題となった「ナウル台座」。
展示物が何も置かれていない、ただ白い円柱が置かれているだけのシュールさが、SNS上で話題となりました。







▲ガイアナ協同共和国


▲ジンバブエ
近年のハイパーインフレの事例として、「ジンバブエ・ドル」でこの国をご存じの方も少なくないかと思います。
ただコモンズの展示をみると、そんな経済状況は感じることはなく、明るい展示にも感じました。
「聞いたことのある名前の国」「インパクトのあるエピソード(インフレ、失敗経済…)で聞いたことのある国」「そもそもどの地域にあるのか即答できない国」「聞いたことの無い国」と、様々な国の展示に出会えるのが、ここ「コモンズ」の魅力でした。
経済規模にかかわらず万博という「共同資源」にアクセスできるという、「コモンズ」の理念は、きっと多くの来場者に共感を与えたことでしょう。
【サウジアラビア】
大阪(日本)の次に、2030年に開催が予定されているサウジアラビア。
次回開催国、ということもあり、気合いの入った展示でした。







【アゼルバイジャン】
2025年の万博を、大阪(日本)とともに立候補していたのが、アゼルバイジャンのバクー。
投票の結果、大阪(日本)が開催権を得ることになりましたが、オイルマネーを中心に経済成長が著しいこの国も、単独でパビリオンを出展していました。



【トルクメニスタン】
今回の万博で、多くの日本人の話題となった国の一つが、このトルクメニスタンではないでしょうか。
その話題となったポイントは、「やたらと煌びやかなパビリオン外観」と「パビリオン入ってすぐの大統領肖像画」ではなかったかと思います。
いずれもインパクトあるものだけに、日本人の話題を一気にかっさらい、「トルクメニスタン」という国の知名度を大いに上げたのではないのでしょうか。
元々、日本からの入国が非常に困難な国であったにも関わらず、このようなインパクトある展示というギャップも、日本人の心をつかんだのではないか、と思います。
私自身も、この5月中旬頃には、SNS上でトルクメニスタンパビリオンが話題になっていたので、是非見てみたい、と思い入場しました。


▲やたらと明るいトルクメニスタンパビリオンの外観。
暗くなると、その尋常では無い明るさが体感できました。

▲大統領の肖像画。
入ってすぐ正面の、最も目立つ場所に飾られていたのは、恐らくトルクメニスタンくらいではなかったでしょうか。













【アオと夜の虹のパレード】
「サントリー」「ダイキン」という、関西発祥・拠点の二大企業の協賛による水上ショー。
待ち時間の間にリングの照明が幻想的になり、そして青い光からショーがスタートする光景は、やはり見てよかったと感じました。



【リングからの夜景】
次のドローンショーが始まるまでの間、リングからの夜景を撮影してみました。
夜の万博会場、パビリオンの明るい光が印象的でした。


【ドローンショー】
一日の万博の最後を締めくくるのが、ドローンショー。
「リングの上からだとドローンのプロペラ音も聞こえてより臨場感がある」というSNS上の感想を元に、リングに登って見ることにしました。
結果、感想どおり、多数のドローンが出すモーター音がリアルに聞こえてきました。
ただの点の明かりではなく、それぞれ一体一体が動いてショーを作り上げている、そのスケールの大きさにただただ感動しました。
アドバイスどおり、リング上で観覧して正解でした。



動画でもアップしています。
光の演出のみならず、絶えず鳴り続けるモーター音も併せてお楽しみください。
【退場ゲート】
西ゲート
21時20分頃にゲートから退場し、堺パーク&ライド行きのシャトルバスに乗車しました。
この日は、9時に入場して21時半まで会場に滞在していました。丸半日、万博会場を満喫しました。
当日の空き枠開放やパビリオンの予約可否など、完全に仕組みに慣れているわけでは無かった、初めての万博訪問にしては、かなり楽しむことができたのではないか、と感じました。
その後、次は8月2日に訪問することになりますが、その様子は改めての記事でご紹介できればと思います。








