JR西日本では、山陽新幹線500系「ハローキティ新幹線」と、関空特急「ハローキティはるか」の運行を終了することを発表しました。
「ハローキティ 新幹線」の運行終了について:JR西日本
概要は以下のとおりです。
詳細は、上記発表資料をご覧ください。
JR西日本とサンリオのキャラクター「ハローキティ」とのコラボとして運行されてきたこれら了列車。
ハローキティ新幹線は2018年6月から、ハローキティはるかは2019年1月からと、約7年に渡って運行されてきました。
(参考)
この間、新型コロナウイルス感染症の影響により、特に「ハローキティはるか」については長期間の運用離脱があり、折角のラッピング車両が十分活躍できず勿体ない時期もありました。
しかし、新型コロナウイルス感染症の影響が明けてからは一転、コロナ前以上に増加した訪日外国人旅行者を中心に注目を集め、日本発のカワイイ系キャラクターとして、外国人旅行者を通じて全世界に発信されたのではないか、と思います。
そんな紆余曲折がありつつ、これまで走り続けたこれらの「ハローキティ」とのコラボ列車にも、いよいよ終止符が打たれることとなりました。
このうち、「ハローキティ新幹線」については、使用している500系電車の引退時期が近づいていること、そして「ハローキティはるか」についても、既にオリジナルの白色一色の編成が増えてきたことから考えて、そう遠くない終了は予想されていました。
(参考)
一部の鉄道ファンにとっては、シンプルな白色一色の「はるか」と対極のデザインである「ハローキティはるか」に対する、どちらかと言えばネガティブな意見もあったようですが、個人的な感想とすれば上述のとおり、訪日外国人旅行者の注目を集め、彼らを通じて全世界に発信されてきた、という価値は、何物にも代え難い効果があったのではないか、と考えています。
「ハローキティ」とのコラボについてはこれで終了となりますが、山陽新幹線では「ONE PIECE」とのコラボも実施されていることから、引き続き、海外に向けた訴求力のあるコラボが実施されることを期待したいな、と感じたニュースでありました。
【関連ブログ】
●【さよなら】ハローキティ新幹線、2026年春に運行終了へ | 鉄道プレス
「ハローキティ 新幹線」の運行終了について:JR西日本
概要は以下のとおりです。
【運行終了時期】
ハローキティ新幹線:2026年春予定
ハローキティはるか:2027年夏頃までに順次終了
詳細は、上記発表資料をご覧ください。
JR西日本とサンリオのキャラクター「ハローキティ」とのコラボとして運行されてきたこれら了列車。
ハローキティ新幹線は2018年6月から、ハローキティはるかは2019年1月からと、約7年に渡って運行されてきました。
(参考)
この間、新型コロナウイルス感染症の影響により、特に「ハローキティはるか」については長期間の運用離脱があり、折角のラッピング車両が十分活躍できず勿体ない時期もありました。
しかし、新型コロナウイルス感染症の影響が明けてからは一転、コロナ前以上に増加した訪日外国人旅行者を中心に注目を集め、日本発のカワイイ系キャラクターとして、外国人旅行者を通じて全世界に発信されたのではないか、と思います。
そんな紆余曲折がありつつ、これまで走り続けたこれらの「ハローキティ」とのコラボ列車にも、いよいよ終止符が打たれることとなりました。
このうち、「ハローキティ新幹線」については、使用している500系電車の引退時期が近づいていること、そして「ハローキティはるか」についても、既にオリジナルの白色一色の編成が増えてきたことから考えて、そう遠くない終了は予想されていました。
(参考)
一部の鉄道ファンにとっては、シンプルな白色一色の「はるか」と対極のデザインである「ハローキティはるか」に対する、どちらかと言えばネガティブな意見もあったようですが、個人的な感想とすれば上述のとおり、訪日外国人旅行者の注目を集め、彼らを通じて全世界に発信されてきた、という価値は、何物にも代え難い効果があったのではないか、と考えています。
「ハローキティ」とのコラボについてはこれで終了となりますが、山陽新幹線では「ONE PIECE」とのコラボも実施されていることから、引き続き、海外に向けた訴求力のあるコラボが実施されることを期待したいな、と感じたニュースでありました。
関西空港駅に停車中の「ハローキティはるか」。
訪日外国人が増加しつつあった2019年に運行がスタートしたものの、直後の新型コロナウイルス感染症により、多くの編成が運行休止となった時期もあり、8年間という期間を十分に走り続けたとは限らないのは惜しいところです。
この写真は2020年3月16日の、まさに新型コロナウイルス感染症の影響が拡大し始めた頃に関西空港駅で撮影したものです。
インバウンド利用者がひっきりなしに発着する今日では全く考えられませんが、この時は海外を結ぶ航空路線がほとんどが運休し、関西空港駅にもほとんど乗客がいませんでした。
(参考)
そんな厳しい状況の中でも、ラッピングが続けられたこの「ハローキティはるか」、この時の苦境を知っているだけに、少しでも長く続けてほしいな、と思っています。
▲りんくうタウン駅を通過する「ハローキティはるか」関西空港30周年記念ラッピング実施編成。
そんな新型コロナウイルス感染症から立ち直り、昨年(2024年)9月には運行開始30周年を迎えることができました。
30周年記念ラッピングと、ハローキティラッピングという双方の組み合わせは、限られた期間の実施でしたので、これも貴重な記録でありました。
▲美章園駅に入線する271系・281系「ハローキティはるか」。
コロナ禍後の訪日外国人旅行者の激増、そして大阪・関西万博の開催もあり、ハローキティの「カワイ」魅力、そしてそのインパクトは、この7年間で十分海外に伝わったのではないか、とも思います。
しばらくはシンプルな白色の「はるか」塗装に戻りますが、海外からの旅行者が初めて乗る列車の一つでもある「はるか」ですので、今後も海外からの旅行者に注目されるコラボを期待したいな、と個人的には感じています。
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