岡山市では、2021年9月に都市計画決定している路面電車の延伸環状化について、運行事業者である岡山電気軌道と合意に達し、事業計画案がまとまったことを発表しました。

路面電車の延伸環状化(大雲寺前〜ハレノワ〜西大寺町間)について事業計画案がまとまりましたのでお知らせします|岡山市

概要は以下のとおりです。
【延伸区間】
大雲寺前⇒ハレノワ前⇒西大寺町
約0.6km
単線左回り

【概算事業費】
約27.4億円

【合意内容】
・整備について:
岡山電気軌道(株)は、市の支援を受け、ハレノワ線の整備・管理・運行を行う

・費用負担について:
整備費は、国の補助を活用し、市が負担する(国1/2、市1/2)

・維持管理費に対する支援について
ハレノワ線の維持管理費は市が負担する
新設区間にかかる固定資産税相当額を市が負担する

・運行開始後の営業収支への対応
ハレノワ線の営業収支が赤字の場合は赤字額の50%を市が支援、
一方、黒字の場合は黒字額の50%を市に納付

・運行開始について
2029年度中の運行開始を目指し、協力して事業を進める

【路線イメージ】
2026020520-33-182


【完成イメージパース】
2026020520-33-442

(いずれも上記発表資料(https://www.city.okayama.jp/shisei/cmsfiles/contents/0000078/78385/01_roden.pdf)より引用)

詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



このブログを長らくお読みいただいている方には、私が鉄軌道全線完乗を目指していることをご承知いただいている方も少なからずおられるかと思います。

そんな「全線完乗」を目指す者にとっては、新線開業の動向は常に気にしておくべきニュースといえます。

将来的な人口減少、はたまた自家用車の普及により、鉄軌道の新線開業ペースは落ちてきているとはいえ、都市部や新幹線のような、鉄軌道がメリットを発揮する領域では、まだまだ新しい路線が開業する予定が続いていますので、「全線乗車」の道のりは、いつまでも続くことには変わり有りません。


今回ご紹介した、岡山電気軌道の延伸・環状化も、そんな「新線開業」の一つで、これまで柳川停留所で分岐していた「清輝橋線」と「東山線」を、その途中区間で接続し、環状運転とするものです。
これにより、中心市街地の回遊性向上や、都心の活性化を図ることとしています。

丁度、富山県富山市の富山地方鉄道「富山都心線」と似たようなもので、こちらも近接する路面電車の路線を接続して環状運転し、中心市街地の回遊性向上を目指すものですので、類似の事例が岡山でも誕生する、ということになるでしょう。

気になる開業年度は2029年度と、4年後の開業を目指すこととしています。
この岡山電気軌道に関しては、この「ハレノワ線」の他に、2027年3月には岡山駅前広場への乗り入れ延伸が予定されていますので、こちらも勿論乗りに行くことになります。

続いての開業というので、「二度も乗りに行かねればならないのか…?」というよりも、「新規開業が続くのは喜ばしい」という気持ちですので、是非予定どおりの開業を願いたいな、と感じたニュースでありました。




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