下記記事でご紹介したように、JR東日本では、久留里線の久留里〜上総亀山間について、今年度中に廃止届を提出する予定であることを発表しました。
(参考)
この区間については、輸送密度が76人/km(2024年度)と、鉄道として維持するにはあまりにも少なすぎることから、この区間の交通のあり方について協議がなされ、自動車中心の交通体系に移行することとなりました。
一方で、この区間の存続運動もあったようですので、果たして実際の輸送実態はどのようなものかを確かめることができればいいな、とも思っていました。
丁度、この久留里線については、自分の乗りつぶし記録が今いち曖昧なところがあったので、改めて乗車するとともに、線区の実態を確かめることができれば、と思い現地に向かうこととしました。
今回乗車したのは、上総亀山6時56分発の木更津行きです。


列車は3両編成です。
輸送密度2ケタの線区にこれほどの車両を連結させているのは一体何故…?という疑問もあるでしょうが、これはこの先、木更津口での通学需要に対応するための措置であることが、乗っていると分かりました。
途中の馬来田(まくた)駅までは3両目はドアカットし、それ以降は3両目もドア扱いし、旺盛な需要に対応していました。

▲上総亀山駅の駅舎

▲「ようこそ上総亀山へ」のイラストが特徴ですが、これもあと1年くらいすると見納めでしょうか…
発車まで、駅と列車様子を記録していきます。

▲駅舎内の様子

▲改札口と出札窓口跡
Wikipediaによりますと、2012年3月に無人化となったそうです。
逆にそれまでは有人駅だったとのことで、無人化は割と最近のようでした。

▲上総亀山駅の運賃表

▲車内路線図、兼おでかけスポット案内。
終点の上総亀山駅では、「亀山湖」「亀山温泉」といったスポットが案内されています。

▲上総亀山駅の駅名標は、ホームが狭いことから、何とかこれで収めるようにしましたが…

▲ホームの端から久留里方を眺めます。
6時56分、私が乗った木更津行きが出発しました。
上総亀山駅を出発した時点では、私の他に地元の方が3名乗られていました。
途中、上総松丘で1名乗車し、4名(私を除く)で久留里駅に到着しました。

▲久留里駅では、対向の上総亀山行きと列車の行き違いをします。
あちらの列車には、肉眼で確認した限り4名が乗車していました。
「上総亀山」の行先表示も、あと1年ちょっとで見納めになりそうです。

▲久留里の隣の駅、平山の表示が入った駅名標。
久留里駅が中間駅となるこの駅名標が見られるのも、あと1年ほどとなりそうです。

▲上総亀山行の案内も記載されている、久留里駅2番線表示
乗車した列車は、久留里駅では、ある程度まとまった乗車がありましたが、その後、東横田、横田、祇園といった駅でまとまった乗車があり、3両で立ち客が通路にも出だすほどの混雑となりました。
恐らく2両ならば、ぎゅうぎゅう詰めでないと運びきれないくらいでしょうか…
以上、今回鉄道廃止が表明された、久留里線の久留里〜上総亀山間に乗車してきました。
木更津駅に8時頃到着するという、丁度通学時間の列車にも関わらず、今回の廃止区間で乗車したのはわずか4名と、やはり鉄道として維持するよりか、自動車交通に転換となるのは避けられない実情に感じました。
先の記事でもご紹介したように、君津市ではこの久留里線廃止の代替として、代替バスとして13往復を予定していますので、代替輸送としては必要十分以上の対応、とも言えるでしょう。
一方、存続する木更津〜久留里間は、輸送密度が1,021人/km・日と、こちらも鉄道維持が必要なレベルなのかが問われる水準である一方、上述画像のとおり、朝ラッシュ時に3両編成の列車で通学需要を賄っている実態を鑑みれば、おいそれとバス転換が難しい状況であるといえます。
何にせよ、あと1年ちょっとで廃止となりそうな久留里線・久留里〜上総亀山間ですが、今後廃止が近づくに連れて、お名残乗車が増えてくると思いますので、日常の様子を見たい方は、早めに訪問しておいた方がよいかと思われます。
さてこの久留里線・久留里〜上総亀山間ですが、併走して高速バス「カピーナ号」が走っています。
(参考)
千葉〜鴨川線 | 高速バス | 京成バス千葉イースト株式会社
OH.カピーナ号【鴨川〜千葉線】(2025.4.1〜) – 日東交通株式会社
このカピーナ号、千葉と安房鴨川を結ぶ高速バスですが、特定の停留所間においては、途中区間の利用が可能となっており、例えば安房鴨川駅から乗車した場合は、途中の「亀山・藤林大橋」までの利用が可能となっています。
今回は、安房鴨川駅近くに宿泊して、「カピーナ号」の初発便に乗車して、上総亀山駅から久留里線に乗車しました。
ルートはこんな感じです。
実際にこのルートを試してみましたが、「カピーナ号」はほぼ定刻に亀山・藤林大橋停留所に到着し、その後徒歩で上総亀山駅まで向かい、6時56分発の列車に十分間に合いました。

▲安房鴨川駅で発車待ちの「カピーナ号」。
一般的な高速バスの車両を使用しています。


▲上総亀山駅にほど近い「亀山・藤林大橋」で下車します。

▲バスが走っていた方向と反対側にある信号を左折します。

▲坂道を登っていくと「上総亀山駅」という案内が出てきます。

▲久留里線の車止めが見えてきたら、駅はもうすぐです。
迷うこともなく、5分程度で到着しました。
Googleマップでも、このルートを埋め込んでおきます。
これから久留里線に乗ってみよう、という方は、こういったルートも試してみてはいかがでしょうか、というご紹介を最後にさせていただきましたので、参考になれば幸いです。
(参考)
この区間については、輸送密度が76人/km(2024年度)と、鉄道として維持するにはあまりにも少なすぎることから、この区間の交通のあり方について協議がなされ、自動車中心の交通体系に移行することとなりました。
一方で、この区間の存続運動もあったようですので、果たして実際の輸送実態はどのようなものかを確かめることができればいいな、とも思っていました。
丁度、この久留里線については、自分の乗りつぶし記録が今いち曖昧なところがあったので、改めて乗車するとともに、線区の実態を確かめることができれば、と思い現地に向かうこととしました。
今回乗車したのは、上総亀山6時56分発の木更津行きです。


列車は3両編成です。
輸送密度2ケタの線区にこれほどの車両を連結させているのは一体何故…?という疑問もあるでしょうが、これはこの先、木更津口での通学需要に対応するための措置であることが、乗っていると分かりました。
途中の馬来田(まくた)駅までは3両目はドアカットし、それ以降は3両目もドア扱いし、旺盛な需要に対応していました。

▲上総亀山駅の駅舎

▲「ようこそ上総亀山へ」のイラストが特徴ですが、これもあと1年くらいすると見納めでしょうか…
発車まで、駅と列車様子を記録していきます。

▲駅舎内の様子

▲改札口と出札窓口跡
Wikipediaによりますと、2012年3月に無人化となったそうです。
逆にそれまでは有人駅だったとのことで、無人化は割と最近のようでした。

▲上総亀山駅の運賃表

▲車内路線図、兼おでかけスポット案内。
終点の上総亀山駅では、「亀山湖」「亀山温泉」といったスポットが案内されています。

▲上総亀山駅の駅名標は、ホームが狭いことから、何とかこれで収めるようにしましたが…

▲ホームの端から久留里方を眺めます。
6時56分、私が乗った木更津行きが出発しました。
上総亀山駅を出発した時点では、私の他に地元の方が3名乗られていました。
途中、上総松丘で1名乗車し、4名(私を除く)で久留里駅に到着しました。

▲久留里駅では、対向の上総亀山行きと列車の行き違いをします。
あちらの列車には、肉眼で確認した限り4名が乗車していました。
「上総亀山」の行先表示も、あと1年ちょっとで見納めになりそうです。

▲久留里の隣の駅、平山の表示が入った駅名標。
久留里駅が中間駅となるこの駅名標が見られるのも、あと1年ほどとなりそうです。

▲上総亀山行の案内も記載されている、久留里駅2番線表示
乗車した列車は、久留里駅では、ある程度まとまった乗車がありましたが、その後、東横田、横田、祇園といった駅でまとまった乗車があり、3両で立ち客が通路にも出だすほどの混雑となりました。
恐らく2両ならば、ぎゅうぎゅう詰めでないと運びきれないくらいでしょうか…
以上、今回鉄道廃止が表明された、久留里線の久留里〜上総亀山間に乗車してきました。
木更津駅に8時頃到着するという、丁度通学時間の列車にも関わらず、今回の廃止区間で乗車したのはわずか4名と、やはり鉄道として維持するよりか、自動車交通に転換となるのは避けられない実情に感じました。
先の記事でもご紹介したように、君津市ではこの久留里線廃止の代替として、代替バスとして13往復を予定していますので、代替輸送としては必要十分以上の対応、とも言えるでしょう。
一方、存続する木更津〜久留里間は、輸送密度が1,021人/km・日と、こちらも鉄道維持が必要なレベルなのかが問われる水準である一方、上述画像のとおり、朝ラッシュ時に3両編成の列車で通学需要を賄っている実態を鑑みれば、おいそれとバス転換が難しい状況であるといえます。
何にせよ、あと1年ちょっとで廃止となりそうな久留里線・久留里〜上総亀山間ですが、今後廃止が近づくに連れて、お名残乗車が増えてくると思いますので、日常の様子を見たい方は、早めに訪問しておいた方がよいかと思われます。
さてこの久留里線・久留里〜上総亀山間ですが、併走して高速バス「カピーナ号」が走っています。
(参考)
千葉〜鴨川線 | 高速バス | 京成バス千葉イースト株式会社
OH.カピーナ号【鴨川〜千葉線】(2025.4.1〜) – 日東交通株式会社
このカピーナ号、千葉と安房鴨川を結ぶ高速バスですが、特定の停留所間においては、途中区間の利用が可能となっており、例えば安房鴨川駅から乗車した場合は、途中の「亀山・藤林大橋」までの利用が可能となっています。
今回は、安房鴨川駅近くに宿泊して、「カピーナ号」の初発便に乗車して、上総亀山駅から久留里線に乗車しました。
ルートはこんな感じです。
安房鴨川駅6:20発
▼
高速バス「カピーナ号」
▼
亀山・藤林大橋6:43着
▼
徒歩(5分程度)
▼
上総亀山駅6:50頃着
実際にこのルートを試してみましたが、「カピーナ号」はほぼ定刻に亀山・藤林大橋停留所に到着し、その後徒歩で上総亀山駅まで向かい、6時56分発の列車に十分間に合いました。

▲安房鴨川駅で発車待ちの「カピーナ号」。
一般的な高速バスの車両を使用しています。


▲上総亀山駅にほど近い「亀山・藤林大橋」で下車します。

▲バスが走っていた方向と反対側にある信号を左折します。

▲坂道を登っていくと「上総亀山駅」という案内が出てきます。

▲久留里線の車止めが見えてきたら、駅はもうすぐです。
迷うこともなく、5分程度で到着しました。
Googleマップでも、このルートを埋め込んでおきます。
これから久留里線に乗ってみよう、という方は、こういったルートも試してみてはいかがでしょうか、というご紹介を最後にさせていただきましたので、参考になれば幸いです。








