下記記事でご紹介したように、近畿日本鉄道(近鉄)南大阪線では、新型車両「6A系」を充当した有料座席サービス「すわれ〜る」を6月1日より開始しています。
(参考)
現在のところ、平日ダイヤの1本(大阪阿部野橋18:50発 吉野行き急行)のみの実施から分かるように、まだ試行的な意味合いが強いのですが、これまで「有料座席サービス=特急」としてきた近鉄が、初めて一般車両で実施する有料座席サービスですので、早々に乗ってみようと思い、昨日(6月5日)に早速乗車してきました。
夕方の帰宅ラッシュ時間帯の大阪阿部野橋駅から、18時50分発の吉野行き急行に乗車します。


▲急行吉野行きの発車案内。
行先の「吉野」の下に「一部有料座席すわれ〜る」と記載されているように、発車案内表示からも「すわれ〜る」設定列車であることが記されています。
各乗り場に乗車の列が続く中、ひときわ様相が異なっていたのがホーム先端部の「すわれ〜る」乗車位置でした

▲「すわれ〜る」ののぼり。
サービス開始して間もないこともあり、誤乗防止とPRを兼ねての「のぼり」だとお漏れます。
これまでも有料座席サービス開始直後に乗車したことはありましたが、ホーム上に「のぼり」を設置しているのは、初めて見ました。

▲18時50分発の急行吉野行きが入線してきました。
前の4両が6A系で、先頭車(吉野方)が「すわれ〜る」設定車両です。


▲6A系の行き先案内表示。
行先案内表示でも、「すわれ〜る」設定車両であることも表示しています。

▲「すわれ〜る」乗車は、1両目の最後尾(大阪阿部野橋方)のドアのみで取り扱います。
その他のドアからは乗車できないよう、ドアを塞ぐ形で幕が設けられています。
JR西日本「うれしート」では、つり革に「のれん」を引っかける簡単なものですが、「すわれ〜る」ではかなり大がかりな仕掛けとなっています。

▲「すわれ〜る」の乗車の際には、手持ちのスマホでチケット画面を提示します。
この改札の仕方が特徴的で、係員が画面を確認した後、スマホ画面に電子スタンプを押印して、「乗車済み」としてからようやく車内に入ることができます。
参考までに、電子スタンプ押印前後の「すわれ〜る」座席指定券をアップしておきます。

▲電子スタンプ押印前

▲電子スタンプ押印後
この改札(電子スタンプ押印)にはそれなりに時間がかかるため、今後サービス拡大の際には、多くの乗客を捌くのに改善が必要にも感じました。
大阪阿部野橋駅駅を18時50分に発車します。
車内は満席でした。

▲この日の座席指定券は発車2時間前には既に売り切れており、期待の高さをうかがえます。
また、車内は「すわれ〜る」座席指定券が無ければ立ち入ることができないので、立ち客も無く、静かで快適な空間で帰宅することができます。

▲車内から撮影した「すわれ〜る」の幕。

▲貫通扉にも「すわれ〜る」の幕が設置されており、隣の車両から立ち入ることもできません。
大阪阿部野橋を発車してから17分で、古市に到着します。
ここ古市からは有料座席サービスは終了し、自由席となります。
見た感じ、古市下車と、引き続き橿原神宮前方面に乗り続ける乗客は半々、といったところでしょうか。
古市下車の中には、乗り換えで長野線方面の利用者も含まれますので、そういった利用者にとっても、「すわれ〜る」は重宝するのではないか、と思われます。
「すわれ〜る」サービスを終了した急行列車は、引き続き吉野方面に向けて発車していきました。

▲「すわれ〜る」設定区間は古市で終了し、その先は一般客に開放されて、吉野方面に向かいます。
以上が、近鉄南大阪線でスタートした有料座席サービス「すわれ〜る」の様子でした。
この日はサービス開始最初の週末でしたが、座席指定券が発車2時間前に売り切れるという、上々の滑り出しのように感じました。
また、大阪阿部野橋〜古市間を座っていけるだけでもかなり楽であること、また南大阪線では既に特急列車も長年運行されていることから、有料座席サービス自体が既に利用者に馴染みのあることもあることから、今後も利用が定着してくのでは?とは思っています。
一方で、まだサービス開始して間もないことから、誤乗防止や案内も含めて、多くの係員が配置されていました。
また、ホーム上の「のぼり」や、締め切りとなる各扉に設置した「幕」の設置及び回収に、かなりの要員が必要となっていることも確か、と感じました。
南大阪線をはじめとし、近鉄が保有する「L/Cカー」でこのようなサービスを各線区でも展開できそうですが、現状では、JR西日本「うれしート」と比べると、「結構人手がかかる」と感じました。
既存の「L/Cカー」を用いて手軽に実施できそうですが、上述の人手の課題を、本格実施の際にはどのように改善していくのか、今後の展開に楽しみにしたいと思います。
ともあれ、南大阪線でスタートした、近鉄の有料座席サービス「すわれ〜る」。
これまで近鉄では有料座席サービスは特急列車を用いて実施してきましたが、特急列車ではカバーが難しい区間や時間帯を中心に、サービス拡大の余地はありそうです。
一方で、繰り返しですが、現状では誤乗防止もあってか、かなり手間がかかる運営となっていますので、このあたりを今後どのように解決していくのか、注目していきたいと思っています。
南大阪線以外にも、「すわれ〜る」を用いたサービスが実施されるのか。
その日を期待しつつ、まずは、はしりとなった南大阪線でのサービス拡大もあるのか、今後の動向をこのブログでも追いかけていきたいと思います。
(参考)
現在のところ、平日ダイヤの1本(大阪阿部野橋18:50発 吉野行き急行)のみの実施から分かるように、まだ試行的な意味合いが強いのですが、これまで「有料座席サービス=特急」としてきた近鉄が、初めて一般車両で実施する有料座席サービスですので、早々に乗ってみようと思い、昨日(6月5日)に早速乗車してきました。
夕方の帰宅ラッシュ時間帯の大阪阿部野橋駅から、18時50分発の吉野行き急行に乗車します。


▲急行吉野行きの発車案内。
行先の「吉野」の下に「一部有料座席すわれ〜る」と記載されているように、発車案内表示からも「すわれ〜る」設定列車であることが記されています。
各乗り場に乗車の列が続く中、ひときわ様相が異なっていたのがホーム先端部の「すわれ〜る」乗車位置でした

▲「すわれ〜る」ののぼり。
サービス開始して間もないこともあり、誤乗防止とPRを兼ねての「のぼり」だとお漏れます。
これまでも有料座席サービス開始直後に乗車したことはありましたが、ホーム上に「のぼり」を設置しているのは、初めて見ました。

▲18時50分発の急行吉野行きが入線してきました。
前の4両が6A系で、先頭車(吉野方)が「すわれ〜る」設定車両です。


▲6A系の行き先案内表示。
行先案内表示でも、「すわれ〜る」設定車両であることも表示しています。

▲「すわれ〜る」乗車は、1両目の最後尾(大阪阿部野橋方)のドアのみで取り扱います。
その他のドアからは乗車できないよう、ドアを塞ぐ形で幕が設けられています。
JR西日本「うれしート」では、つり革に「のれん」を引っかける簡単なものですが、「すわれ〜る」ではかなり大がかりな仕掛けとなっています。

▲「すわれ〜る」の乗車の際には、手持ちのスマホでチケット画面を提示します。
この改札の仕方が特徴的で、係員が画面を確認した後、スマホ画面に電子スタンプを押印して、「乗車済み」としてからようやく車内に入ることができます。
参考までに、電子スタンプ押印前後の「すわれ〜る」座席指定券をアップしておきます。

▲電子スタンプ押印前

▲電子スタンプ押印後
この改札(電子スタンプ押印)にはそれなりに時間がかかるため、今後サービス拡大の際には、多くの乗客を捌くのに改善が必要にも感じました。
大阪阿部野橋駅駅を18時50分に発車します。
車内は満席でした。

▲この日の座席指定券は発車2時間前には既に売り切れており、期待の高さをうかがえます。
また、車内は「すわれ〜る」座席指定券が無ければ立ち入ることができないので、立ち客も無く、静かで快適な空間で帰宅することができます。

▲車内から撮影した「すわれ〜る」の幕。

▲貫通扉にも「すわれ〜る」の幕が設置されており、隣の車両から立ち入ることもできません。
大阪阿部野橋を発車してから17分で、古市に到着します。
ここ古市からは有料座席サービスは終了し、自由席となります。
見た感じ、古市下車と、引き続き橿原神宮前方面に乗り続ける乗客は半々、といったところでしょうか。
古市下車の中には、乗り換えで長野線方面の利用者も含まれますので、そういった利用者にとっても、「すわれ〜る」は重宝するのではないか、と思われます。
「すわれ〜る」サービスを終了した急行列車は、引き続き吉野方面に向けて発車していきました。

▲「すわれ〜る」設定区間は古市で終了し、その先は一般客に開放されて、吉野方面に向かいます。
以上が、近鉄南大阪線でスタートした有料座席サービス「すわれ〜る」の様子でした。
この日はサービス開始最初の週末でしたが、座席指定券が発車2時間前に売り切れるという、上々の滑り出しのように感じました。
また、大阪阿部野橋〜古市間を座っていけるだけでもかなり楽であること、また南大阪線では既に特急列車も長年運行されていることから、有料座席サービス自体が既に利用者に馴染みのあることもあることから、今後も利用が定着してくのでは?とは思っています。
一方で、まだサービス開始して間もないことから、誤乗防止や案内も含めて、多くの係員が配置されていました。
また、ホーム上の「のぼり」や、締め切りとなる各扉に設置した「幕」の設置及び回収に、かなりの要員が必要となっていることも確か、と感じました。
南大阪線をはじめとし、近鉄が保有する「L/Cカー」でこのようなサービスを各線区でも展開できそうですが、現状では、JR西日本「うれしート」と比べると、「結構人手がかかる」と感じました。
既存の「L/Cカー」を用いて手軽に実施できそうですが、上述の人手の課題を、本格実施の際にはどのように改善していくのか、今後の展開に楽しみにしたいと思います。
ともあれ、南大阪線でスタートした、近鉄の有料座席サービス「すわれ〜る」。
これまで近鉄では有料座席サービスは特急列車を用いて実施してきましたが、特急列車ではカバーが難しい区間や時間帯を中心に、サービス拡大の余地はありそうです。
一方で、繰り返しですが、現状では誤乗防止もあってか、かなり手間がかかる運営となっていますので、このあたりを今後どのように解決していくのか、注目していきたいと思っています。
南大阪線以外にも、「すわれ〜る」を用いたサービスが実施されるのか。
その日を期待しつつ、まずは、はしりとなった南大阪線でのサービス拡大もあるのか、今後の動向をこのブログでも追いかけていきたいと思います。








