JR東海及びJR西日本では、東海道・山陽新幹線にグリーン車よりも更に上質な設備・サービスを備えた上級クラス座席「Supreme Class」を導入することを、本日発表しました。

東海道・山陽新幹線における「Supreme Class」の導入について|JR東海
東海道・山陽新幹線における「Supreme Class」の導入について【一部訂正】:JR西日本

概要は以下のとおりです。

【名称・ロゴ】
名称:
Supreme Class(スプリームクラス)
・Supreme Classのうち、個室タイプは「Cabin(キャビン)」、半個室タイプは「Seat(シート」)」の名称で発売

ロゴ:
000045683-0000


【サービス概要】
●各タイプの概要
◇個室タイプ「Cabin(キャビン)」
・イメージ:
2026061721-56-483
▲7号車
2026061721-57-093
▲10号車

・設備:
1編成各1室
7号車は2名利用も可能、10号車は1名利用
(座席は転換せず)

・サービス開始:
2026年10月1日(木)(初列車は同日の「のぞみ1号」(東京6:00)を予定)

・設備詳細:
2026061721-02-493


◇半個室タイプ「Seat(シート)」
・イメージ:
2026061721-57-405


・設備:
1編成6席、座席の転換により前後で対面利用も可能

・サービス開始:
2027年度中

・設備詳細:
2026061721-03-265


●発売方法:
エクスプレス予約及びスマートEX

●設置列車:
サービス開始日以降、N700S(16両編成)に順次導入
2026年10月時点で、1日あたり12本程度(上下計)の運行を予定

【Supreme Class Cabinの発売価格】
●主な区間の発売価格(大人片道1名あたり、「のぞみ」利用、通常期利用、エクスプレス予約利用)
・東京〜新大阪:
エクスプレス予約:7号車・・・60,500円、10号車・・・42,100円
スマートEX:7号車・・・60,790円、10号車・・・42,390円

・新大阪〜博多:
エクスプレス予約:7号車・・・72,510円、10号車・・・49,910円
スマートEX:7号車・・・72,690円、10号車・・・50,090円

(※)Supreme Class Cabin(7号車)の利用者に同行して同施設を利用する乗客は、当該列車を利用可能な乗車券・特急券が別途必要
(※)Supreme Class Seatの発売価格は別途発表

(各画像は、上記発表資料(https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000045683.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



東海道・山陽新幹線に個室タイプの車両が導入される、という話題は、下記記事のように折々でこのブログでもご紹介してきました。
(参考)




本日、この個室タイプの車両(半個室タイプも含む)のサービス詳細が発表されました。

名称の「Supreme Class」(スプリームクラス)は、「最高の」を意味する「Supreme」から命名されたものと説明されていますが、東海道・山陽新幹線の最新タイプの車両「N700S」もまた、この「Supreme」を表していることもまた、周知のとおりであります。
(参考)


その、「最高の」新幹線系式の中の、更に「最高の」座席が、今回の「Supreme Class」となるわけですが、その内容もまた、これまで発表のあったとおり「個室タイプ」(1名または2名)と、「半個室タイプ」の両方が用意されることとなっています。


今回の発表での注目点を挙げるとすれば、「Cabin(個室)の座席が回転しない」点と、「価格」でありましょうか。

まず、個室タイプの「Cabin」については、7号車は博多方面、10号車は東京方面に固定された状態となっています。
そのため、列車によっては進行方向と反対側に向いたままの場合もありますが、これを利用者がどのように感じるか、気になるところではあります。

いっぽう、「価格」については、管理人が利用しそうなパターンの新大阪発着でみると、東京へは42,000円程度、博多へは50,000円程度と、普通車指定席は無論、グリーン車と比較しても倍額以上と、まさに「目玉が飛び出る」価格となっています。

逆に言うと、これくらいの価格を支払っても「個室の空間で移動したい」という利用者を端から想定している、ともいえるでしょう。

そんな利用者といえば、やはり経営者や芸能人などのエグゼクティブ層が対象となり、私のような何の変哲も無いビジネスパーソンには無縁の世界にも感じます。

逆に言えば、こういった上級サービスが、需要の多い東海道・山陽新幹線で今まで無かったこともある意味不思議、といえます。
そういった上級クラスの利用者は、これまでJALやANAのファーストクラスといった飛行機の上級クラスを利用していたものと考えられますが、今回の「Supreme Class」導入により、そういった利用者層がどの程度新幹線に移行してくるのか、も見どころ、といえるかも知れません。


サービス開始時は1日あたり上下12本程度での運行とのことですが、下記「乗りものニュース」の記事によりますと、「2026年度末には30本程度、2027年度末には65本程度」となり、利用チャンスも増えてくるものと思われます。
(参考)


サービス名称や価格が発表となり、サービスの全体像が明らかとなった「Supreme Class」。
おいそれと乗れる価格や本数ではありませんが、いつの日か、少し大枚をはたいて乗ってみるのも興味がありますので、そんな機会に恵まれたならば、当ブログでもその様子をご紹介できればと思います。



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