京王電鉄では、同社の運行する座席指定列車「京王ライナー」について、一部の列車に「立席サービス」を導入することを発表しました。

10月1日以降、座席指定列車「京王ライナー」に「立席」を新規導入します。あわせて座席指定料金の見直しを行います。|京王電鉄

概要は以下のとおりです。

【立席サービス概要】
利用者からの「立席でも利用したい」との要望に応えるため、平日の一部列車において立席サービスを導入。
・優先席の向かいにある簡易腰掛スペースを3分割し、座席と同様に番号を割り振りし、利用者は立席を指定して購入することで利用可能。

【立席サービス設置場所】
2026082109-26-492
(上記発表資料(https://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2026/pdf/nr20260820_keioliner.pdf)より引用)

【サービス開始日】
2026年10月1日(木)

【対象列車】
平日ダイヤの下記列車
・京王線(上り)
京王八王子6:30発、6:27発、7:48発、8:31発

・高尾線(上り)
高尾山口6:30発

・相模原線(上り)
橋本6:18発、7:10発、8:14発、8:26発、8:50発

・京王線(下り)
新宿18:00発、19:00発、20:00発

・相模原線(下り)
新宿18:20発、18:40発、19:20発、19:40発、20:20発

【料金】
400円

【座席指定料金の見直し】
同日より、座席指定料金についても見直しを実施。
座席(着席)料金については、現行410円から、平日500円、土休日400円(いずれもチケットレスサービス)に見直し。
券売機の場合は、チケットレスサービスの+100円で、車内購入の場合は1,000円


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



2018年2月より運行開始した、京王電鉄の座席指定列車「京王ライナー」。
利用者の定着とともに本数も増強され、また、新宿に加えて途中駅での乗降ニーズの高い「明大前」にも停車するなどの施策も奏功してか、常時満席となる列車も多く発生しているとのことです。
(参考)



常時満席であっても、立ち客がいないこともあり、他の列車の混雑から比べればよっぽど空いている車内を見ると、「立ってでもいいからお金払って使いたい」というニーズも相当発生しているとのことで、今回「京王ライナー」に、「立席サービス」が開始されることとなりました。

立席についても、そのスペースが指定される、というのが今回のサービスの特徴で、腰掛スペース(通常バリアフリーのスペース)を分割し、立席位置を明示するというものです。

これまで立席承知の利用、という制度は他社でもあったものの、それらのサービスで場所まで指定されることは無かった(せめて列車が指定される程度)だけに、立つ場所まで指定されるのが斬新、といえるでしょう。


また今回の立席サービス導入を機に座席指定料金が改定されることも同時に発表されています。
これまで均一410円だったものが、平日は500円、土休日は400円とメリハリがついたものになります。
一方で、車内購入では1,000円となりますので、注意が必要です。

私自身、この「京王ライナー」にまだ乗車したことは無いのですが、他の首都圏民鉄における有料着席サービスの中でも、順調に進化を遂げているのではないか、と感じています。

上記発表資料では、来年春頃に一部車両の座席指定サービスも開始する(下記参照)とのことですので、こちらの内容についても楽しみに感じたニュースでありました。
(参考)


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▲明大前駅に停車する「京王ライナー」。
井の頭線との乗り換え駅である同駅は、京王線から渋谷方面に向かう利用者が多く、また途中駅であることから確実に着席できる「京王ライナー」のニーズは高い、と感じていただけに、明大前駅の停車は順当な流れ、と感じていました。
その京王ライナーも運行開始して8年が経過し、この明大前停車に限らず本数や時間帯の拡大に加え、今回の立席サービス導入と、順調に進化していることが見て取れます。




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