阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
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カテゴリ: 鉄道全般の話題

毎年4月初めに実施されている「鉄道友の会」ブルーリボン賞・ローレル賞の投票ですが、今年も会誌「RAIL FAN」に投票はがきが同封されていました。

今年のノミネート車種は以下の16系列・形式です。
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・北海道旅客鉄道 キハ261系5000番代
・舞浜リゾートライン 「リゾートライナー(Type C)」
・東日本旅客鉄道 E261系
・小田急電鉄 5000形
・首都圏新都市交通 TX-3000系
・箱根登山鉄道 ケ10形・ケ20形
・しなの鉄道 SR1系
・東海旅客鉄道 N700S
・西日本旅客鉄道 271系
・西日本旅客鉄道 117系7000番代
・近畿日本鉄道 80000系
・近畿日本鉄道 20000系(リニューアル車)
・広島高速交通 7000系
・四国旅客鉄道 キハ185系「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」
・九州旅客鉄道 YC1系
・九州旅客鉄道 787系「36プラス3」


昨年のノミネート車種と同じ16車種ではありますが、その内容は特急型車両5車種、通勤形車両7車種、リニューアル1車種、観光列車用車両3車種となっています。

特に特急型車両が昨年の2車種から5車種に増えており、その陣容も「ひのとり」「サフィール踊り子」「N700S」と一般旅客にも広く知れ渡っている人気のある車両に加え、観光列車用車両も「WEST EXPRESS 銀河」「36ぷらす3」といったファン層の厚い列車が登場したりと、昨年とは違う意味での激戦が展開されそうです。
【参考:昨年のノミネート車種】



個人的には、ブルーリボン賞は、その高い存在感から「ひのとり」「サフィール踊り子」が高い得票数を争うのではないか、とも思います。

一方ローレル賞については、117系を夜行列車に衣替えさせたというコンセプト性から「WEST EXPRESS 銀河」(117系7000番代)や、同じく787系を観光列車にリニューアルした「36ぷらす3」も高い順位の選定候補となりそうですが、一方で地方第三セクター鉄道で有料着席列車にも活用できるという「SR1形」も、地味な存在でありながら地方鉄道の活性化、という意味では候補の一つに入ってきて欲しいな、とも思ったりしています。

投票締切は4月19日(月)消印有効となっています。
鉄道友の会会員の皆様は、忘れず投票しましょう。



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当ブログでは、鉄道や交通関係の書籍・雑誌について、個人的に興味の持ったものを中心にご紹介しています。

今回ご紹介するのは、鉄道ピクトリアルの最新号であります。
特集名は「私鉄の夜行列車」です。

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鉄道ピクトリアル 2021年 05月号 [雑誌]
鉄道ピクトリアル 2021年 05月号 [雑誌]



現在、JRグループでも定期列車としては「サンライズ出雲・瀬戸」のみ、そして臨時列車を含めてもクルーズトレインや観光列車といった、ごく限られた存在となってしまった夜行列車でありますが、かつてはそれこそ全国津々浦々でその姿をみることができました。

一方で、国鉄・JRを除く私鉄では、国鉄・JR線と直通する列車や、スキー、登山等の早朝から活動が求められる行楽への手段として、設定されていた過去がありました。

前者の例としては、南海電鉄から国鉄紀勢本線へ直通して、新宮まで運転されていた直通夜行列車、そして後者の例は東武鉄道で現在も設定されている「スノーパル」「尾瀬夜行」「日光夜行」が代表的な例といえるでしょう。

その他、富士急行、長野電鉄、上信電鉄、松本電鉄、富山地方鉄道といった地方私鉄、また首都圏に近い伊豆急行でも終点の伊豆急下田到着後の仮泊列車といった事例も、今回の特集で余すところなく紹介されています。


今回の特集では、特に東武鉄道と南海電鉄の夜行列車の歴史に大河のページが割かれています。

東武鉄道の夜行列車は、現在の「スノーパル」「尾瀬夜行」「日光夜行」のはるか以前からシーズンに設定されており、かつては赤城方面への夜行列車も設定されており、記事中の写真などから当時のレジャー事情も垣間見える、興味深い内容でありました。

一方、南海電鉄の夜行列車では、国鉄線直通列車に連結されていた「サハ4801」が特徴的で、同車両が南海線内は電車牽引、国鉄線内は国鉄線列車に併結という独特の運行スタイルを写した多くの写真は、もうそれだけで貴重な記録と言えそうです。
また本文でもこのサハ4801も含めた南海電鉄から国鉄への夜行列車に使用された車両やその運用など、まとまった記録としても読みごたえのあるものと感じました。


「私鉄の夜行列車」という、かなりマイナーな特集テーマでありますが、個人的には大いにツボにはまった今回の特集号でありましたので、ご紹介してみましたので、興味ある方は是非手に取ってみてはいかがでしょうか。




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このブログの名称にも使わせていただいている「阪和線」は、今から92年前の1929年、「阪和電気鉄道」(以下、「阪和電鉄」。)という鉄道会社により開業されました。

翌1930年には天王寺〜東和歌山(現・和歌山)まで開業し、現在の阪和線の路線形態となったわけですが、既に並行して南海鉄道(現・南海電鉄)が営業していたなか、阪和間の利用者を少しでも獲得するべく、スピードアップをはじめとした様々な取り組みを実施しました。

阪和電鉄のスピードアップに対する飽くなき姿勢は、天王寺・東和歌山間(約62km)を最速45分で結ぶ超特急列車の運転に代表されるところで、この記録は営業列車としては戦後の国鉄「こだま」号が運行開始するまで破られなかった、とも言われています。

その阪和電鉄も、開業後わずか10年ほどしかしない1940年に南海鉄道と合併し、南海鉄道の「山手線」に、そして1944年には国に買収される経緯をたどりました。

その後、日本国有鉄道、そして国鉄民営化によりJR西日本へと、運営主体は変化しましたが、他の大阪近郊路線等と併せたネットワークの一翼を担っているのは、皆様ご承知のとおりであります。


その阪和電気鉄道が全線開業し、昨年で丁度90周年を迎えたわけですが、それを記念した、当時の阪和電鉄の様子をパンフレット等の資料で辿る企画が、和泉市の「大阪府立弥生文化博物館」で開催されていました。


この企画ですが、昨年12月から開催されていたものの、個人的に仕事の都合も忙しく、なかなか見に行けなかったものの、終了までに何とか訪問しておきたい、ということで、昨日(3月27日)、終了一日前にしてようやく見に行くことができました。


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▲大阪府立弥生文化博物館。
今回の企画展「泉州を貫く軌跡」の垂れ幕が、当時の阪和電鉄の広告を再現したデザインで描かれています。

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▲企画展会場

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▲あいさつ文

会場内は、撮影可能となっていましたので、様々な記録を撮ることができましたのでご紹介します。

この企画では、阪和電鉄の開通、全通と、その後の軌跡としての集客施策、そして南海鉄道との合併・国有化の様子を、様々な資料により振り返るものとなっています。


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本日(2021年3月11日)で、東日本大震災の発生から10年を迎えることとなりました。

東北地方の太平洋沿岸一帯を襲った津波では、一瞬にして多くの生命と財産を奪い、そしてその津波により発生した福島第一原子力発電所の事故では、放射性物質の放出によって、これまで住んでいた場所に戻ることすら許されない状況となりました。

それから10年、節目の年ということもあり、マスコミでは例年以上に東日本大震災の特集を行っているような感じも受けます。
確かに10年という区切りであることから、殊更注目を集める今回の3月11日でありますが、こと当ブログで取り上げている鉄道関係では、むしろ昨年の2020年3月が、震災からの区切りの年であったのかな、と個人的には思っています。



というのも、昨年の3月には、常磐線が富岡〜浪江間の運行再開により全線で運転が再開されたこと、そして気仙沼線と大船渡線のBRT区間が鉄道事業法上廃止となったことにより、東日本大震災で被災した鉄道路線の復旧に、何らかの決着がついた年でありました。

昨年の記事をご覧いただければと思いますが、震災からの復旧では、現状通りの復旧となった線区のみならず、新しいルートに変更された線区や営業主体が変わった線区、そして鉄道からバスに転用された線区と、その復旧形態は様々なものでありました。

それぞれの線区では、それぞれの事情などにより復旧方法が選択されたわけですから、その一つ一つの判断を、沿線外の第三者が論評するのは、とてもじゃないけどおこがましいことだと、個人的には感じています。

それよりも沿線外の第三者としてできることは、そうした過程を通じて復旧した線区を再び訪問し、現在の姿を肌で感じ、そして多くの人々に広めることなのではないか、と感じている次第です。



東日本大震災以降も、自然災害により被災する鉄道は後を絶ちません。
特に近年は「ゲリラ豪雨」とも称される大雨による災害で、鉄道路線が被害し、その復旧に多額の費用が必要となることから、線区の存廃問題に発展するケースが少なくありません。

一方で、東日本大震災を契機に、被災した鉄道の復旧に対する公的資金の必要性も認識され、その後甚大な被害を受けた線区であっても公的資金による復旧が採られる線区が出てきていることは、喜ばしい限りです。


自然災害は、特に我が国のような地震大国では、避けて通ることができません。
自然災害に遭わないことは無理だとしても、自然災害からの被害を抑えることは、我々の知恵で可能ですし、不幸にも自然災害の被害を受けた際に、より迅速に復旧できる仕組みを作っておくこともまた、我々の知恵で成すことができるものであります。
本日の10周年を機に、そういった仕組みを、特に鉄道に関しては被災後の復旧という観点から、沿線自治体などで準備しておく必要性は、改めて認識しておきたいところでもあります。




当ブログでも、東日本大震災の発生した日には、改めて振り返る記事を書いてきました。








昨年の震災から9年で、被災線区の動向に決着がついたことから、今後震災復旧関係で新たな情報を取り上げることは出てこないのではないか、と思っています。
しかし、今後も被災地の鉄道は動き続けるわけで、その話題は引き続き当ブログでも取り上げていきたいと思います。


最後になりましたが、東日本大震災で犠牲となった方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々の生活再建、そして被災地の復興を心からお祈りいたします。




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このブログでも「きっぷコレクション」というカテゴリー名で、私が個人的に収集してきたきっぷの一部をご紹介しています。



鉄道ファンの中でもきっぷを収集するファンは一定の規模があるようで、中にはこういった「きっぷ鉄」向けの記念商品も発売されることもままあります。

一口に「きっぷ」といっても、時代や場所により様々なバリエーションがあることから、その収集は非常に奥深いものがあります。

そんな「きっぷ鉄」のジャンルについて、NHKの記者がまとめた記事が話題になっているというので、このブログでもご紹介したいと思います。




タイトルは「”きっぷ鉄”が受難」というものです。


本稿では、まず「きっぷの魅力」として乗車券、定期券等、様々な種類のきっぷがあること、そして駅のみならず旅行会社でも購入できることが紹介されています。

その旅行会社について、インターネット予約の台頭により厳しい状況になっていることから廃業、規模縮小が続いていること、そして記者が在住している四国の旅行会社でも多くの閉店が出ていることを紹介しています。

そしてその閉店する旅行会社で、記者自らが実際に「きっぷ」を購入する様子を紹介しつつ、旅行会社の厳しい現状を紹介しつつ、記者自身としても、各地で消えゆくきっぷを少しでも収集していくこと、そして苦境にある旅行会社の応援を少しでもできれば、と記事を締めています。


旅行会社に設置されているマルス端末が出てきたりと、きっぷ収集ファンにとっては、注目の記事でありますが、内容を一読してお分かりのとおり、この記者自身が相当「きっぷ」に詳しいところは、以下の記述からも垣間見ることができます。

収集の対象は乗車券、特急券、入場券、回数券、定期券、手回り品きっぷ、硬券、補充券、常備券などなど、多岐に渡ります。


JTBだと○に「交」、日本旅行なら○に「日」、農協観光なら○に「農」と、どこの店舗で発券したかが分かるようになっています。

(いずれも上記サイト(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210305/k10012897171000.html)より引用、太字・下線は管理人による。)

まず一つ目の引用ですが、乗車券、特急券等のあたりは、時刻表にも掲載されていますので、特に詳しい知識がなくとも書けそうなものですが、最後に「補充券」「常備券」とありますので、こういった呼び方をすること自体、一般の方々が知る由もありません。
これが当たり前のように記事で出てくるだけでも、記者が相当きっぷの収集に詳しいことが分かります。
(実際に、上記記事中の画像では、様々な種類のきっぷがアップされています。)


二つ目の引用ですが、そもそも旅行会社で購入するとしても、券面上からその旅行会社の違いを敢えて取り上げるのも、きっぷファンならでは、と思えます。
かくいう私も、下記の記事で、旅行会社の違いによる「青春18きっぷ」の違いを比較した記事を書いたことがありますので、それが「分かる」だけでも相当詳しいことが分かります。




本気のきっぷ収集ファンが、NHKの記者にもいることが明らかとなった記事ですが、記事の最後には、「変わっていく鉄道文化を、全国各地で追いかけ、これからもお伝えしていきます。」(上記記事より引用)とありますから、今後もこのような鉄道ファンが喜ぶ、そして一般の方々がその世界を垣間見て興味を抱くようなレポートを期待したいと思います。




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下記でご紹介したように、2021年3月13日にJRグループダイヤ改正が実施されます。



改正の概要は既にご紹介したとおりですが、普通列車を含む各列車の具体的な時刻は、毎年3月号の時刻表が発売されるまでは分かりません。

先日、2021年3月号の時刻表が発売され、ようやく購入することができましたので、個人的に気になった点などをご紹介したいと思います。
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【きのくに線(紀伊田辺〜新宮)】
今回の改正で、全列車が新型車両227系に置き換えられるきのくに線(紀勢本線)の紀伊田辺〜新宮間。
車両の置き換えに応じてダイヤもかなり変更となっています。
以下で、各列車の改正前・改正後の時刻を、拠点駅である紀伊田辺・串本・紀伊勝浦・新宮の各駅を抽出してみました。

(上り・紀伊田辺→新宮)
timetable_kisei_upforward


(下り・新宮→紀伊田辺)
timetable_kisei_downforward


(いずれも出典:JTB時刻表2021年3月号)

注目点としては、以下の通りです。
・周参見発和歌山行きが周参見発御坊行きに変更
・列車によっては大幅な時間変更が発生


まず、紀伊田辺以南で唯一の223系・225系の定期運用であった周参見発和歌山行き(2322M)は、今回の改正で周参見発御坊行き(御坊で和歌山行きに接続)となります。
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▲今回の改正で御坊行きとなる2322M
(JTB時刻表2021年3月号より引用)


てっきり紀伊田辺で系統分割されるものと思いきや、まさかの御坊まで直通運転されることとなりました。

この列車は、現行4両編成でありますが、通学時間帯に重なる列車でもあることから、改正後は2両編成に短縮されるのかどうか、気になるところであります。


また、今回の改正で全列車が105系から227系に置き換えられたこともあってか、時間短縮が実現している列車もありますが、それに加えて、20分以上の大幅な時間変更が発生している列車も出てきています。

上記で示した時刻表で赤枠で囲った列車(上り2331M・2333M・2339M、下り2330M・2336M)が、概ね20分以上の時間変更が実施される列車となっています。

特に下り2330Mは、新宮発で約30分、紀伊田辺到着時には1時間近く繰り上がっており、利用の際には注意が必要といえるでしょう。


【新快速「Aシート」連結列車に号数表記・指定席マークが記載】
下記の記事でご紹介したように、一部の新快速に連結されている「Aシート」について、指定席の発売が開始されています。



該当する新快速には「(新快速)1号」〜「(新快速)4号」の号数が充てられていますが、この表記がJTB時刻表にも記載されることとなりました。
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(JTB時刻表2021年3月号、P190より引用)


時刻表上の新快速列車に列車名が付けられたのは、これまでも臨時列車で事例があったかも知れませんが、指定席マークが付くのは恐らく初めてかと思われます。

今後のAシートの展開により、この指定席マークが増えていくのかどうか、注目したいところであります。


【和泉鳥取・六十谷・紀三井寺駅のみどりの窓口終了】
下記記事でご紹介したように、阪和線の和泉鳥取、六十谷、そしてきのくに線の紀三井寺の各駅のみどりの窓口が閉鎖となります。




JTB時刻表でも、索引地図では「3月12日までの営業」、駅名欄からは「みどりの窓口」マークが削除されています。
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(JTB時刻表2021年3月号、P20より引用)


索引地図から緑色の○が消えるのは、次の4月号からのようですが、見慣れた地元駅の「みどりの窓口」表記が消えるのも、時代の流れでありましょうか。


以上、「JTB時刻表」2021年3月号から、気になった点をピックアップしてみました。
他の地域でも、様々な変更点があるかと思われますので、時刻表を眺めているだけでも思わぬ発見があるかも知れませんね。




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3月12日(金)をもって和泉鳥取駅、六十谷駅のみどりの窓口が閉鎖となることから、閉鎖前にこれらの窓口でのマルス券を購入してみました。



加えて、きのくに線でも紀三井寺駅のみどりの窓口、そして黒江駅のきっぷうりばが閉鎖となることも、既にJR西日本のWebページ上で明らかとなっていますが、本日は、このうち黒江駅のきっぷを購入してみようと、休日出勤の前に立ち寄ってみることにしました。
【参考】
黒江駅|駅情報:JRおでかけネット
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(上記Webページ(https://www.jr-odekake.net/eki/top?id=0622095)より引用)


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▲黒江駅改札口

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▲黒江駅きっぷうりば閉鎖の案内。
きっぷうりば閉鎖の箇所は、光の反射で読みづらいですが、「黒江駅は下記の日付(2021年3月13日)よりきっぷうりばを閉鎖し」とあります。

この黒江駅には、みどりの窓口は設置されておらず、その代わりPOS(駅収入管理システム)という端末が設置されており、乗車券や定期券、回数券などを販売することができます。

「みどりの窓口」に設置されているマルスとは異なることから、発券されるきっぷの文字サイズや配置も、マルス券とは多少異なることが特徴と言えるでしょう。

まずは黒江駅の入場券です。
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▲黒江駅入場券
マルス券に比べると、フォントが太いのが特徴的です。
あと、会社記号の[西]が入っているのも注目です。

そして本日購入した乗車券はこちら。
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▲黒江→大阪(紀勢本線・和歌山線・橋本・南海線・新今宮・関西本線・大阪環状線・西九条)

前述の和泉鳥取駅の購入と同様、南海電鉄との連絡乗車券を購入してみました。
しかも今回は、JR西日本→南海電鉄→JR西日本という「通過連絡運輸」乗車券を購入してみました。

「通過連絡運輸」とは、会社線の前後にJR線を挟み、前後のJR線を通算して運賃を算出し、1枚の乗車券として発売できるもので、伊勢鉄道や智頭急行、北近畿タンゴ鉄道等の第三セクター鉄道とJR各社とで実施される例が代表的なものであります。

この通過連絡運輸、実は現在も南海電鉄にも設定されていて、「新今宮」と「橋本」を接続する場合に発売できるものとなっています。
(新今宮・橋本両駅からの範囲は、別途定められています。
またJR線・南海線通して営業キロが101km以上の場合は途中下車も可能となっています。
今回の発券例でも有効日数は2日間で、「途中下車前途無効」という文字もありません。


更に特徴的なのは、南海電鉄線の標記で、この発券例では、「南海鉄線」という記載となっています。
先の和泉鳥取駅でのマルス発券例でも見られたように、マルス端末の場合は「南海線」と記載されるのに対し、JR西日本のPOS端末の場合は違う標記となっているのも、これまた面白いところです。

マルス端末とJR西日本POS端末との会社線表記の違いは、先にご紹介した「熱転写方式マルス端末券総集Vol.1」にも、神戸電鉄の事例が紹介されています。
興味ある方は下記リンクから購入してみてはいかがでしょうか。




今回の乗車券ですが、上述のとおり途中下車可能であることから、実際に黒江から和歌山まで利用して、和歌山駅で途中下車印を押印していただきました。
使わないことも選択肢でしたが、折角なので利用してみた次第です。
勿論、和歌山から先は利用せず、持ち帰った次第です。



以上のように、間もなく閉鎖となる黒江駅のきっぷうりばで、端末券(POS)を購入してみました。
マルス端末券とは異なる記載が特徴でありますので、隣駅の紀三井寺駅と併せて訪問・収集してみてはいかがでしょうか。



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トミーテックが展開する鉄道制服コレクション「鉄道むすめ」は、2005年11月に最初の商品が発売されてから、昨年11月で15周年を迎えました。

これを記念して、15周年記念キャラクター総選挙が実施されることが発表されました。

鉄道むすめ15周年記念キャラクター総選挙|鉄道むすめ〜鉄道制服コレクション〜

概要は以下の通りです。

【投票方法】
投票フォームで好きなキャラクターを3名選択

【投票受付期間】
2021年2月25日(木)11:00〜3月31日(水)23:59
1日1回3名まで投票可能

【結果発表】
4月頃に上記Webページで発表。
上位入賞キャラクターについては、記念商品の製品化を検討

【総選挙ロゴ】
tetsumusu_15th_election
(上記発表資料(https://tetsudou-musume.net/contents/special/sousenkyo/)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



今や、各地の鉄道事業者を訪問すれば、グッズやパネル等で目にする機会もすっかり増えてきた「鉄道むすめ」。
そのはしりは今から遡ること15年前に始まったコレクションフィギュアですが、それがいま、こうして全国の鉄道事業者で展開される巨大コンテンツに成長するとは、正直予想していた方の方が少なかったかも知れません。

その「鉄道むすめ」15周年を記念して開催される今回の総選挙。
投票方法は、毎日1回、3名まで投票できる仕組みとなっています。

開催日数は合計35日ありますので、35×3=105票の投票ができるわけですが、これだけの票数をどの「鉄道むすめ」に投票しようか、迷うファンも多いかと思います。

鉄道事業者やキャラクターデザインなど、「推し」を選ぶ要素はファンそれぞれですが、上位入賞キャラクターは記念商品が製品化されるかも知れませんので、忘れず投票していきたいところです。


かくいう私も、大阪府南部及び和歌山県の「鉄道むすめ」には、いずれも上位入賞を果たして欲しいと思っていますので、改めてご紹介しておきたいと思います。

【泉北高速鉄道 和泉こうみ】
PU11 和泉こうみ|キャラクター紹介|鉄道むすめ〜鉄道制服コレクション〜

【水間鉄道 水間みつま】
PU30 水間みつま|キャラクター紹介|鉄道むすめ〜鉄道制服コレクション〜

【和歌山電鐵 神前みーこ】
TM53 神前みーこ|キャラクター紹介|鉄道むすめ〜鉄道制服コレクション〜

【紀州鉄道 日高かすみ】
PU64 日高かすみ|キャラクター紹介|鉄道むすめ〜鉄道制服コレクション〜

【JR西日本 黒潮しらら】
PU61 黒潮しらら|キャラクター紹介|鉄道むすめ〜鉄道制服コレクション〜



前回、10周年を機に実施された総選挙では、1位「鬼怒川みやび」(東武鉄道)、2位「石山ともか」(京阪電鉄)、3位「八木沢まい」(上田電鉄)という結果でありました。
鉄道むすめ10周年企画 キャラクター人気投票|鉄道むすめ〜鉄道制服コレクション〜

当時よりも更にキャラクターが増殖した今回の総選挙で、栄えある1位を獲得するキャラクター、そして上位入賞してめでたく記念商品化されるキャラクターは誰か。

当ブログでは上記5名を中心に推していきたいところですが、それとは別に誰が上位入賞するのか、楽しみにしながら3月末まで毎日欠かさず投票したいと思います。



●関連ニュースサイト:
トミーテック「鉄道むすめ15周年記念キャラクター総選挙」開催 | RailLab ニュース(レイルラボ)





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今年の大河ドラマ「青天を衝け」は、渋沢栄一を主人公とするドラマで、既に第2話までが放送されています。

その渋沢栄一、2024年には新しい1万円札の肖像画になることも決定しているわけですが、その業績としては生涯で多数の企業の設立に関わったことからも、「資本主義の父」と称されることで有名であります。
その一方で、教育や医療、福祉といった、資本主義を成り立たせるために必要な社会資本の整備にも尽力したこともあり、明治初期に我が国の経済システムを構築したという意味では、無二の人物であったかも知れません。

その渋沢栄一は、日本の鉄道事業にも勿論関わっており、有名なところでは日本鉄道(現在のJR東日本東北本線等)、京阪電気鉄道、目黒蒲田電鉄(現在の東急)などが挙げられますが、それ以外にも様々な鉄道事業者の設立・運営に関わっています。

そういった、渋沢栄一と鉄道事業との関連を、本人のエピソードは勿論、関連する歴史も綴った一冊が、今回ご紹介する「渋沢栄一と鉄道」であります。

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渋沢栄一と鉄道
渋沢栄一と鉄道

本書によりますと、渋沢栄一が関わった鉄道事業者は45社あり、その中には上述のように現存しているものもあれば、設立に失敗したもの、廃止されたものもありますが、それでも明治時代という鉄道における黎明期に、これだけの鉄道事業者の設立に関わっているところに、改めて驚きを感じることだと思われます。

加えて渋沢栄一は、鉄道事業を成り立たせるために必要なレンガ(構築物の建設資材として必要)や、ガラス(視界を確保しながら、客車を高速で走らすために必要)といった製造業の振興にも力を注いでいますが、そういった他産業とのつながりも、本書で取り上げられており、「渋沢栄一」という人物を、「鉄道」をキーに理解するのに最適な一冊といえます。

また本書は、徹頭徹尾、渋沢栄一のみに触れている訳ではなく、渋沢が関係する政治・経済の人物とその史実についても多くのページを割いており、上述の表現を用いるならば、「渋沢栄一」をキーに、「鉄道」を介して、「明治時代を中心とした経済動向」を理解するのに適した一冊といえるでしょう。


冒頭に記したように、渋沢栄一は、多数の企業の設立に関わっており、その数は500社、600団体(本書による)ともされています。
流石にこれだけ広く経済活動に関わっている人物であれば、その全容を理解するのには相当難しいと言わざるを得ません。
一方で、大河ドラマの主人公や紙幣の肖像としても選ばれている人物なだけに、この機会に興味を持つ方も多いのではないのでしょうか。

そのための理解を助ける一冊として、鉄道の歴史にある程度の知識のある方にとっては、渋沢栄一という人物を理解する上で、もってこいの本ではないのでしょうか。


本書で渋沢栄一という人物に興味が湧けば、彼が他の分野で成し遂げた功績なども気になるわけですが、それは他の書籍も読むことで、より広く・深く理解することができるのではないかと思います。

丁度、当ブログからもリンクを貼らせていただいている「社畜ゲートウェイ」さんが、下記のように「渋沢栄一」に関する本をまとめられていますので、是非参考にしていただければと思います。
【参考】



ともあれ、決して短いわけではない自分の人生で、初めて「大河ドラマ」を通して見ようと思い立ったこの「渋沢栄一」。
鉄道のみならず、医療や福祉といった社会保障分野での功績も大きいとのことですので、上述の参考書籍も手にしながら、新たに一万円札の肖像画となる人物のことを、少しでも知識として得ることができればいいな、と思った次第です。




●関連ブログ:
【書評】近代鉄道史の勃興を学べる『渋沢栄一と鉄道』(一部ネタバレあり) - 社畜ゲートウェイ



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昨日、和泉鳥取駅のみどりの窓口が3月12日(金)限りで閉鎖される記事をご紹介しましたが、同日をもって同じく阪和線の六十谷(むそた)駅のみどりの窓口も閉鎖されることとなっています。

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▲六十谷駅みどりの窓口

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▲3月12日(金)付けで「みどりの窓口」が閉鎖となる旨が掲示されています。


3月13日(土)以降は、六十谷駅でマルス券を購入できなくなることから、入場券に加えて、隣の駅・紀伊中ノ島駅までの往復乗車券を購入しました。

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▲六十谷駅入場券

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▲六十谷〜紀伊中ノ島の往復乗車券(ゆき)

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▲同・往復乗車券(かえり)


みどりの窓口の閉鎖が発表されて以降、こういったきっぷを記念に購入しようとするファンがちらほらいるらしく、私が購入した時も、同じくみどりの窓口が閉鎖となる和泉鳥取駅を既に訪問したのか、聞かれたりしました。

六十谷駅でも、先にご紹介した南海電鉄との連絡乗車券を購入することが可能と考えられます。
難読名の駅名と、南海電鉄の駅名が並んだ乗車券という組み合わせにもなりますので、興味のある方は、こちらで購入してみるのもいいのではないのでしょうか。


ところで、今回「みどりの窓口」が閉鎖されるのは、和泉鳥取、六十谷の両駅だけでなく、私が確認できただけでも、紀三井寺、黒江駅でも窓口でのきっぷ販売が終了となっています。


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▲紀三井寺駅の「みどりの窓口」閉鎖案内
https://www.jr-odekake.net/eki/top?id=0622089より引用)

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▲黒江駅での窓口きっぷうりば閉鎖の案内
https://www.jr-odekake.net/eki/top?id=0622095より引用)

これら両駅でも、3月13日(土)以降はマルス券等、窓口で販売されているきっぷが購入できなくなりますので、記念に購入したい方は、早めに訪問しておいたほうがよいかと思われます。
またこれらの各駅とも、窓口が閉鎖されている時間帯がありますので、訪問の際にはご注意下さい。



ところで、今回みどりの窓口及びきっぷうりばが閉鎖される各駅には、泉鳥取高校(和泉鳥取)、開智学園中学・高等学校(六十谷)、和歌山県立医科大学(紀三井寺)、智辯学園和歌山中学・高等学校(黒江)と、いずれも相応の生徒数が在籍する高校・大学が存在しています。

通学定期購入の際、新規及び進級時には、必ず窓口での購入が求められています。
【参考】
通学定期券をご利用の方へお知らせ|JR西日本

今回、これら4駅の窓口で定期券の販売を終了することから、特に新年度は他の窓口設置駅での混雑が激しくなるものと考えられます。
今回の閉鎖により、和歌山市内とその周辺で、引き続き窓口で定期券の購入が可能なのは、和歌山・紀伊・岩出の3駅、そして「みどりの券売機プラス」での購入が可能な海南駅も加えても、計4駅しかありませんので、学生や保護者の皆さんは、新年度からの通学定期購入には、十分注意しておきたいところです。




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