阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

鉄道全般の話題

【こみトレ46】きっぷ関係の本3冊(往復・連続乗車券、乗継割引、商品券できっぷを買う)

開催から明日で3週間となる「こみっくトレジャー46」で入手した同人誌のご紹介を続けてきましたが、ここで最後とさせていただければと思っています。
(新たな同人誌頒布会にも参加してきましたので、そちらのご紹介もありますし…)



最後にご紹介するのは、「きっぷ」関係の同人誌3種類です。
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まず右の2冊は、2024年3月に完全に廃止となったJRの「乗継割引」、そして2026年3月に廃止となった、こちらもJRの「往復・連続乗車券」について、その発券事例を収集した同人誌となります。

JRグループの「乗継割引」「往復・連続乗車券」の廃止については、当ブログでもその内容をご紹介していますので、詳細は割愛しますが、これら2冊は、これら両制度による発券例を網羅した一冊となっています。
特に「乗継割引」は、廃止段階で割引が適用されていた乗継駅全てのパターンについて収録されており、眺めるだけでも圧巻に感じました。

そしてもう一冊(一番左)は、「商品券でJRのきっぷを買う」というタイトルです。
その名のとおり、どんな種類の商品券を使用したらJRのきっぷが購入できるのか、ということを分析しています。
第一弾として「JR編」とされており、JR各社の窓口で購入する際に利用可能な商品券をまとめています。
全般的な傾向で、商品券の取り扱いや窓口そのものも縮小しているものの、何かの機会に手元にある商品券を利用してJR券を購入する場合には役に立つと思う、ニッチな一冊に感じました。



とりあえず、こみっくトレジャー46の同人誌紹介はここまでとなります。
今回は久々の同人誌頒布会の参戦ということで、かなり大量に買い込んでしまったのは反省点です。
やはりあまり間隔を開けずに参戦するのが良さそうですね…



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【こみトレ46】交通系ICカードの本3.1、4、5

開催から既に2週間が過ぎましたが、引き続き「こみっくトレジャー46」(こみトレ46)で入手した同人誌をご紹介します。



今回ご紹介するのは、「交通系ICカードの本」の3.1、4、5の3冊です。
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この「交通系ICカードの本」ですが、2024年1月の「こみっくトレジャー43」で、既に「1」「2」の2冊を入手していました。
(参考)


上記記事でも、著者の「すながわひろゆき」さんは、全国の交通系ICカードを集められており、そのコレクションを本にまとめられたのが、先に入手した「1」「2」でした。

今回入手した本のうち、「3.1」は、2024年上期の動向や、最終利用から10年超過した無記名Suicaが再び利用できるのかどうか、といった実験レポートが記載されています。

そして「4」「5」は、「総集編」として、これまで紹介されてきた交通系ICカードを、西日本(「4」)、東日本(「5」)としてまとめたものとなっています。

「4」「5」を入手すれば、全国の交通系ICカードが全て分かる…というものといえますが、一方で、その後の改廃も進んでいくことでしょうから、今後数年のうちに、改訂版の総集編が出てくることも大いに期待できそうです。

ともあれ、このブログでも交通系ICカードの話題は折に触れているだけに、その際のファクトチェック、という意味でも、今回入手できてよかった同人誌、に感じました。




【国土交通省】鉄道分野のGXに関する基本的考え方を発表、2035年には主要事業者の全電車のVVVF化完了を目標に

国土交通省は本日(2025年9月16日)、「鉄道分野のGX(※)に関する基本的考え方」と称する方針を発表しました。
(※)GX・・・グリーン・トランスフォーメーション。化石燃料中心の経済・社会、産業構造をクリーンエネルギー中心に移行させ、経済社会システム全体を変革すべく、エネルギーの安定供給・経済成長・排出削減の同時実現を目指す取組(下記報告書より引用)

報道発表資料:「鉄道分野のGXに関する基本的考え方」を公表します<br>〜2040年を見据え、鉄道分野のGXに関する考え方や目標を策定〜 - 国土交通省
環境:鉄道分野のGXに関する官民研究会 - 国土交通省

ざっくり言えば、「鉄道分野でも官民一体でGXに取り組みましょう」ということで、そこに向けて誰が、何を、いつ為すべきかをまとめているものであります。

その中でも、特に鉄道ファン的に注目を集めたのが、「鉄道車両」に関する記述です。

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▲鉄道分野のGXに関する基本的考え方〔概要〕_20250916公表版(https://www.mlit.go.jp/tetudo/content/001910844.pdfより引用)


注目は2035年度までの目標の記述です。
ここでは、主要鉄道事業者(JR、大手民鉄、地下鉄事業者)を対象とし、以下の具体的な目標を定めています。
・現状で5,000 両以上存在する非VVVF 車両及び初期の VVVF 車両(GTO 方式)の置き換えを完了し、全列車のVVVF化を完了。
2031 年度以降に主要鉄道事業者が非電化区間に新規導入する車両は、ハイブリッド車両、蓄電池車両、水素車両とする。

2935年度まで、あと10年という時間軸の中で、電化区間では、非VVVF車両や、GTO方式のVVVF車両を置き換えるということですが、その数は約5,000両。
年間ベースでも500両という、なかなか大量な車両を置き換えて行くわけですから、かなり挑戦的な目標に感じたのは私だけでは決してい無いような気もします。

とはいえ、この「基本的な考え方」を検討してきた「鉄道分野のGXに関する官民研究会」には、JR各社の他、日本民営鉄道協会、日本地下鉄協会、第三セクター鉄道等協議会が構成員として名を連ねているわけですから、言ってみれば鉄道事業者も合意の上で示された目標、といえるでしょう。

勿論、今ある非VVVFやGTO方式のVVVFの車両が丸ごと置き換えるという訳ではなく、制御装置を置き換えることでも目標達成として計上できますが、それでもある程度老朽化した車両の廃車・譲渡が今後更に進むことも考えられそうです。


ともあれ、今後、あと10年もすれば主要事業者からは、非VVVFやGTO方式の車両が無くなることにもなるわけで、そういった車両の特に走行音を記録しておくのも、今のうちなのかな、と感じたニュースでありました。



今回の置き換えでは、非VVVFだけでなく、GTO方式のインバータ制御の車両も対象となっています。
私の住んでいる近所で、GTO方式の車両といえば、南海2000系が挙げられます。
一部のファンにとっては味わいのあるこのインバーターサウンドも、あと10年もすれば聞き納めになりそうですね…






【関連ブログ】
2035年度までに全車両「原則VVVF化」案を公表 | 鉄道プレス




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【万博関連本】「1970年大阪万博輸送」「大阪・関西万博写真集」を購入

今年4月13日から開催されてきた「大阪・関西万博」の会期も、あと1ヶ月を切りました。
いよいよ終わりが見えてきたこの万博を最後に見てみようと、会期末まで混雑が続いているようです。

そんな「万博」に関係する本を二冊読んでみましたので、ご紹介します。
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一冊は「1970年大阪万博輸送 −千里を目指した北大阪急行・市営堺筋線」です。
今から55年前、千里丘陵で開催された「日本万国博覧会」。
日本初、そしてアジア初の国際博覧会として開催されたこの70年万博。
その輸送体制を当時の資料などとともにまとめられているのが、本書となります。

70年万博の鉄道アクセスとしては、北大阪急行電鉄(北急)・大阪市営地下鉄御堂筋線のルートと、阪急千里線・大阪市営地下鉄堺筋線の2ルートで来場者を輸送しました。
メインルートとなる北急・御堂筋線ルートでは、大阪市交通強では御堂筋線の車両を30系に統一した上で、万博終了後の車両置き換えを見据えて北急も大阪市交30系と同一仕様の車両(7000系・8000系)を投入していたことなどが、分かるようになっています。

今回の万博(2025年大阪・関西万博)の来場者輸送においても、大阪メトロ中央線では新型車両400系を導入し、既存の20系・24系を置き換えるとともに、万博終了後に谷町線への置き換え用として30000A系が投入されるというように、70年万博での車両の動きがある意味再現されていることが、本書を読むと理解できそうです。

万博終了後に廃止となり、現在は中国自動車道の敷地となっている、千里中央(仮)〜万国博中央口間の写真も数多く掲載されており、当時を振り返る資料としても価値ある一冊と感じました。

(参考)
RMライブラリー302 1970年大阪万博輸送 [ 宮武浩二 ]
RMライブラリー302 1970年大阪万博輸送 [ 宮武浩二 ]



資料という意味では、こちらも忘れずに購入したかったのが、「大阪・関西万博写真集」
現在開催中(執筆時点)の2025年大阪・関西万博の記録写真集となる一冊です。

開会から8月10日までの会場の様子を、様々な場面で切り取った写真集。
一度でも万博に行かれた方にとっては、万博訪問の時を思い起こさせる写真集となっています。

一度でも、数回でも、そして通期パス使って何度でも会場に足を運んだ方それぞれが、記録として手元に置いておきたい一冊に感じました。

(参考)
大阪・関西万博 写真集 (ぴあMOOK)
大阪・関西万博 写真集 (ぴあMOOK)



万博終了まであと一ヶ月を切りました。
個人的には三回万博会場を訪問しましたので、いつかの機会に訪問した際の様子をご紹介できればと思っています。



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【京都鉄道博物館】寝台特急「あかつき」誕生60周年記念イベント実施(2025.10.2〜)EF58に「あかつき」等ヘッドマーク掲出

京都鉄道博物館では、1965年10月1日から走り始めた寝台特急「あかつき」の誕生60周年を記念して、収蔵車両「EF58形150号機」に、「あかつき」をはじめとする5種類のヘッドマークを掲出することを発表しました。

☆彡名列車誕生から60年! 寝台特急「あかつき」誕生60周年記念イベントのおしらせ(京都鉄道博物館):JR西日本

概要は以下のとおりです。
【期間】
2025年10月2日(木)〜2026年2月24日(火)

【場所】
トワイライトプラザ EF58形電気機関車150号機

【掲出期間と掲出ヘッドマーク】
「あかつき」:2025年10月2日(木)〜2025年10月28日(火)
「さくら」:2025年10月30日(木)〜2025年11月25日(火)
「日本海」:2025年11月27日(木)〜2025年12月29日(月)
「つるぎ」:2026年1月2日(金)〜2026年1月27日(火)
シークレット:2026年1月29日(木)〜2026年2月24日(火)

詳細は、上記発表資料をご覧下さい。


寝台特急「あかつき」は、1965年(昭和40年)10月に運行を開始した、関西発着ブルートレインのはしり、ともいえる列車でした。
山陽新幹線岡山〜博多間開業直前は、関西〜九州方面に1日7往復の運行を数え、充当車両も20系、14系、24系、24系25形とバラエティ富んだものとなっていました。

山陽新幹線開業後は、本数が縮小され、関西〜長崎・佐世保方面への寝台特急として長らく運行され、1978年には14系15形も充当されました。
新幹線の高速化や、高速バス、航空機の発達により、「あかつき」の利用者減少し、国鉄最後のダイヤ改正となる1986年11月改正では1往復となった一方、対夜行バスとの観点から、この時初めて座席車が連結されました。
この座席車は、3年半後の1990年3月に、高速バスの座席と遜色ない独立三列シートを設置した「レガートシート」に発展しました。

以降、他の運行終了となった寝台特急の車両を活用した個室化も進み、末期はA寝台個室までもが連結されていました。
2008年3月に廃止されてから、既に15年以上が経過した、この「あかつき」ですが、今年は運行開始60周年という節目となることから、今回このようなヘッドマーク掲出のイベントが実施されることとなりました。


EF58形電気機関車による「あかつき」は、山陽新幹線全通までの間に確かに運行されていたとのことですので、昭和40年代の「あかつき」黄金時代を思い起こさせる展示、是非とも見にいきたいな、と感じたニュースでありました。

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▲寝台特急「あかつき」「なは」(2008年9月撮影)
廃止直前には、熊本発着の「なは」と併結され、京都〜長崎間の運行となった「あかつき」。
国鉄時代を含めると、「明星」「彗星」、そしてこの「なは」と、様々な関西発着ブルートレインと併結された歴史を持つ、この「あかつき」。
今回記念イベントで掲出されるのは、「あかつき」単独ヘッドマークになるかと思われます。

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▲その、「あかつき」等のヘッドマークが掲出される電気機関車、EF58 150号機。
「あかつき」「さくら」の長崎発着ブルートレインに加え、「日本海」「つるぎ」の北陸方面ブルートレインのヘッドマークが掲出される予定となっています。
そして気になるのが「シークレット」。
果たしてどんなヘッドマークが掲出されるのか、少し先となりますが、今から楽しみですね。




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【こみトレ46】盲腸線を脱出する技術3、特別地方交通線転換バスの旅1・2

少し間が空きましたが、9月7日の「こみっくトレジャー46」(こみトレ46)で入手した同人誌をご紹介します。


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サークル「ホンナムユーティナイ」さんの「盲腸線を脱出する技術3」、「特定地方交通線転換バスの旅1・2」の3月です。


このうち、「盲腸線を脱出する技術」はこれまで「1」「2」が発行されており、私も既に入手しています。
(参考)


今回はその続編で、またもや盲腸線(行き止まり線区)をそのまま往復するのではなく、行き止まりの駅から別の公共交通機関等を利用して移動したレポートとなっています。

場所柄、地域のコミュニティバス等を乗り継いだりするルートもあり、そういう地域の生の情報を同人誌で読める、という意味では貴重なシリーズと感じています。


同様に、シリーズ物として、「特定地方交通線転換バスの旅」も今回入手しました。
国鉄改革の際に廃止された「特定地方交通線」から転換し、地域の交通を引き継いだ転換バスですが、その後40年程度の時間の経過とともに、転換当時の運行形態を残している路線、逆に当時の面影が分からないくらいに変容してしまった路線など、色々あるようです。

この「特定地方交通線転換バスの旅」シリーズでは、そういった「転換バス」に、寛厚な限り当時の鉄道ルートをたどってバス等に乗車してみたレポートとなっています。

著者も記しているように、鉄道時代の廃止の際には大きな話題になる一方、バス転換後の改廃の動きは鉄道時代ほど取り上げられることは無いのが現状ですので、それを現地に赴き、実乗したレポートはこれまた今後も是非入手し続けたいシリーズでした。

いずれも、ナンバリングされていることから考えると、続編が期待できそうなシリーズですので、今後も新刊が出れば、こみトレに出向いて入手したいと思います。

(通販サイト)




(注)
「盲腸線を脱出する技術」シリーズのナンバリングは、正式にはローマ数字となっていますが、文字化け回避の観点から、算用数字に置き換えています。

【こみトレ46】「ゆるるるぶ」番外編「大阪・関西万博パビリオン解説ガイド」等

昨日(9月7日(日))、大阪南港の「インテックス大阪」で開催された「こみっくトレジャー46」(こみトレ)に参加してきました。
こみトレに前回訪問したのは、2024年1月の「こみトレ43」以来で、1年半ぶりの同人誌頒布会に参加することができました。

1年半も空いてしまったので、前回以降の新刊が入手できなかったこともあり、今回はかなりの量の同人誌を入手することになりました。

何せ量が多いので、今回はいつも以上に大雑把なご紹介となりますが、著者の方に少しでも感想が届けば、と思っています。



まず始めにご紹介するのは、毎回お馴染みの「もりっつ」さんによる「ゆるるるぶ」シリーズですが、特に今回は、「大阪・関西万博」が開催されていることから、万博のパビリオンを解説した「大阪・関西万博パビリオン解説ガイド」を特にご紹介したいと思います。
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▲「大阪・関西万博パビリオン解説ガイド」を中心とした、今回入手した「ゆるるるぶ」関係本

その名のとおり、万博会場内にある海外・国内計91パビリオンの全てを現地で体験された、その魅力が詰まった一冊となっています。

作者による「オススメ度」やパビリオン及びレストランの「おすすめランキング」も網羅されており、自分で体験しないと執筆できない内容ばかりです。
既に万博に何度も行かれた方は勿論、これから閉幕までの間に一度は万博に行こうとされている方にとっても、非常に参考になる一冊となっています。

この「大阪・関西万博パビリオン解説ガイド」は、下記「メロンブックス」でも通信販売されていますので、是非入手してみてはいかがでしょうか。
大阪・関西万博 パビリオン解説ガイド 通販 - メロンブックス


その他「ゆるるるぶ」シリーズは最新であるVol.8までも入手でき、ようやくキャッチアップできましたので、引き続きの新刊を期待し続けたいと思います。

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▲上記でご紹介した「パビリオン解説ガイド」の表紙は、西ゲート付近で撮影されていますので、その表紙と同様のアングルで撮影してみました。
多数の国旗が一所ではためく姿は、万博を象徴する後継と言えるでしょうから、表紙となるのも納得です。


「JR東海&16私鉄乗り鉄☆たびきっぷ」を使ってみる(2025.7.12)

JR東海から、同社内及び接続する民鉄計16社の普通車自由席に乗り放題の、「JR東海&16私鉄乗り鉄☆たびきっぷ」というフリーきっぷが発売されています。
JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ|お得なきっぷ詳細情報|JR東海

近年、Webによる割引きっぷが拡充されたこともあってでしょうか、フリーきっぷが縮小されている動きもみられますが、そういったご時世の中では貴重なきっぷ、といえます。

既に先月の話となってしまいましたが、去る7月12日に、静岡鉄道や岳南電車に乗るのに、このきっぷを活用してみましたので、ご紹介したいと思います。

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▲「JR東海&16私鉄乗り鉄☆たびきっぷ」
(公式Webサイト(https://railway.jr-central.co.jp/tickets/noritetsu-tabikippu/_pdf/leaflet.pdf)より引用)


きっぷの概要は以下のとおりです。
【利用可能日】
土休日を利用開始日とする連続2日間

【利用期間・発売期間】
通年
(発売は、利用開始の1ヶ月前から利用開始日初日まで)

【フリー区間】
・JR東海在来線全線の普通・快速列車
・JR東海在来線と隣接する16の私鉄の普通・快速列車
詳細は、下記エリアマップ参照
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(上記Webサイト(https://railway.jr-central.co.jp/tickets/noritetsu-tabikippu/_pdf/areamap.pdf)より引用)

【発売額】
おとな8,620円、こども4,040円

【利用可能な車両】
・普通列車自由席
※特急列車利用の際には特急券が別途必要
※東海道新幹線は、熱海〜米原間の「ひかり」「こだま」が合計4回利用可能
※民鉄の観光列車、イベント列車は利用不可

【発売箇所】
・JR東海の駅
・JR東海の駅がある地域の旅行会社
・JR西日本インターネット予約サービス「e5489」

以上のようなきっぷで、特急券を別途支払いで在来線特急列車に、加えて熱海〜米原間の東海道新幹線「ひかり」「こだま」も、特急券を別途支払いで4回まで利用可能となっています。

うまく使えば、色々な民鉄を訪問できる、きっぷの名称にあるように、まさに「乗り鉄」向けのきっぷであります。
きっぷの券面は以下のとおりです。
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▲「JR東海&16私鉄乗り鉄☆たびきっぷ」。
発行場所の記載からわかるとおり、JR西日本のインターネット予約「e5489」で購入し、米原駅で引き換えています。

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▲「新幹線乗車用」の券面。
上述のとおり、東海道新幹線・熱海〜米原間の利用は4回に限られています。
後述しますが、新幹線乗車時にはこの券面を有人改札にて提示し、押印するシステムとなっています。

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▲きっぷの案内1枚目

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▲きっぷの案内2枚目

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▲フリーク間のアンアイ
流石に地図での記載に限界があることから、JR東海と同社以外の16私鉄について文字情報で記載されています。

以下では実際使った際に気のついたことをご紹介していきたいと思います。



【東海道新幹線利用時は有人改札を利用】
上述のとおり、東海道新幹線は4回まで利用可能となっていますが、その利用回数は上掲画像のとおり、きっぷに添付されている「乗り鉄きっぷ(新幹線乗車用)」という券片に押印することでカウントされています。

そのため、新幹線を利用する場合は、必ず有人改札を通る必要がありますし、その際に「乗り鉄きっぷ(本体)」と「乗り鉄きっぷ(新幹線乗車用)」、そして別途購入の「新幹線特急券」の3枚を提示する必要があります。



【e5489購入で引き換えの際の留意点】
上述のとおり、この「乗り鉄きっぷ」は、JR西日本インターネット予約サービスe5489で購入可能となっていますが、きっぷの引き替え場所に注意が必要です。

この「乗り鉄きっぷ」が引き替え場所は、フリー区間内のJR東海「きっぷうりば」及び改札の外にある「5489サービス」の表示のある券売機となっています。

しかも、甲府、国府津、辰野、塩尻、猪谷、新宮の各駅は、フリーエリアであるものの、きっぷの受け取りができませんのでご注意ください。

また、米原駅では、「5489サービス」の表示のある改札口のうち、新幹線改札口横の券売機でのみ引き替えが可能です。
(在来線改札の券売機では引き替えができません。)

JR東海管内在住であれば、購入は比較的容易かと思いますが、管外からこのきっぷを利用する場合は、購入場所や受取箇所について、きっちり確認しておいた方がよいでしょう。



【東海道新幹線で乗り越す場合の留意点】
「乗り鉄きっぷ」の案内で、東京あるいは新大阪方面から、フリーエリアの外から東海道新幹線を利用する場合について、下記のとおり記載されています。

※フリー区間外の特急(新幹線を含む)・急行列車を利用する場合には、フリー区間内の乗車区間とフリー区間外の乗車区間について、それぞれ特急・急行券が必要です。
(公式Webサイト()より引用)
例)東京から東海道新幹線「ひかり」を利用して名古屋まで乗り越す場合
このきっぷの他に、東京〜熱海間の運賃、東京〜熱海間・熱海〜名古屋間の料金をいただきます。
※熱海駅を通過する列車の場合、普通車自由席のみ利用可能です。(普通車指定席・グリーン車は利用不可)

〜公式Webサイト(https://railway.jr-central.co.jp/tickets/noritetsu-tabikippu)より引用)〜

即ち、「乗り鉄きっぷ」に加え、「フリーエリア外の乗車券・特急券」と、「フリーエリア内の特急券」が必要となっています。

これらを事前に用意しておいた上で、有人改札で確認を受ける必要がありますので、留意が必要です。

私は今回、東海道新幹線でフリー区間内外をまたいで利用しましたが、その際に「たびきっぷ」以外に用意したきっぷは、以下のとおりでした。
●小田原〜熱海
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(※)御殿場線の国府津まで「たびきっぷ」を利用した後に東海道線に乗車しているため、乗車券は国府津からとなっています。

●熱海〜米原
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(※)静岡〜米原間は7号車「S Work車両」を指定してます。
勿論、「たびきっぷ」でも指定が可能です。

●米原〜新大阪
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(※)この区間も別途購入で、下述の「EX早特1」を利用しています。




【新大阪・京都発着の場合は「EX早特1」との併用も】
上述のとおり、新大阪、京都方面から利用する場合は、この「乗り鉄きっぷ」とは別に乗車券・特急券が必要ですが、その際に活用したいのが、「EX早特1」です。

EX早特1|エクスプレス予約 新幹線の会員制ネット予約

このEX早特1は、前日までの購入で新幹線自由席が割安に利用できる商品ですが、特に米原〜新大阪間がかなり割安に設定されているのが特徴といえます。
●発売額:
米原〜新大阪:2,520円(通常額4,510円)
米原〜京都:1,720円(通常額2,160円)


勿論、米原以東の特急券・乗車券が別払いとなるので、そこだけ見れば多少割高、と思えなくもないのでしょうが、民鉄もフリーエリアで利用可能、在来線特急も料金別払いで利用可能といった、「乗り鉄きっぷ」のメリットを活かす使い方をする予定があるのならば、この「EX早特1」をフリーエリアまでのアクセスに活用しない手は無いのかな、と感じました。



以上、この「乗り鉄きっぷ」の活用方法に触れてみましたが、このご時世に民鉄各社が利用できる、ある意味「太っ腹」なきっぷといえますので、この夏の旅行にも活用してみてはいかがでしょうか。

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▲今回この「たびきっぷ」を活用して、静岡県内の私鉄を訪問してきました。
(上:岳南電車、下:静岡鉄道)
いずれも、かつて乗車した「記憶」はあるものの、日付や乗車列車、乗車車両といった「記録」が無いことから改めて乗車しましたが、この訪問に際し、今回ご紹介した「たびきっぷ」を有効活用することができました。




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土屋武之さんの新しい鉄道系Web誌「T's Express」の概要発表(2025.9.15創刊号刊行、8.20目処に試作0号配布予定)

このブログでもご紹介したとおり、鉄道雑誌の一つである「鉄道ジャーナル」が、今年の6月号(4月発売)をもって休刊となりました。
(参考)


「休刊」とは言うものの、その後の再開の情報等が無いことから、事実上の「廃刊」とも考えられますが、そうなれば今後、鉄道をはじめとした公共交通関係全般の情報を、定期的に収集、分析するメディアというものが益々限られてくるな、と危機感を覚えています。

既に当ブログでも、鉄道ジャーナルの後継となりうるメディアの一つとして「鉄道insight(インサイト)」という雑誌をご紹介しました。
(参考)


鉄道インサイトの内容については、上記ブログ記事をご覧いただければと思うのですが、これまでの「鉄道ジャーナル」が有していた鉄道を軸とした公共交通や地域社会にまで範囲を広げて分析した記事を読みたいな、と感じていたところ、これまた「鉄道ジャーナル」で記事を執筆されていた土屋武之さんが、新たに鉄道系Web雑誌を立ち上げられることを表明されましたので、当ブログでも是非、と思い紹介させていただきます。


雑誌の概要は、上記土屋さんのX(Twitter)の投稿をご覧いただければと思います。
上記ポストによりますと、内容は以下のとおりとなっています。
創刊号(9月号)は2025年9月15日(月・祝)刊行、毎月15日に発行。
・販売場所はAmazon Kindle ダイレクト・パブリッシング
価格は一号あたり300円


創刊号の内容も記載されており、「広島電鉄広島駅乗り入れ開始」「中央線快速線グリーン車乗り比べ」等となっています。
更に、試作として「0号」を8月20日(水)を目処に無料配布の予定とのことです。



当ブログでもこれまで、「鉄道ジャーナル」をはじめとした、土屋武之さんの記事をご紹介してきました。
ご出身は大阪府豊中市とのことで、(北摂と和泉という違いはあれど)個人的に同郷という親しみもあり、また鉄道一辺倒ではなく演劇界とのつながりも深いといった視野の広さは、私自身のブログ執筆の姿勢にも通じるものがあり、「鉄道ジャーナル」が刊行されていた頃は、土屋さんの記事を楽しみにしていたものでした。

そんな土屋さんが、個人としてWeb雑誌を立ち上げられるとのことで、それだけで個人的には応援していきたいと思っていますし、しかも一号あたり300円という価格は、様々な読者に手軽に読んでもらえる、良心的な価格設定と感じています。

勿論、それだけの期待に応じていただける内容か否かは、実際に読んでみないと分からないところはありますが、これまでの土屋さんの執筆内容からすれば、それは決して裏切られることはないのではないか、と個人的には思っています。


ともあれまずは、8月20日頃に発刊される試作「0号」の配布を楽しみにしつつ、こういった形で「鉄道ジャーナル」無き後も鉄道ライターの方々が様々な記事を世に出していただけることを楽しみにしつつ、応援していきたいな、と感じています。

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▲8月3日に開業した「駅前大橋ルート」の完成により、JR広島駅ビルへの乗り入れが実現した、広島電鉄広島駅。
私自身、開業翌日の8月4日に訪問しましたが、この広電広島駅のルポが、「T's Express」創刊号で取り上げられるとのことですので、非常に楽しみにしています。

【JR西日本】「WESTERポイント全線フリーきっぷ」を使ってみました。6回利用できる指定席を無駄にしないポイントもご紹介

JR西日本から、JR西日本のポイントサービス「WESTERポイント」会員向けに、同社エリア内(智頭急行線含む)が乗り放題となる、「WESTERポイント全線フリーきっぷ」というきっぷを発売しています。
(参考)

WESTERポイント全線フリーきっぷ | JR西日本
フリーきっぷ案内
▲「WESTERポイント全線フリーきっぷ」案内
(上記Webサイト(https://www.jr-odekake.net/navi/westerpointzensenfree)より引用)


このフリーきっぷは、「JR西日本全線の新幹線・特急列車普通車自由席乗り放題」「普通車指定席は6回まで利用可能」で、利用期間は「2025年7月16日(水)〜2025年8月31日(日)」となっています。

一方、フリーきっぷの購入に「WESTERポイント」を一部充当するか全部充当するか、また有効日数の違いに応じて、以下の3種類が用意されています。

【一部ポイント利用】
●価格:
500ポイント+16,000円
●有効期間:
1日間

【全ポイント利用(2日間)】
●価格:
10,000ポイント
●有効期間:
2日間

【全ポイント利用(3日間)】
●価格:
15,000ポイント
●有効期間:
3日間

既に10,000ポイント以上を保有する会員であれば、「全ポイント利用」を利用可能で、かつ「2日間で10,000ポイント」であれば、1ポイント=1円で換算すれば、10,000円で2日間乗り放題となるわけで、これくらいのポイント設定であれば、正直1日の利用でも難なく元が取れる、非常におトクなきっぷであります。

一方、10,000ポイントに満たない会員には、「一部ポイント利用」が用意されていますが、こちらは500ポイントに加え16,000円の支払いが必要で、かつ有効期間は1日間となっていることから、新大阪〜広島・博多・富山の日帰りといった、新幹線を活用した日帰り旅行でないと、元を取るのはなかなか厳しそうです。

これらを併せて考えると、この「WESTERポイント全線フリーきっぷ」のターゲットとしては、「WESTERポイントお得意様への謝恩商品」という意味合いが強いのかな、と思います。
一応、500ポイントから利用できる種類も用意しているとはいえ、フリーきっぷの恩恵を受けることのできるハードルが高いことを考えると、やはり「お得意様への日頃の感謝」という側面が強いのは否めません。

逆に言えば、「夏休み期間中にこんなおトクな商品を用意しているから、皆さん日頃からWESTERポイント貯めておいてね」というメッセージ、とも受け取れそうです。
(後述しますが、私自身も昨年の今頃にそのようなメッセージを受け取り、そして1年間WESTERポイントをコツコツ貯めた一人であります。)



そんな「WESTERポイント全線フリーきっぷ」ですが、私自身、このWESTERポイントが10,000ポイント以上貯まったので、早速利用してみることにしました。
以下に、その際利用したきっぷの画像をアップしておきます。

img597-1_R
▲「WESTERポイント全線フリーきっぷ」1枚目
「★」の数は指定券の引換回数を示しています。
「敦賀」の入出場が複数記録されているのは、敦賀駅で新幹線に乗車後、列車の遅れが明らかになったことから、急遽予定変更すべく一度出場して再入場したからです。

img597-2_R
▲2枚目の「ご案内」

img597-3_R
▲3枚目の案内には、利用可能区間が記載されています。
東海道、九州、北陸(上越妙高以東)等、自由周遊区間の内外を直通運転している区間については、「特にご注意ください」と記されています。

img597-4_R
▲「WESTERポイント全線フリーきっぷ」で引き換えた指定券
特急「こうのとり1号」(大阪→福知山)

img597-6_R
▲同、「かがやき512号」(敦賀→金沢)

img597-5_R
▲同、サンダーバード38号

いずれの指定券のも「同時発券の切符と同時使用に限り有効」と記載されています。




この「WESTERポイント全線フリーきっぷ」、指定席は6回まで利用可能ですが、この6回利用できる権利を無駄にしないためにも、注意しておきたいポイントが二つあるように感じましたので、今後利用される方の参考になればと思います。



【ポイント1:きっぷ受取後は指定席変更不可(追加のみ可能)】
この「WESTERポイント全線フリーきっぷ」では、フリーきっぷの予約時に、同時に指定券の予約が可能となっています。
一方、「フリーきっぷ」を引き換えると、同時に指定券も発行される仕様となっており、その後は上述のとおり「追加のみ可能」となっています。

つまり、一度指定席予約を引き換えてしまうと、「指定席6回まで」のカウントを使ってしまい、その後の指定席確保が限られてしまう、という点に注意が必要です。

それならば「自由席が使えるからいいじゃないか」という点もありますが、現在JR西日本の特急列車(特に在来線)では多くの列車が全車指定となっています。
予定通り旅程を消化できればいいのですが、急なトラブル等による予定変更で改めて指定券を確保する必要が出てくると、既に予約した列車の回数は放棄した上で、残り回数を消費しなくてはならない(場合によっては別途指定券を購入する必要がある)ことになります。

現在、JR西日本の管内で、「自由席が設定されている」特急列車・新幹線は以下のとおりです。
・新幹線:
「のぞみ」「みずほ」「さくら」「ひかり」「こだま」「つばめ」「はくたか」「つるぎ」
・在来線特急:
「はるか」「スーパーまつかぜ」「スーパーおき」(四国方面への特急列車を除く)


特に在来線特急では、多くの列車が「全車指定」となっていることから、これらの列車で予定変更が生じれば、別途フリーきっぷの6回分を消費して指定券を確保する必要があります。
言ってみれば、前もって予約していたが故に、予定変更で無駄に1回分消費してしまう、という事態が発生してしまいます。

そんな条件を念頭に置くと、この「WESTERポイント全線フリーきっぷ」を利用する際には、「指定券の引換回数はなるべく温存しておく」のが良いようにも思えます。
そのため、自由席が設定されている新幹線では、なるべく自由席を利用して指定券を発行する回数を減らす、というのも一つの方法でしょう。

実際今回の旅行では、当初乗車する予定で指定券を確保していた「つるぎ28号」が、接続元となる「サンダーバード27号」の大幅遅れにより出発が遅れることとなったため、旅程の都合もあり、やむを得ず、発車の順番が先発に繰り上がった「かがやき512号」に乗車することにしました。

「かがやき」は全車指定席のため、「WESTERポイント全線フリーきっぷ」では指定券の引換が必要となるので、やむを得ずこの残り回数を消費して「かがやき512号」の指定券を敦賀駅で確保することとなりました。

これについても、例えば「つるぎ28号」の指定券は前もって確保せず、自由席を利用していれば、無駄に回数を消費することは無かったようにも思えただけに、反省点に感じました。
img598_R
▲「つるぎ28号」指定券
当初は、この「つるぎ28号」で金沢まで向かうこととしていましたが、上述のとおり「サンダーバード27号」が20分以上遅れることが、敦賀駅新幹線ホーム入場後明らかになったので、急遽「かがやき512号」の指定券を引き換えました。(「つるぎ28号」の指定券は放棄。)
元より、「つるぎ28号」で自由席を利用するのであれば、このように指定券1回分を無駄にすることがありませんでした…




【ポイント2:改札内乗り継ぎの新幹線・特急列車の回数カウントの違いに注意】
例えば山陽新幹線の場合、博多〜相生間を、「のぞみ」と「こだま」を乗り継いで利用した場合、通常は1枚の特急券で通しで料金計算されることとなっています。
同様の設定は、福知山駅での特急「きのさき」「はしだて」「こうのとり」の乗り継ぎや、敦賀駅での特急「サンダーバード」「はくたか」と北陸新幹線「かがやき」「はくたか」「つるぎ」でも設定されています。

これらの乗り継ぎにおいて、「WESTERポイント全線フリーきっぷ」での指定席利用回数のカウントの考え方が、きっぷ受取前ときっぷ受取後で異なることも、注意しておきたいところです。
具体的には、
・ネット予約「e5489」で受取前に予約する場合:2回
・受取後、券売機等で予約する場合:1回

乗り継ぎ指定券案内
▲「WESTERポイント全線フリーきっぷ」のWebページ案内における、指定席利用回数の記載を引用しました。
https://tickets.jr-odekake.net/shohindb/view/consumer/tokutoku/detail.html?staticShnId=100021782&_gl=1*5vhvks*_ga*NDAzMzMxNTA3LjE3NTA3NzM0NDE.*_ga_1EX2KJB2NH*czE3NTM0OTM2MDYkbzYkZzEkdDE3NTM0OTQ2ODAkajUxJGwwJGgw
この(例1)(例3)(例4)が、きっぷの受取前後の予約タイミングで利用回数に違いが生じるケースとなります。

特に、乗り継ぎ前後のいずれか、あるいは両方の列車が全車指定の「福知山」「敦賀」での乗り継ぎの際には、この違いに留意しておき、敢えて「きっぷ引き換え後」に「みどりの券売機」等で引き換えておく、という作戦も必要なのではないか、とも思えます。



このようにポイントを記しておくと、「きっぷ受取前の予約は最低限にしておいた方がよいのでは?」という身も蓋もない結論になりそうです。

一方で、乗り継ぎの時間が少ない中で、「みどりの券売機」さえも混雑していることもあり得ますし、何より日時によっては、乗車しようとしていた列車が既に満席になっている可能性もあります。

そうなると、一概に結論が出るものでもないのですが、列車の混雑具合等も考慮しつつ、「事前に必ず指定券を押さえておかなければならない列車はどれか?」と考えて、最低限の回数をネット予約「e5489」で確保しておく、というのが、上手い使い方、にも思えます。



ともあれ、「WESTERポイント」がそれなりに貯まっている人でないと、なかなか恩恵を受けにくいきっぷではありますが、上述のとおり「お得意様への感謝」という意図が見えるような設定でもありますので、条件の叶った方におかれましては、当ブログ記事も参考にしながら良い旅を、そうでない方は次の発売機会を期待しながら、WESTERポイントをコツコツ貯める「ポイ活」に勤しんでいただければ、と感じました。

実は昨年度も、同じ「WESTERポイント全線フリーきっぷ」が発売されており、今回と同様「全ポイント利用」と「一部ポイント利用」の二種類が発売されていました。
(参考)

昨年度は、「全ポイント利用」が9,000ポイントで3日間有効、「一部ポイント利用」が1,000ポイント+14,000円で1日間有効、となっていましたが、その他の要件は基本的に今年度と同じのようでした。

実は昨年度、私自身はWESTERポイントが9,000ポイントも貯まっていなかったので、この「フリーきっぷ」を利用することができませんでしたが、「来年度も同じようなフリーきっぷが発売されることを見越して、WESTERポイントを貯めておこう」と決めていましたが、果たして一年後、めでたく「全ポイント」を利用できるほどに貯めることができました。

来年度も、このようなWESTERポイントのお得意様へのきっぷが発売されるかどうかは分かりませんが、JR西日本とて引き続き、「WESTERポイント」への囲い込みを進めていることは確かなので、何かの機会にこのようにおトクな商品をゲットできる権利が得られることを考えると、常日頃からそういったことを意識して「WESTERポイント」を貯めておくのが、ファンとしても有利になる賢い方法なのかな、と思います。



この手の「ポイント利用優遇商品」の話題が出てくると、一定「ポイント会員だけ優遇して許せない」という意見を目にします。

ただ、鉄道業界に限らず、この世の様々な業界で、お得意様を優遇する囲い込みの施策は実施されていますし、交通関係で言えば、航空会社の「マイレージサービス」なんかは、その最たるものだといえるでしょう。

航空会社のマイレージサービスに対してはこの手の批判がほとんど聞かれないのに、WESTERポイントを活用した優遇には何故か一定の批判が聞こえてくるのも、ある意味不思議なところはありますが、ともあれ、鉄道事業者でも、このような「囲い込み」が進んでいることは、頭の片隅に置いて色々な趣味活動に活用していく、というのがベストな方法なのかな、と感じています。

そういう意味では、こと鉄道趣味に限らず「情報のアップデート」は常に必要だと感じていますので、当ブログ記事が、そういった皆様の趣味活動の「アップデート」に少しでもお役に立てれば、と感じています。



最後に、この「WESTERポイント全線フリーきっぷ」で乗車・遭遇した列車をご紹介しておきます。

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▲特急「こうのとり1号」
かつての「北近畿」が「こうのとり」改称され、15年になろうとしていますが、改称後に乗車したのは実は初めてでした。

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▲113系福知山色
特に遭遇を狙っていなかっただけに、偶然の遭遇に満足でありました。

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▲125系「サバ号」ラッピング車両。
昨年8月から運行されているこのラッピング車両ですが、この日は福知山〜東舞鶴間の折り返し運用に就いていました。

20250720_145549_R
▲小浜線 十村駅で停車中の125系。

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▲敦賀駅に停車中の「かがやき512号」。
当初は乗る予定のなかった「かがやき」でしたが、「つるぎ」出発遅れのため、急遽乗ることになりました。

20250720_173623_R
▲福井駅新幹線ホーム
新幹線ホームとしては珍しい(唯一?)、上下線のみの島式ホームの駅で撮影

20250720_180704_R
▲敦賀駅での「サンダーバード38号」乗り換えの合間に撮影。
敦賀駅の乗り換えは、13分あったので今回は余裕でしたが、通常は8分のため、乗り換えたら丁度、というタイミングでしょうか。


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