阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

その他の話題

阪神・淡路大震災から30年。当時の私の体験も語り継いでみたいと思います。

30年前の今日、1995年1月17日に、兵庫県淡路島北部を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生しました。

「阪神・淡路大震災」と命名されたこの地震で6千人以上の方がお亡くなりになりました。
しかしこの震災は、その後の我が国の自然災害に対する教訓となり、その後の自然災害での被害縮減に大いにつながることとなりました。

木造、非木造関係なく、多く倒壊したことから、耐震補強の重要性が認識され、建物の耐震診断や耐震補強工事の促進施策にも繋がりましたし、何より仮に災害が発生してもその被害を最大限抑えることで犠牲者を一人でも減らす「減災」の考え方が生まれたきっかけも、この阪神・淡路大震災といえるでしょう。

災害発生時に特に急を要する救急医療についても、「DMAT(災害派遣医療チーム)」が組織され、その後の災害で全国各地から派遣されるようになっていますが、そのDMATの制度が創設されるきっかけとなったのも、この阪神・淡路大震災でありました。

また、今では災害発生時に活動することが当然のことのように思われている「災害ボランティア」も、その活動が初めてクローズアップされたのも、この阪神・淡路大震災であったといえます。
阪神・淡路大震災で活動した災害ボランティアの貢献とその教訓が、その後の災害に活かされているのも、これまた衆目の一致するところでありましょう。


このように、数多くの犠牲を生んだ震災ではありましたが、そこから得た教訓は間違いなくその後の災害対応に活かされ、それにより助かった命も勿論あったといえるでしょう。
いまの我々が、この災害大国の日本で、このように安全・安心して暮らしていけるのも、そういった犠牲や教訓から得られたものだ、ということを強く噛みしめて、日々大切に生きていきたいと思います。



阪神・淡路大震災から30年ということで、私個人の当時の話を書いていきたいと思います。
ただ単に、大学が休校となり、レポートを提出し、再開後は通学方法を変えたというだけの話ですが、当時の記録の一つ、ということでお読みいただければ幸いです。



阪神・淡路大震災発生当時、私は神戸市灘区にある大学の1回生で、大阪府堺市から毎日通学していました。

30年前の1月17日は三連休明けの火曜日で、1時間目に第二外国語(ドイツ語)のテストがあったため、朝5時半頃に布団の中で目を覚まし、そろそろ起き上がって支度をしよう、としていたところ、激しい揺れに遭いました。

私の住んでいた地域(泉北高速鉄道・泉ケ丘駅周辺)では、震度4程度あったように記憶していましたが、当時住んでいたのが団地の4階であったこともあってか、かなり激しい揺れで、書棚に並べていた時刻表が全て落ちてきたり、家の仏壇が倒れたりと、家の中はこれまでに見たことのない荒れ模様となっていました。

あまりにも激しい揺れであった一方、ドイツ語のテストもあったことから、何とか登校しようとテレビで情報を集めていたら、神戸市内で激しい火事が発生していることがわかり、とてもじゃないが登校できるわけがない、ということで、駅に行くのも諦め、その日は一日中テレビを見て情報を収集していた記憶があります。

被害の状況が明らかになるにつれ、とてもじゃないがすぐには大学に通学することができないことから、その後結局4月上旬(新年度)まで大学は休校となりました。



2月に入ってから、大学から郵便が到着し、成績評価について、期末試験が実施できないことから、科目によって「レポート提出」「平常点」で評価する旨のお知らせがありました。
思えば、これが大学から最初の連絡だったと思います。

現在では、インターネットが発達し、災害時においても大学からの連絡事項は時間差なく受け取ることができますが、当時はインターネットというのは、個人向けにはほぼ皆無の時代でしたので、大学からの連絡を受け取るのにおよそ半月程度を要した、というのも、語り継いでいきたいことの一つです。

「語り継ぐ」という意味では、期末評価のうち「レポート提出」について、現地の郵便事情が判然としないことから、大学へ直接持参することにしました。

2月の下旬だったかと記憶しています。
当時は大阪方面から最も大学に近いところまで運転していたのが、阪神電鉄でしたので、当時復旧していた御影駅まで乗車して、そこから歩いてみました。

大阪〜三ノ宮間の、当時の運行状況はこのように記憶しています。
【阪神本線】
梅田〜御影:運転再開
御影〜三宮:運転見合わせ

【阪急神戸線】
梅田〜西宮北口:運転再開
西宮北口〜御影:運転見合わせ
御影〜王子公園:運転再開
王子公園〜三宮:運転見合わせ

【JR神戸線】
大阪〜住吉:運転再開
住吉〜灘:運転見合わせ
灘〜三ノ宮:運転再開


「運転見合わせ」となっていた区間は、いずれも高架橋が落下し、その撤去・復旧のために長期の運休となっていた区間でした。

それが故に、大学の最寄りまで運行していた神戸市バスも、鉄道復旧工事の影響もあって、運休の区間が発生していたようで、通常は阪神御影駅から大学まで向かうバス(神戸市バス36系統)も、御影駅から運休だったようで、徒歩で向かうこととしました。
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▲阪神御影駅のバスのりば。
写真は2020年2月に撮影したもので、震災当時のものではありません。


御影駅から徒歩で約1時間かけて、大学に到着しました。

途中、公園でのテント生活している被災者や、地震で倒れた住宅や壁など、一ヶ月以上経ってもまだまだ発生当時の様子を残している惨状に、何を思えばいいのか自分でも分からない光景の中、延々と歩き無事に大学に到着し、レポートを提出したときのことは、今でも覚えています。

淡々と処理してもらった一方、無事に届けることができて安心した記憶があります。
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▲御影駅から約1時間かけて、徒歩でレポートを提出してきました。
この画像も2020年2月のものですが、丁度この25年前にも、この学舎の姿をみて、安心した記憶があります。


帰りは坂道を下り、時間があったので阪急神戸線の代行バスに乗車しました。
確か御影駅(の代行バス停留所)から乗車し、乗車したのは丹後海陸交通の観光バスだった記憶があります。
そういえば丹海バスも阪急グループだったなあ、と妙なところで納得していましたが、歩き疲れたからか、バスの中で居眠りし、一時間ほどたって目が覚めてもまだ、終点の西宮北口駅に到着しておらず、よっぽど道路事情が悪かったのだ、ということを今でも覚えています。
御影から西宮北口まで、2時間ちかくかかったでしょうか。

西宮北口からは復旧済みの阪急神戸線に乗車し、梅田駅に戻ってきたのは夕方頃。
阪神電車で梅田駅を出発したのが昼頃だったので、ほぼ半日かけてレポートを提出してきたことになりました。



その後、JR神戸線が4月1日に全線復旧したこと、そして大学で学生受け入れの体制が整ったことから、4月から大学の授業が再開となりました。

4月最初のガイダンスの日は、サークルの東北合宿からの帰りで直接出席しましたが、当時の友人達と再び顔を合わせることができたのが、本当に嬉しかった記憶がありました。
(当大学では、阪神・淡路大震災で学生39名、職員2名の計41名が犠牲となりました。
参考:阪神・淡路大震災から29年 亡き学生らをしのび慰霊献花式 ―六甲台、深江キャンパスで― | 国立大学法人 神戸大学 (Kobe University)

上述のとおり、4月1日からJR神戸線が運転再開となった一方、震災前まで利用していた阪急神戸線は、引き続き運休が続いていたため、4月から当分の間、JR神戸線で通学していました。
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▲当時、JR神戸線を利用して通学していた際の定期券。
復旧時期が明らかでなかったこともあり、1ヶ月毎に定期券を購入していた模様です。


阪急六甲駅とJR六甲道駅とは、徒歩で約10分の距離でしたが、JR線の快速列車の方が所要時間が短かったこともあり、通学時間は大きく変わらないように記憶していますが、一方で定期運賃は阪急の方が安いことから、負担が増えたことが印象に残っています。

阪急神戸線が全線運転再開となる6月上旬をもってJR神戸線での通学は終了し、休校や通学ルート変更という、私個人にとっての震災の影響は、ここで解消されることとなりました。



阪神・淡路大震災も、もはや「語り継ぐ」時代になってきているのかな、と思うと、30年という時の流れを感じずにはいられません。
当時の記録は、写真・印刷物含めてほとんど手元に無いことから、このように記憶をテキストベースでしかご紹介できないのが惜しいところですが、「オーラルヒストリー」の一つとして、少しでも記録に残すことができれば、と考え、当時のことを思い出しながら書いてみました。


最後になりましたが、阪神・淡路大震災で犠牲となった方々のご冥福を改めてお祈りしたいと思います。

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▲阪急神戸線・岡本〜御影間を走る8000系。
この区間は震災での被害が大きかった区間の一つで、6月上旬まで運休が続きました。


謹賀新年

お年賀2025

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ、当ブログ「阪和線の沿線から」を、よろしくお願いいたします。



毎年恒例の「年賀状画像」、今年は下記の4列車をピックアップしました。

【北大阪急行9000系】


【南海電鉄7100系(旧塗装)】


【阪急電鉄2300系】


【南海50000系「ラピート」大阪・関西万博ラッピング】



今年は4月〜10月に「大阪・関西万博」が開催されます。
国内外から多数の来場者が見込まれるこのイベントで、大阪・関西地区が賑わうことが期待されます。
万博ラッピング列車も各社で運行されており、会期中に可能な限り全ての編成を記録できればと思っています。

一方、3月末には「泉北高速鉄道」が南海電鉄との合併により、54年に渡る歴史に幕を閉じることとなります。
最後となる「泉北高速鉄道」の姿、これまた可能な限り記録しておきたいと思っています。


加えて、昨年ブログ20周年時に宣言した「国内鉄軌道全線完乗」の達成も、是非実現させたいと思います。

相変わらずやりたいことばかりでありますが、可能な範囲で楽しみ、その結果・成果をこのブログでご紹介していきたいと思います。

最後になりましたが、本年もどうぞ、当ブログ「阪和線の沿線から」をご愛顧いただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。


ブログ「阪和線の沿線から」管理人 hanwa0724

2024年当ブログまとめ

今年(2024年)も残すことあとわずかになりました。

本年も当ブログ「阪和線の沿線から」に、多数のご訪問をいただき、本当にありがとうございました。

今年はブログ開設20周年という節目の年でしたが、9月21日(土)に無事20周年を迎えることができ、下記記事にてそのご報告の記事をアップさせていただきました。
(参考)



20年に渡り、約1万1千の記事(乗車記録含む)を記してきたこのブログ。
もはやこれだけブログを続けている個人が、この世の中に一体どれくらいおられるのか、自分自身興味があるところですが、これからも引き続き、皆さんにお役に立つ記事を執筆していきたいと思っています。



今年のPV数は、約80万を計上しました。
(参考)
blog_2024
▲Google Analytics管理画面より、2024年1月1日〜12月29日の当ブログの「page_view」数グラフを引用。


月平均7万弱のPV数という数値が、果たして多いのか少ないのかは、他者からの評価を待たないといけませんが、個人的には、こんな場末の個人ブログにこれだけの訪問があることは、少しくらいは誇ってもいいのかな、という気もしています。

勿論、引き続き、鉄道をはじめとした公共交通のニュースや旅行記、そしてこのブログの「原点」でもある乗車記録を丹念に記録していき、自分自身のみならず、訪問される全ての皆さんのお役にたつブログとして、これからも続けていきたいと思います。

最後になりましたが、今年も当ブログ「阪和線の沿線から」をご愛顧いただきましてありがとうございました。
来年も引き続き、当ブログにご訪問いただければ幸いに存じます。

それでは皆様、良いお年を。

「阪和線の沿線から」ブログ管理人 hanwa0724



当ブログのリンク集に掲載しているブログ等からの、年末のご挨拶も併せてご紹介します。

【ご挨拶】2024年もありがとうございました。 | Osaka-Subway.com
Msykの業務(鉄道)日誌:2024年の纏めに
2024年もありがとうございました。 | 夜行バス・高速バス・鉄道乗車記サイト「ひろしプロジェクトWEB」
2024年 旅するマネージャーの旅行を振り返る | 旅するマネージャーのブログ


【運営報告】2ヶ月連続で10万PV達成(2024年10月〜11月)

本日は当ブログのページビュー(PV数)のご報告です。

2024年10月・11月と、2ヶ月連続して、10万PV超えを達成しましたので、ご報告します。

【2024年10月:106,829PV】
202410PV


【2024年11月:111,200PV】
202411PV


ただの個人ブログであるこの「阪和線の沿線から」。
決してPV数を増やそうと、SEO(検索エンジン最適化)を図るべく日々努力している…というわけでは全く無く、ただ単に自分が書きたいことをツラツラ書いているだけのブログです。

そんなブログでも、これまでそれなりのPV数は集まっていたのですが、ここ2ヶ月、上述のとおり、個人的に「多数のPV数を集める」10万を連続して達成していることに、驚きを感じずにはいられません。


過去、このブログが10万超のPV数を集めたのは、2020年5月の、いわゆる「コロナ禍」関係で様々なイベントの中止等をご紹介した内容でありました。
(参考)


この時は、本題の鉄道等、交通関係の記事では無く、あくまで「コロナ禍」関係のいくつかのニュースがPV数を集めたのに対し、今回は正真正銘、鉄道をはじめとした交通関係記事がPV数を集めているという、まさに当ブログの本題たる記事でPV数を集めたところが、4年前の10万PV超とは異なるところであります。

つい最近まで、月間PV数が3万台、ということもあったりと、なかなか厳しい時期が続きましたが、ようやく、というか再び多くの方々に読んでいただいている、というところに感謝と責任を感じています。

引き続き、当ブログをご訪問いただく全ての方のお役に立てるような記事を書いていきたいと思いますので、どうかご愛顧のほどよろしくお願いいたします。



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【ご報告】当ブログの記事数が11,000件に達しました!

いつも当ブログ「阪和線の沿線から」にご訪問いただきましてありがとうございます。

ご報告が遅くなりましたが、先日アップしたこちらの記事をもちまして、当ブログの記事数が11,000件に達したことをご報告します。


下記の過去記事でご紹介したように、去る2022年11月18日に、丁度「1万件」を達成してから、ほぼ2年で1,000件達成しました。
(参考)


過去に9,000件達成の際、これまでの1,000件毎の達成期間をまとめた際、初期を除きほぼ2年未満で1,000件のペースでしたが、今回は丁度2年間かかり、これまでよりもやや遅いペースでの達成となりました。

理由としては、2022年4月〜2024年3月の間、自動車通勤をしていたこともあり、「乗車記録(通勤)」の記事が無かったことが影響しているものと考えられます。

今年4月からは再度の転勤により、「乗車記録(通勤)」も再開していますので、従前のペースでの記事更新が続くものと思われます。

今後も着実に記事を増やし、ご訪問いただく全ての方に役に立つブログを目指したいと思います。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。




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【衆議院・府議補選・市長選・最高裁裁判官】投票に行ってきました(2024.10.27)

本日(10月27日(日))は、衆議院議員選挙及び最高裁判所裁判官国民審査の投票日です。
加えて、私の住んでいる大阪府阪南市では、「大阪府議会議員選挙補欠選挙」「阪南市長選挙」も併せると、都合4つの投票が行われます。

このうち、衆議院議員選挙は、「選挙区」(大阪第19区)と「比例代表」(近畿ブロック)と二つ投票することから、合計5回投票することになります。

私自身有権者となって間もなく30年になろうとしていますが、1回の選挙で5枚の投票用紙を記入するのは、恐らく初めてなんじゃないかと思います。

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▲和泉鳥取駅前に掲出された各選挙の候補者ポスター。
一カ所のポスター掲示場で、これだけの場所を取ったのも、当地に引っ越してきて恐らく初めてではないか、と思うのです。

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▲投票上入場整理券にも4つの選挙(最高裁裁判官国民審査含む)が記入されています。

投票所に到着しました。
20241027_102143_R


投票所の看板にも4つの選挙が所狭しと記載されていました。
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▲これだけ並ぶのも壮観、といいますか…

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▲4つの選挙で5枚の投票用紙に氏名や政党名、そして「×」(「○」はダメです)を記入して、ようやくゲットできた「投票所来場証明書。
他の基礎自治体では、カラー印刷したり等、色々と工夫をしているようですが、ここ阪南市では、このようにコピー用紙に阪南市のゆるキャラ「はなてぃ」をデザインした簡単なものとなっていました。
…市の財政や手間を考えるとあまり過大な要望は難しいのかも知れませんが、今日日SNS上で各自治体の投票証明書が流れてくる時代ですので、もう少し工夫があってもいいのかも知れませんね。



以上、本日施行の衆議院議員選挙他の投票の記録でした。
投票は、本日20時までとなっています(一部地域除く)。
有権者の方は、必ず投票しましょう。



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【ライブドアブログ】2024読者賞投票がスタート(〜2025.10.2)

当ブログ「阪和線の沿線」で利用しているブログサービス「ライブドアブログ」では、毎年「ライブドアブログ OF THE YEAR」を実施し、様々な面で優れたブログを選定して表彰しています。

今年は、ブログ以外での活躍も対象に、「livedoor CREATOR OF THE YEAR」と名称を変えて様々なジャンルのブロガー、クリエイターを表彰することとしており、その「読者賞」の投票がスタートしています。


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▲livedoor CREATOR OF THE YEAR2024バナー
(上記Webサイト(https://livedoorblogstyle.jp/archives/25800091.html)より引用)


読者賞投票フォームはこちら⏬です。
「livedoor CREATOR OF THE YEAR 2024」読者賞投票フォーム


投票は、「投票したい推しブロガー/クリエイターのURL」を入力するだけで簡単に終了します。
是非、この投票に当ブログ「阪和線の沿線から」のURL、「https://hanwa0724.livedoor.blog」を投票いただけると、管理人として大変嬉しく思います。


当ブログは、下記でもご紹介したように、この9月に開設20周年を迎えました。

自分のために、そして読者の皆さまのためにもなる鉄道、バス等公共交通関係の情報を長年に渡りお届けしてきました。
その原動力は、やはり読者の皆さまのご訪問が大きいところですが、仮にこのような賞で表彰されれば、このブログの存在を、より多くの方に届けられるのではないか、と思っています。
そのためには皆さまからの「投票」という形のご協力をいただければと思っていますので、是非という方は投票いただければ、非常に嬉しく思っています。

勿論、当ブログ「阪和線の沿線から」以上に、優れたブログは沢山ありますので、そういったブログも含めて、是非一票を投じていただければと思います。

【お知らせ】「阪和線の沿線から」ブログ開設20周年記念プロジェクトについて

ブログ20周年記念プロジェクト


いつも当ブログ「阪和線の沿線から」をご愛読いただき、誠にありがとうございます。

当ブログは、本日(2024年9月21日)、開設から20周年を迎えたことは、先の記事でご紹介しましたが、これを記念して、20周年を迎えたこの1年間(2024年9月21日〜2025年9月20日)で実現したい「プロジェクト」をご紹介したいと思います。

【1】阪和線全駅(羽衣線含む)データベースを当ブログにアップ
【2】国内鉄軌道の全線完乗



まず、【1】「阪和線全駅データベース」について。

当ブログ「阪和線の沿線から」は先の記事でもご紹介したように、管理人である私が、阪和線の沿線に住んでいることから名付けたブログ名称であります。

そんなことから、「名は体を表す」というわけでもありませんが、折角の20周年ですから、私自身が阪和線の各駅を実際に乗り降りして、駅の改札や外観、駅名標などを記録し、併せて乗車人員や駅名変更の履歴などを掲載して、文字通り「阪和線各駅」の「データベース」を作成してみようかな、と思った次第です。

発想の元となったのは、当ブログからもリンクを貼らせていただいている「Odapedia」さんの「小田急線全駅ガイド」(小田原線、江ノ島線、多摩線)です。

こういったデータベースを、阪和線に特化して当ブログに掲載できれば、読者の方に少しでも役に立てるのではないか?と考えた次第です。
(参考)
小田急小田原線全駅ガイド : Odapedia 〜小田急のファンブログ〜
小田急江ノ島線全駅ガイド : Odapedia 〜小田急のファンブログ〜
小田急多摩線全駅ガイド : Odapedia 〜小田急のファンブログ〜

各駅の写真撮影、データ調査等は既に終了しており、明日(9月22日)以降、原則土休日の18時に、【阪和線全駅データベース】というタイトルで、天王寺駅から順番にアップを予定していますので、お楽しみにしてください。



次に【2】国内鉄軌道全線完乗について。

当ブログでも時折ご紹介してきましたが、管理人である私の、国内の鉄軌道路線の全線乗車(いわゆる「全線完乗」)達成まで、あとわずかとなりました。

本日現在の未乗線区(乗車した記憶と記録が無い線区)は以下のとおりです。

【JR線】
・上越線:越後湯沢〜ガーラ湯沢
・北陸新幹線:金沢〜敦賀

【民鉄線】
・筑波観光鉄道 筑波山鋼索鉄道線:宮脇〜筑波山頂
・相模鉄道 新横浜線:羽沢横浜国大〜新横浜
・箱根登山鉄道 鉄道線:小田原〜強羅
・大井川鐵道 大井川本線:家山〜井川(川根温泉笹間渡)
・名古屋市交通局 名城線:栄〜久屋大通〜平安通
・沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線:那覇空港〜てだこ浦西


そして、今後1年間で開業が予定されている線区としては、
・Osaka Metro中央線:コスモスクエア〜夢洲(2025年1月)
・広島電鉄:広島駅〜稲荷町〜比治山下(2025年春)

があります。

東は茨城県から西は沖縄県までに点在している、これらの未乗区間。
仕事や用事を全て差し置いて集中的に乗車すれば、現地への移動も含めて3日程度で達成可能と思われますが、そこは仕事や家庭など、まとまった時間が取りにくい社会人でありますので、これから1年間かけて、これら各線区に乗車し「全国鉄軌道全線完乗」のタイトルをゲットしたいと考えています。

達成は十分可能で、あとは私の都合次第となるこの「全国鉄軌道全線完乗」、是非この20周年の期間のうちに達成していきたいと思います。



以上が、当ブログ20周年記念プロジェクトのご紹介です。
勿論、これまでの記事(乗車記録、公共交通の話題等)も続けていきますが、それらに加えてこういった記念コンテンツも交えて、読者の皆さまにより一層、お役に立てるブログとなればいいな、と思っていますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。



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【管理人からのご挨拶】当ブログは開設20周年を迎えました!

20周年記念告知バナー


【ご挨拶】
いつも当ブログ「阪和線の沿線から」をご愛読いただき、誠にありがとうございます。
当ブログは、本日(2024年9月21日)、開設から20周年を迎えたことをお知らせいたします。

丁度20年前の今日、何気なく始めたブログが、今日こうして開設から20年を迎えることができたのも、ひとえに毎日ご訪問いただく多数の読者の皆さまのご支援があってからこそ、と思っています。

引き続き、ご訪問いただく皆さまのお役に立てるような記事を書き続けたいと思います。
どうぞこれからもご支援いただきますよう、よろしくお願いいたします。



【20年を振り返る】
さて、丁度20周年という節目ですので、当ブログの振り返りをしてみようと思います。

当ブログは、そもそも「毎日の乗車記録をWeb上に記録していく」という趣旨から始めたものです。

「ブログ」が、Web Log(Web上の記録)ということから、Webサイト構築の煩雑な手続きを不要とし、ある程度のまとまった分量の文章と画像をWeb上にアップできるブログという仕組みが、この「乗車記録をWebに記録していく」趣旨と合致していることが、今に至るまで「乗車記録」を中心に当ブログの投稿が続いている理由の一つ、といえるでしょう。

一方で、「Web上に記録していく」対象を、「乗車記録」から拡張してこうという発想は開設初期から持っていたようで、「乗車記録」と親和性のある「鉄道・バス等公共交通に関するニュース」や「鉄道等の旅行記」などの記事もブログとしてアップしていくことで、ブログ開始後約5年を経過した2010年頃には、現在の形態が概ね完成したといえます。

2010年代からは、「継続的に記録していく」ことを意識するようになり、その結果関西地区のみならず全国の鉄道、バス関係のニュースも可能な範囲で記事化してきましたが、そこで積み重ねてきた記事の蓄積が役に立つケースが往々にしてあることから、「継続は力なり」の大切さを思い知る限りです。


…ざっくり概略の振り返りですが、あまりスタイルを変えずに記事を書いてきていることは、読者の皆さまにとっても安心感があるのかも知れませんが、管理人の私にとっても、執筆スタイルを「テンプレート化」することができ、記事の執筆時間が節約できるメリットがあります。

「テンプレ化」は、「変わり映えしない」ことと表裏一体ですが、何より管理人が書きたいスタイルで書き続けることが第一にしているこのブログでありますので、このスタイルは恐らく変えることは無いのではないか、と思っています。

なお、ブログ名「阪和線の沿線から」は、単に管理人が阪和線の沿線に住んでいることから名付けたものという、実に安直なネーミングでした。

当時はこんなに長続きするとは思ってもいませんでしたので、今となってはもう少し凝ったブログ名称にしても良かったのかな?と思うこともあります。

一方で、ここまで定着してきたブログ名を、急に変更するのも勿体ないことも確かですので、ブログ名を改称するという積極的な考えは今のところ無いことを、ここで明言しておぎす。



【今後の方向性】
当ブログ「阪和線の沿線から」の今後の方向性ですが、20周年を迎えたからといって、これから大きく変える、ということは考えていません。

仕事や家事などの合間に、新しいニュースや旅行記等、鉄道をはじめとした公共交通の乗車記録や話題を記録していくスタンスは変えずに、ただただ継続して記録を取っていきたいと考えています。

昨今は検索サイト(Googleなど)の動向で閲覧者数も大きく変化しており、その変化に対応してくことがサイト運営のコツのようにも言われています。

しかしこのブログでは、多くの人に見てもらうことよりも、記録を継続していき、その結果閲覧した方々のお役に立てればいいな、と思っています。

そのために必要なのは、サイトを人気上位にランクインさせる技術ではなく、一日でも長くこのブログを続けていくモチベーションになるのかな、と考えています。



【livedoor Blogへの謝意】
20周年をご報告するにあたり、一つ忘れてはいけないな、と思うのは、当ブログが利用しているサービス「livedoor Blog」(以下「ライブドアブログ」)への感謝です

上述のとおり、今から20年前に乗車記録をWeb上に記録していくという目的でブログを始めましたが、その際たまたま選んだブログサービスが、「ライブドアブログ」でありました。

当時のライブドアは、「ホリエモン」こと堀江貴文氏が社長で、ブログサービスのテレビCMも頻繁に行っていましたが、恐らくそんなイメージなどから、自然に選んだものと思われます。

このライブドアブログですが、当初こそシステムの不具合もあったと記憶していますが、その後に至るまで特にトラブルもなく、順調に運営されていると認識しています。

また当ブログの生命線でもある「外出先からのブログ更新」についても、当ブログ開設当初より「メールによる投稿」に対応しており、メール投稿が2018年5月に終了した後も「ライブドアアプリによる投稿」が可能となっており、モバイル環境の変化に応じて手軽な操作で投稿が可能な仕組みが続けられています。
このように、「外出先からのブログ更新」が気軽にできる環境があるのが、今に続くまでにライブドアブログのサービスを使い続けている理由の一つであります。
(参考)
阪和線の沿線から : 【ライブドアブログ】メール投稿機能終了を発表(2018.5.31限り)当ブログの「乗車記録」で愛用してきた機能でしたが…

2000年代前半に隆盛を極め、それこそ雨後の筍のように開設されたブログサービスですが、その後各種SNSの浸透により撤退する事業者も現れました。

鉄道系ブログでは、特に利用者の多かった「Yahoo!ブログ」が2019年にサービス終了したように、ブログのサービス維持は、ブロガー(ブログ作者・管理人)にとって生命線であると言って差し支えないでしょう。
(参考)
阪和線の沿線から : 【Yahoo!ブログ】サービス終了を発表。2019.8.31限りで記事投稿等終了、2019.12.15限りで閲覧含め完全終了

そういう意味では、今に至るまで、ブログサービスを盛り上げ、安定した運営をこの20年続けてきた「ライブドアブログ」の関係者の皆さまには本当に頭の下がる思いであります。
ありがとうございます。

今後も引き続き、ライブドアブログのサービスを利用して「阪和線の沿線から」を投稿し続ける所存でありますので、どうぞよろしくお願いいたします。



本記事の最後に、当ブログのこれまでの20年を、各種データで振り返ってみたいと思います。

【記事数】
10,858件(2024.9.15現在)
…1日当たり約1.5件のペースで記事を書いてきたことになります。
「乗車記録」と「それ以外」で、「それ以外」が無い日もあるとすると、大体この程度でしょうか…

【カテゴリー別記事数】
上位3カテゴリーは以下のとおりです(2024.9.15現在)
1位:「乗車記録」(4,841件)
2位:「鉄道(関西地区事業者)」(2,706件)
3位:「鉄道(関西以外事業者)」(1,617件)
…このブログ開始のきっかけの「乗車記録」が圧倒的な数となっています。
それ以外ですと、やはり関西地区の事業者関係記事が多く、「乗車記録」「鉄道ニュース」という、このブログの趣旨がそのまま記事数に現れています。

【UU数・PV数】
UU数:5,321,991
PV数:8,777,512
(いずれも2007年10月からの累計値で2024年9月15日現在)
PV数・UU数は、正直検索サイト(主にGoogle)の動向にされるので、最近は気にしすぎないようにするのが自分のため、と考えるようにしています。
「今までこれだけ沢山の方に見てきてもらった」という実績だけでも、大切な記録と考えています。



以上が、ブログ開設20周年を迎えてのご挨拶と振り返り、そして今後の方向性について記しました。

続きまして、本日お昼頃に、開設20周年を記念した当ブログにおける、「ちょっとしたプロジェクト」をお知らせしたいと思いますのでお楽しみにしていただければと思います。



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新紙幣をゲットしてきました(2024.7.4)

昨日(2024年7月3日)より発行が開始となった20年ぶりの新紙幣。
話のネタに、ということで、職場近くの銀行に昼休みに向かい、早速両替してきました。

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▲新紙幣の1,000円、5,000円、10,000円。

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▲同・裏面。
10,000円(渋沢栄一)の裏面には赤レンガの東京駅が絵が描かれています。
駅舎が紙幣のデザインを飾るのは、珍しい事例なのではないのでしょうか。

新旧の紙幣を比べてみます。
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▲1,000円

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▲5,000円

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▲10,000円


ネット上でも話題になった、1,000円と10,000円の「1」のフォントの違いも見てみます。
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確かに10,000円の「1」は「ひげ」が付いていますが、1,000円の「1」には付いていません。
その理由は、端的に言えば「ユニバーサルデザイン対応」とのことで、下記記事で解説されています。
(参考)
「気持ち悪い!」新紙幣、一万円札と千円札で「1」のフォントなぜ違う?財務省担当者が明かした「デザインと発行日」の理由(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース



今回20年ぶりとなる新紙幣。
前回のデザイン切替の時とは、即ち電子マネー・電子決済の普及により、紙幣を取り巻く環境は大きく変わり、日常生活で紙幣を取り扱う機会が大幅に減ったものと思われます。

そのため、鉄道やバス事業者では、この新紙幣への対応に苦労しているところもあるようですが、とはいえ現金の取扱いが無くならないことはないことも、これまた事実といえるでしょうから、各事業者が新紙幣にどのように対応していくのか、このブログでも折をみてご紹介できればと思っています。


とはいえ、東京駅の駅舎が日常使用される紙幣にデザインされるとは、鉄道ファンの一人としては、感慨深いものがありますね…
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