阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
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カテゴリ:その他の話題 > 吹奏楽

全日本吹奏楽連盟では、2020年度の全国大会(全日本吹奏楽コンクール、全日本小学生バンドフェスティバル、全日本マーチングコンテスト)の中止を発表しました。

2020年度 秋季事業の中止について|全日本吹奏楽連盟

中止の理由としては、新型コロナウイルス感染症が、依然として収束予測が立たない状況の中、同連盟では秋季事業の開催について検討、協議を重ねてきたのですが、参加団体構成員、来場者、関係する全ての者の生命と安全が最優先との結論に達し、標記事業の中止を決定した、とのことです。

同連盟としては、本決定は苦渋の決断であり、吹奏楽を愛好する方々の気持ちを察すると、本当に心の痛む思いであるとする一方、この重大な経験を克服した先には、吹奏楽の輝かしい未来が必ず見えてくるものと確信しており、この緊急事態に屈することなく、吹奏楽の灯を守り続け、ますます発展するよう一層の努力を重ねていくこととしています。

なお、コンクール課題曲については、2020年度の作品を来年度の課題曲にする、としています。

なお、上記大会を全日本吹奏楽連盟と共に主催する朝日新聞社のサイトには、上記説明に加えて補足が掲載されていましたので、併せてご紹介します。
全日本吹奏楽コンクールなど3大会の中止について|お知らせ | 朝日新聞社インフォメーション

詳細は、上記Webサイトをご覧下さい。



新型コロナウイルス感染症については、緊急事態宣言が発出され、移動や集会といった、感染拡大を伴う行動を極力自粛するよう要請されているところです。
そのため、このブログでも、鉄道・バス・航空といった公共交通機関の利用者が極端に減少していることを、幾度となくご紹介してきました。

一方で、「密集」「密接」といった点では、吹奏楽をはじめとした演奏・講演等の活動も軒並み抑制がされているところです。
これらの活動については、演奏者等が練習場所において密接・密集・密閉した環境にあるのが多いこと、また本番の環境でも、ホール等の屋内施設では観客が密集・密接・密閉している環境であることから、新型コロナウイルス感染症の収束の目処が立たないと、実際に活動を再開するのは難しい状況であるといえます。

また、吹奏楽コンクールに関して言えば、例年、7月から8月にかけて各都道府県、あるいは都道府県内を更に細かく分けたブロック毎の大会が行われ、各都道府県の代表となった学校・団体が、各支部(関西・東海・中国等、概ね全国の地方区分毎に相当、但し例外もあり)大会で演奏し、支部大会の代表となった学校・団体が、秋に実施される全国大会に出場する、という流れになっています。

(※)参考までに、吹奏楽コンクールの仕組み(都道府県大会→支部大会→全国大会)については、アニメ「響け!ユーフォニアム」の作中でも説明されています。
本作品では、コンクールへの挑戦がメインに描かれていることもあり、吹奏楽コンクールの仕組みやそれ向けての練習などを感じ取るのにとって、非常に分かりやすい作品となっています。
もっとも、学校によってその姿勢に強弱はあるでしょうが、夏の本番に向けて、練習を積み重ねていく描写は、どの学校にもあり得る光景ではないか、と思います。




そのため、コンクールへの練習については、春頃から各団体・学校は開始し、夏の大会を目指すところが多いのでありますが、中学・高校でいえば、例年ならば新入生の指導を行いつつ、春のイベント演奏会を行いつつ、コンクールを見据えた練習を行うという時期であるはずのこの時期ですが、こと今年に関して言えば、新型コロナウイルス感染症の影響により、学校自体が休校措置となっている地域が多い中で、練習さえもできない状況が続いています。


今後、新型コロナウイルス感染症の収束度合いをみて、学校の事業再開も検討されるものと考えられますが、仮に再開したとしても、しばらくは感染防止策として、分散登校やオンライン授業の併用といった措置が講じられるものと考えられます。
そのような状況の元では、吹奏楽をはじめとしたクラブ活動の再開は、かなり遅い時期にずれ込むことは容易に推測されますし、そこからコンクールへの練習を始めたとしても、例年の時期でのコンクール実施は、スケジュール的に難しいものとも考えられます。

とはいえ、スケジュールの問題は調整すれば不可能ではないにしても、それまでの過程で、密集・密接・密閉の環境とならざるを得ない練習環境の中、仮に練習中に感染クラスターが発生したとすれば、それこそ今後の吹奏楽の活動自体が持続困難な状況に追いやられるのは、想像に難くありません。

一方で、この吹奏楽コンクール、特に中学・高校の部に関して言えば、学生生活における吹奏楽活動の中で、その結果が金賞・銀賞・銅賞といった目に見える形で評価されること、また金賞の中でも次の大会へ進出できる代表団体が選ばれることから、このコンクールでより良い賞や上位の大会を目指すべく、練習を積み重ねてきている生徒達も非常に多いと考えられます。

そんな生徒達の成果を発表する機会を取りやめることについては、冒頭の全日本吹奏楽連盟の発表どおり、「苦渋の決断」であり、「心の痛む思い」であったかと思われます。
特に、最高学年となる中学三年生、あるいは高校三年生の生徒達にとっては、今年が最後のコンクールとして、これまで以上に練習に打ち込もうと、意気込んでいた方も多いかと思われるだけに、最後のコンクールの機会がこのようになくなってしまったことは、非常にショックだと思われます。

なお、今回の全日本吹奏楽連盟の発表は、あくまで「全国大会の中止」であり、地方大会については、主催する各支部や県などの連盟が、開催の可否について決定することとされています。
(上記朝日新聞社のお知らせ参照)

とはいえ、上述の新型コロナウイルス感染症対策の関係上、練習や大会そのもの開催の準備に時間が必要なこと、そして特に中学生や高校生の三年生にとっては、受験や就職の関係もあり、遅い時期のコンクールを実施することが時間的に難しいこと、加えて今年度のコンクール課題曲が、来年度のコンクールに持ち越されることも併せ持って考えると、今回の全国大会中止の決定を踏まえて、地方大会についても中止の決定を行うことになるのではないか、と思われます。



私自身、中学・高校時代に吹奏楽コンクールに出場したことがありました。
どちらも、それほど高レベルな演奏技術を持った学校ではなかったので、コンクール大会は、大阪府内の地区大会で、良くて銀賞どまり、という結果ではありましたが、とはいえコンクールに向けて練習してきたことが、演奏技術の向上に貢献してきたことは確かで、その後の秋のイベントでの演奏に活かすことができた、と思っています。

勿論、吹奏楽という音楽に、金賞・銀賞・銅賞といった評価が馴染むものではないのは確かですが、ただ、より良い賞を目指して練習することで、吹奏楽コンクールが、日本の吹奏楽の全般的なレベルアップに果たしてきた役割は、大きなものだ、と個人的には評価しています。

それだけに、今年度の吹奏楽コンクールの中止は、そういったレベルアップの機会を失った、という意味でも非常に痛手ではありますが、今回の新型コロナウイルス感染症が、特にこういった演奏活動では感染しやすい環境であることも考え、何より「感染しないこと」が重要であることを考えて、「苦渋の決断」を吹奏楽に携わる、また吹奏楽を愛好する皆が受け入れたいな、と感じた次第であります。



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全日本吹奏楽連盟では、同連盟の事務局職員2名が、約10年に渡り給与・賞与を不正受給していた不祥事があったことを発表しました。
本連盟事務局職員不祥事のご報告とお詫び|全日本吹奏楽連盟

上記発表資料によりますと、連盟理事会の調査委員会(外部識者の弁護士を含む)の報告を受け、当該不正を行った事務局職員2名を懲戒解雇するとともに、民事・刑事両面にわたり厳正な対処する旨を各会員連盟(各都道府県等単位で組織)の理事長・各支部(全国11支部)の支部理事長に説明・報告を行った、としています。

また、今回の事態を踏まえて、諸規定の改正や、ガバナンス体制及び内部監査の強化等を含む再発防止策を早急に実施することとしています。


一方報道によると、上乗せして不正受給していた金額は約1億5200万円にのぼり、またその手口は、伝票を偽造し、理事会などに報告する決算書類において、上乗せ分をコンクール会場費や課題曲の楽譜制作費として計上していた、としています。

1億5200万円を不正受給か 全日本吹奏楽連盟が事務局長ら懲戒解雇 - 産経ニュース



このブログでも時折吹奏楽について触れることがあるのですが、私自身、中学・高校と吹奏楽部に所属しており、様々な演奏活動に参加したことを、今でもつい最近のことのように思い出します。
その中でも、「吹奏楽コンクール」は年間行事の中でも特に大きな行事であり、それが故に練習時間も多くを割いていました。

音楽という芸術活動に、評価・順位付けというのは馴染まないのではないか、という意見は私が吹奏楽に携わっていた頃からありはしましたが、その一方で、コンクールという具体的な目標に向けて練習することで、演奏技術の向上に貢献していることもこれまた確かなことでもありました。
また、全国津々浦々で共通の課題曲、そして共通の時間制限(課題曲+自由曲で12分)等の、同一の規定に基づき実施される吹奏楽コンクールは、全国的な吹奏楽の水準向上に、一定の貢献を果たしているのかな、と今になって思っているところです。


その「吹奏楽コンクール」などの運営を全国的に担っている「全日本吹奏楽連盟」で、この度給与・賞与等の不正受給という、不祥事が発覚したとのことで、かつて吹奏楽に携わっていた者の一人として、嘆かわしく、悲しく感じたともに、こういう事件だからこそ、取り上げなければならないな、と感じ、本日の記事でご紹介した次第です。

手口としては、給与等を不正に上乗せし、その費用を(報道によれば)コンクール会場費や課題曲制作費に決算上は計上していたとのことで、ある意味単純な不正経理の事例とも思えます。

しかし、「単純な不正経理」であったとしても、本来吹奏楽の更なる振興に費やされるべき費用が、不正受給という形で悪だくみした一部の職員の私服を肥やすことに費やされたことには、憤りを感じずにはおれません。

勿論、不正受給を画策した元事務局職員は断罪されてしかるべきであります。しかし、その「単純」:ともいえる不正経理が、これまで約10年に渡り発見されていなかったのは、同連盟の監査体制が杜撰であったことをも、これまた示すものでありましょう。

全日本吹奏楽連盟の業務として、経理上のみならず、例えばコンクールの課題曲や審査員の選定等、高い厳正さが求められる業務が多数あるのではないかと思われますが、このような甘いガバナンスの元で、果たしてこれら吹奏楽の演奏そのものに関わる事柄についても、果たして公平・公正な判断が行われていたのか、と疑わざるを得ない、と考える方もおられるかも知れません。

そういう意味では、単なる不正経理に留まらず、吹奏楽に関わる、あるいは関わってきた多くの人々の信頼を一瞬にして奪ってしまった罪は非常に大きいと言わざるを得ません。

上記報道内容等によると、今後はガバナンス体制の強化等を図っていくこととしていますが、今後そのガバナンスの強化により、より厳密な内部監査の元、透明性のある情報開示を行っていくことにより、一日も早い信頼回復を願わずにはおれません。

少子化の昨今であっても、吹奏楽を目指す新入生も多く、また、吹奏楽コンクールも現在でも多くの吹奏楽部員が目指す目標として、今でもなお君臨しています。
その、ある意味「権威」的な存在は、その組織運営の「公正」さがあってからこそ成り立つものでないかと思うだけに、吹奏楽に関わる全ての人が、その運営に対する信頼感を持てるようになるために、連盟の運営体制の正常化は必須であります。

吹奏楽を楽しむ全ての人が、こんな不祥事で振り回されることなく、演奏活動等、本来の「吹奏楽」に集中できるように、連盟には根本的な運営体制の見直しを願いたいものでありますし、それを見届け、そしてより多くの人に広めていくことが、かつて吹奏楽を楽しみ、そして今は吹奏楽と関係ない話題でありますが、それなりにアクセス数のあるブログの書き手としてできることなのかな、と感じたニュースでありました。

JRグループ各社には、社員及び関連会社の社員等で構成された吹奏楽団・バンドがありますが、その連合体として2015年に発足した「JRグループ音楽連盟」では、発足翌年より年一回の「定期演奏会」を開催しており、昨年(2018年)はJR西日本エリアの大阪府高槻市で開催されました。


上記演奏会の案内から、毎年JRグループ音楽連盟による定期演奏会が毎年実施されるようになったことを知ることとなったわけですが、今年もそろそろ演奏会の案内が無いか、と思っていたところ、JR九州のWebサイトで第4回のJRグループ音楽連盟の定期演奏会開催の発表がありました。

全国のJRグループ各社の吹奏楽団が北九州に大集結!JRグループ音楽連盟 第4回定期演奏会 開催のお知らせ|JR九州

概要は以下の通りです。

●日時:
2019年11月23日(土・祝) 開場13:00、開演13:30

●場所:
アルモニーサンク北九州ソレイユホール
(旧厚生年金会館 最寄駅:西小倉)

●入場料:
無料(事前申込み、整理券等は不要)

●出演団体:
・JR北海道音楽クラブ(特別合同楽団演奏のみ参加)
・JR東日本吹奏楽連盟(JR東日本東京吹奏楽団)
・JR東海音楽クラ ブ(JR東海吹奏楽団)
・JR西日本バンド連盟(JR 西日本吹奏楽団)
・JR四国吹奏楽部
・JR九州吹奏楽団
・JRグループ特別合同楽団(各社合同演奏(約 100 名))



詳細は、上記発表資料をご覧下さい。


このJRグループ音楽連盟の定期演奏会ですが、第1回は東京(JR東日本)、第2回は名古屋(JR東海)、そして第3回は高槻(JR西日本)と、JR各社のエリアを持ち回りで開催しているように感じられましたが、今回の第4回は、その流れのとおり、JR九州エリアである北九州市での開催となります。

現時点では曲目は発表されていませんが、「鉄道にまつわる音楽」なども演奏されるようなので、北九州市に近い方は、貴重な機会でありますので、是非とも聴きに行ってみて、JRグループ各社の個性溢れる演奏を楽しんでみてはいかがでしょうか。


ところ、上記発表資料では、「JRグループ音楽連盟」のプロフィールも記載されています。
それによれば、JRの前身の日本国有鉄道の時代から、吹奏楽を趣味とする国鉄職員による定期的な演奏会が実施されていたようですが、民営化後はJR各社毎の演奏活動を行ってきたものの、各社合同での演奏家は開催されていないとのことでした。

そこで、2015年6月にJR各社の吹奏楽団の代表が集まり、「JRグループ音楽連盟」が発足、その後毎年1回演奏会を行っているとのことですが、民営化後およそ四半世紀を経て、国鉄時代を知る職員も減ってきた時代に、このようにグループ各社で合同の取り組みを行うようになった、というのは面白くも感じました。


さて、第4回がJR九州のエリアで開催された、ということは、気の早い話ですが、来年(2020年)の第5回の定期演奏会はJR四国エリアで開催されるのかも知れませんが、次回のJR西日本エリアでの開催の際には聴きに行くことができるようにしたいな、とも感じたニュースでありました。



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このブログでも幾度も取り上げてきた「響け!ユーフォニアム」。
高校の吹奏楽部を舞台とした青春物語をテーマとした原作小説、そしてそれを元にしたテレビ・劇場版アニメ、またそこから派生した京阪電鉄によるコラボ企画と、その広がりは当ブログでも幾度にも渡って取り上げてきたところです。

その原作本について、この4月に「決意の最終楽章」というタイトルで、主人公・黄前久美子(おうまえ くみこ)らの最終学年で、コンクール全国大会に向けて練習に励んでいくストーリーとなっていました。
参考:「響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部 決意の最終楽章 前編」を読む(2019.4.21)【ネタバレ注意】 : 阪和線の沿線から

その「前編」の発売から2ヶ月経ったいま、「後編」が発売され、いよいよ久美子らの最終学年がどのように幕を閉じるのかが、明らかとなります。
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私自身も早速購入し、休日を半日使って読み終わりましたので、その内容や感想を、これまたこれまでの例にならって、適当に・ざっくばらんにご紹介したいと思います。

※注意
以降は原作本の内容が記されている、すなわち「ネタバレ」となる内容です。
本書をまだ読んでいない方など、当作品についてのネタバレを望まない方は、他のページに移っていただきますようお願いいたします。





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下記エントリーで、一昨日より公開が開始された、映画「響け!ユーフォニアム 〜誓いのフィナーレ〜」の鑑賞記をアップしました。
劇場版「響け!ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ〜」を鑑賞しました(2019.4.19、ネタバレあり) #anime_eupho : 阪和線の沿線から

上記記事でもご紹介しましたが、この劇場版公開とほぼ同じタイミングで、原作の最新刊である「響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部 決意の最終楽章 前編」が発売されています。

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映画鑑賞後に、早速本書を読み終えましたので、その内容や感想を例の如くざっくばらんにご紹介したいと思います。



※注意
以降は原作本の内容が記されている、すなわち「ネタバレ」となる内容です。
本書をまだ読んでいない方など、当作品についてのネタバレを望まない方は、他のページに移っていただきますようお願いいたします。

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このブログでも、幾度も取り上げてきている「響け!ユーフォニアム」。
高校の吹奏楽部を舞台とした青春アニメでありますが、作中の宇治市内や京阪電鉄、京阪バスといった描写のリアルさが故に、当ブログでも注目の作品として追いかけてきました。

本日(4月19日)から、その最新作となる「劇場版 響け!ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ〜」の公開が始まりましたので、早速鑑賞してきましたので、感想を記したいと思います。
『劇場版 響け!ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ〜』公式サイト


※注意
以下では、作中の内容をご紹介している、いわゆる「ネタバレ」の内容となっています。
そのため、これからこの作品を鑑賞される方は、以下の内容にネタバレの内容が含まれていることをご承知いただくとともに、ネタバレが嫌な方は即刻他のページに移って下さいますようお願いします。

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JRグループ各社には、社員及び関連会社等で構成されている吹奏楽団があります。
こちらのエントリーでご紹介した「JR九州吹奏楽団」もその一つであります。

これらJRグループの吹奏楽団の連合体として「JRグループ音楽連盟」という組織があるらしく、その定期演奏会が、次週の日曜日に大阪府高槻市で開催されるとのことで、ご紹介したいと思います。

JRグループ音楽連盟 第3回定期演奏会in高槻現代劇場 来月開催!|新着情報|JR西日本吹奏楽団WEB

上記発表資料によると、定期演奏会の概要は以下の通りです。

●日時:
2018年11月18日(日)
開場・13:00、開演・13:30

●場所:
高槻現代劇場大ホール
(JR京都線:高槻駅より徒歩12分、阪急京都線:高槻市駅より徒歩5分)


●入場料:
無料

●出演団体及び演奏曲:

・JR東日本東北吹奏楽団
JR東日本東北吹奏楽団のページ
演奏曲:
チェンジ・シンカリオン
ミュージカル「ウエスト・サイド物語」より
「サムウェア」「マンボ」ほか

・JR東海音楽クラブ(吹奏楽団)
JR東海 音楽クラブ - ホーム
演奏曲:
序曲「祝典」
ルパン三世メドレー

・JR西日本吹奏楽団
JR西日本吹奏楽団 WEB
演奏曲:
マーチ「ベストフレンド」
たなばた

・JR西日本ふれあい楽団
演奏曲:
大阪環状線メドレー

・JR四国吹奏楽部
演奏曲:
千の風になって
ジブリコレクション
日本民謡メドレー(4)

・JR九州吹奏楽団
演奏曲:
STAR PUZZLE MARCH
NHK大河ドラマ「西郷どん」メインテーマ

・JRグループ特別合同楽団
日本鉄路紀行〜JRグループ社歌の旅〜 ほか

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▲JRグループ音楽連盟 第3回定期演奏会チラシ
(JR西日本吹奏楽団Webサイト(http://www.wjrb.sakura.ne.jp)より引用)


その他詳細は、冒頭のWebサイトをご覧下さい。

JRグループの吹奏楽団等による合同演奏会、ともいうべきこのJRグループ音楽連盟の定期演奏会。
「第3回」とあるように、近年始まった催しのようで、第1回は東京、第2回は名古屋で開催され、今回第3回は大阪府高槻市での開催となりました。

出場するのは、JR北海道を除くJRグループ旅客鉄道会社5社の吹奏楽団等で、地元のJR西日本からは2団体が出場します。
このブログでもご紹介したJR九州吹奏楽団の他、かつて吹奏楽コンクール全国大会出場経験もあるJR東日本東北吹奏楽団、またJR東海、JR四国の吹奏楽団も参加し、まさにJRグループ各社のサウンドを、吹奏楽という観点から聞き比べできる、面白い演奏会になるのではないかと思われます。


今回の演奏会でもう一つ注目したいのは、「JRグループ特別合同楽団」による「日本鉄路紀行〜JRグループ社歌の旅〜」。
演奏するのは上記各楽団から選抜された演奏者になるかと思われますが、注目はその演奏曲。

「社歌の旅」というわけですから、JR九州の社歌「浪漫鉄道」も演奏されることが十分予想されます。
CDやカラオケと言った音源で、今や容易に聴けるようになったこの「浪漫鉄道」ですが、吹奏楽による生演奏となると、それこそJR九州吹奏楽団が演奏するステージに出向く必要があります。
そのため、九州以外のファンが吹奏楽バージョン「浪漫鉄道」が聞ける機会といえば、JR九州が出場する都市対抗野球の試合くらいしか無いのではないかと思われます。

それくらい、九州以外の人にとってはハードルの高い演奏が、高槻で聞ける「かも知れない」(※)という貴重な機会といえるのではないかと思われますので、吹奏楽に興味のある鉄道ファンは勿論、そうではない鉄道ファンにとっても、是非とも聞いておきたい演奏会といえるのではないのでしょうか。
(※)演奏曲紹介では「浪漫鉄道」と明記されていないので、当日演奏されない可能性もありますのでご注意下さい。

他の演奏曲を見ても、吹奏楽オリジナル楽曲や、子ども向けアニメ主題歌、オーケストラのアレンジ、ミュージカル楽曲等、様々な世代に楽しめる選曲となっていますので、鉄道に興味の無い方でも楽しめると思われます。

私自身も聞きに行きたいとは思うものの、あいにくこのところ仕事が忙しいこともあり、この演奏会を聞きに行くことは難しそうですが、それだけにこのブログをお読みになって演奏会の開催を初めて知った方々には、是非とも当日会場に足を運んで頂ければな、と思います。




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既にこのブログでも幾度も取り上げてきた「響け!ユーフォニアム」。

北宇治高校吹奏楽部を舞台とした青春ストーリーとして、原作の小説からアニメ化、そして劇場版の公開とそのコンテンツは広がっていっていること、そして吹奏楽と、舞台となる京都府宇治市周辺とそこを走る京阪宇治線の様子を再現したアニメ・映画の完成度といった点で、このブログでも高い評価をしてきたところです。

この「響け!ユーフォニアム」ですが、こちらのエントリーでご紹介したように、この9月30日から劇場版の上映が、そして2018年には完全新作のストーリーの劇場版が公開されることが発表されており、特に完全新作のストーリーの核となる、主人公達の進級後の姿が気になるファンは多いことと思われます。

そんな中、その主人公達の進級後のストーリー、すなわち黄前久美子(おうまえくみこ)達が二年生となったストーリーの原作本が、この度発売されました。
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響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 前編 (宝島社文庫 Love & Entertainment) [ 武田綾乃 ]
響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 前編 (宝島社文庫 Love & Entertainment) [ 武田綾乃 ]

内容紹介は、以下の通りとなっています。
新年度を迎えた北宇治高校吹奏楽部。二年生となった久美子は、一年生の指導係に任命される。
低音パートに入ってきたのは、ユーフォニアム希望を含む4人。
希望者がいたことにほっとする久美子だったが、低音の新入部員たちはひと筋縄ではいかないクセ者だらけだった。
新しい体制となった北宇治吹部は、はたして無事コンクールを迎えることができるのか!?


私自身も、発売直後に早速購入し、まずは一回読んでみましたので、簡単に感想を記しておきたいと思います。

※注意
以降は原作本の内容が記されている、すなわち「ネタバレ」となる内容です。
本書をまだ読んでいない方など、当作品についてのネタバレを望まない方は、他のページに移っていただきますようお願いいたします。
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JR西日本323系(桜ノ宮駅)

JR西日本では、2017年10月15日(日)に開催する、大阪環状線の車内で沿線の中学校吹奏楽部の演奏を行う「グルKANブラス」の鑑賞者募集を発表しました。

大阪環状線新型車両323系車内吹奏楽ライヴ「ぐるKANブラス」鑑賞者募集開始!:JR西日本

上記発表資料によれば、開催日時は2017年10月15日(日)の13時35分頃大阪駅発予定で、運転区間は大阪環状線を外回り一周(所要時間約45分)となります。
使用車両は323系8両編成を専用貸切列車として運行します。

出演は、大阪環状線沿線の中学校吹奏楽部5校(大阪市立阿倍野中学校・生野中学校・桜宮中学校・築港中学校・鯰江中学校)となっています。

鑑賞者の募集人数は75組150名で、応募者多数の場合は抽選となります。
応募期間は2017年8月21日(月)〜9月8日(金)となりあmす。

その他の詳細は、上記Webサイトをご覧下さい。

このイベントですが、車内で大阪環状線沿線の中学校吹奏楽部の演奏が聞けるというイベントなのですが、それに加えて、各学校が演奏する選曲が、まさにJR西日本の大阪環状線の車内で演奏するにふさわしい、非常に面白いものとなっているので、この点を中心にご紹介したいと思います。

曲目等の紹介は、こちらのPDFファイルで紹介されているのですが、その中で、大阪環状線やJRグループにちなんだ曲が多数用意されていますので、ご紹介していきたいと思います。

1:大阪環状線発車メロディ
・「あの鐘を鳴らすのはあなた」(天王寺駅メロディ) :阿倍野中学校
・「夢想花」(福島駅発車メロディ) :生野中学校
・「やっぱ好きやねん」(大阪駅発車メロディ) :桜宮中学校
・「線路は続くよどこまでも」(弁天町駅発車メロディ):鯰江中学校

大阪環状線の発車メロディでは、沿線をテーマにした曲が多く採用されています。
今回の吹奏楽ライブでも発車メロディ採用曲が演奏されるのは、ある意味お約束、とも言えるでしょうか。

2:新幹線関連メロディ
・「いい日旅立ち」:桜宮中学校
・「AMBITIOUS JAPAN!」:鯰江中学校
・ゴダイゴ「銀河鉄道999」:築港中学校

これらの3曲は、いずれも新幹線関連メロディで、これらもJR西日本の車内で開催される吹奏楽ライブとしても見逃せない選曲といえるでしょうか。

「AMBITIOUS JAPAN!」「いい日旅立ち」の各楽曲は、東海道・山陽新幹線での車内チャイムとして使用されていることは、よく知られています。
また「AMBITIOUS JAPAN!」はJR東海、「いい日旅立ち」はJR西日本所有車両で使用されていることも、これまたよく知られているものと思われます。
(※実際にJR西日本所有車両で使用されている楽曲は、「いい日旅立ち」をカバーした「いい日旅立ち・西へ」となっています。)

また、ゴダイゴ「銀河鉄道999」は、こちらのエントリーでご紹介したように、山陽新幹線の主要5駅(新神戸・岡山・広島・小倉・博多)において発車メロディーとして使用された楽曲となっていて、ここでもJR西日本で実施されるライヴとしての選曲のこだわりを感じずにはいられませんでした。

3:JRグループにちなんだ楽曲
・A列車で行こう:生野中学校
・JRメドレー:築港中学校

JR西日本に限らず、JRグループにちなんだ曲も用意されています。

「A列車で行こう」は、こちらのエントリーでもご紹介したように、ジャズのスタンダードナンバーとしてビッグバンドは勿論、吹奏楽にもアレンジされた曲として有名で、今回はこの楽曲の演奏になるものと思われます。
加えて鉄道経営シミュレーションゲームとしても長い歴史を誇る、これまたスタンダードナンバー的な作品の名称でもある上に、JRグループという点では、熊本〜三角で運行されているJR九州の観光列車としても知られているところですので、鉄道にちなんだ曲、そしてJRグループで運行されている列車の名称にちなんだ選曲という意味でも、興味のあるものといえるでしょうか。

極めつけは、築港中学校の「JRメドレー」。

果たしてそんな曲が譜面として発売されているのか、吹奏楽版のメドレーの楽曲発売の定番「ミュージックエイト」社のWebサイトで確認しましたが、流石にそんな曲はラインナップされていませんでした。

そんなこともあり、「JRメドレー」、どういった曲が入ってくるのか、皆目見当がつきません。

「鉄道唱歌」「瀬戸の花嫁」等々の車内・駅メロディーで採用実績のある曲をつなげるのか、はたまたJR西日本やJR東日本等の駅で流れているオリジナルの到着・発車メロディを集めて編曲したものなのか等、全く想像がつかないだけに、この楽曲だけは本当に謎で、当日の生演奏を聴かないと、一体どんなテーマのメドレーなのか分かりません。


以上、縷々述べてきたように、選曲という切り口で見ても非常に面白いこのコンサート、定員150名で定員超過の場合は抽選となっています。

これほどまでにこだわりを感じるこのコンサートを、私自身も是非とも聴いてみたいところですが、こんな企画だと応募も相当数あるのかな、と考えると当選する確率は限りなく低いのかな、とも感じつつ、実際応募してみて当たればラッキーだな、とも感じたニュースでした。



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既にこのブログでも、こちらのエントリー等で取り上げていますが、この4月から「劇場版 響け!ユーフォニアム」の上映が始まりましたので、早速見てきました。

この「響け!ユーフォニアム」ですが、こちらのエントリーでもご紹介したように、架空の高校に在籍する吹奏楽部員の青春を綴った作品となっています。
この作品の特徴的な点としては、作中の吹奏楽関連や、舞台となる京都府宇治市の様子が忠実に描かれている点といえるでしょう。
主な舞台が吹奏楽であることから、楽器メーカーとしてのヤマハ、日本吹奏楽連盟、京都府吹奏楽連盟、洗足学園音楽大学といった各団体の協力により、演奏中の描写が忠実に再現されている点も高い評価となっています。
加えて、作中の高校などの場所では、宇治市を中心とした場所が描かれているのですが、宇治市内を中心とした場面設定や、その沿線となる京阪電鉄宇治線を中心とした鉄道関係の描写も忠実に描かれていることから、これらの点もまた鉄道ファンを中心に高い評価となっている作品といえますし、そういったこだわりの点が、多くの人々に支持された結果が、劇場版およびテレビアニメ第2期の制作につながった、ともいえるでしょう。

その「響け!ユーフォニアム」の劇場版ですが、ストーリーとしては吹奏楽コンクール府大会までの道のりを描いたテレビシリーズ(昨年4月〜6月放送)を振り返るものとなっていますが、テレビとはまた違う劇場版での臨場感も同時に味わえるのではないかと思い、見にいくことにしました。

※注意
以下、作中の内容をご紹介している、いわゆる「ネタバレ」の内容となります。
また、ストーリーに関してはテレビアニメ版を振り返るものとなっていますが、劇場版オリジナルの内容もあるため、これらも含めた「ネタバレ」となります。
そのため、これからこの作品を鑑賞される方は、以下の内容にネタバレの内容が含まれていることをご承知いただくとともに、ネタバレが嫌な方は即刻他のページに移って下さいますようお願いします。


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