阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
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日本航空(JAL,JL)

【JAL】東京(羽田)〜南紀白浜線で臨時便運行(2023年2月)南紀白浜空港でのナイトステイ実施へ

和歌山県では、現在1日3往復運航している日本航空(JAL)の東京(羽田)〜南紀白浜線について、2023年2月の1ヶ月間、臨時便が運航され、1日4往復となることを発表しました。

南紀白浜ー東京(羽田)臨時便(令和5年2月) | 和歌山県

概要は以下のとおりです。

【臨時便運航期間】
2023年2月の1ヶ月間。
東京(羽田)⇒南紀白浜:2/1〜21、2/23〜27
南紀白浜⇒東京(羽田): 2/2〜22、2/24〜28

【使用機材】
ボーイング737-800
座席数144
(都合により変更あり)

【臨時便運航時刻】
東京(羽田)17:30発⇒南紀白浜18:45着
南紀白浜空港8:20発⇒東京(羽田)9:20着

【時刻表】
diagram_hnd-shm_202302
(上記Webサイト(https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/082400/d00212024_d/fil/press-release.pdf)より引用)

【プレス発表資料】
2023010701
(上記Webサイト(https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/082400/d00212024_d/fil/press-release.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



和歌山県白浜町にある「南紀白浜空港」。
域外の方にとっては「こんなところに空港があるなんて知らなかった」という感想の一つも出そうな場所ですが、その歴史は割と古く、1968年(昭和43年)に開業した空港であります。
当初はYS-11型機による運航でしたが、1996年にジェット化され、現在では東京(羽田空港)との間で1日3往復が運航されています。

ところでこの南紀白浜空港、コロナ禍で航空需要が激減し、その後回復途上である中、今年度に入り11月まで搭乗者数が過去最高を更新し続けていることをご存じでしょうか。

2023010702
上記は和歌山県港湾空港振興課が毎月発表している南紀白浜空港の利用状況(https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/082400/shirap/index_d/fil/riyoujisseki11.pdf)ですが、最新の状況である令和4年(2022年)11月までの実績をみますと、ご覧のとおり、同年4月から8ヵ月連続で過去最高の利用者数を更新し続けています。
(注:上表の紫色の箇所が該当期間となります。)

航空需要は回復しつつあるものの、未だコロナ禍前の水準に戻っていないなかで、南紀白浜空港がこのように過去最高の利用者数を記録しつづけているのは、白浜温泉に代表される観光利用は勿論ですが、それに加えて和歌山県と白浜町が力を入れている「ワーケーション」によるところが大きいと考えられます。
Wakayama Workation Project | WWP | 和歌山ワーケーションプロジェクト
白浜×ワーケーション/白浜町ホームページ

上述白浜町のWebサイトによりますと、「近年はICT企業誘致を推進しており、多くの企業がサテライトオフィスを開設し、顔パス等の実証実験も盛んに行われています」とあるように、東京に本社を置く企業が、休暇を楽しみつつ、第二の職場として白浜町にサテライトオフィスを設置してきました。

その結果、東京と白浜を約1時間で結ぶ羽田・南紀白浜線でも、従来からの観光利用に加え、ワーケーションによるビジネス利用が加わったことにより、過去最高の利用者数を更新し続けている、といえます。



そんな状況の中、今回羽田・南紀白浜線で1往復の臨時便が運航することになりました。
この臨時便で特筆すべきことは、「南紀白浜空港でのナイトステイ(夜間停泊)が実現」することでしょうか。

これまで同路線では、羽田発の機材が南紀白浜で折り返すというダイヤが基本的に組まれていました。
そのため、南紀白浜発の初便は9:45発、羽田発の最終便は16:30発と、白浜側から東京の滞在には使いにくいダイヤとなっていました。

南紀白浜への初便の時刻を繰り上げるためには、折り返しの羽田発の時刻を更に繰り上げるか、または前日の最終便の機材を夜間に停泊させておくか、のいずれかとなります。
今回、この臨時便では、前日の最終便で南紀白浜空港にナイトステイさせることで、現行の初便より更に1時間25分早い8時20分発の便が設定されることとなりました。

この便の羽田到着が9時20分ですので、東京都心には10時台に到着することが可能で、午前中の打ち合わせを1件入れることも可能なダイヤとなり、ワーケーションを活用する企業にとっては、より使いやすいダイヤになるといえます。


この臨時便は2月のみの運航ですが、この増便が定期便で実施されれば、白浜町をはじめとした和歌山県南部エリアにとっては、観光客のみならず企業の誘致にも大きな弾みになることには間違いないでしょうから、今回の臨時便が良好な搭乗率を記録することを期待したいな、と思います。


また、南紀白浜空港利用促進実行委員会では、この臨時便運航に関するキャンペーンの実施を発表しています。
南紀白浜空港臨時便運航キャンペーン|和歌山県
こちらのキャンペーンも活用して、多くの方が今回の臨時便を利用されることを期待したいな、と思ったニュースでありました。




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【ANA・JAL】系列を越えたコードシェアを長崎・熊本・鹿児島の離島便で開始(2022.10.30〜)

天草エアライン(熊本県天草市、AMX)、オリエンタルエアブリッジ(長崎県大村市、ORC)、日本エアコミューター(鹿児島県霧島市、JAC)、全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)の5社では、本邦航空会社としては初となる、大手系列を越えたコードシェア(共同運航)を開始することを発表しました。

地域航空サービスアライアンス有限責任事業組合(EAS LLP)本邦初 メンバー5社による系列を超えたコードシェア(共同運航)を開始します|プレスリリース|ANAグループ企業情報
地域航空サービスアライアンス有限責任事業組合(EAS LLP) 本邦初 メンバー5社による系列を超えたコードシェア(共同運航)を開始します|プレスリリース|JAL企業サイト

概要は以下のとおりです。

【コードシェア概要】
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(上記発表資料(https://www.anahd.co.jp/group/pr/202208/20220823-2.html)より引用)

<既存のコードシェア>
ANA→ORCと実施中
JAL→AMXと実施中。またJACは共同引受によりJAL便名で運行中

<新規のコードシェア>
ANA→AMX、JACで実施
JAL→ORCで実施

<開始後の姿>
ORC、AMX、JACの対象路線を、ANA、JAL便名で搭乗可能

【コードシェアのネットワーク図】
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(上記発表資料(https://www.anahd.co.jp/group/pr/202208/20220823-2.html)より引用)

【コードシェア開始日】
2022年10月30日(日)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



このブログでは、鉄道に限らず様々な公共交通機関のニュースを提供していて、今回の各社の取り組みもその中の一つとしてご紹介するわけですが、特に鉄道ファンにとっては「?」な内容かも知れないので、背景を簡単にご紹介しておきます。

まず、タイトルに出てくる「コードシェア」ですが、下記ANAのWebサイトにあるとおり、2社以上の航空会社によって共同運航している便を指します。
コードシェア便とは(共同運航便) | ご予約/旅の計画 | 国際線航空券予約・空席照会 | ANA

もう少し具体的に、そして例えて言えば、「ANAの便に、ANAの便名とユナイテッド航空(アメリカ)の便名が付いている」ケースなどが考えられます。
この場合、実際に飛ぶ飛行機、そして機内でサービスを提供するのはANAですが、この飛行機のきっぷはANAのみならずユナイテッド航空でも販売される、というものであります。

なぜそんなことを行うのか、というと、簡単に言えば「販路の拡大」が目的といえるでしょう。
上記の場合、アメリカから羽田・成田経由で日本国内に向かう利用者が、ユナイテッド航空のサイトで日本国内の路線もまとめて予約が可能となるため、ANA側としてはアメリカ国内での販売拡大が期待、そしてユナイテッド航空にしても日本国内線の売り上げを計上できるため、両社にとってメリットがある、そういう仕組みと理解できるでしょう。

このコードシェア、国際的には航空連合(アライアンス)内の各社相互間で実施される等、かなり広まっている一方、日本国内はどうかといえば、
・ANAとのコードシェア:
AIR DO、IBEXエアラインズ、オリエンタルホテル、ソラシドエア、スターフライヤー)
・JALとのコードシェア:
フジドリームエアラインズ、天草エアライン
(※)その他、JALとジェットスター・ジャパンとで、JAL国際線利用者対象のコードシェアを実施
という状況で、ANA・JALの系列を越えたコードシェアは実施されていませんでした。


一方、長崎、熊本、鹿児島の離島を結ぶ路線は、これら離島の生活には欠かせない路線でありますが、一方で利用者が限られることからその運営は従前より苦しく、その航空路線維持が課題となっていました。
そこで、離島路線を運行する3社(AMX、ORC、JAC)と大手航空会社2社(ANA、JAL)の計5社で「地域航空サービスアライアンス 有限責任事業組合」(EAS LLP)を2019年10月に設立し、これら離島やそれに準ずる地域の生活に重要な役割を果たす路線を持続可能とするための取り組みを行っています。

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▲EAS LLPの構成イメージ
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▲EAS LLPで取り組む施策のイメージ
(いずれも、上記発表資料(https://www.anahd.co.jp/group/pr/202208/20220823-2.html)より引用)


今回、このEAS LLPの取り組みの最大の目玉ともいえる、「ANA・JALの系列を超えたコードシェア」が実施されることとなりますが、これにより、長崎・熊本・鹿児島の離島路線については、ANA、JALどちらの便名でも予約が可能、ということになります。

日本の民間航空会社の歴史が始まって以降、様々な航空会社が設立され、そして再編されてきましたが、その中で「大手」と称されるANA・JALは、常に国内民間航空の「双頭」として君臨してきました。
これら両社は国内線・国際線ともに互いを競争相手として認識し、ともに顧客から自社が選ばれることを目指して、就航地、機材、サービス等々の面で切磋琢磨してきたといえます。
そういう点では、サービス提供の面で両社が提携し、同じ航空機に両社の便名が付けられる、ということはまずあり得ない話であったかと思います。


しかし、離島路線の維持の取り組みのなかで、この「あり得ない」と考えられていた大手2社によるコードシェアが実現するわけですから、少し航空業界を知っている方にとっては、このニュースがどれだけ衝撃か、というのはご理解いただけるかと思います。


そして、期待したいのは、ANA、JAL各社で行っているマイレージサービスでの、これらの離島路線コードシェア便の特典航空券の利用でしょうか。
今回のコードシェアにより、これまではANAマイレージクラブ会員では、特典航空券で利用できなかった天草、種子屋久、奄美の離島への便が、この10月末からは可能となることが期待されますので、これも楽しみにしたいと思います。

マイレージ会員にとっても嬉しい今回の共同運航実施。
これにより、離島航空会社各社の経営が安定化し、生活路線の維持に寄与できると本当に喜ばしいことだな、と感じたニュースでありました。




【関連ニュースサイト】
九州の航空3社、国内初ANA/JAL超えコードシェア ANAが天草・JAC、JALがORCと

こりゃ凄い! 史上初 「JALグループ運航のANA便」誕生へ…なぜ? 「系列超えコードシェア便」10月から | 乗りものニュース



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【JAL】和歌山観光PRシンボルキャラクター「わかぱんジェット」運航を発表(2018.4.1〜)

日本航空(JAL)では、南紀白浜空港開港50周年、およびJALの羽田〜南紀白浜線就航50周年を記念して、和歌山観光PRシンボルキャラクター「わかぱん」の特別塗装機を就航させることを発表しました。

和歌山観光PRシンボルキャラクター「わかぱんジェット」就航 | プレスリリース | JAL企業サイト

●和歌山観光PRシンボルキャラクター「わかぱん」が機体内外に描かれた特別仕様
上記発表資料等によれば、「わかぱんジェット」の概要は以下の通りとなっています。
・対象機材:エンブラエル190型機
・就航期間: 2018年4月1日〜2019年3月末(予定)
・対象路線:東京(羽田)〜南紀白浜線他の E190就航路線
・初便予定: 2018年4月1日(日)JAL213便東京(羽田)発 7:25 南紀白浜着8:40
・装飾内容:
和歌山観光PRシンボルキャラクター「わかぱん」と、和歌山県特産の梅の花をあしらったデザインを機体後方部の左右に描いた特別塗装
また、期間限定で、機内のヘッドレストカバーと飲み物の紙コップも、「わかぱん」仕様となり、また、機内では、「わかぱん」のぬいぐるみがお迎え
jal_e190_wakapan_jet
「わかぱんジェット」外装デザイン
上記発表資料(http://press.jal.co.jp/ja/release/201803/004659.htmlより引用)


その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。

●羽田〜南紀白浜便のみならず全国を「わかぱん」が飛び回る

南紀白浜空港開港50周年、そして羽田〜南紀白浜便就航50周年を記念して就航する今回の「わかぱんジェット」。
この路線は、現在の日本航空のルーツの一つである、日本国内航空が就航した路線で、その後東亜国内航空、日本エアシステム、そして現在の日本航空と、運航会社の合併や名称変更の経緯はありますが、この50年間一貫して首都圏から南紀白浜への航空路として運航されてきました。

今回、この羽田〜南紀白浜線に就航するエンブラエル190型機のうち、1機に「わかぱん」がデザインされますが、この特別塗装機は同路線に限らず、他のE190就航路線に充当されることから、全国各地でこの「わかぱんジェット」の姿を見ることができることとなるでしょう。

「パンダ」といえば、マスメディアの影響もあってか、上野動物園のパンダが全国的には有名かも知れません。
しかし、南紀白浜空港のほど近くある「アドベンチャーワールド」には、その上野動物園を大いに上回る5頭のパンダが飼育されており、またそのパンダも、アドベンチャーワールドに入園さえすればいつでも間近でじっくり見ることができます。
(勿論、整理券なんてものは不要です)

そんなパンダの姿を間近で見ることができる南紀白浜へ、羽田からだとひとっ飛びで行けるということが、今回の「わかぱんジェット」就航を契機に多くの方々にPRされるといいですね。



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とある保育園にて・・・

近所の保育園の作品展で展示されていた航空機の作品です。

とある保育園

時節柄・諸般の事情・その他諸々の条件を判断して「赤」ではなく「青」になったのかな、と推測するのは、きっと邪推ということになるんでしょうね・・・

でもまあ、真っ黒に塗られても、保育園児の作品としては少々困ったものになるとは思いますけどね・・・
そういや、この世代の子ども達は赤色の飛行機の一部は虹色だったことは知ることがないんでしょうなあ・・・

「沈んだ太陽」はまた昇ることができるのか?・・・JAL(日本航空)、会社更生法による再建へ

このニュースはこちらの乗車記録でも記したように、タイミング良く(良く、と言っていいのかどうかは微妙なところですが・・・)神戸空港ターミナルで聞きました。

神戸空港のJALカウンターでは、報道カメラマンが数人いて、乗客のチェックインの姿を撮影していました。

神戸空港JALカウンター
撮影するカメラマンを撮影。どこの新聞会社かはよく分かりませんでした。
神戸新聞、という可能性も高いのですが、神戸空港からの撤退をJALが表明していることもあり、全国紙のカメラマンという可能性もあります。

その後、神戸・関空ベイシャトルで関空に向かい、関空旅客ターミナルのJALカウンターでは会社更生手続き開始のお知らせとお詫びが掲示されていました。
JAL会社更生お知らせ(関西空港)
関西空港旅客ターミナルの国内線JALカウンターに掲出されていたお知らせ

また関西空港では、NHKのカメラマンがおり、LCDスクリーンに映し出される会社更生手続き開始のお知らせを撮影しようと、タイミングを図っていました。

関西空港JALカウンター
カウンターを撮影するテレビカメラマンを撮影。こちらはNHK。

この2空港に関する限り、「メディアスクラム」とうい状況でもなく利用者の迷惑になるような撮影でもなかったようでしたが、個人的には、ターニングポイントの場面に図らずも出くわしてしまった、というのが実感でしょうか。

株式会社企業再生支援機構による支援決定及び会社更生手続の開始決定等に関するお知らせ(日本航空プレスリリース)
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マイレージ「共有化」は難しい・・・

日頃の生活で航空会社のマイルを貯めて、貯まったマイルで地方の鉄道を乗りに行こうという「鉄マイラー」生活を送っているので、マイレージ関係のニュースにも目を通していますが、今日はこんなニュースがありました。

[マイレージ]国家公務員による「共有化」案に航空会社反発(ライブドアニュース、元記事:毎日新聞)

この議論が始まる前段として、中央官庁の国家公務員職員の帰宅時に利用するタクシーでビールが提供されていたというニュースがありました。

そこから派生して、似たような、というのはちょっと語弊がありますが、出張時に飛行機に搭乗した際に搭乗者個人に付与されるマイルを貯めて私用に使用することが、公費で私的な特典を得ている、という批判が例えばこの議員から出されていました。
この解決策として、国家公務員で貯めたマイルを共有化して特典航空券を利用することで、批判を避けて尚かつ経費節減が可能な案として、政府から航空会社に打診されていたようです。

ところが、航空会社としては、そういう案は受け入れられない、というのが今回の記事の内容です。
もうちょっと詳しく見てみると、航空会社の言い分は次の通りです。
・マイレージサービスは、顧客個人を繋ぎ止める手段であって、他人のマイルで特典を利用するというのは納得がいかない。
・他の民間企業でも「マイル共有化」は認めておらず、公務員だからと言って認めるわけにはいかない。

航空会社によると、他の民間企業でも「マイル共有化」は認めていない、とのことですし、それについては「民間準拠」でお願いしたいとのこと。

ただ、江田議員の言っているのは、どうも「マイル」ではなく、コーポレートカード・法人カードによる一括精算による「クレジットポイント」の共有化のようで、それなら考えられない話でもありません。
どうやら議員も総理も「マイル」と「クレジットポイント」をごっちゃにしている節があるんやないのかな、とも思ったりしました。

でも、もうちょっと詳しく調べてみると、例えばANAマイレージクラブのページにはこのように法人カードによるクレジットポイントはマイル交換対象外の旨が記載されていたりするので、それなら一体どんな事実を元に江田議員が提案しているのか、ということも気になった、マイレージと政治と行政が妙に絡んだ、本日のニュースでした。続きを読む

JALマイレージバンクも制度改正へ

先にこちらのエントリーで、ANAマイレージクラブの制度改正をご紹介しましたが、基本的にJALも追随のようですが、細かいところで違いがあるようです。

JALマイレージバンクのリニューアルのお知らせ(JAL Webページ)

ANAの場合と同様、主に飛行機に乗らずにマイルを貯め、貯めたマイルを国内線で利用するという観点から見ると、主だったところはANAと同じようです。

●マイルの有効期限:
(現)25ヶ月〜36ヶ月→(新)獲得した月から36ヶ月
●無料航空券交換に必要なマイル数:
(現)一律15,000マイル→(新)距離に応じてA・B・Cの三区間に分けられる。
●繁忙期の利用
(現)繁忙期の設定無し→(新)繁忙期も設定あり。マイル数は通常期と同一

また、JALの場合、2008年度は下記のようなキャンペーンを予定しているとの事です。

1:2008年4月1日〜6月30日(4月29日〜5月6日はキャンペーン除外日)
  A区間・B区間とも11,000マイル
2:2008年12月1日〜2009年2月28日(12月26日〜1月4日はキャンペーン除外日)
  A区間 10,000マイル・B区間 12,000マイル
(いずれも普通席で2区間のマイル数)

キャンペーンの対象外であるC区間は、東京・大阪〜沖縄・石垣・宮古の路線のみで本土相互間はこれらのキャンペーンの対象区間となります。
無料航空券を使って鉄道に乗りに行く、「鉄マイラー」という言葉があるかどうかは知りませんが、そういう使い方をする私にとって、関西地区からだとJALしか就航していない東北地区の鉄道を乗りに行くのに、このキャンペーンを有効活用したいと思う次第です。

どういう訳か、東北地区の鉄道は案外乗り残しているところも多いので、なるべく早いうちに訪問しておきたいところもあるので、JALのマイルをためるのも、この時期を目標にしたいな、とも思います。

スマートプラス、初利用

UFJニコス:スマートプラス

様々な種類のある電子決済ですが、今まで使った事の無かった「スマートプラス」を始めて使う機会がありました。

場所はオークワパームシティー和歌山店。食料品のレジで使用が可能でした。

とはいえ、利用できるのは何台もある食品レジのうちたった1台で、伝票番号が4番、となっているところからも推測できるように、お世辞にも利用者が多いとは言えませんでした。

これで、関西で利用できる電子決済のうち、ドコモの携帯でないと利用できないiDを除き、全て一度は利用する事が出来ました。

電子決済の中でも、発行枚数・利用店舗の多さで群を抜いているEdy、そしてドコモ・三井住友の営業力でカードリーダー設置店がどんどん増えているiDと、iDのカードリーダーが併用できる事で、延びる余地は結構あるPiTaPa、KDDIのバックアップでこれから増えていきそうなクイックペイに比べ、今ひとつ目立たずに地味な存在のスマートプラス。
今後、電子決済が広まって行くに連れて、スマートプラスが一人埋もれてしまって淘汰される気がしないでもないのですが、折角スヌーピーのスマートプラスを手に入れたことですし、頑張って欲しいものです。

スヌーピーカードのラインナップ(UFJニコス)

ちなみにスヌーピーカードをはじめとするUFJカードで貯めたポイントは、JALマイレージバンクのマイルに交換可能です。

Edy不正利用第一号?

電子マネー「Edy」は、このブログでも幾度か取り上げたこともあるかと思いますが、キャッシュレスで決済できるだけでなく、クレジットカードからのチャージをすることで、ANAやJALのマイルを貯めることができます。
そのEdyを使った不正事件が起きてしまいました。

Edyカード 電子マネー不正入金 コンビニ元オーナーら逮捕(Yahoo!ニュース)

上記記事によると、コンビニエンスストアー「サンクス」のとある店のオーナー親子が、Edyを不正にチャージした上で店を閉店して失跡したというもの。

読んでもらえればわかると思いますが、Edyが偽造されたりとか、そういうわけでなく、いわゆる現金の持ち逃げが電子マネーに代わったものと考えればよいかと思います。(現にこの親子は現金自体も持ち逃げしている)

ですので、この事件があったからといって、Edyをはじめとする電子マネーのセキュリティーに問題があるというのは早計で、Edyを扱う加盟店の問題といえると思います。

とはいえ、サークルKサンクスは、代行収納でEdy利用可能な、いわゆる陸マイラーにとってはありがたいコンビニな訳ですので、今後のEdyの取り扱いに支障が起きなければいいのですが…

JALのマイルも貯めないといけなくなりました・・・

これまでの記事でも多少わかると思いますが、私は今までANAのマイルをせっこらせっこら貯めてきました。
ANAのマイルが貯めやすいのは、クレジット利用やEdy利用によりマイルが貯まりやすい仕組みになっており、いわゆる「陸マイラー」的には美味しいプログラムであったからで、かく言う私も昨年2月に無料航空券で東京まで往復した後、すでにもう1回無料航空券で国内往復ができる位に貯まりました。

もちろん、貯まったマイルは鉄道の乗りつぶし等に有効に使わせて頂いているわけですが、よくよくANAの関西地区からの就航都市を眺めてみると、特に東北地方に弱いのが分かります。
(関西地区からは、ANAは仙台・大館能代のみに就航)

逆にJALの場合、旧JASの時代からここらの地域には伊丹・関空から就航しています。
(関西地区からは、JALは青森・花巻・秋田・仙台・福島に就航)

自分の未乗線区と見比べてみると、実は東北北部に結構乗り残している路線が多いわけで、ここらの路線を片付けるためにもANAだけでなくJALのマイルも貯めていかないといけないな、と思い、今週より行動を開始しています。

具体的には、手持ちのスヌーピーカード(UFJカード)のポイントをJALのマイルに交換可能なため、これをメインカードの1枚に据える作戦です。
Edyへのチャージもこのカードから行う事で、コンビニ払いの諸費用もJALのマイルになります。
これで、3年くらいで国内無料航空券をゲット出来れば良いなと考えています。

ANAと比べて、陸マイラー的にかなり見劣りする(というかANAが美味しすぎる?)のですが、就航都市の違いは如何ともし難いので、ぼちぼち頑張ってみるとします。
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