阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

鉄道撮影記録

「サロンカーなにわ」をみる(2025.4.18・和歌山駅)

昨日(2025年4月18日(金))、仕事帰りに和歌山駅に到着すると、何やらディーゼルのエンジン音が聞こえてきました。

慌てて地下道からホームに上がってみると、こんな列車が停車していました。

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▲和歌山駅に停車中の14系客車「サロンカーなにわ」

ディーゼルのエンジン音は、「サロンカーなにわ」14系客車の電源用エンジンの音で、かつては全国各地の寝台特急などで聞くことができましたが、もはや今となっては「懐かしいサウンド」といえるでしょう。

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▲「サロンカーなにわ」の特徴である展望席を後方から撮影。
サボには「サロンカーはやたま」と記載されています。

この「サロンカーはやたま」とは、「サロンカーなにわ」を利用した、下記の団体臨時列車の名称とのことです。
「サロンカーなにわ」で行く サロンカーはやたま 3日間 - 日本旅行

かつて、天王寺〜新宮の夜行普通列車「はやたま」を想起させる列車名の団体臨時列車ですが、当時の「はやたま」同様、往路は夜行での運行となっていました。

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▲「サロンカーなにわ」電照サボ

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▲「サロンカーなにわ」側面


復路は明日(4月20日(日))に昼行で運行される予定となっています。
上記日本旅行サイトによれば、16時15分頃和歌山駅に到着する模様です。
その時間帯は、あいにく和歌山駅まで出向くことができませんので、今回の団体臨時列車での記録は、当ブログとしてはこの投稿のみとなります。



ここしばらく公私ともに体力的、精神的に忙しい日々が続いているので、ロクに情報を追いかけていなかったのですが、この「サロンカーはやたま」だけでなく、ここにきて「サロンカーなにわ」使用の団体臨時列車が多く設定されているようです。

また、先月には、京都鉄道博物館で、営業線と接続した引込線を活用して、「サロンカーなにわ」の展示が行われました。
(参考)
なにわともあれ京都鉄博へ 「サロンカーなにわ」特別展示(京都鉄道博物館):JR西日本

そんな状況から察するに、この「サロンカーなにわ」も引退の時期が近づいているのか?という邪推もあり得なくは無いのかな、とも思ったりしましたが、ともあれ、いつも利用する和歌山駅に停車中の「サロンカーなにわ」の様子を、偶然とはいえ撮影できたのは、貴重な記録として今後も活用していきたいと思っています。

阪和線・山中渓の桜(2025.4.5)

このブログで毎年恒例で掲載している阪和線・山中渓の桜の様子。
府内でも有名な桜の名所である一つ、そして鉄道と桜を絡めて撮影できる名所として、この時期には沢山の花見客・撮影客が来訪します。
日頃は山あいの無人駅ですが、一年のうちこの時期だけは大変賑わいます。

今年も、そんな山中渓の桜の様子をご紹介したいと思います。



【287系「くろしおカイロス号」】
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【289系「くろしお」】
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【223系0番台】
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【225系5000番台】
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【225系5100番台】
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また今回は、毎年撮影しているホーム天王寺方だけではなく駅から少し離れた場所でも桜と絡めて撮影してみました。
来年以降、こういった場所での撮影も増やしていきたいな、と思いました。

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今年の桜の開花は、若干遅れ気味だったようで、先週末(3月30日(日))に開催された「山中渓桜まつり」の時には、まだ咲き始めといった状況でした。

今年の見頃は昨日と今日、そして明日あたりでしょうか。
年度末・年度初めの公私共に忙しい時期が続き、「今年は山中渓の桜の撮影は無理かな…」と思ったりしましたが、何とか撮影できました。

来年もまた、このような「山中渓の桜」の様子を当ブログでご紹介できるよう、ブログを続けていきたいと思います。

【南海】2200系復元塗装編成を撮影してきました(2025.2.16)

下記記事でご紹介したように、南海電鉄では、現在一般車両として運行している2200系車両が今年春に引退することとなり、そのうち1編成が約30年前の復元塗装を施すこととしています。
(参考)


復元塗装での運行は、先月20日より実施されており、既に撮影報告も各種SNSに上がってきているのですが、私も本日(2月16日)、ようやく撮影することができましたので、この場でご報告します。

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▲汐見橋〜芦原町間

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▲芦原町駅

以下、汐見橋駅での撮影です。
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▲岸里玉出側先頭車(2281号車)

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▲同車両に掲出のヘッドマーク

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▲汐見橋方先頭車(2231号車)

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▲同車両に掲出のヘッドマーク

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▲汐見橋駅に停車中の様子

終日30分間隔での運転の汐見橋線。
いつもは閑散な風景が展開されているようですが、今に限って言えば、決して少なくない鉄道ファンが、撮影や乗車に勤しんでいました。



このブログでご紹介してきたように、私自身は大学卒業まで、泉北高速鉄道沿線に住んでいて、また高校が南海高野線沿線だったことから、この旧塗装の2200系(当時は22000系)もよく見かけました。
ただ、22000系は専ら急行での運用となっていましたので、例えば堺東〜難波間で、敢えて選んで乗る程度でしか、乗車することができませんでしたが、それだけに個人的には「よそゆきのカラーの列車」というイメージがありました。

そんな青春の頃の思い出となってしまったこの22000系の旧塗装が、このような形で復元されるとは、思ってもみず、是非記録しておきたいと思っていただけに、本日ようやく撮影できました。

2200系は、他の線区でも運用されることもあるようです。
運行期間がそれほど長くないので、実現するかどうかは分かりませんが、例えば多奈川線で運行されることがあれば、それも記録できればいいなと思いますので、機会ができればチャレンジしてみたいな、と思っています。

泉北高速鉄道3000系復刻デザイン編成をみる(2025.2.5・天下茶屋駅)

本日(2025年2月5日)、泉北高速鉄道線を訪問したり、南海電鉄千代田車庫へ撮影会に行ったりしましたが、それらの予定の後、高野線で次の場所は移動していたら、中百舌鳥駅で、難波方面へ向かって通過する、泉北高速鉄道3000系復刻デザイン編成を見かけました。
(参考)



丁度、中百舌鳥駅で列車を待っていた時だったので、「これは追いかけてどこかで撮影せねば!」ということで、天下茶屋駅で下車し、折り返しの泉北高速3000系復刻デザイン編成を撮影することにしました。

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▲天下茶屋駅に到着した泉北高速鉄道3000系復刻デザイン編成

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▲同・復刻デザイン編成を横から見てみます。
このように、青色の帯が取り除かれ、登場時の雰囲気が再現されています。


11月に開催された、泉北3000系と南海6000系の撮影会は、残念ながら直前で参加を断念せざるを得ない状況となりました。
惜しいことには仕方がありませんが、色々な事情が故のことなので、こればかりは仕方ありません。

引き続き、泉北高速鉄道3000系の姿を、沿線で可能な限り記録していきたいと思います。

【南海】6000系ステンレス無塗装編成の記録(2025.1.25)合併を前に変わりゆく泉北高速鉄道の車両も交えて

一週間ほど前の記録のご紹介となりますが、南海高野線で運行している6000系ステンレス無塗装編成を、三国ヶ丘〜百舌鳥八幡間で記録してきました。
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▲南海高野線6000系無塗装ステンレス編成
この時は「各停 金剛行き」に充当されていました。




他にも南海高野線や泉北高速鉄道の車両を記録してきました。
【南海8000系】
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▲南海線から高野線に転属してきた8000系も、見慣れた光景となってきたのではないのでしょうか。

【南海2000系】
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▲昨年12月に実施された南海線・空港線のダイヤ改正により、両線での定期運用は消滅し、再び高野線を中心に活躍することとなった2000系。
ただ、一部編成は既にワンマン運転改造もされており、今後も引き続き、随所で活躍が見られることでありましょう。

【泉北7000系】
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▲「SEMBOKU」ロゴ、泉北高速鉄道の社章が残ったままの7000系。
いずれ、南海仕様に変更されることでしょう。

【泉北7020系】
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▲一方、既に「NANKAI」ロゴ、南海社章に変更されたのが、こちらの7020系の編成。

【泉北9300系】
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▲すっかり泉北高速・南海高野線でもお馴染みとなった9300系。
両社が合併する2025年度以降、9300系としての増備はあり得るのでありましょうか。

【泉北5000系「せんぼくん」「和泉こうみ」ラッピング編成】
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▲和泉中央方は「和泉こうみ」がデザインされたこの編成。
こちらも、南海電鉄と合併後の処遇が気になるところです。

2025年の撮り初め(南海本線・紀ノ川〜和歌山市)「めでたいでんしゃ」を撮影してきました。

2025年の撮り初めとして、本日は南海本線の紀ノ川〜和歌山市間「紀ノ川橋梁」で撮影してきました。

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▲紀ノ川橋梁を渡る「めでたいでんしゃ かい」(水色)

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▲同、「めでたいでんしゃ かしら」(黒色)

「めでたいでんしゃ かい」は、折り返し加太行きの様子も撮影してみました。

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▲「めでたいでんしゃ かい」を後追いで撮影。
恒例の「謹賀新年」ヘッドマークもきっちり記録できました。

昨年7月から運用開始となっている2000系「めでたいでんしゃ かなた」も初めて迎える新年で、ヘッドマークも用意されているようですが、この時は運用に入っていませんでしたので、改めての機会に記録できればと思います。


本年もこのように、鉄道写真については、お手軽に記録していければと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

JR和歌山線高校生クイズ大会の臨時列車をみる(2024.12.15)

本日(2024年12月15日)、和歌山線沿線の高校生が参加する、和歌山線沿線を巡ってクイズ大会を行うイベント「QUESTAR★」(クエスター)が開催されました。
(参考)


このクイズ大会の移動用として、高野口→粉河→和歌山で、臨時列車が運転されましたので、その様子を記録してきましたので、ご紹介します。

行程の関係上、私は粉河から和歌山までの乗車となりました。
粉河駅に停車中の臨時列車を撮影してみます。
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ご覧のとおり、ヘッドマークが掲出されていました。
ヘッドマークには、和歌山線の応援キャラクターがデザインされていました。
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ちなみに、このキャラクターの名称等の情報は、下記「和歌山線活性化検討委員会」Instagramに投稿されていますので、こちらもご参考ください。



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行先表示は「団体」となっていました。
227系1000番台で「団体」の表示もレアと思われます。

列車は11時44分に粉河駅を発車し、約30分で和歌山駅に到着しました。
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到着後は、回送列車となりました。
クイズ大会は、この後和歌山駅の地下広場で決勝戦が開催されたようです。

事前の情報が多くなかったせいか、沿線で撮影していたファンはあまりいなかったようにも感じました。
(このブログでもご紹介はしていたのですが…)

とはいえ、クイズを行いながら和歌山線を移動するというのは、面白いイベントにも感じましたので、来年以降も続くといいな、と思いました。

中央線快速電車のグリーン車に乗車する(2024.11.24)

このブログでも下記のとおりご紹介してきたように、来年(2025年)春に中央線快速電車にグリーン車の営業が開始されることとなっています。

この中央線快速電車のグリーン車を巡っては、計画が発表されたのが2015年、そして当初の営業開始は2020年度が予定されていました。
(参考)


しかし、増結に伴う構内工事の難航や、コロナ禍に起因する半導体不足と、複数の要因によりサービス開始時期は二度の延期を余儀なくされ、当初よりも4年遅れの2024年度末にようやく開始されることとなりました。
(参考)




グリーン車としてのサービスは2025年春からを予定していますが、一足先にグリーン車が増結された列車については、サービス開始まで料金無しでお試し利用が可能となっています。
(参考)



本日(11月24日)、新宿駅から東京駅に向かう際、折角の機会でもありましたので、この中央線快速電車のグリーン車に乗ってみることにしました。

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「10両」と「12両」の表示が混在する中央線快速電車の発車案内。
「12両」の列車にグリーン車が連結されています。

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新宿10時59分発の快速列車のグリーン車に乗車してみました。

到着後、無料期間ということもあり、車内から沢山の乗客が降りてきました。
有料化後は立席利用は無いものの、新宿や東京といったターミナル駅では大量の下車が見込まれますので、似たような光景が続くのかも知れません。


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▲グリーン車「サロE233」1階席の車内。
車内は、他線区のグリーン車と大きく変わることはありません。

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▲車端部のLCD案内表示

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▲向かい合わせとなっている座席を撮影。

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▲四ツ谷駅停車中の車内から、中央・総武線各駅停車の車両を撮影してみました。
このようなローアングルが撮れるのも、グリーン車が連結されるようになったから、といえるでしょう。

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▲東京駅に到着したところを撮影。



以上が、中央線快速電車のグリーン車の様子でした。

サービス開始は少し先となりますが、既に連結開始されており、お試しは可能となっています。
来年春には全編成出そろい、グリーン車料金を支払い利用が可能となりますが、その際にどのような利用者が、どのように利用しているのか、実際に体験してみたいな、とも思います。

また、中央線快速電車のグリーン車が営業開始となることにより、競合する京王線「京王ライナー」のサービス展開も気になるところですので、機会があれば双方のサービスをのり比べることも面白いな、と感じたりしました。

ともあれ、4年遅れという難産の中でようやくスタートが見えてきた中央線快速電車のグリーン車。
かつて中央線快速電車の沿線に住んでいたこともあり、サービス開始には他の線区以上に期待をしていますので、無事利用者に定着することを願う次第です。



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南海7100系旧塗装編成の撮影記録(2024.11.16)6連普通列車として現塗装と併結で運用

今年8月21日より運行を開始した、南海電鉄7100系旧塗装編成。
これまで4両単独10000系サザンと併結の運用をご紹介してきました。

本日は、所用の合間に旧塗装7100系を羽倉崎駅で撮影してみました。

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▲南海電鉄7100系旧塗装(羽倉崎駅)
今日は、4連の旧塗装に2連の現塗装が連結された混色の6両編成で運用されていました。

動画も撮影してみました。


今後も暇を見つけて、7100系旧塗装の姿を記録していきたいと思います。



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南海電鉄8300系の甲種車両輸送をみる(2024.11.13)

もはやこのブログでも恒例となっている、南海電鉄の新型車両の甲種車両輸送。

毎回、車両メーカーから和歌山線・紀勢本線を経由して和歌山市駅まで輸送されますが、その際に使用される機関車が、今や貴重となったDD51型ディーゼル機関車ということもあり、毎回ファンの注目を集めています。

昨日も、これまでと同様のルートで今朝方和歌山市駅に到着しましたので、到着直後の様子を出勤前に記録してきました。

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今回は2両+2両の4両編成の新車となっています。

難波方から順にご紹介します。
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▲8719号車

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▲8369号車

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▲8720号車

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▲8370号車

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▲和歌山市駅まで牽引してきたDD51 1192号車。
今回は4両編成の甲種車両輸送ということもあってか、機関車は1両のみとなっていました。

前回(2024年6月)は、8両の車両輸送でしたので、DD51型が重連で牽引していました。
(参考)


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▲車両メーカーは、引き続き「近畿車輛」でした。

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▲ブラインドが降りていたので、車内の様子は扉の窓からしか窺うことができませんでしたが、ドア横にスペースが設けられているところから、基本的に南海線・空港線向けの車両と思われます。



以上が、今回実施された南海8300系の甲種車両輸送の様子でした。
6000系の置き換えとして、毎年のように8300系が製造・納入されており、すっかり定着したこの甲種車両輸送。
一方で、置き換え対象となる6000系があとわずか、というところから考えると、この様子が定期的に見られるのもあともう少し、といったところでしょうか。

6000系完全引退後の車両置き換えがどのように進められるのかは、現状不明ですが、老朽車両の置き換え、という点では7100系も存在しますので、引き続き車両の動きに注目していきたいな、と感じているところです。



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