泉北高速鉄道では本日8月8日(火)より、新型通勤車両「9300系」の営業運転を開始しました。
7020系以来、実に16年ぶりとなる新型通勤車両。
その姿は、南海電鉄で導入が進む「8300系」と基本的に同様であるものの、内外装を中心に泉北高速鉄道独特のデザインが施されているのは、先の12000系の「サザン・プレミアム」に対する「泉北ライナー」と同じような関係性といえるでしょう。
既にこのブログでも導入発表から新型車両の納入、そして各種イベントや営業運転開始と、発表ごとにこのブログでもご紹介してきました。
(参考)
●阪和線の沿線から : 【泉北高速鉄道】新型通勤車両「9300系」導入を発表(2023年夏)5000系等のラインカラーもブルーのみに統一へ
●阪和線の沿線から : 泉北高速鉄道9300系の甲種車両輸送を和歌山市駅でみる(2022.12.21)
●阪和線の沿線から : 【泉北高速鉄道】新型車両9300系は8月8日(火)営業運転開始
そして本日、いよいよ営業運転が開始されるということで、早速乗車してきました。
営業運転初日の9300系は、お昼前からの運用でスタートしました。
本日は昼過ぎまで仕事を休み、9300系の営業運転開始に備えていたわけですが、朝方に9300系の運用がありませんでした。
「今日は見られずじまいか」と思い、他のイベントを訪問していたところ、SNS上で11時過ぎから運行開始した、という情報が目に留まりましたので、早速南海難波駅に向かい、和泉中央方面からやって来る9300系を待ち構えます。
11時38分、和泉中央方からやって来た列車は、南海8300系と同じようなランプ位置でありながら、青と銀、白の泉北高速鉄道カラーをまとった車両でした。
紛れもなく泉北高速鉄道9300系でした。


2番線に到着した列車からは、初乗車を済ませたファンが撮影に集まり、撮影に勤しんでいました。
運行開始の副標も掲げています。

南海電鉄で通常掲げられる「丸形」とは異なり、泉北高速鉄道で掲げられる「四角」の副標が特徴です。

▲側面の青帯を中心に撮影してみます。
既に発表されているように、この9300系から青色一色の帯に変更となりました。
車内の様子です。


茶色が主体とした、落ち着いた色調の床や壁が、南海8300系だけでなく、他の車両とは異なっているのが特徴です。

広告は、全て「9300系デビュー」で統一されていました。
戸袋部分の広告枠も一切広告を入れていないほどの徹底ぶりでした。

LCD車内案内表示

▲車両番号表示

9300系の難波初列車は,11時47分発の区間急行・和泉中央行きとして発車しました。
順調に和泉中央まで運行し、約30分で到着しました。

▲和泉中央駅に到着した泉北高速鉄道9300系
ここでも、多くのファンが9300系の撮影に勤しんでいました。
丁度、最古参の車両である南海6000系との並びが見られましたので、何とか入れてみました。

9300系は、引き続き準急なんば行きとして折り返していくこととなります。
以上が、本日より営業運転を開始した泉北高速鉄道「9300系」の乗車記でした。
久々の泉北高速鉄道の新型通勤車両ということもあり、車内広告の統一や、何より「副標掲出」といった、新型車両デビュー時だけの装飾が見られたのは、初日に乗車できてよかったと感じました。
南海8300系との共通設計を活かし、メンテナンスの削減等の効率的な運用に貢献していくことも期待される、この9300系。
今後、3000系を中心とした経年車両を置き換えていくものと思われます。
3000系も初期の車両は既に廃車となっている一方、現在も運用されている車両も、投入されてから35年以上が経過していることから、今後の置き換えも本格的に進められることも考えられます。
今回の9300系投入を契機に、今後、泉北高速鉄道の車両ラインナップがどのように変わっていくのか、少しずつではありますが、その様子を記録していき、このブログでもご紹介していきたいな、と思います。
【関連ニュースサイト】
泉北高速 9300系 営業運転(2023年8月8日〜) - 鉄道コム
↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓

7020系以来、実に16年ぶりとなる新型通勤車両。
その姿は、南海電鉄で導入が進む「8300系」と基本的に同様であるものの、内外装を中心に泉北高速鉄道独特のデザインが施されているのは、先の12000系の「サザン・プレミアム」に対する「泉北ライナー」と同じような関係性といえるでしょう。
既にこのブログでも導入発表から新型車両の納入、そして各種イベントや営業運転開始と、発表ごとにこのブログでもご紹介してきました。
(参考)
●阪和線の沿線から : 【泉北高速鉄道】新型通勤車両「9300系」導入を発表(2023年夏)5000系等のラインカラーもブルーのみに統一へ
●阪和線の沿線から : 泉北高速鉄道9300系の甲種車両輸送を和歌山市駅でみる(2022.12.21)
●阪和線の沿線から : 【泉北高速鉄道】新型車両9300系は8月8日(火)営業運転開始
そして本日、いよいよ営業運転が開始されるということで、早速乗車してきました。
営業運転初日の9300系は、お昼前からの運用でスタートしました。
本日は昼過ぎまで仕事を休み、9300系の営業運転開始に備えていたわけですが、朝方に9300系の運用がありませんでした。
「今日は見られずじまいか」と思い、他のイベントを訪問していたところ、SNS上で11時過ぎから運行開始した、という情報が目に留まりましたので、早速南海難波駅に向かい、和泉中央方面からやって来る9300系を待ち構えます。
11時38分、和泉中央方からやって来た列車は、南海8300系と同じようなランプ位置でありながら、青と銀、白の泉北高速鉄道カラーをまとった車両でした。
紛れもなく泉北高速鉄道9300系でした。


2番線に到着した列車からは、初乗車を済ませたファンが撮影に集まり、撮影に勤しんでいました。
運行開始の副標も掲げています。

南海電鉄で通常掲げられる「丸形」とは異なり、泉北高速鉄道で掲げられる「四角」の副標が特徴です。

▲側面の青帯を中心に撮影してみます。
既に発表されているように、この9300系から青色一色の帯に変更となりました。
車内の様子です。


茶色が主体とした、落ち着いた色調の床や壁が、南海8300系だけでなく、他の車両とは異なっているのが特徴です。

広告は、全て「9300系デビュー」で統一されていました。
戸袋部分の広告枠も一切広告を入れていないほどの徹底ぶりでした。

LCD車内案内表示

▲車両番号表示

9300系の難波初列車は,11時47分発の区間急行・和泉中央行きとして発車しました。
順調に和泉中央まで運行し、約30分で到着しました。

▲和泉中央駅に到着した泉北高速鉄道9300系
ここでも、多くのファンが9300系の撮影に勤しんでいました。
丁度、最古参の車両である南海6000系との並びが見られましたので、何とか入れてみました。

9300系は、引き続き準急なんば行きとして折り返していくこととなります。
以上が、本日より営業運転を開始した泉北高速鉄道「9300系」の乗車記でした。
久々の泉北高速鉄道の新型通勤車両ということもあり、車内広告の統一や、何より「副標掲出」といった、新型車両デビュー時だけの装飾が見られたのは、初日に乗車できてよかったと感じました。
南海8300系との共通設計を活かし、メンテナンスの削減等の効率的な運用に貢献していくことも期待される、この9300系。
今後、3000系を中心とした経年車両を置き換えていくものと思われます。
3000系も初期の車両は既に廃車となっている一方、現在も運用されている車両も、投入されてから35年以上が経過していることから、今後の置き換えも本格的に進められることも考えられます。
今回の9300系投入を契機に、今後、泉北高速鉄道の車両ラインナップがどのように変わっていくのか、少しずつではありますが、その様子を記録していき、このブログでもご紹介していきたいな、と思います。
【関連ニュースサイト】
泉北高速 9300系 営業運転(2023年8月8日〜) - 鉄道コム
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