阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

情報・通信関係

【JR東海】「スマホアプリ東海道・山陽新幹線時刻表」が提供開始

JR東海から、東海道・山陽新幹線の時刻表アプリの提供が開始されたことが、発表されました。

スマホアプリ JR東海 東海道・山陽新幹線時刻表 |エクスプレス予約 新幹線の会員制ネット予約

これは、駅などで配布されていたり、またJR東海のWebサイトでも閲覧可能な折り畳み式の時刻表がスマートフォンのアプリとして閲覧できるようになったものです。

また、アプリ更新の機能を利用して、年に5回更新される時刻表を定期的に最新のものに更新するという機能もついています。

私自身もスマートフォンユーザーで、また、東海道新幹線を利用の際にポケット版の時刻表が常に手元にあればいいな、と思っていたので、このアプリを早速入れてみました。

感想としては、紙のポケット時刻表をデータ化しているので、左右にスライドしても、自動的にページが切り替わるわけではなく、ページをめくる操作が別途必要となる点に戸惑ったりしました。
もっとも、「紙の時刻表をデータ化してスマホで閲覧できる」というのが元々の機能ということであれば、こういうことになるのでしょうが、すべての時間帯で横にスライドすることで閲覧できるようになればいいな、とも思いました。
その他、拡大・縮小に関しても、倍率が任意に設定できないのも改善の余地ありなのかな、という感じもしました。

とはいえ、手元で最新の時刻表を常に確認できる環境が提供開始された事自体はいいことだと思いますので、今後のアプリの改善を期待したいところです。

このアプリですが、Android・iPhone両方の環境で提供されています。提供先は以下のとおりなので、利用してみたい方はインストールしてみてもいいかもしれませんね。

JR東海 東海道・山陽新幹線時刻表 - Google Play の Android アプリ
iTunes の App Store で配信中の iPhone、iPod touch、iPad 用 JR東海 東海道・山陽新幹線時刻表


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叡山電鉄各駅で無線LAN接続サービス開始。函館市電では全車両でサービス実施中。

近年急激に普及してきているスマートフォンやタブレット端末。
これらの機器は大きな画面で操作性や情報検索性に優れているという特徴があるのですが、大容量のデータ通信行うこともあり、大概の機種で無線LANの接続が可能となっています。

自宅で無線LANを利用するだけでなく、公共施設や商業施設等でも無線LANのサービス提供を行なっているところも増えつつあるようですが、今回はそんな無線LANに関する話題。

京都の叡山電鉄では、同社線各駅で無線LAN接続サービスを開始したことを発表しました。
無線LAN 接続サービスの提供開始について(叡山電鉄プレスリリース)

提供される無線LANサービスは「au Wi-Fi SPOT」および「Wi2 300」の各サービスとなっています。

また北海道の函館市電では、市電全車両に無線LANサービスを利用できるサービスを提供しています。
全ての路面電車に無線LANサービスを提供するのは、函館市電が全国初だそうです。
日本初!函館市内を走るすべての路面電車内で「Wi-Fi」サービスを開始します。(函館市企業局交通部Webページ)

個人的にもスマートフォンを利用しているのですが、特に駅でのWi-Fiサービスは、列車の待ち時間に作業や検索がスピーディーにできることから、もっと普及してほしいな、と思いますし、通信事業者の逼迫対策の一環として、これからもこのようなWi-Fiサービスが増えてくるとは思います。
概してこのようなサービスの導入は、地方鉄道では、都市部に比べて遅れ気味のイメージがありますが、今回のWi-Fiについては、むしろ積極的に導入されている事例ということで、ご紹介してみた次第です。


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3月末でNTTドコモ「ムーバ」サービス終了。西武特急の車内公衆電話も同時に終了のニュース

1993年のサービス開始以降、長年にわたって日本の携帯電話の発展を支えてきたNTTドコモの「ムーバ」(デジタルムーバ)が、今月末をもってサービスを終了します。

movaサービスをご利用いただいているお客様へ | NTTドコモ

ところで、このムーバの終了に伴い、西武鉄道では特急車両の車内に設置している列車公衆電話サービスを終了する旨を発表しています。

特急車両の公衆電話サービスの終了について(西武鉄道Webページ)

主に特急列車に設置されてきた列車公衆電話ですが、近年の携帯電話の普及やデータ通信の発達により、利用が減少したことにより、撤去が進んできていますが、こういう理由で廃止というのは、恐らく初めて見かけたのかな、と思います。

ところで、方式の異なる新幹線の列車公衆電話は除き、携帯電話の電波を利用して通信している他の列車公衆電話では、このような形で廃止になるのはあるのかな、と思っていたら、例えばJR東日本成田エクスプレスE259系の公衆電話も今月末で終了との表記を見つけました。時期からして、恐らくムーバ終了と同じくしての撤去、ということかも知れません。

ただ、南海電鉄の特急サザンなどでは、3月末で終了の表記がないこから、鉄道事業者で対応が分かれたのかも知れません。

ともあれ、携帯電話の一時代を築いてきたムーバの終了の影響が、こういうところにも現れてきているのに気づいただけに、サービス終了までに記事にしておきたい、と思ったニュースでした。


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電子マネー「Edy」、「楽天Edy」に名称を変更

今や交通系・非交通系含めて様々な種類が出ている電子マネー・電子決済ですが、そのはしりともいえ初期にはその普及に大きな役割を果たしてきた「Edy」。
その後、様々な電子決済が登場した上、大手資本(流通・クレジット・通信・交通等)の参入とその資本力により利用箇所を拡大させてきたことと、またこのような種類の増加に対応して複数の電子決済に対応できる端末が普及してきたこともあり、初期に普及してきた「Edy」の優位性が残念ながら減少していた、とは感じていました。
実際、自分自身もかつてのおさいふケータイ(W32H・W52H)にはもれなくEdyアプリをインストールしていて、またそれなりの頻度で利用していましたが、現在のスマートフォン(IS11S)にはEdyアプリすらインストールしていないですし、またそれによって不便に感じていないことからも、それを実感せざるを得ないな、と感じています。

そんな感じで個人的にほとんど使う機会のなくなってしまったEdyですが、この度サービス名称を「楽天Edy」に変更し、ロゴについても楽天グループを示したものになることが発表されました。

商号、サービス名称およびロゴ変更に関するお知らせ(楽天ニュースリリース)
電子マネーEdyがサービス名変更「楽天Edy」に(Business Media 誠)

Edyを運営するビットワレット社は既に楽天の子会社となっている(こちらの記事を参照)のも実はチェックしていなかったのですが、それに加えて今回のサービス名称変更により、更に楽天を軸とした電子マネーサービスにシフトしていくのかな、と思います。

個人的には、既に実施されているのかも知れませんが、楽天ポイントとの提携を密にして、これまでEdyを知らなかった楽天ユーザーや、私みたいに一度Edyを利用したが他の電子決済に移ってしまったユーザーの取り戻し、といった積極的な巻き返し策を期待したいな、と思ったニュースでした。


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機種変更は突然に・・・W52HからCA003へ機種変更

「ラブストーリーは突然に」とかいう曲名があった気がしますが、ラブストーリーともJ−POPとも関係のない、携帯電話の話題です。

約2年半前に機種変更したW52Hをこれまで使用してきました。手頃な大きさ、強い電池スタミナ、必要かつ十分な各種機能を有していることもあり、これまで特に不満もなく使ってきました。
逆に言えば、W52H以降、特に機種変更しよう、と意気込むほどの機種が発売されていなかったことも事実かも知れません。
店頭等で最新機種のデモ端末が用意されていて、時折試しに操作してみましたが、やはり私自身多様するメール関係操作がサクサクしていなかったから、というのが非常に大きかったわけです。

ところが、この愛用してきたW52Hですが、突如としてバイブ機能だけが故障してしまい、マナーモードでは全く着信に気がつかない状態となってしまいました。
修理も検討しましたが、ここで一回違う機種にしてみよう、とも思い、丁度家族の他の携帯を機種変更するタイミングがあったので、それと同時に行けばお店に行く手間も省けるしな、と思い、機種変更してみることにしてみました。

auショップに行って、どの機種にしようか考える訳ですが、このブログ的には写真も掲載していることから、なるべくデジカメ機能が高い機種が良い、それから現在のW52Hに近い操作性・漢字変換の機能を有する機種が選択肢となりました。
後者の条件から、自動的にカシオ・日立のいずれかとなり、それで見ていると、CA003という機種が目につきました。

EXILIMケータイ CA003 | 携帯電話 | KDDI株式会社

掲示板等で見てみても、さほど操作がモッサリしているわけでもなく、また、例えば画素数が約1,200万画素と、カメラに力を入れている機種と言うこともあって、CA003にしてみよう、と思った次第です。
ふと店内の掲示を見てみると、「本日発売」との文字が。発売日当日のモデルを機種変更したのは、これまでの決して短くない私の携帯機種履歴でも全くなかったことでした。

お店にデモ端末の有り無しを聞いてみましたが、何せ本日発売なもので、デモ端末も届いていないとのこと。
操作性の細かいところの確認ができませんが、一度清水の舞台から飛び降りて人柱になってみよう、という覚悟の元、契約してみることにしました。

「清水の舞台」といえば、端末の値段も清水の舞台から飛び降りる位の値段で、旧機種のW52Hの時代とは端末の購入方法が違っているので単純比較できませんが、各種キャンペーン割引を適用して、約6万円を2年間の分割払いで、毎月約2,500円を支払うこととなりました。

さて、実際手に持った上での操作性を個人的な感想ではありますが、ご紹介させていただきます。

・サクサクさのレベル
可もなく不可もなく、といったレベルでしょうか。
さすがに機能があれこれ増えていること、ディスプレイがFVGAとなっていることから、多少のタイムラグは無いわけでもありませんが、問題ないレベルとの認識です。
文字入力時の操作性も問題なく入力できました。

・ATOK
W52Hよりも進化していました。半角数字の混じった文章の入力のしやすさが向上しました。

・カメラ
さすがにEXILIMケータイですので、「カメラ付き携帯」というより「携帯つきカメラ」と言った方が正解でしょうか。
画像については、このブログ的な画像を撮影できた時点で掲載したいと思いますが、ズームの倍率を除き、自宅のデジカメさえも凌駕する高機能さです。

・その他、変わった点
メインディスプレイが遙かに綺麗になりました。文字・画像ともに見やすさは向上しています。
始めてサブディスプレイのついていない機種を利用することとなりました。着信等のお知らせを見逃したりするか、と思いましたが、今のところお知らせランプが点灯してくれることもあり、見逃すことはありません。
一つびっくりしたのは、これまでの機種にはあったヘッドホン端子が無いこと。恐らくヘッドホンを接続する場合はBluetoothでの接続になるかと思いますが、この変化も驚くところでしょうか。
<11/24追記>
ヘッドフォンについては、下記の製品を接続することで、利用可能となっていますので、修正し、お知らせ致します。
外部接続端子用イヤホン変換アダプタ01(au Online Shop)


結論として、多少機種代は高いかも知れませんが、それだけに機種変更しても損はない、12メガピクセルのカメラ目当てで機種変更してもトータル的に悪くはない、と言ったところでしょうか。

まだ発売されて数日しか経っていませんので、機種変更ご検討の方にご参考になればと思い、エントリーさせていただきます。

そう言われると、僕も「草食系」かも・・・

先日、こんなニュースがありました。
「男性を家畜扱い」抗議殺到で婚活サイト炎上、1週間で閉鎖に(Yahoo!ニュース、元記事:産経新聞)
何でも、モバイル上で知り合いの男性のプロフィール等を登録し、馬や羊といった草食動物のアイコンで表示されるという「男の子牧場」サービスで、結婚活動(婚活、というそうですね)中の女性をターゲットにしたサービスですが、案の定批判が集中し、わずか1週間でサービス停止に追い込まれました。

まあ、男性を羊や馬のアイコンで表示するのは、やはり男性を家畜扱いしているというそしりを受けるのは当然だとおもいます。
例えば逆に、「女の子牧場」とか言って同じような男性向けサービスを行ったとすれば、それはもう、女性団体等の激しい非難を受けるのは当然で、誰もそんなサービスなんて考えもつかないことでしょう。
こういうものを女性だからダメで、男性だから良い、という判断基準で実施すること自体、男性差別でもあり、女性差別でもあると、個人的には思うのですが・・・
ちなみに、今回の騒動を女性団体とかがどう考えているのか、ちょっと聞いてみたい気がしないでもありませんが・・・

さて、そんな「馬」や「羊」や「牛」に例えられた男性ですが、なぜこういった動物に例えられるのか、というと、草食系男子という男性が、なんだかもてはやされているようでして、それをもじったサービスだということでした。

そこで気になったので、上記Wikipediaの記事上の「草食系男子の特徴」をつぶさに見てみると、やはりといいましょうか、結構自分自身に当てはまる項目が多いように感じました。
例えば、
・女性を単なる異性対象ではなく、ひとりの人間として平等に尊重する傾向が強い
・恋愛至上主義的な風潮に踊らされずに、家族や仲間と過ごすのを大切にする
・傷つけられたり、他人を傷つけることを嫌い繊細である
・恋愛に使わないエネルギーは趣味や仕事、ファッションに向かう
・女性に誘われれば旅行やショッピングに同行するが、恋愛に発展しないことが多い
・性風俗を無駄なことと思い、お金を使わない
・いい人止まりになりがち

といった点でしょうか。何だか、8割方の項目が当てはまっていたような気もします。
逆に言えば、恋愛に奥手で消極的な性格と揶揄されるところもありますし、個人的な感想かつ記憶ですが、つい10年ほど前は実際そんな感じのレッテルを貼られていたと思います。それだけに、この10年でここまで変わりますか?といった感想もなきにしもあらずです。

こんな風潮が10年以上前にメインストリームになっていたら、私の当時の学生生活(現在の大学院ではなく、当時の学部生活のことです)は、もっと楽しかったのかな、と思いつつ、いやいや「草食系男子」はそんなことにはがめつくないことが前提なので、やっぱり変わらなく淡々とした学生生活を送っていたのかな、と思ったニュースでした。
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4月からのモバイル・PC環境

4月から、社会人から大学院生になり、生活環境も一変しました。
それに伴い、これまで1時間未満だった通勤時間が一気に2倍強に延びました。
京都市内まで行くわけですが、車で行く、わけにもいかないので、当然列車通学となります。
ただ、2時間も列車に揺られると、その乗車中の時間を有効活用したいという気持ちもあり、また授業で出される課題の作成等もあることから、それならばこれを機会にネット関係のモバイル環境を整えてみようと重い、ウルトラモバイルパソコンと、それに接続するeoモバイルの手続きを行いました。
今回のエントリーでは、私の阪和線・京阪線内のモバイル環境と、その体験談をまとめてみたいと思います。

・ウルトラモバイルPC
ちまたではUMPCと呼ばれているそうですが、今回購入した機種はこちらです。
Amazon.co.jp: ASUS N10JC XPバージョン 10.2inchTFTカラー液晶 N10JC-HV006: パソコン・周辺機器
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ドコモ・ソフトバンクモバイル・auから相次いでスマートフォンの発表

個人的には、モバイル環境でもブログの更新を行うこともあり、QWERTYキー(所謂普通のパソコンのキーボード)を装備した携帯電話やスマートフォンが欲しいなあ、と思っていました。
そんな中、食指が動くようなニュースを見つけました。

ドコモ、ソフトバンクもHTC製「Touch Diamond」「Touch Pro」発売(Yahoo!ニュース、元記事:ITMedia)

同じTouch Proは、既にauからも発売が発表されていることから、同じタイプのスマートフォンが国内大手3キャリアから同じような時期に発売される事となり、事実上国内でのスマートフォン競争がスタートしそうな勢いです。

各キャリアで発売されるTouch Proの詳細は、これから明らかになっていくと思われます。
インターネット・メール等は、PCライクな使用を想定しているのですが、出来れば、携帯キャリアのメールサービスに対応しているキャリアを選びたいなあ、とは思っています。(送信側が無料通信料等の対象になるため)
他、通信速度もなるべく早いキャリアを選べたらな、と思っていますが、まあ他との兼ね合いもあるでしょうから、これからゆっくり選んでいきたいと思っています。
勿論、普通の携帯電話よりもむしろPCに近い存在である、というのは知った上での選択肢の一つとして考えていきたいと思っています。

それにしても、同機種のスマートフォンが揃いも揃って3キャリアから発売とは、ちょっと予想外の動きにびっくりしたニュースでした。

ケイ・オプティコム、イーモバイルの回線を使用した「eoモバイル」を提供開始

私が利用しているプロバイダであるケイ・オプティコム
関西地区を地盤とする関西電力グループの光インターネットプロバイダですが、そのケイ・オプティコムが、「eoモバイル」というサービスを開始したことを知りました。

ケイ・オプティコムとイー・モバイルが連携した高速モバイルデータ通信サービス「eoモバイル」の開始について(イーモバイル プレスリリース)

イーモバイルからのプレスリリースをご紹介していることから分かるとおり、ケイ・オプティコムの加入者がイーモバイルの回線を使用して外出先でもインターネット等が利用可能になるサービスです。
従来、この手のサービスは、同じケイ・オプティコムの「eo64」が担っていましたが、eo64は元々PHSの回線であったため通信速度が遅く、昨今のネットの大容量化に対応できていない欠点がありましたが、今回のeoモバイルにより、それは解消できると思われます。

また、eoモバイルのサービスエリアは、イーモバイルのエリアと同一となるので、これまでeo64で対応できなかった関西以外の地域でのモバイル利用も可能となります。

利用料金は、月額1,000円〜4,680円と、ほぼ携帯電話のパケット定額制の範囲内というのも、決して安いわけではないけど、高いというわけでもない、微妙なところをついた料金設定となっています。
まあ、利用者があまり増えなければ、更なる値下げもあるのかも知れませんが、その当たりは取り敢えず様子見と言ったところでしょうか。

今現在は、モバイルで外出先でインターネット、ということは公私ともにあまり無いのですが、そういう機会が増えれば、ミニPCと一緒に契約するのもありかな、とも思いました。

もうauとはおさらばかな・・・

私が思うに、「気持ちよく対価を支払うことができる」ものが、良い製品やサービスであるという風に思っています。
対価が、単に高い・安いだけでなく、それだけの対価を支払って、どれだけ満足いくものが得られるか?という点が大事だと思っています。

そういう意味で、何だか聞き捨てならないような台詞が聞こえてきたので、ご紹介します。

打倒!"ソフトバンク"iPhone−−ドコモ、auの戦略(2)(東洋経済Webページ)

「LISMOにも優位性がある」 高橋 誠 KDDI取締役執行役員常務
 auの音楽配信サービスであるLISMO対応端末は稼働数1854万台と、幅広いユーザーにお使いいただいている。アイフォーンだと楽曲のダウンロードは無線LAN経由だが、LISMOは3Gのネットワークを使う。場所を選ばずにダウンロードできるし、最新楽曲数で優位性がある。音楽業界はアップルが大好きだが、LISMOも応援してくれている。最近でもサザンオールスターズの歴代楽曲の「着うたフル」を展開しているが、ものすごい人気で、これまで触れたことがない人が来ている。LISMOの課金は1曲420円だが、iTunesでは99セント。音楽の価値が4分の1と評価されているわけだ。権利者の価値を大事にしたいという思いが強いところは、LISMOのビジネスモデルを高く評価してくれるはずだ。


いやまあ、何といいますか、もうauって、末期症状ですかね・・・

1曲あたりの値段が4倍なので、音楽の価値が4分の1、と言っていますが、果たして単純に考えてそうなのか、というと違うでしょう。
それは、1曲ダウンロードした場合に、作曲者・作詞者・演奏者等に、iTuneの4倍の印税が入って始めて、4倍の価値を認めている、と言えるのであって、単にエンドユーザーの支払う額だけで判断できないと思うのです。
エンドユーザーが4倍の額を支払っても、権利者団体が搾取した結果、作曲家等にはiTune以下のお金しか入らない、という可能性もあります。

その辺をはっきりしておかないままに、こういう発言をするのは、軽率の一言、と言えるでしょう。
もう一つ言えるのは、エンドユーザーの視点が完全に欠落していることでしょうか。
iTuneの4倍のお金を支払っているエンドユーザーに対し、例えばもっと改善できる点があるかとか、将来の値下げ等の構想があるとか、そういう夢を持たせるような発言があればまだしも、この発言を読む限りでは、エンドユーザーは完全に搾取される対象、と思われても仕方がないと思います。
事実、この発言に関してはネット上で批判の嵐のようでして、それも当然かな、と思いました。

この1シーンからでも分かるように、最近のauは、既存ユーザーをないがしろ、というか既存ユーザーを搾取の対象、または金のなる木としか思っていないのではないか、と疑問に思うわけです。
冒頭に記したような、良いサービスに必須の「気持ちよく対価を支払える」代物では無くなってしまった、と判断せざるを得ない状況になってきています。

6年以上使用し続けてきたauから、そろそろ脱出しようかな、という気持ちが更に確実な物となった、本日のニュースでした。

でも、だからといって、どの会社に乗り換えようか、という考えはまだ固まっているわけでもないので、ぼちぼち勉強していきたいと思っています。

鉄道旅行で出かけても不自由しないエリアの広さと強靱なインフラ、そして殿様商売からの脱却を図りつつあるドコモか。
同一キャリア間原則無料を柱に、加入者を増やしているソフトバンクか。
通話は殆どしないので、パケット通信では他者を凌駕する高速通信が可能なイーモバイルか。
はたまた、スマートフォンが充実しているウィルコムか。

自分の利用状況を顧みて、次なる乗り換え先を考えたいと思います。
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