阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
当ブロクの更新情報やコメントについては、当ブログ用ツイッターアカウントを
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JR西日本

【JR西日本】すさみ町ふるさと納税返礼品として「周参見駅1日駅長体験」を出品。寄付金額は50万円。

JR西日本と和歌山県すさみ町では、すさみ町のふるさと納税返礼品として、1泊2日の「周参見駅1日駅長体験」を出品したことを発表しました。

JR西日本グループがすさみ町ふるさと納税返礼品 リアルで!レアな!!「周参見駅1日駅長体験」を出品します! :JR西日本

概要は以下のとおりです。

【返礼品概要】
・出発日:
2024年9月28日(土)、2024年12月7日(土)、2025年2月1日(土)の計3回
・体験日時:
各出発日翌日の9時〜16時
・体験場所:
すさみ町内の駅(周参見、見老津、江住)及びすさみ町内を走行する列車内
・定員:
各日1名限定(16歳以上)
・寄付金額:500,000円

【おすすめポイント】
自動起床装置で起床
・リアルな駅長の制服・制帽・名札を着用し、点呼や地元への就任挨拶を体験
・レアな列車の出発合図や車内放送を体験
・リアルな駅長や駅員と一緒に町内の駅を巡回
・歴代の周参見駅1日駅長一覧表に氏名掲出
・記念品(1日駅長認定証・卓上氏名プレート)プレゼント

【寄付方法】
下記「楽天ふるさと納税」サイトで受け付け
【楽天市場】【ふるさと納税】すさみ町周参見駅1日駅長体験ツアー:和歌山県すさみ町


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



今や全国各地の地方自治体が有力な資金調達手段として活用している「ふるさと納税」。
このブログでも、鉄道関係のふるさと納税返礼品についてご紹介したことがありますが、今回の返礼品は「駅長体験」であります。

場所は、和歌山県のすさみ町。
すさみ町内には3つの駅(周参見、見老津、江住)がありますが、これらの駅の駅長として、各駅を巡回するとともに、町内を走行する列車で車内放送を行うこと体験ができます。

「体験」はこれだけでなく、本物の社員と同様、「自動起床装置」での起床や点呼など、まさに「鉄道員」そのものを体験できる仕掛けが盛り沢山となっています。

寄付金額は50万円ということで、ふるさと納税関係のWebサイトで調べたところ、概ね2,000万円程度の給与所得がないと寄付額全額(自己負担となる2,000円を除く)が控除されないことから、ハードルはかなり高めですが、十分な所得がある方は、是非こういった返礼品を利用して、簡単にはできない駅長体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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▲すさみ町の1日駅長体験で巡回することが予定されている見老津(みろづ)駅。
海に近い駅として抜群のロケーションを楽しむことができる駅でもあります。




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【JR東海・JR西日本】「ドクターイエロー」引退を発表。今後は営業列車による検測に代替へ

JR東海とJR西日本では、新幹線の電気設備及び軌道設備の定期的な検測について、「ドクターイエロー」と称される「新幹線電気軌道総合試験車」を使用して実施してきましたが、同車両の老朽化により、下記のスケジュールにより検測走行を終了し、引退することが発表されました。

ドクターイエロー(T4編成)の引退について|JR東海
山陽新幹線における今後の設備検測について 〜2027年以降を目途にドクターイエローによる検測を終了します〜 :JR西日本

概要は以下のとおりです。

【JR東海保有車両(T4編成)】
・検測走行終了時期:
2025年1月
・引退イベント・企画商品(予定)
車両基地での撮影会、体験乗車イベント、車体掃除イベント、記念グッズ発売

【JR西日本保有車両(T5編成)】
・検測走行終了時期:
2027年以降

【今後の検査方法】
2027年からN700Sに導入される営業車検測機能により代替予定


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



東海道・山陽新幹線では、開業当初より運行の安全を担う電気・軌道の検測について、専用の車両が使用されてきました。
このうち、営業用車両を基本とし、車内に計測機器を搭載し、外装は他の新幹線と異なる黄色に青帯の検測車両は、「ドクターイエロー」と称され、鉄道ファンだけでなく、一般にも広く知れ渡る車両となっています。

検測車両であるが故に、ダイヤは勿論非公開となっていますが、10日に一度の頻度で検測を行っていることから、新幹線を利用する際に駅で見かけた方も少なからずおられるかも知れません。

この「ドクターイエロー」、現在は700系をベースとした「923形」が2編成在籍していますが、運用開始から既に20年程度が経過し、老朽化が進んでいることから、今回引退が発表されました。

2001年に導入されたJR東海保有のT4編成が一足先に来年1月に引退し、その後2007年移以降にJR西日本保有のT5編成(2005年導入)が引退し、「ドクターイエロー」が東海道・山陽新幹線から姿を消すこととなります。


「ドクターイエロー」引退後の検測は、営業用車両に導入される検測機能を用いることで、引き続き安全な運行を担保する検査は行われますが、ともあれ人気の高い「ドクターイエロー」の引退は、多くの人々に衝撃を与えたビッグニュースだったかと思います。



かくいう私も、これまで二度、この「ドクターイエロー」を見たことがありました。
以下、その際の画像をご紹介します。

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2020年9月に京都鉄道博物館の屋上から撮影した「ドクターイエロー」。
(参考)



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▲新大阪駅で遭遇した「ドクターイエロー」(2015年9月)

いずれの写真も、狙って撮影したわけではなく、偶然撮影できたものでしたが、今となっては貴重な記録であります。
今回引退が発表されたからと言って、ネット上の検索を駆使して「ドクターイエロー」のダイヤを追いかけて撮影するようなことはしませんが、残り少ない「ドクターイエロー」の運行期間の間、再び偶然遭遇できれば、しっかり記録しておきたいな、と思います。



【関連ブログ】
Msykの業務(鉄道)日誌:ドクターイエローは引退へ



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【JR西日本】(ICOCAでGO)ひょうご夏の体験デジタルパス発売(2024.7.1〜9.30)兵庫県内などを含むJR線が3日間5,500円で乗り放題

JR西日本では、昨年夏に開催した「兵庫デスティネーションキャンペーン(DC)」の成果の定着化を目指し、今年(2024年)7月から9月に開催される「兵庫DCアフターキャンペーン」に併せて「(ICOCAでGO)ひょうご夏の体験デジタルパス」を発売することを発表しました。

兵庫デスティネーションキャンペーン アフターキャンペーン 「未来へつなぐ 兵庫・夏の体験〜兵庫テロワール旅〜」を開催します!:JR西日本
ひょうご夏の体験デジタルパス|トクトクきっぷ:JRおでかけネット

概要は以下のとおりです。

【名称】
(ICOCAでGO)ひょうご夏の体験デジタルパス

【発売額】
おとな5,500円(こどもの設定は無し)

【有効期間】
3日間

【発売期間】
2024年6月1日(土)〜9月28日(土)

【利用期間】
2024年7月1日(月)〜9月30日(月)

【発売箇所】
tabiwa by WESTER

【自由周遊区間】
下記引用画像参照
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(「ひょうご夏の体験デジタルパス」パンフレット(https://www.jr-odekake.net/railroad/ticket/tokutoku/hyogo_natsunotaiken_dp/assets/pdf/pamphlet.pdf)より引用)

【利用方法】
1:tabiwa by WESTERで「(ICOCAでGO)ひょうご夏の体験デジタルパス」を購入し、利用するICOCAを用意
2:「デジタルパス」利用までにtabiwa by WESTERにICOCA番号を登録
3:上記「1」「2」で登録したICOCAでJR線自由周遊区間を利用する。
(※)ICOCAの事前チャージが必要。自動改札機でICOCAから運賃を支払い、JR自由周遊区間で支払った全ての運賃は、翌月末にWESTERポイント(基本)で還元。


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



このブログでも、京都丹後鉄道「KTR8500形(元・JR東海キハ85系)」や、「タンゴエクスプローラー・オマージュトレイン」、JR西日本113系「福知山色」リバイバル列車の運転をご紹介してきました。
(参考)




このように、兵庫県北部などの北近畿エリアで、鉄道ファンにとって様々な話題の列車が運行している(予定)となっているのですが、こういった列車の乗車や撮影に、北近畿方面へのおトクなきっぷ商品は無いものかな?と思っていたのでした。

しかし今回、「113系福知山色」リバイバルの紹介をした、まさに翌日に、このような乗車・撮影にもってこいのおトクな商品が発売されることとなりました。


仕組みは、アプリで購入⇒ICOCAのチャージ残額で利用⇒後日ポイントで返還という、「和歌山満喫わくわくパス」と類似の仕組みとなっています。
(参考)



ICOCAへの事前登録や自動改札機を必ず利用する等、使い方に注意が必要な点もありますが、これらに注意して使用すれば、北近畿エリアは勿論、奈良や京都にも足を伸ばせる、使い方によっては非常におトクなきっぷとなりますので、上述の列車などの乗車と併せて、色々な使い方を考えてみてはいかがでしょうか。



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【JR西日本】新型電気式気動車「DEC700」が姫新線で初の営業運転(2024.9.28〜11.24)

JR西日本では、2021年度に電気式気動車「DEC700形」を導入し、各所で試運転や性能確認試験を行ってきています。
(参考)


この度、このDEC700が同社の姫新線(津山〜新見間)で初の営業運転を実施することが発表されました。

「森の芸術祭 晴れの国・岡山」期間中の列車アクセスを充実します!:JR西日本

概要は以下のとおりです。

【DEC700運行列車概要】
●列車名:
「快速 ハレのモリ」

●運転日:
2024年9月28日(土)〜11月24日(日)の土日祝

●運転区間:
姫新線・津山〜新見間(各日1往復)

●運転時刻:
(下り)
津山発8:28⇒新見着10:36
(上り)
新見発15:48⇒津山着17:36

●座席種別:
普通列車自由席

●使用車両:
DEC700
2024052821-16-242
▲DEC700の外装及び車内
(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240527_00_press_forestfestivaloftheartsokayama_2.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



導入から3年が経過しようとしているJR西日本のDEC700ですが、これまで試運転等の目撃報告はSNS上に上がっていたりしているものの、これまで一般の旅客が乗車できる機会というのは、特に設けられていなかったものと思われます。

今回、「「森の芸術祭 晴れの国・岡山」(https://forestartfest-okayama.jp)の開催にあたり、岡山県北部を中心とする会場へのアクセス向上を目的に、様々な臨時列車が設定されますが、その中にこのDEC700を使用した臨時列車も運転されることとなりました。

運転区間は、上述のとおり姫新線の津山〜新見間となっており、ダイヤは津山発が朝、新見発が夕方となっています。

朝の津山発は、8:28発と、津山または岡山(岡山6:36発快速「ことぶき」から接続)に前泊しておかないと間に合いませんが、一方で夕方の新見発は15:48発と、新見駅で上下の特急「やくも」に接続していることから、新型車両「273系」と組み合わせてDEC700の乗車を楽しむことができそうです。


上記発表資料によれば、「おトクなきっぷ商品なども検討中」とのことですので、これから発表されるおトクなきっぷなどを活用して、岡山県北部に走り始めた新型電気式気動車に乗りに行くのも楽しいな、と感じたニュースでありました。




【関連ブログ】
【JR西日本】「DEC700」初の営業運転を実施へ! - 鉄道プレス



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【JR西日本】「懐鉄」シリーズ第3弾追加企画で113系福知山色を運転(2024.6.5〜)

JR西日本では、「懐鉄(なつてつ)」シリーズとして、「入場券」「料金券」「リバイバル列車」の企画を実施してきましたが、今回第3弾「リバイバル列車」の追加企画として、北近畿エリアで活躍した「リバイバル列車」を運転することを発表しました。

「懐鉄」シリーズ【第3弾】追加企画!!! 「リバイバル列車」の運転について :JR西日本

概要は以下のとおりです。

【企画内容】
既存の113系(2両)を、福知山色に塗り替えて運転。

【運転期間】
2024年6月5日(水)〜当面の間
(※)福知山6時8分発普通列車城崎温泉駅行きから運転開始予定。

【運転区間・対象列車】
山陰本線:城崎温泉〜綾部間
舞鶴線:綾部〜東舞鶴間
の普通列車を中心に運転。
対象列車の運行情報等は、下記Webサイトで別途掲載予定。
https://www.jr-odekake.net/railroad/natsutetsurevival/


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



昨年10月より、JR西日本が実施している「懐鉄」シリーズの「リバイバル列車」企画。
「115系瀬戸内色」や「381系緑やくも色」と、民営化間もない頃の懐かしい塗色を、これまた当時から運行されている車両に施した、懐かしさを感じさせる企画となっています。

上述のとおり広島・岡山地区での実施でしたが、今回追加企画として、北近畿地区の113系2両編成に「福知山色」を施すこととなりました。

この「福知山色」は、国鉄民営化直前の1986年11月に福知山線・山陰本線の宝塚〜福知山〜城崎(当時)が電化された際に投入された113系に施されたカラーでありました。

今では信じられない話かも知れませんが、当時の福知山線では、大阪駅までこの113系福知山色2両編成の列車が乗り入れていました。
当時であっても6両や8両など、それなりの両数の列車が発着していた大阪駅に、2両編成の113系が発着していたのは、ある意味大都会のギャップ、とも思える風景に、子供ながら感じていました。

ただ、この2両編成、ラッシュ時には尋常ではない混雑で苦情が殺到していたこともあり、輸送改善が早期に図られていった模様で、それと相前後して、この福知山色も割と早い時期に見られなくなってしまった記憶があります。

今回、この北近畿地区に初めてやってきた「電車」のカラーが再現されることとなります。
運行予定は上記運行情報Webサイトにも掲載されていますので、いわゆる「乗り鉄」を初めて間もない頃によく見た「福知山色」を、久々に見にいくのも面白いな、と感じたニュースでありました。

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▲手元にあった、「113系福知山色」の写真をご紹介します。
この写真は1990年3月31日に、この日限りで廃止となる「鍛冶屋線」に乗りに行こうと、福知山線経由で谷川まで向かった際に、乗り換えとなる篠山口駅で撮影した一コマでした。

方向幕の「快速|福知山」というのが特徴で、当時は大阪〜福知山間を直通する快速列車が、1時間に1本程度運行されていました。
翻って現在では、多くの列車が篠山口で系統分割され、福知山線を通して運行する列車は少なくなっています。




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【JR西日本】京阪神都市圏の運賃見直し実施(2025.4.1〜)電車特定区間の統合・拡大により運賃体系を統合へ

JR西日本では、国鉄時代から基本的に継承してきた京阪神都市圏の運賃体系について、同社発足後の輸送改善等による利用状況の変化を踏まえ、京阪神都市圏内で同じレベルの輸送サービスを提供しているエリアにおいて運賃体系を統合することとし、本日(5月15日(水))、普通運賃等の上限変更について国土交通大臣に認可申請したことを発表しました。

京阪神都市圏における運賃体系の見直しについて:JR西日本

概要は以下のとおりです。

【申請内容】
・現在の「大阪附近の電車特定区間」(以下、「電車特定区間」という。)を見直し、新たに京阪神都市圏を適用エリアとする共通の運賃水準を設定。

【適用区間】
・現行の電車特定区間を拡大するとともに、電車特定区間のうち「大阪環状線内」の区分を廃止。
2024051520-50-441
(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240515_00_press_keihanshin_unchin.pdf)より引用)

【改定運賃】
申請運賃に鉄道駅バリアフリー料金を加算した運賃表は以下のとおり。
2024051520-51-154
(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240515_00_press_keihanshin_unchin.pdf)より引用)

【届出により設定する運賃・料金】
・並行する鉄道事業者との競合区間に設定している、上限運賃より安価な特定の運賃は、基本的に変更せず。
但し、上限運賃の変更に伴い運賃を特定する区間や、新たに鉄道駅バリアフリー料金の収受対象となる区間等、一部変更となる区間が存在。

【改定時期】
2025年4月1日(火)発売分から

【主な区間の運賃(大人)】
・大阪〜天王寺(10.7km)
現行(大阪環状線内):210円
改定(電車特定区間):240円(+30円)

・大阪〜和歌山(72.0km)
現行(電車特定区間):1,280円
改定(電車特定区間):1,300円(+20円)

・大阪〜姫路(87.9km)
現行(幹線):1,520円
改定(電車特定区間):1,460円(▲60円)

・大阪〜関西空港(56.7km)
現行(幹線):1,210円(※)
改定(電車特定区間):1,180円(※)(▲30円)
(※)日根野〜関西空港間の加算運賃(220円)は改定されないものとして算出


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



京阪神都市圏の運賃体系については、冒頭で記したように国鉄時代の体系を民営化後もずっと引き継いできました。
具体的には、「大阪環状線内」「電車特定区間」「幹線」「地方交通線」という4つの運賃区分を設け、輸送サービスレベル等に応じた運賃区分を設定・適用しているものです。

一方で、民営化以降の都市圏の拡大や、それに対応する輸送改善(電化、複線化、増発)等により、国鉄時代と現在とでは、その輸送サービスレベルが大きく乖離している線区も存在しています。

一例を挙げますと、JR宝塚線(尼崎〜新三田)や嵯峨野線(京都〜亀岡)等で、これらの線区では、国鉄時代末期とは比べものにならないくらいの列車の増発が行われており、現在では阪和線や大和路線等、国鉄時代からの「電車特定区間」と遜色ないレベルのサービスが提供されています。

これに加え、JR西日本で2023年4月から導入している「鉄道駅バリアフリー料金」について、現在の「大阪環状線内」「電車特定区間」の各運賃エリアから現在の「幹線」エリアの一部に拡大する際、鉄道駅バリアフリー料金運賃加算対象エリアの内外で、運賃の逆転現象が起こることも生じます。


これら、国鉄時代から引き継いできた運賃制度では対応しきれなくなった点を解消し、シンプルな運賃体系とするのが、今回の改定の趣旨といえます。

改定の概要としては、
・「電車特定区間」を「鉄道駅バリアフリー料金制度」拡大実施エリアへ拡大
・「大阪環状線内運賃」を廃止
・新たな「電車特定区間」の運賃は、現行の「大阪環状線内」「電車特定区間」より値上げ、現行の「幹線」より値下げ

となり、下記の過去記事で私が予想した内容と合致していることが分かります。
(参考)


気になる改定幅ですが、主な区間の運賃を記していますが、現行の「大阪環状線内」では+10円〜+30円、現行の「電車特定区間」では0円〜+20円、現行の「幹線」では0円〜▲210円(鉄道駅バリアフリー料金を含む改定幅)となっています。

値上げとなる区間でも数十円となりますが、一方で上記で例示した大阪〜天王寺の場合ですと30円(約14%)の値上げとなることから、影響を受ける利用者も一定数存在しているのは確かです。

一方で、同じく例示した大阪〜姫路の場合は、60円の値下げですが、これは鉄道駅バリアフリー料金の10円の加算を含んだ変動額なので、バリアフリー料金を除くと70円の値下げとなっており、新たに電車特定区間となったエリアの利用者は、今回の改定の恩恵を受ける立場となります。

ともあれ、今回の改定がJR西日本の増収ではなく、運賃体系の平準化を目的としていることから、このような差が生じるのは仕方がないところといえます。


新しい運賃体系の実施は2025年4月1日からとなりますので、今後の運賃改定の周知についても、駅等でこまめにウォッチしていきたいな、と思っています。



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▲阪和線・山中渓駅(電車特定区間)に到着する225系。
山中渓〜和歌山(16.1km)の運賃は、現行の320円から変更ありません。


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▲関西空港線・りんくうタウン駅(幹線)に停車中の223系。
りんくうタウン〜天王寺(39.1km)の運賃は、現行の840円(加算運賃160円含む)から820円(同)と20円の値下げとなります。


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▲桃谷駅(大阪環状線内)に到着する323系「スーパー・ニンテンドー・ワールド」ラッピング編成。
桃谷〜天王寺(2.2km)の運賃は、現行の140円から150円と10円の値上げとなります。




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【JR西日本】特急「こうのとり」で「乗った後でも買える」チケットレスサービス開始(2024.5.15〜)

JR西日本では、特急「こうのとり」(新大阪〜城崎温泉)で、列車出発時刻後でも特急券を購入できるチケットレスサービスを開始することを発表しました。

特急こうのとり号で「乗った後でも買える」 チケットレスサービスを開始します:JR西日本

概要は以下のとおりです。

【サービス期間】
2024年5月15日(水)〜9月30日(月)
(8月10日(土)〜8月19日(月)は期間外)

【サービス概要】
チケットレスサービスにおいて、発車時刻を過ぎた後でも購入可能
(購入後の変更や払いもどしは不可)

【対象列車、区間】
特急「こうのとり」号の全区間・全列車(新大阪〜城崎温泉)

【対象商品】
e5489で購入できるチケットレスサービス


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



JR西日本では、インターネット予約「e5489」を通じて、様々なチケットレスサービスを販売しており、私も幾度となくサービスを利用しています。
これらのチケットレスサービスは、乗車する駅の発車時刻前(6分前)までとなっており、発車直前や、ましてや発車後の購入はできませんでした。
(参考)
e5489で予約できる時間はいつまでですか。また、列車発車の何分前まで予約できますか。 – 西日本旅客鉄道株式会社

今回の発表では、特急「こうのとり」について、この購入期限を撤廃し、列車発車後でも購入可能とするもので、例えばホームに到着した「こうのとり」に飛び乗って、車内で特急券を購入する必要がある場合でも、e5489を利用することで、おトクなチケットレス商品を利用することが可能となります。


近年JRや大手民鉄で増えている「有料着席サービス」では、事前購入を基本とし、車内で購入する際には、料金を割増する方針を実施している事業者もありますが、今回の「こうのとり」は、そういった流れとは一線を画すような取り組み、といえるでしょうか。

この、「乗った後でも買えるチケットレス」、ひとまずは「こうのとり」で期間限定で実施されますが、好評であれば、「くろしお」等でも実施されると面白いなと思いますし、仮に「くろしお」で実施されれば、実際に試してみるのもいいな、と感じたニュースでありました。

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▲新大阪駅に停車中の「こうのとり」289系。
5月15日(水)より、乗車後でも「チケットレスサービス」で特急券を購入することが可能となります。




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【JR西日本】世界遺産登録20周年キャンペーンで「和歌山満喫わくわくパス」「トク特チケットレス」を発売。和歌山県内等のエリアが3日間乗り降り自由で7,800円(特急料金別途)

JR西日本と和歌山県では、今年の7月に「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産登録20周年を迎えることを契機に、2024年7月から9月まで「聖地ゾート!和歌山キャンペーン」を開催することを発表しました。

また、このキャンペーンに併せて、特別商品として「ICOCAでGO 和歌山満喫わくわくパス」や「トク特チケットレス」(紀伊田辺〜新宮間)を発売することも、併せて発表しました。

聖地リゾート!和歌山キャンペーンを開催します! 〜世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」登録20周年〜 :JR西日本

概要は以下のとおりです。

【ICOCAでGO 和歌山満喫わくわくパス】
・概要:
和歌山エリアの周遊を目的とし、JR線自由周遊と県内の交通機関や観光施設の入場券がセットになった商品を KANSAI MaaS で発売。

・発売期間:
2024年6月1日(土)〜9月30日(月)

・利用期間:
2024年7月1日(月)〜10月2日(水)のうち連続する3日間

・販売方法:
「KANSAI MaaS」アプリ

・価格:
7,800円

・自由周遊区間:
2024050821-50-202
(JR西日本WEBサイト(https://www.jr-odekake.net/railroad/ticket/tokutoku/wakayama_dp/assets/pdf/pamphlet.pdf)より引用)

・商品概要イメージ:
2024050821-07-0831
(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240507_00_press_wakayamacampaign.pdf)より引用)

【トク特チケットレス】
・設定区間:
紀伊田辺〜新宮間の特急停車駅

・料金:
300円〜700円


詳細は、上記発表資料をご覧ください。



冒頭に記したとおり、和歌山県などをエリアとする世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」が、今年で登録20周年を迎えます。
これを記念して、和歌山県などでは、今年の7月からキャンペーンを開催しますが、それに向けて、県内を周遊する商品も同時に発表されました。

特筆すべきは「和歌山満喫わくわくパス」でしょうか。

これは、京阪神地区等や和歌山県内のJR線自由周遊区間が連続3日間乗り降り自由に加え、南海電鉄「高野山・世界遺産きっぷ」、和歌山電鐵「貴志川線1日乗車券」、紀州鉄道の「3Day乗車券」と、県内のほとんどの鉄道路線、熊野古道へのアクセスとなる龍神バス・熊野御坊南海バス、白浜温泉へのアクセスとなる明光バスの主要観光地のフリーきっぷがセットとなった、盛り沢山のフリーパスとなっています。

これだけの内容でありながら、価格は7,800円と大変おトクで、特急料金が別途支払いであったとしても、かなりおトクな企画商品となっています。

購入・利用方法が特殊で、「KANSAI MaaS」アプリ内で7,800円で購入した後、JR線については、あらかじめ登録したICOCAの残額で一旦支払うと、後に自由周遊区間で支払った額がWESTERポイント(チャージ専用)で戻ってくる仕組みとなっています。

この点、実際の利用に際しては注意が必要で、予め交通系ICカードを登録し、十分な金額をチャージしておく必要がありますので、実際の利用の際にはトラブルにならないように気をつけたいものであります。

ただ、上述の利用方法に従って利用すれば、和歌山県内のみならず、京阪神エリア等の広いエリアが自由周遊区間として乗り放題となりますので、和歌山県内への往復は勿論のこと、京阪神エリア等もついでに旅行することさえも可能な、大盤振る舞いのおトクさといえるでしょう。


また特急料金という点では、同時に発表された「トク特チケットレス」も魅力的で、紀伊田辺〜新宮間で、300円から700円と、通常より割安な料金で特急列車を利用できる商品となっていますので、こちらも「和歌山満喫わくわくパス」と併せて利用すれば、おトクに快適に、満足いく旅行が楽しめるのではないかと思われます。


和歌山県内限定のフリーきっぷといえば、2015年に発売された「2015紀の国わかやま国体・大会応援きっぷ」以来ではないかと思います。
(参考)



当時のように、特急列車乗り放題、というわけにはいきませんが、逆に京阪神エリアまで自由周遊区間に入っていて、それでいて7,800円で3日間乗り放題、そしてJR線以外の鉄道・バスの乗り放題チケットも付いてきますので、ここまでおトクなきっぷはそうそう無いと思われます。
旅行者の腕次第で、宿泊や世界遺産の観光を絡めたルートなど、色々と楽しい旅程が考えられそうです。

ともあれ、今年で登録20周年を迎える世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」。
熊野古道などには、多くの外国人旅行者が訪問しており、この区間を走る龍神バスでも、多くの外国人が途中の停留所で乗り降りする姿が見受けられますので、今回のキャンペーンで更に観光地が賑やかになり、地域の活性化に繋がることを期待したいと思います。

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▲JRきのくに線・日置川橋梁(紀伊日置〜周参見)を走行する287系「パンダくろしお」。
別途特急券を購入することで、「和歌山満喫わくわくパス」での利用が可能です。

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▲和歌山電鐵「たま電車ミュージアム」

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▲龍神バス「熊野本宮線」のバス

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▲白浜駅前に停車する明光バス

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▲高野山駅前に停車する「南海りんかんバス」(京都高野山線は利用不可)

これらのバスについても、「和歌山満喫わくわくパス」にセットされている各種フリーきっぷで利用が可能です。
これだけの鉄道・バスが利用できる、盛り沢山なフリー商品となっていますので、多くの方の利用を願いたいと思っています。




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【JR西日本】「みどりの券売機プラス」オペレーター応対時間を短縮(8時〜20時)昼間中心の時間帯の体制強化を目的に変更(2024.6.1)

JR西日本では、お客様センター及び「みどりの券売機プラス」のオペレーター応対時間について、早朝・深夜での応対時間を見直し、利用の多い昼間中心の時間帯の体制を強化することを目的に、これらの応対時間の変更(短縮)を実施することを発表しました。

JR西日本お客様センター、みどりの券売機プラスの オペレーターによる応対時間変更について:JR西日本

概要は以下のとおりです。

【みどりの券売機プラスのオペレーター応対時間の変更】
現行・・・5:30〜23:00
変更後・・・8:00〜20:00
(※)オペレーター応対の機能以外は、現行どおり5:30〜23:00

【実施時期】
2024年6月1日(土)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。




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▲和泉砂川駅に設置されている「みどりの券売機プラス」
6月1日より、オペレーター応対時間が8時〜20時に短縮されます。


JR西日本では、昨今の少子高齢化による人材確保難などの変化を踏まえ、コロナ禍前の2019年2月に既に、「みどりの窓口」を縮小し、「みどりの券売機」「みどりの券売機プラス」を増やしていき、駅の運営体制を持続的に提供できる体制を構築していくことを、発表していました。
(参考)


この方針は、間もなく到来したコロナ禍もあってでしょうか、実際にみどりの窓口の閉鎖、みどりの券売機等への置き換えが急ピッチで進められ、ここ和歌山支社管内でも、今や「みどりの窓口」が開設されているのが和歌山・御坊・紀伊田辺のみとなりました。

一方、「みどりの窓口」の係員応対機能を置き換えた「みどりの券売機プラス」のオペレーターですが、こちらも労働人口の減少による要員確保の厳しさもあってか、主にオペレーターが混雑する昼間時間帯の体制強化が進まない状況も見受けられます。
(参考)



今回のJR西日本の発表では、早朝・深夜の応対を取り止め、その分の人員を昼間に回すことで、大きな問題となっている昼間時間帯の応対時間短縮につなげることを目的としています。

「応対時間短縮」と聞くと、条件反射的に「サービス低下」という感想を抱くのもある意味仕方がないのかも知れません。
実際、このニュースに関するSNS上の感想を見ても同様の意見が多く見受けられました。

しかし上述の事情を考えてみれば、より利用者にとって問題の、昼間の時間帯の待ち時間短縮に人的資源を振り向けるのは、決して悪くない施策だと思うし、むしろ優先させるべきではないか、と思うのであります。

それなら「オペレーターを増員すればいいんじゃないのか?」という意見も出てきそうですが、これとて上述の労働人口の減少により、もはや賃金だけではなく勤務時間等の労働条件をもって仕事が選ばれている状況下、早朝・深夜の人員を確保するのも難しくなってきているともいえます。

これら諸々の環境を考えてみると、今回の「みどりの券売機プラス」オペレーター応対時間短縮は、これだけをもって批判一辺倒に考えるのは筋違い、ともいえるでしょう。

むしろ、これにより生じた人員を、昼間時間帯の拡充に回し、もって昼間の混雑緩和がどれだけ解消できたか、を確かめてから、批判をしても決して遅くないとも思えるのです。


そもそも、ネット予約「e5489」の商品拡充に加え、「各種障害者割引」「株主優待」等、これまでオペレーター対応が必要であった商品もe5489で申し込みし、みどりの券売機で受け取れる(オペレーターの応対不要)となっていることを踏まえると、今後もオペレーター応対が必要な商品は、「通学定期」(新年度)や「学生割引」「ジパング倶楽部」や、e5489で発売できない乗車券(経路が複雑、等)と限られたものとなっています。

労働人口の減少を食い止める妙策が無い以上、こういった環境変化を利用者の側も受け止めていく必要はあるんだろうな、と感じたニュースでありました。



【関連ブログ】
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通勤特急「らくラクやまと」に乗車する(2024.5.1)

JR西日本の大和路線などで、この3月ダイヤ改正から運行を開始した通勤特急「らくラクやまと」。
(参考)



かつて運行されていた「やまとじライナー」以来の特急用車両使用の有料着席サービス、そして特急「あすか」以来となるJR・国鉄奈良駅を発着する特急列車として、注目を浴びたデビューから一ヶ月半が経ちました。

この「らくラクやまと」に、この5月1日に乗車する機会ができましたので、その様子をご紹介したいと思います。


「らくラクやまと」は、新大阪駅3番のりばから発車します。
19時40分頃に、287系3両編成の「らくラクやまと」が入線してきました。
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コンコースの発車標では、「らくラクやまと」はこのように表示されています。
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ホーム上の発車標はご覧のとおりです。
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乗車口案内上での「らくラクやまと」表示
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ホームの乗車位置案内も、「らくラクやまと」専用のデザインが用意されていました。
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▲「らくラクやまと」種別表示と「奈良」の行先表示。

19時43分、新大阪を発車します。
私が乗車したのは1号車ですが、新大阪発車時点では5名でした。

次の大阪で1名乗車し、天王寺では1名下車・1名乗車(いずれも1号車)。

天王寺を出たところで、久宝寺までの間の1号車から3号車の乗車人数を数えてみました。
その結果は以下のとおりです。
1号車:6名
2号車:3名
3号車:6名
合計:15名

帰宅の都合もあるので、今回の乗車は久宝寺までとしました。
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▲久宝寺駅に停車中の287系「らくラクやまと」。



以上が、この3月に登場した通勤特急「らくラクやまと」の乗車記であります。

上述のとおり、最も利用が多いであろう天王寺→久宝寺間でも、3両編成で15名、乗車率にしておよそ1割程度と、連休の合間の平日で、いつもよりも通勤利用者が少ない日であることを差し引いても、利用者が少ないとしか言いようのない実績でありました。

もっとも、出勤時間が集中する朝の時間帯に比べ、帰宅時間は分散する傾向があり、またそれにより快速・普通列車の混雑も朝時間帯ほど酷くないことから、朝の新大阪行きに比べて夕方の奈良行き「らくラクやまと」の利用状況は、決して高くないだろう、ということはある程度予想はついていました。

しかし、連休の合間とは言え、ここまで低いとなると、テコ入れ策が色々と必要なのではないのか、とも感じたりしました。

勿論、JR西日本でも利用促進策として、期間限定の「チケットレス500」を「らくラクやまと」に設定し、通常650円(大阪〜奈良)のところを500円で利用できるキャンペーンを先月末まで実施してきたところです。
(参考)
J-WESTチケットレスで、特急通勤・おでかけをもっとおトクに・快適に 〜最大10,000ポイントがあたる「J-WESTチケットレスでルーレットチャンス!」〜 〜J-WESTチケットレス500 の大和路線・阪和線での発売〜 :JR西日本

ただ、この日の利用状況を見ていると、(連休の合間であるという事情を差し引いても)既存のキャンペーンでは「らくラクやまと」という列車の存在自体が利用者に知られていないのではないか、とも感じました。

利用者に周知するキャンペーンでいえば、それこそかつての「やまとじライナー」ばりの価格(300円台)のキャンペーンの実施や、駅の掲示や車内放送等での周知など、列車の存在そのものを知ってもらうことが必要な段階にまだ留まっているのではないか、と思えるのです。

運行時間帯についても、天王寺20時過ぎ発車という時間帯ですが、上述のとおり帰宅時間は分散化する傾向にありますので、もう少し時間を早めて通勤だけでなく通学(大学生等)も取り込むようにしてみるのも一つの方法でありましょう。

更に言えば、新大阪駅で新幹線と接続することから、そのメリットを活かして、通勤・通学に加えて、新幹線を利用した出張にも便利な列車であることも、利用者に知れ渡るような広報・販促活動が必要にも感じます。


ともあれ、折角登場した有料着席サービスでありますので、このまま低い利用状況が続くのも勿体ない話でありますので、より多くの人に知ってもらい、その快適さを体験してリピーターとして定着してもらえるような取り組みを望みたいな、と感じた乗車でありました。

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▲天王寺駅15番のりばの階段表示には、このように「らくラクやまと」の表示が大きく記されていました。
駅構内でも「らくラクやまと」を多くの利用者に知ってもらえるような工夫はしているものの、更なる周知が必要かな、と感じています。

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▲おまけの画像で、「らくラクやまと」の停止位置表示。
「らくラクやまと」は、287系3両編成でありますので、本列車専用の停止位置表示が設けられています。

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▲「らくラクやまと」のチケットレス特急券。
上述のとおり、4月末まではキャンペーンで500円で乗車できましたが、現在新大阪〜久宝寺間で600円となっています。
(J-WESTチケットレス)




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