和歌山県、沿線市町村、JR西日本和歌山支社及び和歌山大学で構成する「紀勢本線活性化促進協議会 新宮白浜区間部会」(以下、「新宮白浜区間部会」といいます。)では、構成員が協働して新宮白浜区間の利用促進に取り組んでいます。
本日(2026年3月9日)、昨年11月より実施している特急「くろしお」増便実証実験を、2026年4月以降も引き続き実施するとともに、通勤・通学で便利に特急「くろしお」が利用できるよう、1ヶ月間に何度でも特急「くろしお」を利用できる、「紀南くろしお乗り放題特急券」を発売することを発表しました。
紀勢本線新宮・白浜間の利用促進策について 〜地域公共交通再構築調査事業を活用した特急「くろしお」号の増便実証実験の実施期間を 延長するとともに、新たに通勤・通学に便利なきっぷを発売します〜:JR西日本
概要は以下のとおりです。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
このブログでもご紹介してきたとおり、JR西日本きのくに線(紀勢本線)の新宮〜白浜間では、沿線の人口減少や高速道路の延伸などの要因で利用者が低迷しており、昨年度(2024年度)の輸送密度は960人/日・kmと、JR西日本単体で維持困難とするレベルの2,000人を大きく割り込んでいます。
そんな状況に沿線の自治体等も手をこまねいているわけではなく、「新宮白浜区間部会」という組織を立ち上げ、昨年11月からは特急「くろしお」の1往復増便や、貸切列車で地酒を味わうツアーを実施したりしています。
(参考)
そして、来年度(2026年度)について、増便実証実験を4月以降も引き続き実施するとともに、新たに特急「くろしお」が一ヶ月間使い放題(但し乗車券は別途必要)となる新たなきっぷを発売することが発表されました。
新たに発売される「紀南くろしお乗り放題特急券」ですが、ざっくり言えば新宮〜白浜間の「定期特急券」といった感じでしょうか。
この乗り放題特急券利用者は、新宮〜白浜間の特急「くろしお」の専用の座席(2号車1A〜10D)を利用することが可能となっています。
毎日の往復は勿論、片道のみ、あるいは1日に3回以上、この区間の「くろしお」に乗っても、同じ料金(1ヶ月17,000円)で利用できる、というものです。
参考までに現在JR西日本の特急列車自由席設定区間で発売されている「パスカル」では、特急料金相当額が23,070円となっています。
(参考)
特急用定期券パスカルのおねだん:JRおでかけネット
今回の「紀南くろしお乗り放題特急券」は、この「パスカル」よりも6,000円ほど割安になっている上に、上記「【その他】」でも記しているように、新宮白浜区間部会で別途補助が予定されていますので、利用者の実質的な負担は更に割安になるものと思われますので、かなりおトクな商品になることが考えられます。
このきのくに線・新宮〜白浜間は、特急列車・普通列車ともに本数がさほど多くなく、通勤・通学といった日常の利用に少々難があることは確かです。
一方で、こういった特急列車も利用しやすい商品を設定することで、少しでも多くの利用者を集め、きのくに線の利用促進を進めていこうという姿勢自体は、決して批判されるものではないのかな、と感じていますので、今回の新商品が、少しでも利用促進に繋がればいいな、と思っています。
ちなみにこの「紀南くろしお乗り放題特急券」ですが、きのくに線の新宮、紀伊勝浦、串本、白浜の「みどりの券売機」で発売することとなっています。
即ち、今や主流になりつつあるネット販売ではなく、このご時世にある意味珍しい「紙のきっぷ」の新商品となるわけです。
しかも、上述の4駅でのみしか買えない、というレアな商品なわけで、きっぷファンという視点からも珍しいものと感じる方もおられるかも知れません。
果たして券面がどんなものになるのか、実際購入した方のレポートが出てくるのを、楽しみにしています。
本日(2026年3月9日)、昨年11月より実施している特急「くろしお」増便実証実験を、2026年4月以降も引き続き実施するとともに、通勤・通学で便利に特急「くろしお」が利用できるよう、1ヶ月間に何度でも特急「くろしお」を利用できる、「紀南くろしお乗り放題特急券」を発売することを発表しました。
紀勢本線新宮・白浜間の利用促進策について 〜地域公共交通再構築調査事業を活用した特急「くろしお」号の増便実証実験の実施期間を 延長するとともに、新たに通勤・通学に便利なきっぷを発売します〜:JR西日本
概要は以下のとおりです。
【特急「くろしお」増便実証実験延長】
・実施期間:
2026年4月1日(水)〜2027年2月25日(木)
・増便する特急「くろしお」:
「くろしお5号」(新大阪9:28発⇒新宮13:53着)
「くろしお30号」(新宮15:04発⇒新大阪19:21着)
いずれも、平日の月〜木に運行
【「紀南くろしお乗り放題特急券」の発売】
・商品内容:
1ヶ月間に何度でも、特急「くろしお」の指定エリアの空席を利用可能
事前に指定席を予約する必要は無し
※別途、利用区間を含む乗車券(定期乗車券、ICカード等)が必要
・対象区間:
紀勢本線(きのくに線)新宮〜白浜間
・設定区間・価格:
新宮〜白浜間 17,000円
(設定区間内であれば、特急「くろしお」の停車駅相互間も使用可能)
・発売期間:
2026年3月18日(水)〜2027年1月31日(日)
※各月の1日を利用開始日とし、利用開始日の14日前から利用開始日の前日まで発売
例:2026年4月分を購入する場合、2026年3月18日〜3月31日に発売
※発売枚数に達した場合は購入できません。
・利用期間:
2026年4月1日(水)〜2027年2月28日(日)
・発売箇所:
紀勢本線(きのくに線)新宮、紀伊勝浦、串本、白浜の「みどりの券売機」で発売
・その他:
紀勢本線活性化促進協議会 新宮白浜区間部会において、「紀南くろしお乗り放題特急券」の購入に関する補助を予定。詳細が決定次第別途発表
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
このブログでもご紹介してきたとおり、JR西日本きのくに線(紀勢本線)の新宮〜白浜間では、沿線の人口減少や高速道路の延伸などの要因で利用者が低迷しており、昨年度(2024年度)の輸送密度は960人/日・kmと、JR西日本単体で維持困難とするレベルの2,000人を大きく割り込んでいます。
そんな状況に沿線の自治体等も手をこまねいているわけではなく、「新宮白浜区間部会」という組織を立ち上げ、昨年11月からは特急「くろしお」の1往復増便や、貸切列車で地酒を味わうツアーを実施したりしています。
(参考)
そして、来年度(2026年度)について、増便実証実験を4月以降も引き続き実施するとともに、新たに特急「くろしお」が一ヶ月間使い放題(但し乗車券は別途必要)となる新たなきっぷを発売することが発表されました。
新たに発売される「紀南くろしお乗り放題特急券」ですが、ざっくり言えば新宮〜白浜間の「定期特急券」といった感じでしょうか。
この乗り放題特急券利用者は、新宮〜白浜間の特急「くろしお」の専用の座席(2号車1A〜10D)を利用することが可能となっています。
毎日の往復は勿論、片道のみ、あるいは1日に3回以上、この区間の「くろしお」に乗っても、同じ料金(1ヶ月17,000円)で利用できる、というものです。
参考までに現在JR西日本の特急列車自由席設定区間で発売されている「パスカル」では、特急料金相当額が23,070円となっています。
(参考)
特急用定期券パスカルのおねだん:JRおでかけネット
今回の「紀南くろしお乗り放題特急券」は、この「パスカル」よりも6,000円ほど割安になっている上に、上記「【その他】」でも記しているように、新宮白浜区間部会で別途補助が予定されていますので、利用者の実質的な負担は更に割安になるものと思われますので、かなりおトクな商品になることが考えられます。
このきのくに線・新宮〜白浜間は、特急列車・普通列車ともに本数がさほど多くなく、通勤・通学といった日常の利用に少々難があることは確かです。
一方で、こういった特急列車も利用しやすい商品を設定することで、少しでも多くの利用者を集め、きのくに線の利用促進を進めていこうという姿勢自体は、決して批判されるものではないのかな、と感じていますので、今回の新商品が、少しでも利用促進に繋がればいいな、と思っています。
ちなみにこの「紀南くろしお乗り放題特急券」ですが、きのくに線の新宮、紀伊勝浦、串本、白浜の「みどりの券売機」で発売することとなっています。
即ち、今や主流になりつつあるネット販売ではなく、このご時世にある意味珍しい「紙のきっぷ」の新商品となるわけです。
しかも、上述の4駅でのみしか買えない、というレアな商品なわけで、きっぷファンという視点からも珍しいものと感じる方もおられるかも知れません。
果たして券面がどんなものになるのか、実際購入した方のレポートが出てくるのを、楽しみにしています。
▲きのくに線・日置川橋梁(周参見〜紀伊日置間)を走る283系「くろしお」。
今回、この区間を含む新宮〜白浜間で、特急「くろしお」が乗り放題となる定期券タイプの特急券が発売されることになりました。




























