阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
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カテゴリ:鉄道(関西地区事業者) > JR西日本

私の最寄り駅の和泉鳥取駅には、みどりの窓口が設置されており、定期券の購入も、みどりの窓口で行っていました。

しかし、この11月頃に、天王寺方面の改札口に、定期券の購入できるピンク色の自動券売機が設置されているのを確認しました。

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▲和泉鳥取駅に設置されたあピンク色の自動券売機
「HT50」という名称の券売機なんだそうです。
【参考】
高機能型自動券売機 HT50|製品案内 −駅ナカ・駅ソト−|株式会社JR西日本テクシア

この券売機ですが、定期券の購入は勿論、現金のみならずクレジットカードでの決済も可能だということで、本日家族の定期券を購入する際に利用してみました。

定期券の券面は、「みどりの窓口」での購入と変わりませんでしたが、違ったのはクレジットカードの「ご利用票」と「領収書」でした。

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▲クレジットカードご利用票

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▲領収書

(いずれも一部箇所を加工しています。)

ご覧のように、これまで「みどりの窓口」で出てきた青地の「ご利用票」が、オレンジの地紋色で出てきました。
通常、オレンジ色の地で横長(120ミリメートル)の印刷物が出てくることは無く、初見だっただけに違和感があったので、本日ブログに掲載してみました。



このピンク色の自動券売機ですが、和泉鳥取駅以外にも設置されている模様です。
一方JR西日本では、みどりの窓口については将来的に縮小し、「みどりの券売機プラス」「高機能型券売機」へ置き換えることを、昨年1月に発表しています。
【参考】
【JR西日本】環境変化を踏まえた今後の駅体制を発表。「みどりの窓口」を縮小し「みどりの券売機」を拡充へ : 阪和線の沿線から

上記のニュースを知ったとき、私の地元・和泉鳥取駅には「高機能型券売機さえも導入されない」のではなかろうか、と思っていました。
しかし実際には、割と早い段階で高機能型券売機が導入されることとなりました。
阪和線の他の駅と比べると、利用者は少ない方かも知れませんが、付近に高等学校がある等、一定の定期券利用が見込まれることが理由、かも知れません。


高機能型券売機が整備されたことで、和泉鳥取駅のみどりの窓口が営業終了となるのも、そう遠くない可能性が出てきたように感じます。
勿論、現在のところ何の発表もありませんが、上述の状況をみれば、そのうちいずれ、というのは避けられないでしょうから、駅の掲示等にも引き続き注目しておきたいな、と思った次第です。




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JR西日本では、同社和歌山支社の鉄道むすめ「黒潮しらら」と、位置情報ゲーム「ステーションメモリーズ!」(以下「駅メモ」。)とのコラボ企画を実施することを発表しました。

鉄道むすめR「黒潮しらら 駅メモ!初参加&新グッズ販売」:JR西日本
駅メモ!&アワメモ!で行こう! 和歌山・白浜キャンペーン開催決定!! - 株式会社モバイルファクトリー

概要は以下の通りです。

【対象となる駅・施設】
●特急「くろしお」号停車駅(和歌山〜白浜間):
和歌山、海南、箕島、藤並、湯浅、御坊、南部、紀伊田辺、白浜
上記の全ての駅でチェックイン(位置登録)することで、「駅メモ」ゲーム内で「黒潮しらら」の「コラボでんこ」(キャラクター)を獲得

●対象施設:
湯浅町:湯浅美味いもん蔵
広川町:稲村の火の館
白浜町:三段壁(洞窟入口)、円月島(御船足湯)、アドベンチャーワールド(入口付近)
これらの場所でチェックインすることで、各種アイテム等を獲得

【和歌山・白浜キャンペーン特別企画】
●白浜エリア:
白浜駅構内「おみやげ街道」でオリジナルタオルをプレゼント(先着1,000名)
(「黒潮しららコラボでんこ」画面の提示が必要)
明光バス白浜駅前庵愛書でオリジナルシールプレゼント(先着4,000名)
(「白浜とくとくフリー乗車券」購入が必要)

●湯浅・広川エリア:
湯浅えき蔵1階「観光交流センター」で湯浅町広川町オリジナルトートバッグのプレゼント(先着1,000名)
(湯浅・広川町の対象施設チェックイン済みの画面提示が必要)

●広告:
・「駅メモ」オリジナル駅名標を駅ホーム内に掲出(白浜駅)
・283系オーシャンアロー編成の3両目に「黒潮しらら」「白浜マリン」オリジナルサロン広告掲出
・特急「くろしお」、特急「はるか」、関空・紀州路快速に車内スクロール広告を掲出
・和歌山・京阪神の駅にてデジタルサイネージ広告掲出

【新グッズ発売】
●発売日:
2020年12月5日(土)10:00〜

●場所:
白浜駅構内「おみやげ街道」

●新グッズ:
・記念硬券・・・1,200円
・タンブラー・・・1,400円
・ネックストラップ・・・1,200円
・置き時計・・・5,400円(3周年記念商品、限定50個)
・ポーチ付きエコバッグ・・・1,200円
(価格は全て税込)

●キャンペーンイメージ:
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(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/201119_00_kuroshioshirara.pdf)より引用)



詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



トミーテックが展開する鉄道制服コレクション「鉄道むすめ」のキャラクターのうち、和歌山県のJR西日本・白浜駅の駅員として設定されているのが、この「黒潮しらら」です。

白浜駅で夏季に実際に使用されているアロハシャツの制服をまといながら、これまた白浜町を代表する動物である「パンダ」(同町内の「アドベンチャーワールド」で数多く飼育されています)を背負ったり抱いたりしているという、愛らしくもあり、また白浜町を象徴するデザインのキャラクターということもあってか、その人気は相当高いように思われます。
それが証拠に、既に制服は新バージョン(赤色アロハ)に衣替えしている上に、新グッズも今なお継続して発売されているところに、人気の高さが感じられます。


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▲白浜駅改札に立てられている「黒潮しらら」パネル。
パンダを胸で抱いている姿が特徴的であります。

一方で、「駅メモ」は、スマホの位置情報を利用したゲームで、実際の駅にチェックイン(位置情報を登録)することで、ポイントを稼ぐとともに、でんこ(キャラクター)を成長させるというゲームです。
ゲーム内でのアイテムやハイスコアの獲得を競うことは勿論、限定のでんこやラッピング(衣装)を揃えたり、はたまた訪問した駅や路線を記録するためのライフログ的な使い方も可能な、鉄道ファンと親和性の高いゲームでもあります。
また、「駅メモ」で育成するでんこの中には、白浜駅の名称が含まれている「白浜マリン」というキャラクターが設定されています。


今回の、この「黒潮しらら」と「駅メモ」がコラボ企画を実施するというニュースですが、「黒潮しらら」を日頃から応援しているとともに、サービス開始当初から「駅メモ」をプレイしている私にとっては、寝耳に水、青天の霹靂、そして感無量と、一体どんな言葉でこの嬉しさを表現すればよいのか迷わざるを得ない、それくらいの大ニュースでありました。


つぶさに発表内容を見ますと、チェックイン対象駅は白浜以北の「くろしお」停車駅の他、湯浅町、広川町、白浜町の観光施設も含まれています。
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▲白浜町の「アドベンチャーワールド」入口。
このあたりでのチェックインも、アイテム獲得の対象となる模様です。

駅のみならず、和歌山県内の観光施設でもチェックインの対象となっていることから、単に駅周辺を回るのみならず、実際に観光して、和歌山県内をより楽しむことができる設定となっているので、これまで和歌山県を訪問されたことのないマスター(「駅メモ」プレイヤーの総称)は勿論、多くの方々がより広く楽しむことができる企画となっている、といえるでしょう。


加えて、今回のコラボでは、多様な場所での「広告」が注目となっています。
白浜駅での「オリジナル駅名標」をはじめ、283系「オーシャンアロー」の展望サロンでの広告、はたまた「くろしお」「はるか」「関空・紀州路快速」でのスクロール広告や和歌山駅などでのデジタルサイネージ広告といったように、和歌山県内以外でも、これらの広告を目にすることが可能です。

特に、「関空・紀州路快速」でのスクロール広告は、私自身の通勤ルートでも確認することができますので、実際にどのように流れてくるのか、今から非常に楽しみであります。

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▲283系「オーシャンアロー」
3号車の「サロン室」に広告が掲出されますが、一部の日程・列車では、上記画像のように「サロン室の無い」車両で運行される場合があります。
「サロン室の無い」編成は、6号車がグリーン車となっていることから、ネット予約「e5489」等で確認が可能です。
「黒潮しらら」「白浜マリン」オリジナル広告を確認の際には、予め注意しておきたいところです。


以上のように、「黒潮しらら」と「駅メモ」という、以前から「そんなコラボがあると本当に嬉しいんやけど・・・」と妄想していたコラボが、まさか現実に開催されることになるとは、思いもしませんでしたし、この喜びを一体どのようにブログで書けば良いのか、と思案せざるを得ないくらいに、嬉しい限りであります。


新型コロナウイルス感染症の影響で、特急「くろしお」の利用者も落ち込んではいますが、政府の観光促進事業「Go To トラベル」で多少なりとも持ち直しているものの、まだまだ心もとないのが現状であります。
それだけに、今回の「黒潮しらら」「駅メモ」コラボにより、「駅メモ」マスターをはじめとする、多くの方々に和歌山県内を訪問していただき、グッズ購入や観光をしていただくことで、きのくに線の利用者減少を少しでも食い止めるとともに、和歌山県内の経済の落ち込みが少しでもカバーされるといいな、と思う次第であります。

勿論、感染症対策はバッチリ行い、感染の拡大でコラボイベントが中止にならないように願うのは言うまでもありません。

私自身がこれだけ待ち望んでいたコラボ企画でありますので、可能であればコラボ当日、そうで無くとも開催期間中に必ず訪問し、しっかりコラボ企画を楽しみたい、と思います。




●関連ニュースサイト:
白浜駅 黒潮しらら記念硬券・タンブラーなど 販売(2020年12月5日〜) - 鉄道コム
モバイルファクトリー、『駅メモ!』と『駅メモ︕ Our Rails』で和歌山・白浜をめぐるデジタルスタンプラリーを開催 | Social Game Info




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JR西日本とOsaka Metro(大阪メトロ)では、両社を1枚の定期券で利用できる「ICOCA連絡定期券」を発売することを発表しました。

Osaka MetroとJR西日本のICOCA連絡定期券の発売 :JR西日本
Osaka MetroとJRが1枚のICOCA定期券で乗車可能になります。「Osaka MetroとJR西日本のICOCA連絡定期券の発売について」|Osaka Metro

概要は以下の通りです。

●発売開始日:
2020年12月8日(火)
(発売開始日前の事前販売は無し)

●発売範囲:
大阪メトロ全線とJR西日本の京阪神エリアの一部(下図参照)
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▲大阪メトロ・JR西日本のICOCA連絡定期券発売範囲
(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/201109_00_ICOCAteiki.pdf)より引用)

(※)
「大阪メトロ〜JR西日本〜大阪メトロ」「JR西日本〜大阪メトロ〜JR西日本」となる定期券の発売は無し

●発売対象のICカード:
「ICOCA」「SMART ICOCA」
(※)磁気の連絡定期券の発売は無し
(※)「KIPS ICOCA」及び印字できない「記念デザインICOCA」での取り扱いは無し
(※)「SMART ICOCA」はJR西日本のみで取り扱い

●券面イメージ:
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▲券面イメージ
(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/201109_00_ICOCAteiki.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



恥ずかしい話、私も実は気づいていなかったのですが、JR西日本と大阪メトロとの連絡定期券は、現在のところ発売されておらず、これら両社を定期券で乗り継ぐ場合は、別々に定期券を購入する、あるいは大阪メトロを「PiTaPaマイスタイル」で利用する等、いずれにせよ2枚ICカードを併用する必要がありました。

今回発表されたJR西日本と大阪メトロとの連絡定期券を見ますと、まず特徴として接続駅の多さが挙げられます。

既に発売されている大阪メトロと他社との連絡定期券では、接続駅毎に発売エリアが定められています。
【参考】
地下鉄・私鉄 連絡定期券|Osaka Metro

しかし、今回発売されるJR西日本との連絡定期券では、接続駅が他社に比べて非常に多く(JR西日本19駅、大阪メトロ20駅)、これらの接続駅ごとに発売範囲を定めるのは複雑を極めることもあってでしょうか、他社とは違って接続駅にかかわらず発売範囲が同一となっています。

その代わりといいましょうか、JR西日本側での発売範囲は思いのほか狭く、例えば大和路線ではJR難波〜王寺間、JR神戸線は大阪〜舞子間、そして阪和線では天王寺〜日根野間及び鳳〜東羽衣間となっています。

そのため、私の最寄り駅である和泉鳥取を含めた阪和線・長滝〜和歌山間、関西空港線・りんくうタウン〜関西空港間、そして大和路線法隆寺〜奈良〜加茂間などでは、今回の連絡定期券の発売範囲から外れていることに注意が必要です。

接続駅が多いことから、発売パターンがただでさえ多くなる訳ですから、発売範囲については一定の限度が必要でしょうが、日根野よりも南の各駅が対象外というのは、意外に感じた次第です。

とはいえ、発売範囲内のJR線各駅から大阪メトロを利用されている場合は、定期券が1枚になるメリットは大きいと思いますので、次回定期券更新時には連絡定期券にしてみてはいかがでしょうか。




●関連ニュースサイト:
JR西日本と大阪メトロ 1枚のICOCA定期券で利用可能に ただし区間に制限も | 乗りものニュース
ICOCA連絡定期券の発売範囲拡大。JR西・近鉄・京阪・大阪メトロ - Impress Watch
「大阪メトロ」とJR西日本、1枚で乗車可能「ICOCA連絡定期券」発売 | マイナビニュース



●関連ブログ:
【JRとメトロが1枚に】JR西日本との連絡ICOCA定期券を発売開始 | Osaka-Subway.com
Osaka MetroとJR西日本連絡定期登場 - hito’s blog



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JR西日本では、2018年4月に策定した「JR西日本グループ中期経営計画」の見直しを発表しました。

「JR西日本グループ中期経営計画2022」見直し:JR西日本

今回の見直しでは、新型コロナウイルス感染症の拡大により、急激な魚鬱積が悪化している状況の中、顧客の行動変容による市場構造の変化に対応するため、鉄道の高コストな事業構造の改革や、新たな価値の創造、そしてグループ全体で予測困難な未来への変化対応力を向上させることを経営課題としています。
そんな中、同社グループの存在意義や変わらぬ価値観を改めて確認し、安全性の向上に取り組むとともに、雇用とサプライチェーンを守るために困難を乗り越え、地域と共に成長し続け、地蔵可能な社会づくりに貢献することを目指しています。


個々の戦略及びその具体的な内容は、上記発表資料をご覧いただくとして、個人的に気になった点をピックアップしておきたいと思います。

●特急「やくも」への新製車両投入:
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▲「『JR西日本グループ中期経営計画2022』見直し」(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/201030_00_minaoshihosoku.pdf)より引用

「地域共生の深耕」として、新幹線を基軸とした広域鉄道ネットワークを磨き上げ、安全で快適な移動空間の提供を目指す施策が記されています。

山陽新幹線ではN700Sを増備、北陸新幹線では敦賀開業に向けてW7系を11編成増備することが記されていますが、注目は「新幹線からのフィーダー輸送強化」として、「やくも」への車両新製が記されているところです。

「やくも」は、岡山〜出雲市を結ぶ山陽・山陰の連絡特急ですが、使用されている車両は国鉄時代から継承している381系電車となっています。
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▲381系「やくも」
(米子駅)

この381系は、1982年(昭和57年)の伯備線電化に際し投入されちえることから、間もなく40年を迎えることとなりますが、老朽化はもとより、現在の利用者ニーズに合致していないこともあり、置き換えの時期が注目されていました。

そんな中、今回の中期経営計画見直しで「やくも」車両新製が明記されたことから、この数年の間に381系の置き換えが行われることは確実といえます。

置き換える車両がどのようなものになるのかは、今回の「見直し」では一切触れられていません。
振り子機能を有する381系の置き換えであることや、カーブの多い伯備線であることを考えると、車体傾斜装置等が設置された車両が投入されるのではないか、とも言われていますが、果たしてどのような車両が投入されるのか、注目しておきたいところです。


●新大阪〜桜島間の直通列車運転:
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▲「『JR西日本グループ中期経営計画2022』見直し」(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/201030_00_minaoshihosoku.pdf)より引用

同じく「地域共生の深耕」として、関西都市圏ブランドの確立が示されています。
このブログでもご紹介した「うめきた(大阪)地下駅」を軸とした開発に加え、今回「新大阪〜桜島の直通列車運行」が新たに示されています。

この直通列車ですが、矢印の伸び方から考えるとおおさか東線の列車を桜島まで延長することがイメージされそうですが、15分間隔で運行されているおおさか東線の列車を全て桜島まで延長すると、特にうめきた(大阪)地下駅〜西九条の間の線路容量が足りないのではないか、とも思ったりしました。

恐らくは、ユニバーサルシティや桜島方面へのニーズが高い時間帯や時期を中心とした運行になるのではないか、と思われますが、おおさか東線では、下記記事でご紹介したように201系の置き換えとして221系の転用投入が発表されていますので、ここにきて桜島線を走る221系が見られる、という可能性もあるのではないか、とも思われます。
【参考】
【JR西日本】JR京都線・神戸線へ225系新製投入を発表。221系の転用により201系は全て置き換えへ(2020年度〜2023年度) : 阪和線の沿線から



以上、JR西日本グループ中期経営計画の見直しについてざっと見てみました。
鉄道趣味的な観点では、上記2ページの資料が興味深いところですが、今回の計画見直しで、個人的に注目したのは、「変化の中でも変わらぬ価値観」について再確認しているところです。

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▲「『JR西日本グループ中期経営計画2022』見直し」(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/201030_00_minaoshihosoku.pdf)より引用

左下の「変わらぬ価値観」として、「コロナ禍での人と人のつながりの制約によるひずみは、むしろつながりの大切さへの再認識に」と示されています。

今回の新型コロナウイルス感染症の影響で、緊急事態制限のもとでの外出自粛から、仕事や会議、授業が対面からオンラインに変わりました。
外出自粛が終わって以降も、これらが対面に戻るペースがまだ遅いことから、JR西日本のような交通事業者は軒並み厳しい経営状況に面しています。

しかしやはり、オンラインでのやり取りというのも、距離的な制約を解消した一方、画面越しという物理的な制約があることが、逆に制約となっている点も、少しずつ認識されているようにも思えます。
JR西日本自体、「行動変容に伴う市場構造の変化」として「従来のような形の利用には戻らない」としてはいますし、その見込みの元での経営計画となってはいますが、その一方で、完全に行動が変容することもあり得ないとも考えており、そのためにJR西日本グループが存在する意義として「変わらぬ価値観」としての「つながりの大切さ」が強調されているように感じました。


私自身、いくら対面からオンラインが普及したとて、それにはそれで制約があるだけに、どこかで揺り戻しがあるだろう、と思っていましたので、このJR西日本の考えは個人的に共感を抱きました。
こう書くと、甘い見込み、という厳しい意見も聞こえてきそうですが、そこまで完膚なまでに対面コミュニケーションが消滅する、とも思えないのかな、とも思います。


ともあれ、今回の「計画見直し」の具体的な内容が、今後どのように具現化していくのか、このブログでも逐次ご紹介していきたいと思っています。




●関連ブログ:
【JR西日本】特急やくもに新型車両を導入へ | 鉄道プレス



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JR西日本では、新快速の一部列車に有料座席サービス「Aシート」を導入しています。
このAシートは、空席がある場合に車内で乗車整理券(500円)を購入して利用できる「定員制」となっており、事前の予約はできないこととなっています。

この度、この「Aシート」に、期間限定で指定席を導入することが発表されました。

有料座席サービス 新快速「Aシート」に期間限定で指定席を設置します:JR西日本

概要は以下の通りです。

●Aシート指定席を設置する期間:
2020年12月1日(火)〜2021年2月28日(日)

●指定席の座席数:
各列車の9号車1〜3番の、各A〜D席(全12席)

●指定席券の料金:
840円
ネット割引「e5489」限定で、600円で利用可能なチケットレス商品を発売

●指定席券の発売:
2020年12月1日(火)から12月19日(土)の列車については、2020年11月20日(金)の午前5時 30 分より発売開始。
2020年12月20日(日)以降の列車については、運転日 1 か月前の午前10時から発売します。

●購入方法:
ネット予約「e5489」又は駅の「みどりの券売機」等で事前に指定席券を購入

●その他:
引き続き定員制の座席も設置(定員制座席の定員は46名から34名に減少)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



2019年3月のダイヤ改正から、一日2往復ではありますが、新快速に導入された有料座席サービス「Aシート」。
【JR西日本】新快速に有料座席サービス「Aシート」導入を発表(2019年春) : 阪和線の沿線から

元より着席ニーズの高い新快速に設けられたサービスということもあってか、ごく限られた列車にしか設定されていないのにも関わらず、割と好調な利用状況が続いているようであります。
(参考)
ひょうご経済+|経済|新快速の有料座席Aシート 一部で事前予約可能に
上記神戸新聞の記事では、「コロナ前はラッシュ時で9割、昼間も約6割が埋まるほど高い人気を誇っていた」(上記記事より引用)とのことです。

ただ、この「Aシート」では、事前予約なしの定員制を導入していることもあり、実際に乗ってみるまで座れるかどうかが分からない、という点も改善点として指摘されているようであります。
勿論、そのことはJR西日本とて承知の上であったかと思いますが、今回期間限定で「指定席」が導入されることとなりました。

指定席は、現在の「Aシート」46席のうち、12席に設けられることとなっており、従来の定員制も存続されることとなっています。

料金は840円と、現在の乗車整理券に340円プラスとなり、若干の割高感はありそうで、この点についての意見も多く見られたように感じました。
ただ、e5489限定のチケットレス商品を利用すると、プラス100円の600円で利用可能となることから、e5489利用前提でみれば、そこまでの割高感はない料金設定なのかな、と感じました。


この「Aシート」ですが、昨年3月のサービス開始以降、一日2往復での運行が続いています。
15分ヘッドという本数の多さに加え、敦賀から播州赤穂までをカバーする運行区間の広さもあり、有料着席ニーズは高いと考えられる一方、持続的なサービス提供をどのようにすべきか、試行錯誤の日々が続いているように感じています。

今回の「指定席」導入も、そういった試行錯誤の一つとも感じられ、期間限定で指定席を導入し、そこで現れた課題点を踏まえて、本格的なサービス開始時の姿を検討していこう、と考えているのかな、とも感じました。


ともあれ、「新快速」に号数が振られた指定席券は、一度は手にしてみたいな、とも思っているのですが、折角指定券を購入するのであれば、実際に乗ってみたいとも思いますので、その際には当ブログでご紹介できればと思っています。




●関連ニュースサイト:
新快速の「Aシート」に指定席 12月から期間限定で設定 事前の座席確保可能に JR西日本 | 乗りものニュース
新快速の有料座席に指定席…『Aシート』の12席分、12月から期間限定 | レスポンス(Response.jp)
新快速「Aシート」に期間限定で指定席設置、「e5489」ならチケットレスでお安く | 鉄道ニュース | 鉄道チャンネル



●関連ブログ:
【JR西日本】有料座席サービス 新快速「Aシート」に期間限定で指定席を設置 - kqtrain.net(京浜急行)



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下記記事でご紹介したように、本日(10月24日)、アドベンチャーワールドへ行くがてら、日置川橋梁でも撮影してみることとしました。
きのくに線・日置川橋梁での撮影記録(2020.10.24・午前の部)223系・105系・287系 : 阪和線の沿線から

午前中は、特に一日1本しかない223系/225系の定期列車を撮影し、その後287系「くろしお」や、105系を撮影してみました。


アドベンチャーワールドで、パンダをはじめとした様々な動物を観察した後、日置川橋梁へ再び舞い戻ってきました。
日置川橋梁では、午後は右岸(紀伊日置側)からの撮影が順光となることから、午前中とは場所を変えての撮影となります。


まずやってきたのは、こちらの列車。
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▲普通紀伊田辺行き2330M
ご覧のとおり、105系の500番台で、103系からの改造車両であることが分かる、面影が残る前面となっています。
通常は105系0番台(3扉車)が銃とされているこの線区で、500番台の代走が見られたのは、本当に偶然でありました。
天気のよい日に、このように貴重な代走のシーンを日置川橋梁で撮影できただけでも、十分満足でありました。

前面をアップしてみます。
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103系からの改造の証である運転台が、よく分かります。

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▲普通新宮行き2333M
105系0番台(3ドア)となっています。

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▲特急「くろしお24号」283系
「オーシャンアロー」こと283系の6両編成ですが、グリーン車が新大阪方に連結されています。

283系には、グリーン車が新宮方面に連結されている6両編成が2本と、増結用としてグリーン車が新大阪方面に連結されている3両編成と、グリーン車の無い3両編成が各1本存在しています。

通常は、6両編成2本で運用し、利用者の多い時は増結用の編成を併結していますが、この6両編成が検査等で運用できない場合、増結用の3両編成を2本連結して、代わりに運用することとしています。
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▲3両編成同士の連結面

そのため、通常は見られない「上り列車の先頭車両がグリーン車」の6両編成が見られるわけですが、283系の特徴でもあるイルカを模した先頭車両を、光線状態の良い、午後の日置川橋梁で撮影できたのは、これも併せて満足が得られる撮影記録でした。


「くろしお24号」283系が通過して、もはやこれだけでももう満足でありますが、時刻表上はしばらく列車はないはずなのに、間髪入れずにこんな列車がやってきました。
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ディーゼル音をなびかせてやってきた、黄色の帯の入った2両編成の車両。
「キヤ141系」という試験車で、線路や架線の検測を行う車両です。
勿論、「キヤ141系」がこの日にここにやってくる情報は事前に知るわけもなく、当日ネット上の目撃情報で初めて知った次第です。

これまで「キヤ141系」とうい車両の存在は知ってはいましたが、実物が走っている姿を見るのは初めてでした。
しかも、それを晴天という好条件の日に撮影できたのは、本当に運が良かった、としか思えない結果でした。




本日の午前・午後で、「223系」だけでなく、「283系逆向きグリーン車」「105系500番台代走」「キヤ141系」といった、注目の車両や編成、運用も撮影できたというのは、運の良さが重なったとしか言いようがありません。

予めこういったネタ列車が来るとは思ってもおらず、アドベンチャーワールドのついでに撮影しただけなのに、これだけ注目のネタが揃うとは、もはや恐縮さえもする次第です。

今後も、機会があれば、きのくに線の他撮影地でも105系や283系も記録できればと思います。
流石にキヤ141系は、運良く遭遇できれば、といったところですが・・・




●関連ブログ:
今日の撮影(10月24日)キヤ141が"きのくに線"を南下 : くろしお99号のblog



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本日(10月24日)、白浜町のアドベンチャーワールドに行くことになっていたのですが、その前後にきのくに線の列車を撮影してみよう、と思い、早朝から自宅を出発し、日置川橋梁(紀伊日置〜周参見)に向かいました。

下記記事でご紹介したように来年(2021年)春のダイヤ改正で、紀伊田辺〜新宮間に227系が導入されることが発表されています。
【JR西日本】きのくに線・紀伊田辺〜新宮間へ新型車両227系導入・ICOCAエリア拡大を発表(2021年春) : 阪和線の沿線から

これにより、この区間を走る105系・223系/225系が見納めになることが濃厚と考えられます。
特に223系/225系については、朝の1列車(周参見7:17発普通和歌山行き2322M)のみに充当されるという、レアな列車であるだけに、ダイヤ改正までに撮影しておきたいな、と密かに考えていました。

本日、朝5時過ぎに自宅を自家用車で出発し、日置川橋梁を渡る223系の姿を撮影することとします。
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▲223系0番台・2500番台の普通和歌山行き2322M

考えてみれば、223系0番台・2500番台や225系が、定期列車で単線の橋梁を渡るのは、恐らくここだけではないかと思われます。
改正後は、そういった光景が見られなくなることから、早朝から出発した甲斐がありました。


アドベンチャーワールドの開園まで時間があるので、列車本数が少ない中で、可能な限り撮影してみます。

DSC02983-2_R
▲特急「くろしお12号」287系
日によっては「パンダくろしお」が充当される列車ですが、この日は通常の塗装でした。

ズームを引いて、日置川流域の様子も分かるように、俯瞰気味に撮影してみます。
DSC02985-2_R



続いてやってきたのは105系の普通列車。しかし、よく見ると、ドアの枚数が4枚です。
DSC03014-2_R
▲普通新宮行き(2329M)

4ドアの105系(500番台)は、投入当初より和歌山線や桜井線で運用されてきましたが、昨年3月のダイヤ改正で227系置き換えられました。
その後多くは廃車されたようですが、一部編成は残存しているようで、この写真のように、3ドアの105系(0番台)の代わりに運用されているようです。

105系500番台の運転台は、前後で形状が異なっており、新宮方はこのように105系0番台と同じ、改造時に取り付けられたタイプの運転台となっています。
一方、逆向き(紀伊田辺方)の運転台は、改造種車の103系の運転台に扉を付けた独特なスタイルでありますが、こちらの側を日置川橋梁で撮影できれば、これまた望外の喜びでありますが、そうそう上手いこといくのでありましょうか・・・


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▲普通紀伊田辺行き(2324M)

こちらは、この線区に通常運用されている、3ドアの105系(0番台)ですが、この車両も来春で置き換えの予定です。

DSC03026-2_R
こちらも引き気味に、流域の様子がわかるように俯瞰ぽく撮影してみました。


以上で、日置川橋梁での撮影の午前の部は終了となり、アドベンチャーワールドへ向かいます。
アドベンチャーワールドの後、午後も日置川橋梁で撮影しようと企んでいますが、果たしてうまいこといきますでしょうか・・・




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JR西日本では、同社のクレジットカード「J-WESTカード」利用により付与される「J-WESTポイント」を利用して、ネットで購入できる割引きっぷ、「J-WESTポイント特割きっぷ(e5489専用)」の発売を発表しました。

「J−WESTポイント特割きっぷ(e5489専用)」の発売:JR西日本

概要は以下の通りです。

●利用期間:
2020年10月20日(火)〜2020年12月25日(金)

●発売期間:
2020年10月20日(火)〜2020年12月25日(金)
(※)乗車日の13日前から当日まで発売

●発売箇所:
JR西日本ネット予約「e5489」

●設定区間・価格:
大阪市内〜金沢・・・3,000円+1,000ポイント
大阪市内〜富山・・・4,000円+1,000ポイント
(※)予約(購入)の際に、「J-WESTカード」により上記金額の決済と「J-WESTポイント」の引き落としを実施


その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



新型コロナウイルス感染症の影響により減少した利用者を取り戻そうと、鉄道事業者各社では、これまでにないおトクなきっぷを発売し、需要の喚起に取り組んでいるところで、これまでもそういったきっぷをご紹介してきました。

本日ご紹介したのは、JR西日本のクレジットカード「J-WESTカード」を利用して貯まる「J-WESTポイント」を利用することで、大阪〜金沢・富山間をおトクに利用できる商品であります。

「J-WESTポイント」は、1,000円利用毎に5ポイント貯まり(還元率0.5%)、貯まったポイントは、SMART ICOCAのチャージや旅行券等の商品に交換が可能となっています。
ポイントをためる・つかう│J-WESTカード:JRおでかけネット

SMART ICOCAの交換では、1,000ポイントで1,000円分のチャージが可能となっており、「1ポイント=1円」の交換比と考えてよさそうですが、今回の「J-WESTポイント特割きっぷ」では、例えば1,000ポイントと3,000円で、通常は7,790円の大阪〜金沢間を、ポイントと含めて半額強で利用することができるという、これまた非常におトクなきっぷであります。

特に、「J-WESTカード」をメインカードにしていて、J-WESTポイントの利用先を毎年考えている方にとっては、おトクに北陸に行ける機会が得られるだけに、この機会に是非とも検討していただければと思います。


一方、「J-WESTポイントが1,000ポイントも貯まっていない」場合であっても、JR西日本グループのショッピングセンター(ルクア、天王寺ミオ、和歌山ミオ等)のポイントをまとめて利用できる「WESPO」というスマホアプリを利用することで、これらのショッピングセンターのポイントをJ-WESTポイントに加えることも可能ですので、手持ちのポイントを確認してみてはいかがでしょうか。
J-WESTポイントに交換 | WESPO(ウエスポ)

かくいう私も、クレジットカード利用で獲得したJ-WESTポイントは800ポイントほどですが、別途WESPOに貯めている和歌山ミオのポイントが1,200ポイントほどあるので、今回ご紹介した「J-WESTポイント特割きっぷ」を利用する際には、気をつけたいと思います。

ともあれ、発表資料にもあったように、「J-WESTポイント」を利用してネット購入できる割引きっぷは、今回が初めての取り組みてありますが、これが今後他の割引きっぷにも広がっていくのか、ちょっと注目したいな、と感じたニュースでありました。



●関連ニュースサイト:
JR西日本、大阪市内〜金沢が「3000円+1000ポイント」で移動できる「J-WESTポイント特割きっぷ」 - トラベル Watch



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JR西日本では、利用者のスマートフォン(スマホ)でICOCAの機能を利用できる「モバイルICOCA(仮称)」の導入計画を発表しました。

「モバイルICOCA(仮称)」の導入計画:JR西日本
10月 社長会見:営業・輸送概況、安全安定輸送に向けた新幹線車両の新製、グループデジタル戦略:JR西日本
(「3.グループデジタル戦略」参照)

概要は以下の通りです。

●サービス開始:
2023年春(予定)

●主なサービス:
・定期券の購入や払い戻し、チャージなどがスマホアプリの操作により可能。
・自動改札機や店舗での利用は、スマホを読み取り部にタッチ
・チャージ残額、利用履歴等がスマホ画面上で確認可能
・定期券の購入やチャージの代金は、登録したクレジットカードから支払い

●その他:
・「スマートEX」「新幹線eチケットレスサービス」の交通系ICカードとして「モバイルICOCA」を登録することで、新幹線の予約、支払い、乗車がスマホ1台で可能に。
・MaaSアプリ「WESTER」「setowa」と連携して、スマホならではの機能を活用した、便利に利用できるサービスを検討。

●モバイルICOCA等を活用したシームレス連携のイメージ:
jrw_mobile_icoca
(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/2020/10/page_16848.html)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



スマホで交通系ICカードの機能を利用できるサービスとしては、既に「モバイルSuica」「モバイルPASMO」が提供されています。

関東地区を地盤とし、発行枚数でも全国1位・2位となる「Suica」「PASMO」がモバイル化された今日、次なるモバイル化としては、発行枚数全国第3位となる「ICOCA」の動向が注目されてきました。
(※)各交通系ICカードの発行枚数については、下記サイトを参考。
【速報】モバイルICOCA、遂に登場!!!2023年春よりサービス開始 | 鉄道プレス

そんな中、最近下記記事において、ICOCAのモバイル化については、可能性は高くない旨の記事がネット上に掲載されていました。
「モバイルPASMO」の実現までに13年もの歳月がかかった裏事情 - (page 3) - CNET Japan
 技術的ハードルをPASMOが越えた後なため、ICOCAのモバイル対応自体はそこまで難しくないと思うが、スマートフォンのプラットフォーマーとしても「これで充分」だと考えていると筆者は考える。
(上記記事より引用)


確かに発行枚数では、PASMOよりも更に少ない規模であるだけに、モバイル化は採算の面で難しい、というのが記事の概要であり、私も含む多くの方々がそう感じていたかも知れません。

それだけに、本日JR西日本から「モバイルICOCA(仮称)」の導入が発表されたのに、驚きを感じた方も多かったのではないかと思われます。

「モバイルICOCA」の概要としては、定期券やSF利用をスマホで可能になるという、先行する「モバイルSuica」「モバイルPASMO」と同様のサービスが提供されるのは勿論ですが、それだけでなく、既にJR西日本が提供しているMaaSアプリ等と連携して、人々の移動や生活、観光といった様々なシーンで利便性を提供するという、単なる決済手段を越えたサービス提供の軸としての役割も示されています。


私自身、通勤で「ICOCA」を利用しているだけに、この「ICOCA」がモバイル対応となれば、定期券をスマホに搭載できるようになることから、より便利になることが想像できます。
また、和歌山MIOでの買い物も、モバイルICOCAと「WESPO」(JR西日本グループの商業施設の共通ポイントサービスアプリ)とを連携させることで、スマホ1台で決済・ポイント付与が完了することで、こちらでもスマホ1台で完結させることができます。

現在の生活シーンで、これだけのメリットは思い浮かびますが、更にMaaSアプリとの連携で、より高い利便性が期待されるだけに、「モバイルICOCA」のサービス提供自体は勿論ですが、それに加えて「モバイルICOCA」を軸にした展開をどうしていくのか、といった点にも期待したいところです。


ともあれ、およそ2年半後のサービス開始に向けて、今後の詳細が楽しみなところでありますので、随時情報が発表されれば、当ブログでもご紹介していきたいと思います。




●関連ニュースサイト:
「モバイルICOCA(仮)」2023年春開始へ スマホで定期購入やチャージ JR西日本 | 乗りものニュース
JR西日本、「モバイルICOCA」(仮)導入へ 2023年春 | 鉄道ニュース | 鉄道新聞
JR西日本、「モバイルICOCA(仮称)」を2023年春開始へ - ケータイ Watch
モバイルICOCA、2023年春にスタート 関西圏もスマホで定期購入 - ITmedia NEWS
JR西日本、「モバイルICOCA」を2023年春に提供へ--スマホで定期券などが購入可能に - CNET Japan
JR西日本,2023年に「モバイル ICOCA(仮称)」を導入へ|鉄道ニュース|2020年10月17日掲載|鉄道ファン・railf.jp
JR西、2023年に「モバイルICOCA」サービス提供へ - 鉄道コム



●関連ブログ:
【速報】モバイルICOCA、遂に登場!!!2023年春よりサービス開始 | 鉄道プレス
モバイルICOCA発表 - hito’s blog
モバイル〇〇の導入が難しい理由|N|note
【JR西日本】「モバイルICOCA(仮称)」の導入計画について公表 - kqtrain.net(京浜急行)



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今年9月から運行開始した、JR西日本の「新しい長距離列車」こと「WEST EXPRESS 銀河」。
このブログでもご紹介しているように、11月までは京都・大阪〜出雲市、12月から来年3月までは大阪〜下関間での運行が予定されています。
【参考】
【JR西日本】「WEST EXPRESS 銀河」山陽方面の運行を発表(2020年12月〜2021年3月)大阪〜下関間で運転 : 阪和線の沿線から
jrw_westexpginga_ceremony
▲「WEST EXPRESS 銀河」運行開始日の様子
(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/200911_00_ginga.pdfより引用)


来年4月以降の運行ルートは現在のところ未定ですが、そんな中、本日(10月7日)、和歌山県南部(紀南)の7市町村がJR西日本に「WEST EXPRESS 銀河」を紀南地方へ運行するよう要望書を提出した、という報道がありました。

新宮市など紀南の7市町村がJR西日本に「銀河」運行を要望(写真付) | WBS和歌山放送ニュース
WTVニュース 長距離観光列車の誘致を要望│テレビ和歌山

上記地元のメディア(和歌山放送、テレビ和歌山)の報道によりますと、要望の概要は以下のとおりです。

・すさみ町から新宮市にかけての紀南地域の7市町村(すさみ町、串本町、古座川町、太地町、那智勝浦町、新宮市、北山村)の市町村長と和歌山県知事の連名で、「WEST EXPRESS 銀河」の紀勢線運行の要望書を提出。

・代表して要望書提出した田岡新宮市長は、「美味しい食や世界遺産など、魅力ある観光メニューを用意して皆さんをおもてなししたい」(上記和歌山放送記事より引用)とし、冨本JR西日本和歌山支社長は、「銀河を素晴らしい観光資源を持つ和歌山に誘致できるよう努めたい」(上記和歌山放送記事より引用)と応えた。


引用元となる報道の内容は、上記リンク先をご覧下さい。



「WEST EXPRESS 銀河」に使用されている117系電車は、かつて紀勢線(きのくに線)の普通列車として運用されていたこともあるため、走行に関しては大きな問題は生じないものと考えられます。

加えて、きのくに線南部の紀南地方では、潮岬、勝浦温泉、熊野三山といった観光資源が豊富でもあることから、山陰、山陽に続いての運行先ということで、紀南地方の運行の現実性は、個人的には決して低くないものと思っていました。

それだけに、高い注目を浴びている「WEST EXPRESS 銀河」の紀南地方の運行に、沿線自治体も積極的に誘致すればいいのにな、と思っていたところ、考えていたよりも早い段階での要望活動が実施されました。

勿論、この1回きりの要望で簡単に運行が実現する訳ではなく、今後継続的な誘致活動が言うまでもありませんし、「WEST EXPRESS 銀河」を誘致できるだけの「おもてなし」をどれだけアピールできるかが、まさに沿線市町村と、そしてそれらを広域的に束ねる和歌山県の力の見せ所、といえるのではないのでしょうか。

そういう意味でも、今後の沿線市町村及び和歌山県の動きに注目したいところでありますし、続報があれば当ブログでもご紹介したいと思っています。



さて、和歌山県南部への「WEST EXPRESS 銀河」運行が実現するとなれば、どのようなダイヤや商品が考えられるのでありましょうか。ちょっと勝手に考えてみました。

運行ダイヤとすれば、こんな感じでしょうか。
往路(夜行):新大阪〜(車内泊)〜串本〜紀伊勝浦〜新宮
復路(昼行):新宮〜紀伊勝浦〜串本〜新大阪


往路はかつての夜行普通列車「はやたま」を彷彿とさせる夜行列車、そして復路はきのくに線南部の海岸線を存分に眺めることのできる昼行列車として運行することで、昼行・夜行の両方が楽しめるダイヤ、というのも面白いかも知れません。


また沿線でのおもてなしや観光へのアクセスといった点では、こんな感じの取り組みやオプショナルツアーとかあると楽しそうだな、とこれまた素人的に勝手に考えてみました。
・串本・・・長時間停車を利用した潮岬での日の出見学バスツアー
・紀伊勝浦・・・まぐろ丼によるおもてなしや、町内温泉旅館の日帰り利用オプション
・新宮・・・熊野三山や、日本唯一の飛び地の村・北山村へのバスツアー乗り換え


勿論、上記の例は、いまこの記事を書いている最中に適当に思いついたおもてなしやオプショナルツアーなので、沿線地域にはこれ以外にも多数の魅力ある観光資源があると思っています。
それらと「WEST EXPRESS 銀河」とを組み合わせることで、多くの観光客に紀南地峡の魅力を味わっていただくのは勿論ですが、それに加えて、「WEST EXPRESS 銀河」という注目度の高い列車が紀南地方を走ること自体が、地域のPRに活用できるような、そんな相乗効果を生み出す運行になれば、鉄道ファンとして、また和歌山県内在勤者の一人としては非常に嬉しく感じる次第です。


「WEST EXPRESS 銀河」については、いつか必ず乗ってみたいと思っている列車ですが、和歌山県内での運行が実現するのであれば、是非とも初めての乗車として取っておきたい、という気持ちもあります。
それだけに、今後の誘致への取り組みを応援したいですし、その状況もつぶさにご紹介していくことができればな、と思ったニュースでありました。



●関連ブログ:
『WEST EXPRESS 銀河』が紀南へ? 新宮市などがJR西日本に要望 : コクゴ鉄道ニュース




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