阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
当ブロクの更新情報やコメントについては、当ブログ用ツイッターアカウントを
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JR西日本

【JR西日本】ロケット「カイロス」打ち上げ延期に伴い3月13日に臨時列車を運転。3月9日(土)に比べ更に2本増発に

和歌山県串本町で、ロケット発射場「スペースポート紀伊」から小型ロケット「カイロス」が、3月9日(土)に打ち上げられる計画でしたが、同日の打ち上げは延期となり、3月13日(水)に延期となりました。
(参考)
プレスリリース:カイロスロケット初号機の打上げ日について

これに伴い、3月9日(土)にも運転されたきのくに線の臨時列車について、3月13日(水)にも運行されることが発表されました。

ロケット「カイロス」打ち上げに伴うきのくに線 臨時列車の運転 :JR西日本

概要は以下のとおりです。

【臨時列車本数】
紀伊田辺・串本→新宮方面:5本
新宮→串本→紀伊田辺方面:6本
合計:11本
(参考:3月9日(土)の臨時列車:計9本)

【時刻表】(主な駅を掲載)
(上り:新宮方面)
2024031220-45-551


(下り:紀伊田辺方面)
2024031220-46-302

(いずれも上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240311_00_press_rocket.pdf)より引用)

【その他】
・多くの利用が見込まれるため、「サイクルトレイン」の設定は中止。
・今後も「スペースポート紀伊」でロケットが発射される際に混雑が予想されれば、臨時列車を運転する場合あり。

(参考)



詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



コロナ禍やロシアのウクライナ侵攻の影響により当初の予定から4回の延期となり、ようやく3月9日(土)の打ち上げにまでこぎ着けた、この「カイロス」ですが、打ち上げ当日、発射場周辺の海上警戒区域に船舶が残っていたため、延期となりました。
(参考)
民間ロケット「カイロス」、延期した打ち上げは13日午前11時1分に再設定 : 読売新聞

まさかここに来て、そんな理由で打ち上げ延期となるとは、地元や見学者から落胆の声も聞こえたりしましたが、一方で打ち上げの機器等のトラブルは無いことから、4日後に再打ち上げが可能となりました。

これに伴い、きのくに線の臨時列車も、3月9日(土)と同様に設定されるのですが、よく見ますと3月9日の設定に比べ、串本〜新宮間で1往復(2本)追加されているのが目に付きます。
(新宮10:00発→串本11:25着、串本11:32発→新宮12:48着)

当初の打ち上げ予定日には、多数の見学客が利用し、相当な混雑となった模様で、急遽さらに1往復追加で設定することになった模様です。
多くの利用者が、この機会にきのくに線を利用するのは、大変有り難い話で、今後も「スペースポート紀伊」でのロケット発射の際に、多数の見学客が、このきのくに線を利用してもらえると嬉しいな、と感じています。


明日の「カイロス」打ち上げは11時1分から11時17分の間に予定されています。
ロケットの発射は簡単ではないことは、素人の私でも十分理解できますが、それでも無事な発射を願いたいニュースであります。

20230903_060225
▲特急くろしお「ロケットカイロス号」に貼り付けられた応援ステッカー。
明日3月13日んみは、このように無事打ち上げられることを願っています。




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【JR西日本】通勤特急「らくラクやまと」出発式を開催(2024.3.18)当日の乗客にはオリジナルクリアファイルがプレゼント

JR西日本では、3月18日(月)に通勤特急「らくラクやまと」のデビューを記念して、奈良駅で出発式を行うことを発表しました。

通勤特急「らくラクやまと」デビューを記念し 奈良駅で出発式を行います! :JR西日本

概要は以下のとおりです。

【日時】
2024年3月18日(月) 午前7時〜7時20分頃まで

【場所】
奈良駅2番のりば

【「オリジナルクリアファイル」プレゼント】
運行開始当日、奈良駅発・新大阪駅発それぞれの「らくラクやまと」利用者に、オリジナルクリアフィアルをプレゼント。
(いずれも王寺〜久宝寺間で配布)

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▲「らくラクやまと」運行初日に配布されるオリジナルクリアフィアル
(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/2024/03/page_24734.html)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



下記記事でご紹介したように、来週月曜日の運行開始を前にして駅案内等の準備も着々と進んでいる「らくラクやまと」。
(参考)


運行開始当日は、奈良駅発の列車で出発式が開催されますが、それに加え初日の列車では乗客に対してオリジナルクリアフィアルがプレゼントされます。

上記引用画像のとおり、今回配られるクリアファイルは、奈良駅発と新大阪駅発で異なるデザインtおなっている上に、「らくラク〜」シリーズのみならず、近畿エリアの有料着席サービスとして実施している「うれしート」「Aシート」もデザインされたものとなっています。

お金を出してでも購入したい、と思う人も出てくるくらい、秀逸なデザインに感じましたので、何かの機会に販売されれば、是非こうにゅうできればいいな、とも感じたニュースでありました。




鉄道コム関連記事】
通勤特急 らくラクやまと 運転(2024年3月18日〜) - 鉄道コム



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通勤特急「らくラクやまと」乗車位置案内をみる(2024.3.9)

来る3月16日(土)ダイヤ改正で、大和路線に新たに「らくラクやまと」が運行されます。
(参考)


「やまとじライナー」以来となる特急用車両を使用した有料着席サービス列車、そして「かすが」以来となる奈良県内のJR線を走る定期特急列車として、ファンの注目の高いこの列車。

運行開始を前にして、既に天王寺駅には、「らくラクやまと」の乗車位置がホームに貼り付けられていましたので、ご紹介します。
20240309_114607_1
▲「らくラクやまと」乗車位置案内


よく見ますと、「通勤特急」と記されており、「らくラクやまと」をはじめとした「らくラク」シリーズを、「通勤特急」として位置づけていることが、この表示からも垣間見ることができました。
(参考)


新大阪発が夜、奈良発が朝の、いずれも平日のみの運行ですので、おいそれと乗車するのもなかなか大変ですが、機会があれば乗車して、その様子をブログにアップできればと思っています。




鉄道コム関連記事】
通勤特急 らくラクやまと 運転(2024年3月18日〜) - 鉄道コム



【関連ニュースサイト】
大和路線に通勤特急「らくラクやまと」誕生へ 新大阪から環状線周りで奈良へ!? 「うれシート」も増発 | 乗りものニュース
JR西日本「らくラクやまと」新設、平日朝夕に奈良〜新大阪間で運転 | マイナビニュース
JR西、大和路線で通勤特急「らくラクやまと」新設!有料座席サービスも拡大へ | レイルラボ ニュース
JR西日本、奈良〜大阪エリア結ぶ通勤特急「らくラクやまと」新設 「快速 うれしート」もさらに拡大 2024年春ダイヤ改正 | 鉄道ニュース | 鉄道チャンネル



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「パンダくろしお」撮影記録(阪和線・長滝〜新家:2024.3.3)

昨日のことですが、家の用事を色々している間、少し時間があったので、用事先にも近いこともあり、阪和線・長滝〜新家間で撮影してみることにしました。

丁度、上下の「くろしお」が、「パンダくろしお」でやってくることから、これはいいタイミング、と思い、撮影してみました。

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▲「パンダくろしお」充当の「くろしお19号」。


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▲「パンダくろしお」充当の「くろしお26号」。
こちらは「パンダくろしお」充当固定ですが、多客期ということもあり3両増結の9両編成で運行されていました。


この「パンダくろしお」、下記の記事でご紹介したように、当初の予定ですと2023年冬頃には運行が終了しているはずでした。
(参考)


しかし、時は既に2024年。当初の終了予定時期を超え、今なお運行が続いています。

今やきのくに線最大のコンテンツ、否、JR西日本としても有力なコンテンツとなったこの「パンダくろしお」。
これだけの集客効果があれば、運行終了するのもそう簡単にはいかないのかも知れません。

ファンとしてはいつまでも、この愛らしい「パンダくろしお」を眺めることができるのは嬉しいのですが、それとて永遠に、とういわけにもいきません。

終了の時期がやってくるまでに、可能な範囲で記録し続けたいと思います。

撮影地でご一緒いただいた方々、ありがとうございました。



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【JR西日本】オーシャンアロー283系の運用が変更に。週末等の臨時列車にも充当へ【2024年3月ダイヤ改正】

こちらの記事でJTB時刻表2024年3月号を購入し、ざっと気になった点をご紹介しましたが、改めて眺めてみますと、特急「くろしお」の283系「オーシャンアロー」の運用にも変化がありましたので、ここでご紹介します。

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▲特急「くろしお」283系「オーシャンアロー」。
今回のダイヤ改正で、充当列車が変更となります。


改正前の283系「オーシャンアロー」編成の運用は以下のとおりでした。

【新大阪→白浜・新宮方面】
くろしお3号:新大阪8:58→白浜11:37
くろしお13号:新大阪13:13→白浜15:47
くろしお17号:新大阪15:13→新宮19:28
くろしお33号:新大阪21:44→和歌山22:55

【新宮・白浜方面→新大阪】
くろしお6号:海南6:39→新大阪8:07
くろしお16号:新宮8:32→新大阪12:51
くろしお20号:白浜12:20→新大阪14:51
くろしお32号:白浜17:20→新大阪19:51


これが、改正後は以下のとおりに変更となります。

【新大阪→白浜・新宮方面】
★くろしお5号:新大阪9:28→新宮13:53
くろしお11号:新大阪12:13→新宮16:40
くろしお29号:新大阪20:13→白浜22:54
くろしお35号:新大阪22:47→和歌山23:58

【新宮・白浜方面→新大阪】
くろしお2号:和歌山5:14→新大阪6:21
くろしお14号:白浜9:20→新大阪11:51
★くろしお30号:新宮15:04→新大阪19:21
くろしお36号:新宮17:46→新大阪22:08

(★:金・土・休日及び多客期運転)


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▲JTB時刻表2024年3月号の特急「くろしお」時刻表。
赤枠が283系充当列車です。
(同号より引用、赤枠は管理人による。)

ご覧のとおり、一日4往復であることには変わりは無いものの、そのうち1往復が週末等のみの運転となることが大きな変更点となります。
そのため、改正後、繁忙期を除く月曜日〜木曜日は283系「オーシャンアロー」の充当列車が減少することになるので、注意が必要です。

一方で、白浜〜新宮の運行は、現行一日1往復であるのに対し、改正後は一日最大2往復に増加します。
そして運行時間帯も現行では夜間・午前に対し、改正後はいずれも昼間の時間帯と、乗車や撮影を楽しむにはむしろ改善されているようにも感じます。

車両運用でみますと、一日2編成が運用されている283系のうち、そのうち1編成は、平日に関しては早朝の和歌山→新大阪と、深夜の新大阪→和歌山の1往復のみという、かなり余裕のある運用に充当されることがわかります。

運用開始後30年を迎えようとする283系「オーシャンアロー」。
今回の運用変更をみますと、車両の老朽化も見据えて、より負担の少ない運用に充当しているのではないか、と感じたりしました。

下記記事でもご紹介したように、この3月16日に北陸新幹線・金沢〜敦賀間の開業により、一定数の681系・683系が余ってくるものと思われます。
(参考記事)

これらとて老朽化が進むことから、一部は廃車の可能性もありますが、残る編成の動向も気になるところです。

今回の283系「オーシャンアロー」の運用変更が、北陸新幹線開業に伴う681系・683系の今後の動向と何か関連が出てくるのかどうか。

その答えはもうしばらく待たないと出てこないと思われますが、当ブログでは引き続き、その動きを追いかけていきたいな、と思っています。



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【JR西日本】大阪デスティネーションキャンペーンプレキャンペーン実施(2024.4.1〜6.30)阪和線等でDCヘッドマーク列車を運行

JR西日本及び大阪デスティネーションキャンペーン(以下「大阪DC」)推進協議会では、来年(2025年)開催の大阪DCに先駆け、2024年4月から6月まで、「大阪デスティネーションキャンペーンプレキャンペーン(以下、「大阪プレDC」)を開催することを発表しました。

大阪デスティネーションキャンペーンプレキャンペーン 「来てな!オモロイがいっぱい大阪旅」が始まります!:JR西日本

大阪プレDCの期間は、2024年4月1日から2024年6月30日まで、キャッチフレーズは「来てな!オモロイがいっぱい大阪旅」とのことです。

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▲大阪プレDCキャンペーンロゴ
(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240222_00_press_preosakadc3.pdf)より引用)


この発表では、JR西日本における取組内容のひとつとして、「DCヘッドマーク列車の運行」が紹介されています。

DCヘッドマーク列車の運行期間は3月末から6月末、運行区間は大阪環状線、JR京都線、JR神戸線、阪和線となっています。

jrwest_preDC_headmark
▲DCヘッドマーク
(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240222_00_press_preosakadc3.pdf)より引用)


運行区間に「阪和線」が記載されているところから、このブログでも取り上げてみた次第ですが、大阪環状線及び阪和線で運行される、ということは、阪和線等で運用されている223系または225系に、ヘッドマークを掲出した編成が登場することになるものと推測されます。

数が多い上に運行範囲の広い223系・225系。
ヘッドマーク掲出編成が何編成か、にもよるのですが、遭遇するのは難しそうな漢字です。
とはいえ、阪和線の沿線ファンとしては、折角の機会ですので、掲出期間中に遭遇して、記録に収めておきたいな、と感じたニュースでありました。



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【JR西日本】ロケット「カイロス」打ち上げに伴うきのくに線臨時列車運転(2024.3.9)通常見られない「紀伊田原行き」普通列車も運行

和歌山県串本町では、来る3月9日(土)にロケット発射場「スペースポート紀伊」から小型ロケット「カイロス」が打ち上げられる予定となっています。

当日は交通規制が行われることから、きのくに線(紀勢本線)では、ロケット発射見学に便利な臨時列車を運行することを発表しました。

ロケット「カイロス」打ち上げに伴うきのくに線 臨時列車の運転:JR西日本

概要は以下のとおりです。

【臨時列車本数】
紀伊田辺・串本→新宮方面:4本
新宮→串本→紀伊田辺方面:5本
合計:9本

【時刻表】(主な駅を掲載)
(上り:新宮方面)
2024022820-21-501
(下り:紀伊田辺方面)
2024022820-55-152
(いずれも上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240228_00_press_rocketkairos.pdf)より引用)

【ロケット打ち上げ会場の最寄り駅】
紀伊田原駅(会場まで徒歩9分程度)
紀伊浦神駅(会場まで徒歩2分程度)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



和歌山県や串本町が誘致した民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」では、その第1号となるロケット「カイロス」の発射を地元でも応援しており、下記のとおり昨年3月から、287系にラッピングを施した、「特急くろしお『ロケットカイロス号』」が運行されています。
(参考)


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▲天王寺駅に停車中の特急くろしお「ロケットカイロス号」


肝心の「ロケットカイロス号」の発射は、コロナ禍やロシアのウクライナ侵攻の影響により、当初の予定から都合4回延期となり、ようやくこの3月に打ち上げられることとなりました。
(参考)
民間の小型ロケット「カイロス」、4度の延期乗り越え打ち上げへ…「宇宙輸送サービス」事業化を目指す : 読売新聞

発射を待ち焦がれていたこともあったかも知れませんが、ロケット発射の見学場のチケットは発売早々完売となるほどの人気となっています。
(参考)
ロケット「カイロス」初号機打ち上げ応援サイト

大勢の見学客が来る中、近くを走る国道42号線では交通規制も実施されることから、このきのくに線では臨時列車を運行することとしています。


注目は、通常ダイヤでは見られない「紀伊田原行き」でしょうか。
臨時列車のうち、紀伊田原始発・終着となる列車は以下のとおりです。
・紀伊田辺8:00発→紀伊田原9:58着
紀伊田原10:16発→串本10:33着
・串本10:12発→紀伊田原10:41着
紀伊田原11:35発→串本11:52着
・串本12:00発→紀伊田原12:21着
紀伊田原12:54発→串本13:24着


このように、3往復(6本)の紀伊田原折り返しの列車が設定されることとなります。
特に紀伊田原行きの場合、行先表示に「紀伊田原」という駅名が表示されるのかどうかも気になるところです。

それ以前に、紀伊田原駅で列車が折り返すこと自体稀であると思われますので、この機会にその様子を記録してみよう、と目論んでいる鉄道ファンもおられるのかも知れません。


ともあれ、今後の成長が期待される「民間ロケット」の発射場として、和歌山県の最南端に整備されたこの「スペースポート紀伊」。
今回初めての発射となることから大きな注目を集めていますが、今後定期的に発射されるようになると、串本町でのロケット見学ツアーも有力な観光資源となるのではないか、とも思われます。

そのためには、まずは最初の発射が無事成功することを願いたいところだな、と感じたニュースでありました。



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【JR西日本・白山市】「白山市立高速鉄道ビジターセンター」2024年3月13日オープン

白山市では、北陸新幹線の新幹線技術及び車両基地を広く紹介するとともに、広域的な観光振興、賑わいの創出をねらいとして、「白山市立高速鉄道ビジターセンター(愛称:トレインパーク白山)」を、2024年3月13日(水)に開業することを発表しました。

2024年3月13日(水)に 白山市立高速鉄道ビジターセンターがオープン!:JR西日本

概要は以下のとおりです。

【グランドオープン】
2024年3月13日(水)

【開館時間・休館日】
・開館時間:
9:00〜17:00(最終入館受付は閉館時刻の30分前まで)
・休館日:
毎週水曜日、年末年始(12月29日〜1月3日)

【入館料金、シミュレーター利用料金】
・入館料金(こどもあそびエリア、新幹線学びと体感エリア)
大人(高校生以上)500円、子供(中学生以下)0円
・シミュレーター利用料金:
大型300円、小型100円

【アクセス】
・北陸本線(3月16日よりIRいしかわ鉄道線)加賀笠間駅から徒歩15分。
同駅よりシャトルバス(1時間に1本間隔)で約5分

【施設概要(抜粋)】
(いずれも上記発表資料内リンク先https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240222_08_press_trainparkhakusan.pdfより引用)
・新幹線学びと体感エリア
2024022317-05-584


・新幹線見学エリア
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・屋上展望エリア
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詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



いよいよ来月3月16日に開業する北陸新幹線・金沢〜敦賀間ですが、既に北陸新幹線の車両基地として稼働している「白山総合車両所」に隣接して建設が進められてきたのが、今回ご紹介する白山市立高速鉄道ビジターセンター「トレインパーク白山」です。

その開業日及び施設概要が発表されていますが、鉄道ファンとして注目したいのは、白山総合車両所の様子がリアルで見られる「新幹線見学エリア」、そして新幹線を間近で見ることのできる「屋上展望エリア」でありましょう。

「屋上展望エリア」では、新幹線の走行写真も撮影できそうですので、開業後は家族連れだけでなく、多くの「撮り鉄」こと撮影系鉄道ファンが集まる場所になるのではないか、と思います。
それに加え、「新幹線見学エリア」では、白山総合車両所の内部をじっくり見られることから、他の施設では決して味わえない体験ができるものと思われます。

これらの施設が、「新幹線学びと体感エリア」の入場料500円だけで楽しめる(「こどもあそびエリア」は別途500円が必要)ですので、これまたコストパフォーマンスに優れた鉄道施設として人気になるのではないか、と思われます。

アクセスは、新幹線延伸開業後にIRいしかわ鉄道に移管される「加賀笠間駅」から徒歩またはシャトルバスとなります。

新たな「新幹線の聖地」として、多くのファンや観光客が絶えず訪問することを期待したいな、と感じたニュースであります。




鉄道コム関連記事】
北陸新幹線の線路横に「トレインパーク白山」開館 新幹線シミュレーターも設置 - 鉄道コム



【関連ニュースサイト】
「白山市立高速鉄道ビジターセンター(トレインパーク白山)」が3月13日にオープン|鉄道ニュース|2024年2月23日掲載|鉄道ファン・railf.jp
北陸新幹線「車両基地直結」トレインパーク開業へ 点検風景も見学可能 屋上展望デッキも | 乗りものニュース



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【JR西日本】紀勢本線 和歌山〜箕島間は開業100周年。スタンプラリー等の記念イベントが開催

JR西日本では、紀勢本線の紀和〜和歌山〜箕島間が2024年2月28日(水)に開業100周年を迎えることを記念して、記念イベントを実施することを発表しました。

紀勢本線 和歌山〜箕島駅間「開業100周年」記念イベント開催!:JR西日本

概要は以下のとおりです。

【和歌山駅オリジナルカード配布】
・日時:
2024年3月3日(日) 10:00〜15:00
・場所:
和歌山駅中央口
・枚数:
228枚限定
・引換券配布:
オリジナルカードの引換券は、7:00〜8:00の間に、和歌山駅東口で配布。
(カード配布場所と異なるので注意)

【記念スタンプラリー】
・期間:
2024年3月20日(水)〜8月31日(土)

・設置場所:
和歌山駅、紀三井寺駅、海南駅、加茂郷駅、下津駅、箕島駅
(記念台紙は、加茂郷駅、下津駅での配布は無し)

【なつかしの紀勢本線写真展】
和歌山〜箕島間の写真を一般募集し、10月頃に写真展開催を予定。
(詳細は別途発表)

【ポスターデザイン】
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(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/items/240221_00_press_kinokuni100th_1.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



現在の紀勢本線は、亀山〜津〜新宮〜和歌山〜和歌山市と、紀伊半島をぐるりと半周する路線です。
全通は1959年(昭和34年)と比較的遅いものの、そこに至るまでは、「紀勢東線」「紀勢中線」「紀勢西線」と、3線区に分かれて建設が進みました。

今回100周年を迎える「紀和〜和歌山〜箕島間」は、このうち「紀勢西線」として建設が進められた区間です。
100周年を記念し、オリジナルカードの配布やスタンプラリー、写真展が実施されます。
スタンプラリーは、期間限定のオリジナルのスタンプが用意される模様なので、懐かしい車両等もデザインされることから、気になるところではあります。

また写真展は、かつての懐かしい写真も多く展示されることも考えられますので、機会があれば是非見にいきたいと思っています。


なお、私が沿線に住んでいる「阪和線」の全通は1930年ですので、全線開業は2030年と、あと6年先となりますが、その際には阪和線沿線で楽しいイベントが開催されることを、今から楽しみにしておきたいと思ったニュースでありました。




鉄道コム関連記事】
和歌山駅 開業100周年記念カード 配布(2024年3月3日) - 鉄道コム
和歌山〜箕島間 開業100周年記念スタンプラリー(2024年3月20日〜) - 鉄道コム



【関連ニュースサイト】
JR西日本,紀勢本線 和歌山〜箕島駅間「開業100周年」記念イベントを開催|鉄道イベント|2024年2月22日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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【JR西日本】山陽新幹線500系4編成を置き換えへ。N700系を8両編成化改造して投入へ

JR西日本では、山陽新幹線の安全性・快適性の向上の取り組みとして、N700Sを投入することとします。
それに伴いこれまで「のぞみ」号として運転していたN700系16両編成を、8両編成化する改造工事を実施し、現在「こだま」で運用している500系(6編成)のうち、4編成を置き換えることを発表しました。

山陽新幹線の安全性・快適性の向上:JR西日本

概要は以下のとおりです。

【N700S追加投入】
・2024年度から2026年度にかけて、4編成投入

【N700系の8両編成化改造工事】
・2024年度から2026年度にかけて、4編成を対象に8両編成化の改造工事を実施

【500系の用途廃止】
N700系の8両編成化改造工事により、500系6編成のうち4編成を、2026年度末までに用途廃止


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



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▲山陽新幹線「こだま」で活躍する500系。


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▲京都鉄道博物館に保存されている500系。
一部編成は既に廃車され、そのうち1両はこのように京都鉄道博物館に保存され、多くの入観客の注目を今も集めています。


現在、山陽新幹線の「こだま」で運用されている新幹線500系。
1997年にデビューし、当初は東京〜博多間「のぞみ」号を中心に運行されました。
山陽新幹線で初めて営業運転での最高時速300kmを実現した車両で、その実現のために、ジェット戦闘機をイメージさせるとがった先端部や、円形の断面といった、他の新幹線車両では見られない独特の外観は、今でもなお高い人気を集める車両となっています。

2008年から8両に単編成化され山陽新幹線内の「こだま」運用に転用されるようになり、現在に至るまで、残存する6編成が「こだま」として運用されています。

既にデビューから四半世紀を過ぎた現在、今後の動向が気になるこの500系ですが、この度N700系の単編成化により置き換えられることが発表されました。

置き換えは来年度から3年間、2024年度から2006年度にかけて実施されます。
置き換え後も500系は2編成残ることとなりますが、残る編成についても、恐らく今後、N700系の転用により置き換えられ、遠からず500系全廃の時期がやってくるものと考えられます。


その特徴的なフォルムから、今もなお高い人気を誇る500系新幹線。
登場から25年を経たいま、その活躍が終焉を迎える時期が近づきつつあります。

後に続くN700系以降の、山陽新幹線の高速化を初めて実現した功労者として、そしてそのスタイルから子供達をはじめとした多くのファンを集める人気車両として、唯一無二の活躍をし続けてきた500系。
その活躍を最後まで見届けていきたいな、と感じたニュースでありました。




鉄道コム関連記事】
JR西、500系4本を置き換えへ N700系の8両化を実施 - 鉄道コム
グリーン車、色、九州新幹線への直通有無どうなる? 「珍しい工事」でN700系に「新形態」誕生へ - 鉄道コム



【関連ブログ】
【悲報】500系新幹線が4編成引退へ…N700系を短縮改造して転用 - 鉄道プレス
【JR西日本】500系6編成のうち、4編成が2026年度末に引退へ | Stella Rail Side
山陽新幹線「こだま」にN700系投入で500系は2編成だけに: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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JR西日本,N700Sを追加導入 〜N700系8両編成化工事を4編成で実施へ〜|鉄道ニュース|2024年2月14日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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