阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

南海電鉄

【南海電鉄】復刻デザインの7100系・2200系撮影会を実施(2025.3.20)2200系復元デザイン車両最後の撮影会に

南海電鉄では、約30年前の復刻デザインを施した「7100系」と「2200系」を並べた撮影会を、南海電鉄住ノ江車庫で実施することを発表しました

3月20日、住ノ江車庫にて約30年前の復刻デザインを施した7100系と2200系を並べた撮影を実施! | 南海電鉄

概要は以下のとおりです。

【実施日】
2025年3月20日(木・祝)
第1回:10時〜11時
第2回:13時〜14時

【実施場所】
南海電鉄 住ノ江車庫

【実施内容】
復刻デザインの7100系車両と2200系車両を並べて撮影会を実施。

【参加費】
1人10,000円

【申込方法】
ぶらりたびホームページより申し込み
http://www.nankai.co.jp/odekake/burari.html

【募集人数】
各回80人の合計160人

【申込期間】
2025年2月19日(水)10時〜2月25日(火)17時
(※)先着順


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



昨年8月から運行している南海「7100系」の復刻デザイン編成。
そして今年1月から運行している「2200系」の復刻デザイン編成。
両編成を並べると、1980年代まで普通に見られた南海電鉄の風景ですが、この風景が3月20日に撮影会という形で再現されることとなりました。

特に2200系に関しては、今回が最後の撮影会ということで、じっくり撮影できるのは、これが最後ともいえるでしょうから、人気も必至でありましょう。

上記発表資料でも、2200系に関しては、「天空」1編成を除き今年春に引退することが明示されており、そういう意味でも、二度とみることができるか難しい、貴重な撮影会となることでしょう。

生憎私は、この日も撮影会に参加することが無理でありますので、参加される皆さんの成果を様々な媒体を通じて見届けるしかないのですが、ともあれ、申込は明後日の10時からですので、興味ある方は忘れずにWebから申し込むようにしておきましょう。

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▲南海7100系復刻デザイン編成。

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▲南海2200系復刻デザイン編成。
これら2編成を並べた撮影会が実施されることが発表されました。

【南海】2200系復元塗装編成を撮影してきました(2025.2.16)

下記記事でご紹介したように、南海電鉄では、現在一般車両として運行している2200系車両が今年春に引退することとなり、そのうち1編成が約30年前の復元塗装を施すこととしています。
(参考)


復元塗装での運行は、先月20日より実施されており、既に撮影報告も各種SNSに上がってきているのですが、私も本日(2月16日)、ようやく撮影することができましたので、この場でご報告します。

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▲汐見橋〜芦原町間

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▲芦原町駅

以下、汐見橋駅での撮影です。
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▲岸里玉出側先頭車(2281号車)

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▲同車両に掲出のヘッドマーク

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▲汐見橋方先頭車(2231号車)

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▲同車両に掲出のヘッドマーク

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▲汐見橋駅に停車中の様子

終日30分間隔での運転の汐見橋線。
いつもは閑散な風景が展開されているようですが、今に限って言えば、決して少なくない鉄道ファンが、撮影や乗車に勤しんでいました。



このブログでご紹介してきたように、私自身は大学卒業まで、泉北高速鉄道沿線に住んでいて、また高校が南海高野線沿線だったことから、この旧塗装の2200系(当時は22000系)もよく見かけました。
ただ、22000系は専ら急行での運用となっていましたので、例えば堺東〜難波間で、敢えて選んで乗る程度でしか、乗車することができませんでしたが、それだけに個人的には「よそゆきのカラーの列車」というイメージがありました。

そんな青春の頃の思い出となってしまったこの22000系の旧塗装が、このような形で復元されるとは、思ってもみず、是非記録しておきたいと思っていただけに、本日ようやく撮影できました。

2200系は、他の線区でも運用されることもあるようです。
運行期間がそれほど長くないので、実現するかどうかは分かりませんが、例えば多奈川線で運行されることがあれば、それも記録できればいいなと思いますので、機会ができればチャレンジしてみたいな、と思っています。

【南海電鉄】泉北高速各駅で発売のIC連絡定期券の発売範囲が大幅に拡大。大阪メトロ難波・天下茶屋接続に加え、JR・大手民鉄各社との連絡定期券も発売に

南海電鉄では、泉北高速鉄道との合併に伴い、2025年4月1日(火)から泉北高速各駅(深井、泉ケ丘、栂・美木多、光明池、和泉中央)で発売しているIC連絡定期券の発売範囲を拡大します。

2025年4月1日(火)から泉北高速各駅で発売しているIC連絡定期乗車券の発売範囲を拡大します | 南海電鉄
IC連絡定期乗車券の発売範囲を拡大します | 泉北高速鉄道

概要は以下のとおりです。

【発売開始日】
2025年4月1日(火)から

【追加接続駅・発売拡大経路】
●Osaka Metro(大阪メトロ)(接続駅追加)
<難波駅接続>
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<天下茶屋駅接続>
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(※)中百舌鳥駅接続は現在も発売中

●JR西日本(拡大)
<新今宮駅接続>
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<三国ヶ丘駅接続>
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<橋本駅接続>
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●近畿日本鉄道(拡大)
<難波駅〜大阪難波駅接続>
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<河内長野駅接続>
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<天下茶屋駅〜大阪メトロ堺筋線〜近鉄日本橋駅接続>
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●京阪電気鉄道(拡大)
<難波駅〜大阪メトロ御堂筋線〜淀屋橋駅・大江橋駅接続>
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<天下茶屋駅〜大阪メトロ堺筋線〜北浜駅・なにわ橋駅接続>
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<新今宮駅〜JR大阪環状線〜京橋駅接続>
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●阪急電鉄(拡大)
<難波駅〜大阪メトロ御堂筋線〜大阪梅田駅接続>
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<天下茶屋駅〜大阪メトロ堺筋線〜天神橋筋六丁目駅接続>
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●阪神電気鉄道(拡大)
<難波駅〜大阪難波駅接続>
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<難波駅〜大阪メトロ御堂筋線〜大阪梅田駅接続>
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(上記画像はいずれも発表資料(https://www.nankai.co.jp/lib/company/news/pdf/250207_1.pdf)より引用)


【発売券種】
通学・通勤(大人・小児)のIC連絡定期乗車券
(大阪メトロを経由する通勤定期乗車券は大人のみ)
(障害者用割引定期券、実習用通学定期券は対象外)

【発売媒体】
ICカード(PiTaPa及びICOCA)
(磁気定期乗車券は対象外)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



この4月1日に、泉北高速鉄道は南海電鉄と合併し、泉北高速鉄道線は「南海電鉄泉北線」として新たなスタートを切ります。
既に車両のロゴ等については合併を前に「NANKAI」のロゴが入ったものに逐次変更されていることは、このブログでもご紹介したところです。
(参考)


一方、運賃等については、南海電鉄と泉北高速鉄道線(合併後は「泉北線」)との運賃については、「普通運賃はほとんどの区間で値下げ」「定期運賃は全区間で値下げ」が発表されています。
(参考)

泉北線と、南海線・高野線等にまたがる区間では大幅な値下げが実現することから、泉北線沿線の利用者にとっては朗報この上ないわけですが、一方で、泉北線の運賃も南海電鉄の運賃体系に取り込まれることで、連絡定期券の発売範囲が拡大されるのか、という点も気になっていました。

現在、泉北高速鉄道各駅からの連絡定期券は、以下の2種類のみ発売されています。
<南海電鉄>中百舌鳥駅接続
・<大阪メトロ>中百舌鳥駅接続

つまり、多くの利用者が想定される「<大阪メトロ>難波駅接続」や「<JR西日本>三国ヶ丘駅接続」といった連絡定期券は、これまで発売されておらず、これらを乗り継いぐ定期券利用者は、必ず2枚の定期券を別々に購入し、使用する必要がありました

一方、南海電鉄の各駅からは、「<大阪メトロ>難波駅接続」や「<JR西日本>三国ヶ丘駅接続」は勿論、難波駅及び天下茶屋駅から大阪メトロを経由して、阪急、阪神、京阪の各社への3社連絡の定期券も購入することができました。

しかし今回、南海電鉄と泉北高速鉄道との合併により、「南海泉北線」となることで、上述の定期券は、現在の南海電鉄各駅と同様の範囲で、1枚の連絡定期券で購入することが可能となりました。


一例を申し上げますと、私が泉北高速鉄道沿線に住んでいた大学生の頃、泉ケ丘駅から阪急神戸線・六甲駅まで通学していました。

その際、「泉ケ丘〜中百舌鳥〜梅田」「梅田〜六甲」か、「泉ケ丘〜中百舌鳥〜難波」「難波〜梅田〜六甲」の組み合わせで、必ず2枚の定期券を購入する必要がありました。
必ず2枚購入しなければならない、という手間もありますし、保管や入れ違えにも、常に気をつけていた記憶があります。


当時は磁気定期券の時代でしたので、仮に自動改札機に入れ違っても、入場できないだけでしたが、現在のIC定期券ですと、間違って入場しても、即座に入場不可となることは無く、間違って乗車した際にはチャージ分から減算されてしまう、という痛手を被ることとなります。

そのため、特に連絡定期券の発売は、特にIC定期券の際には特に求められていたものと思われますが、今回、合併を機に、上記発表資料の区間で、新たに連絡定期券が発売されることとなりました。

大学時代の頃には、私の知り合いでも、「泉北高速鉄道線〜三国ヶ丘〜JR阪和線」や、「泉北高速鉄道線〜難波〜近鉄大阪線・奈良線」等といった通学をしていた同級生がいましたが、いずれも皆さん、同様に2枚の定期券を区間によって使い分ける必要がありました。

そういった面倒や手間が、この合併により大きく解消されることは、本当に嬉しく思いますし、まさにこれこそが、合併で利用者が求めていたもの、と言えるのではないか、と思います。


勿論、私が泉北高速鉄道線沿線に住んでいた頃から、このような連絡定期券が発売されていれば、喜んで利用していたのですが、当時には当時の状況があったので仕方ありません。

この4月以降、多くの泉北線沿線の利用者が、この連絡定期券のメリットを享受できるだけでなく、様々な場所の事業所や学校に、1枚の定期券で通勤・通学できるというメリットで、泉北線沿線により多くの方々が住み着くきっかけとなり、それが泉北線・高野線の利用者増加に繋がれば、これこそ、かつて泉北線沿線に住んでいた者の一人として嬉しく思うわけです。

「たかが連絡定期券だけで何を大袈裟な」と思われるかも知れませんが、泉北高速鉄道の南海電鉄グループ化、そして今回の合併により、泉北線各駅と都心との距離は、実際の距離は全く変わらないものの、時間的(区間急行の大増発、特急「泉北ライナー」の新設)、費用的(南海電鉄の運賃体系により値下げ)、そして手間的(連絡定期券の発売)な改善で、「心理的に」かつてよりも近くなったと実感できます

これらが組み合わさり、人によっては都心から遥か遠いとも感じられる泉北線の沿線が、心理的にも近い場所であると多くの人が考えると、それだけ転居・移住先に選ばれるきっかけになることから、決して大袈裟ではなく、むしろこれを機に、泉北線沿線の新たなまちびらきのスタート、ともいえる出来事なのではないか、と思う訳です。


会社も変わり、車両のロゴも変わり、運賃も変わり、そして今回定期券の発売も変わることとなりました。
私が利用していた頃の泉北高速鉄道の体験が、どんどん変化していくことに戸惑いが無い、といえば嘘になりますが、一連のニュースを分析していると、これらがトータルで、明日の泉北線がより良いものになる変化だというのも、一方で実感しているところです。

いよいよ、あと2ヶ月を切った、「泉北高速鉄道」のフィナーレと「南海電鉄泉北線」のスタート。
より良い「泉北線」の明日につながるニュースがこれからも出てくることを期待し、かつて沿線に住んでいた者の一人として、引き続きこの変化をご紹介していきたいと思います。

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▲三国ヶ丘〜百舌鳥八幡間を走行する泉北高速鉄道9300系。
4月1日より、泉北線各駅から三国ヶ丘駅で接続するJR線への連絡定期券が発売され、これまで2枚必要だった定期券が1枚で利用できるようになります。

【南海電鉄】中百舌鳥駅下りホーム駅名票が泉北高速合併後の姿に(2025.2.5)泉北社章は「泉北線」ロゴに引き継がれる模様

昨日(2月5日)に南海高野線に乗った際、まもなく見納めとなる泉北高速鉄道の駅名票などを記録しようと、中百舌鳥駅に降りてみました。

下り方(和泉中央・高野山方面)の駅名票を見てみますと、ご覧のとおり「ラインカラーが黄緑色」「泉北線の駅ナンバリングがNK○○」の南海仕様に変更されているのを見かけました。
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▲中百舌鳥駅2番線(泉北高速鉄道・和泉中央方面)の駅名標
ラインカラーの黄緑色が入ったものに変更されています。
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▲路線図の「泉北線」の部分を拡大してみました。
駅ナンバリングが「NK88」〜「NK92」となっています。

上記画像の黄緑色の枠をご覧になってわかるとおり、「泉北線」と記されている上に、ロゴマークが、カタカタの「セ」をもじった現在の泉北高速鉄道の社章が記されており、合併後は「泉北線」のロゴマークとして引き続き使用されることとなる模様です。



泉北高速鉄道が南海電鉄と合併することから、路線名やロゴマーク、キャラクター等の合併後の処遇が気になっていました。
このうち、路線名は「泉北線」に、キャラクターは「総選挙による続投判断」となっていますが、現在の社章については、その取り扱いが明らかにされていませんでした。
(参考)




今回、合併後の仕様となった路線図に、「セ」マークが使われていることから、現在の泉北社章が引き続き、泉北線のロゴマークとして使われることは、ほぼ確定とみていいでしょう。

もっとも、現在の社章は青色及びオレンジ色で彩られているのに対し、路線ロゴマークはモノクロであることから、カラー版の「セ」マークは見納めとなりますが、それでも、「泉北高速鉄道」のシンボルが、合併後も引き続き使用されることは、泉北高速鉄道線沿線に住んでいた者にとっても、嬉しく感じた次第です。

【南海】6000系ステンレス無塗装編成の記録(2025.1.25)合併を前に変わりゆく泉北高速鉄道の車両も交えて

一週間ほど前の記録のご紹介となりますが、南海高野線で運行している6000系ステンレス無塗装編成を、三国ヶ丘〜百舌鳥八幡間で記録してきました。
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▲南海高野線6000系無塗装ステンレス編成
この時は「各停 金剛行き」に充当されていました。




他にも南海高野線や泉北高速鉄道の車両を記録してきました。
【南海8000系】
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▲南海線から高野線に転属してきた8000系も、見慣れた光景となってきたのではないのでしょうか。

【南海2000系】
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▲昨年12月に実施された南海線・空港線のダイヤ改正により、両線での定期運用は消滅し、再び高野線を中心に活躍することとなった2000系。
ただ、一部編成は既にワンマン運転改造もされており、今後も引き続き、随所で活躍が見られることでありましょう。

【泉北7000系】
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▲「SEMBOKU」ロゴ、泉北高速鉄道の社章が残ったままの7000系。
いずれ、南海仕様に変更されることでしょう。

【泉北7020系】
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▲一方、既に「NANKAI」ロゴ、南海社章に変更されたのが、こちらの7020系の編成。

【泉北9300系】
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▲すっかり泉北高速・南海高野線でもお馴染みとなった9300系。
両社が合併する2025年度以降、9300系としての増備はあり得るのでありましょうか。

【泉北5000系「せんぼくん」「和泉こうみ」ラッピング編成】
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▲和泉中央方は「和泉こうみ」がデザインされたこの編成。
こちらも、南海電鉄と合併後の処遇が気になるところです。

【南海電鉄】鉄道事業分社化に向けた分割準備会社を設立(2026年4月分社化予定)

南海電鉄では、2026年4月に鉄道事業の分社化を実施することを、昨年10月に発表しています。
(参考)


本日(2025年1月29日)、この鉄道事業分社化の一環として、分割準備会社を設立することを決定したことを発表しました。

鉄道事業の分社化に向けた分割準備会社の設立に関するお知らせ|南海電鉄

設立する分割準備会社の名称は、「南海電気鉄道分割準備株式会社」という名称となります。
今後のスケジュールとしては、今年3月に分割契約書の締結(南海電鉄と分割準備会社間)、6月に株主総会承認の後、2026年4月に分割効力発生としています。

「分割準備会社」を設立して鉄道事業を承継する方式は、既に東急電鉄が鉄道事業分社化の際に採った方法で、今回の南海電鉄での分社化でも、同様の方法とする模様です。
(参考)
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▲東急電鉄の鉄道事業分社化の経緯
(東急株式会社Webサイト(上記発表資料(https://www.tokyu.co.jp/tokyu/shogouhenkou.html)より引用)


この東急の場合、親会社の「東京急行電鉄(株)」は「東急(株)」に、分割準備会社は「東急電鉄(株)」と商号変更した後に分社化(鉄軌道事業承継)を実施しています。

今回の南海電鉄での分社化では、両社の商号がどのようなものになるのかが注目、といったところでしょうか。
先の東急の例に倣うと、「南海(株)」と「南海電鉄(株)」となりそうですが、「南海」という親しまれた名称は残す一方、親会社と鉄道事業会社の違いをどのように会社名で反映させるのか、今後の発表を楽しみにしたいところです。

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▲住吉東駅を通過する南海高野線8300系。
鉄道事業を承継する準備会社が本日設立されましたが、分社化の際にはどのような会社名となっているのか、楽しみであります。

2025年の撮り初め(南海本線・紀ノ川〜和歌山市)「めでたいでんしゃ」を撮影してきました。

2025年の撮り初めとして、本日は南海本線の紀ノ川〜和歌山市間「紀ノ川橋梁」で撮影してきました。

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▲紀ノ川橋梁を渡る「めでたいでんしゃ かい」(水色)

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▲同、「めでたいでんしゃ かしら」(黒色)

「めでたいでんしゃ かい」は、折り返し加太行きの様子も撮影してみました。

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▲「めでたいでんしゃ かい」を後追いで撮影。
恒例の「謹賀新年」ヘッドマークもきっちり記録できました。

昨年7月から運用開始となっている2000系「めでたいでんしゃ かなた」も初めて迎える新年で、ヘッドマークも用意されているようですが、この時は運用に入っていませんでしたので、改めての機会に記録できればと思います。


本年もこのように、鉄道写真については、お手軽に記録していければと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

【南海・泉北】泉北高速車両の表示変更を順次実施(2024.12.21〜)

泉北高速鉄道と南海電鉄は、2024年11月1日に鉄道事業の合併が認可され、2025年4月1日から南海電鉄の「泉北線」として営業することとなりますが、この準備の一環として、泉北高速車両の表示等一部を順次変更していることとしています。

泉北高速車両の表示等の変更を順次実施中 | 南海電鉄
泉北高速車両の表示等の変更を順次実施中 | 泉北高速鉄道

概要は以下のとおりです。

【変更内容】
・車体側面の社章を南海のブランドシンボルに変更
・車体側面の「SEMBOKU」ロゴを「NANKAI」ロゴに変更
・車内の社名銘板の取り外し

【イメージ】
2024122721-19-241
上記発表資料(https://www.nankai.co.jp/news/241227.html)より引用)

【実施日】
2024年12月21日〜順次


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



既に、泉北高速鉄道5000系の車体側面に「NANKAI」ロゴが入っていることを、下記記事でご紹介したところですが、今回はこのロゴ変更が順次実施されていくことが発表されました。
(参考)


上記発表資料によりますと、南海電鉄「泉北線」としての営業の「準備の一環」としてロゴ等の変更を実施することとしています。
そうなると、来年4月1日までには「SEMBOKU」ロゴや、「セ」もじった社章も見られなくなるかも知れません。

これまで多数の泉北高速鉄道の車両を記録してきましたが、これらが見られるのもあとわずか、となりますので、可能な限り記録していきたところです。

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▲「NANKAI」ロゴの入った5000系。
今後、他系式にもこの変更が広がっていくものと思われます。

【南海】泉佐野〜和歌山市間の一部の普通車でワンマン運転実施(2025.3.22)ワンマン運転対応の8300系が充当

南海電鉄では、南海本線の泉佐野〜和歌山市間において、一部の「普通車」でワンマン運転を開始することを発表しました。

2025年3月22日(土)から南海本線・泉佐野駅〜和歌山市駅の一部の普通車においてワンマン運転を実施します | 南海電鉄

概要は以下のとおりです。
【ワンマン運転開始日】
2025年3月22日(土)

【対象区間】
南海本線・泉佐野〜和歌山市(30.2km)

【対象列車】
8300系車両を使用する4両編成の「普通車」の一部
(※)特急、急行、空港急行、区間急行、準急、6両で運転する普通車を除く。
(※)8300系車両を使用する4両編成の「普通車」でも、一部の列車には車掌が乗務。

詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



南海電鉄では、南海本線でのワンマン運転を2025年3月中に実施を目指すことを、既に発表しています。
(参考)


今回、その実施日及び実施区間の発表がありました。
実施日は3月22日ですが、実施区間は当初から予想されていた、泉佐野〜和歌山市間となりました。
また実施方法については、4両編成の8300系が充当されている普通車の一部、となっています。

ワンマン運転対応の8300系には、安全対策として「車両側面カメラ」等が設置されており、外観上での区分が可能です。

自宅近くを走る南海本線でのワンマン運転となりますので、開始後はその様子をレポートしてみたいな、とも考えています。

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▲南海電鉄8300系。
ワンマン運転対応編成には、上記画像のように、運転席横に「車体側面カメラ」が設置されており、乗降客の安全を運転席で確認することができるようになっています。

【南海電鉄】一般車両「2200系」の引退を発表(2025年春)約30年前の復元塗装も実施

南海電鉄では、現在一般車両として運行している「2200系車両」(2両)2編成が、2025年春に引退することを発表しました。
また、引退を記念として、2200系2編成のうち1編成に2種類のヘッドマーク掲出と復元塗装を施し、2025年1月20日(月)から2025年春まで、高野線の一部区間(汐見橋線)と各支線で運行することも、併せて発表しました。

【一般車両“2200系”が2025年春に引退】約30年前の塗装を施し、さよなら運行を実施!2種類のヘッドマークも掲出! | 南海電鉄

概要は以下のとおりです。

【引退予定時期】
2025年春
(観光列車「天空」1編成は除く)

【復元編成運行開始日】
2025年1月20日(月)

【運行予定区間】
高野線(汐見橋線)、高師浜線、多奈川線、加太線、和歌山港線

【復元塗装内容】
22000系(改造前の2200系車両の形式)として運行していた、約30年前の「オリエンタルグリーンの車体」「エメラルドグリーンの帯」を復元
(2200系への復元塗装は初)

【記念ヘッドマークデザイン】
2024121021-25-211
(上記発表資料(https://www.nankai.co.jp/lib/company/news/pdf/241210.pdf)より引用)

【2200系復元デザイン車両撮影会】
・日時:
2025年1月18日(土) 10時〜11時、13時〜14時

・実施場所:
南海電鉄 住ノ江車庫内

・参加費:
1名 6,600円

・申込方法:
「ぶらりたび」ホームページより申し込み
https://www.nankai.co.jp/odekake/burari.html

・募集期間:
2024年12月12日(木)10時〜12月16日(月)17時

【2200系復元デザイン車両お披露目会】
・日時:
2025年1月19日(日) 10時〜15時

・場所:
汐見橋駅

・内容:
汐見橋駅2番線に留置した復元塗装の2200系車両の外観・内観を自由に撮影

・料金:
無料(汐見橋駅までの交通費は各自負担、汐見橋駅への入場は無料)

【その他】
・2200系復元塗装の運行ダイヤは、運行日3日前以降に南海電鉄コールセンターで案内。
・南海アプリの運行情報で、2200系復元塗装のアイコンを表示


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



これまで南海電鉄の各支線で運行されてきた2200系。
元は「22000系」として、高野線の急行大運転(難波〜極楽橋)で運行されてきましたが、その後2000系の投入により、1997年からワンマン化改造が行われ、多奈川線等の各支線で運用されました。

観光列車「天空」に改造された編成以外は、長らく支線を中心に活躍してきましたが、老朽化が進んでいることに加え、下記記事でご紹介したように2000系が各支線でも運用されるようになり、置き換えが進められるようになりました。
(参考)


そしてこの度、この2200系が引退することが発表されました。
引退に際し、1編成は懐かしいグリーン基調の塗装を復元させることとしていますが、この塗装こそ、私が幼少から中学生にかけて、高野線で見かけた「遠くへ行く急行列車」そのもので、まさかこのタイミングでこのような復元が実施されるとは思いもしませんでした。

復元塗装編成の運行に先立ち、住ノ江車庫内で撮影会を実施されることに加え、汐見橋駅でお披露目会が実施されるというのも、今回新たな目玉、といえるでしょう。
通常は列車のいない2番線を活用して、割と長い時間見学できるので、じっくり撮影などを楽しむことができそうです。

復元塗装の2200系車両は、汐見橋線だけでなく、各支線で運行されるとのことですので、私の近くの支線の「多奈川線」や「和歌山港線」でも見かけることができそうなので、是非機会をみつけて、懐かしいグリーン基調の2200系を記録しておきたいな、と思います。

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▲南海電鉄2200系(住ノ江車庫)
昨年12月に開催された「鉄道友の会」主催の撮影会での記録です。
下記記事にて当時の撮影会の様子をご紹介しますので、今回発表のあった復元塗装撮影会の応募の参考にしていただければと思います。
(参考)

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