阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

南海電鉄

「通天閣」が南海電鉄に身売りが有力の産経新聞報道

本日産経新聞(Web)が報じたところによりますと、大阪ミナミの有名観光地である「通天閣」を運営する「通天閣観光」が身売りを検討していることを報じています。

<独自>「通天閣」が身売り検討 相手は南海電鉄が有力 急増する訪日客への対応に資金力 - 産経ニュース

上記報道によりますと、身売りの理由は経営不振による再建というよりその逆で、訪日客などの入場者が急激に回復し、必要な設備投資などを行い長期的に事業を発展していくためには、より資金力のある企業グループに入ることが必要と判断したため、とのことです。

そしてその身売り先として有力視されているのが同じ大阪ミナミの中心街・難波を拠点とする「南海電気鉄道」(南海電鉄)と報じられています。

下記でご紹介したように南海電鉄は先月、鉄道事業を分社化し、親会社は不動産事業を担うこととする計画を発表しています。

(参考)



訪日外国人の更なる増加と、それに対応するインフラ整備に必要な資金力の確保、そして既存の関連事業とのシナジー効果、という意味では、南海電鉄が通天閣を買収するのは、ある意味自然な流れ、といえるかも知れません。

また、南海電鉄としても、不動産事業や観光関係事業を更に強固なものとするために、成長性のある投資先が必要と考えられることから、今回の買収は両者の思惑が一致した、と考えても良さそうです。

現在は新聞報道ベースの情報ですが、今後正式に発表があれば、当ブログでもご紹介したいと思いますが、上述の分社化に加え、既に泉北高速鉄道の吸収合併も予定されている中で、今回の通天閣の買収もあることから、グループ再編の動きがにわかに活発になっているな、と感じたニュースでありました。


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通天閣最寄り駅の阪堺電気軌道阪堺線の恵美須町駅に停車する阪堺電車。
この区間は現在、日中24分間隔と、大阪市内を走る路面電車という点ではかなり本数が少ない状況となっています。
一方で通天閣を訪問する観光客はコロナ禍前を上回るペースとなっており、これらの来場者が阪堺線にも乗車すれば、外国人にとって魅了ある観光コースが構築できるとともに同線の利用促進にもつながりますので、今後の展開に期待したいところです。




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「泉北高速鉄道線」は「泉北線」に。南海電気鉄道と泉北高速鉄道の鉄道事業の合併認可(2025.4.1)

来る2025年4月1日に南海電鉄と泉北高速鉄道が合併することとなりますが、本日その鉄道事業の合併が認められたとともに、現在の泉北高速鉄道線の合併後の路線名等が発表されました。

南海電気鉄道と泉北高速鉄道の鉄道事業の合併が認可されました | 南海電鉄
南海電気鉄道と泉北高速鉄道の鉄道事業の合併が認可されました

概要は以下のとおりです。

【合併実施日】
2025年4月1日

【合併後の路線名】
泉北線

【営業キロ】
中百舌鳥〜和泉中央間 14.3km

【対象駅及び変更後の駅ナンバリング】
深井(NK88)
泉ヶ丘(NK89)
栂・美木多(NK90)
光明池(NK91)
和泉中央(NK92)

【路線のイメージカラー】
黄緑色

【合併時の運賃】
初乗り運賃の二度払い解消等、沿線地域からのこれまでの声に応えることができるよう検討を進める。
詳細は決定次第発表。

【合併時のダイヤ】
合併に伴うダイヤ変更は無し

【路線図】
2024110121-19-212
(上記発表資料(https://www.nankai.co.jp/lib/company/news/pdf/241101_1.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧ください。



当ブログの管理人が、大学卒業まで泉北ニュータウンに住んでいたこともあり、この泉北高速鉄道の合併のニュースは、大きな衝撃を受けました。
(参考)


その後、合併の時期も発表となり、今後は路線名等、利用者に直接関わる部分の内容がどのようになるのか、気になっていました。
(参考)


そして本日、路線名や路線カラーなど、合併に伴う変更点も発表されました。

まず路線名は「泉北線」というシンプルなものとなっています。
「南海電鉄泉北線」というのが、新しい呼び方になります。
これまで定着していた「泉北高速鉄道線」等から、「高速」という文字は抜けることとなります。


そして「ラインカラー」は「黄緑色」となりました。
現在の泉北高速鉄道線のラインカラーは金色または黄色で案内されていましたが、高野線の「緑色」に合わせたカラーに変更した、といえるでしょう。

そして「駅ナンバリング」も変更となっています。
これまで泉北高速鉄道線の駅ナンバリングは、SB01(中百舌鳥)、SB02(深井)…SB06(和泉中央)となっていましたが、これを南海電鉄のナンバリングである「NK」に統合するとともに、番号は現在の高野山(NK87)からの続きとして、
深井:NK88(←SB02)
泉ケ丘:NK89(←SB03)
栂・美木多:NK90(←SB04)
光明池:NK91(←SB05)
和泉中央:NK92(←SB06)

となります。

個人的には、路線名は「泉北線」というのも考えられるな、と思っていましたが、ラインカラー、駅ナンバリングまで変更するとは、ちょっと想定外でした。
ラインカラーは黄色か金色のまま残すと思っていたのですが…

ここまで「泉北高速鉄道」の名残が変わるのも、幼少の頃から沿線に住んでいた者としては、一抹では済まない寂しさを感じるのは事実です。

一方で、合併で新たに南海電鉄の路線として、より積極的な施策の展開により、これまで以上に活性化した沿線地域を目指すための変化、とも捉え、これからの「泉北線」に期待したい、という気持ちもありますので、今後の様々な変化に期待してみていきたいと思います。

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▲泉北高速鉄道7020系車両。
来年4月からは、泉北線和泉中央行きとなります。

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▲光明池駅の駅名標。
駅ナンバリングも変更になることから、「SB05」の表示も見納めになります。
また、駅名標のデザイン自体も、南海電鉄のものに統一されることが考えられます。

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▲光明池駅前の駅名表示。
この表示も「南海電鉄 光明池駅」などに変わるものと思われます。



【関連ブログ】
「南海泉北線」は黄緑色へ…駅番号も変更 | 鉄道プレス
南海・泉北 合併認可!泉北高速線は「泉北線」へ! | 旅するマネージャーのブログ




鉄道コム関連記事】
合併後は「南海泉北線」に 国が南海・泉北高速の合併を認可 - 鉄道コム




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【南海電鉄】鉄道事業の分社化を発表(2026年4月)

南海電鉄では、2026年4月を目途に鉄道事業を分社化すべく、その準備を開始することを本日開催の取締役会で決定したことを発表しました。

会社分割による鉄道事業の分社化に関するお知らせ|南海電鉄

概要は以下のとおりです。

【分社化実施時期】
2026年4月(予定)

【分社化の方法】
南海電気鉄道株式会社(同社)を分割会社とする会社分割により、鉄道事業を、同社が100%出資して設立する新会社に承継させる、吸収分割方式を想定。

【分社化後の体制】
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(上記発表資料(https://www.nankai.co.jp/lib/company/ir/news/pdf/241030.pdf)より引用)

【分社化の目的】
鉄道事業は、これまで築き上げてきた安全・安心な輸送サービスを将来にわたりサステナブルに提供し続けていくことを目指している一方、不動産事業は、同社グループの今後の成長を牽引する原動力として、飛躍的な成長の実現を目指している。
これらの事業戦略をよりスピード感をもって推進していくためには、分社化によって、それぞれの事業特性に応じた実行体制を持つ強靭な組織に改革していくことが必要と判断したため分社化を実施。

詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



現在、関西大手民鉄のうち、南海電鉄以外の4社はいずれも、持株会社を親会社とし、鉄道事業を分社化しています。
グループ本体会社が鉄道事業を直営するのは、南海電鉄だけとなっていますが、今回南海でも、鉄道事業を分社化することが発表されました。

ただ、分社化の方法をみますと、現在の南海電鉄(株)の100%出資の鉄道事業会社を設立して承継することとしていますが、一方で不動産事業等は残すこととしており、他の関西民鉄各社のような、持株会社方式とは異なるようです。

近い形態としては、関東の大手民鉄、「東急」があり、こちらも鉄道事業会社は「東急電鉄」が承継する一方、親会社の「東急」自体も不動産事業等を営んでいます。
(参考)
会社概要 |東急株式会社


今回、南海電鉄の分社化で気になる点は、やはり「新会社の名称」でしょうか。
上記資料によりますと、現在の南海電鉄が不動産事業等を承継し、新たに鉄道事業会社が誕生するわけですが、これら両社の会社名がどのようになるのか気になるところです。

現在の「南海電気鉄道」が、鉄道事業会社が引き継ぐのか否か、またもう一方の会社の名称はどうなるのか。
上記の東急の例からですと、鉄道事業会社は「南海電気鉄道(株)」、不動産事業会社は「南海(株)」となったりしますが、果たしてどんな会社名が誕生するのでありましょうか。

ともあれ、こちらでご紹介したように、2025年4月には泉北高速鉄道の吸収合併も予定されていることから、ここにきて南海電鉄グループの大きな変化が続くことが明らかとなりますので、その変化も当ブログで見届けることができれば、と思っています。

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▲南海電鉄(株)の最新車両8300系と、最古参の6000系。
2026年4月に鉄道事業の分社化が予定されていますが、予定どおりですと6000系は分社化の頃には全て引退しているものと思われます。




【関連ブログ】
「南海HD」誕生への布石か…鉄道事業を分社へ | 鉄道プレス



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南海7100系旧塗装編成の撮影記録(2024.10.20)特急「サザン」自由席車として運用

今年8月21日より運行を開始した、南海電鉄7100系の旧塗装編成、先週「せんぼくトレインフェスタ」の帰りに、新今宮駅での撮影記録をご紹介しました。
(参考)


本日(10月20日(日))、少しばかり空いた時間があったので、特急「サザン」として運用している7100系の姿を撮影してきました。

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▲二色浜〜鶴原間

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▲箱作〜淡輪間

いずれも晴れで正午前後の時間帯、かつ上り(北向き)を南に向かって撮影することから、どうしても前面が黒く影になってしまうのは仕方ありませんでした…

とはいえ、二色浜駅周辺の撮影地もチェックできたことから、次回は光線状態の良い時間帯に再訪できればと思っています。



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「はるか」「ラピート」30週年記念ラッピングをみる(2024.10.19)

今年は関西空港が開港30周年を迎え、同時に関西空港アクセス特急「はるか」(JR西日本)、「ラピート」(南海電鉄)も運行開始30周年を迎えます。

これを記念して、両社では記念ロゴラッピング装飾や記念きっぷ発売等の30周年企画を実施しています。
(参考)



ラッピング貼付は、当面の間実施されるとのことですが、周年企画であるため、いつまでも、という訳でもないことも確かなので、早めに記録しておこうと、本日(10月19日)、りんくうタウン駅と関西空港駅で記録してきました。

【JR西日本「はるか」】
りんくうタウン駅を通過する281系・271系「はるか」の30周年記念ロゴラッピングの様子を記録してきました。
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▲271系+281系「はるか」30周年記念ラッピング。
前面上部に貼られた横長のロゴが特徴です。

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▲281系「はるか」30周年記念ラッピング。

この後関西空港駅に移動し、車体側面のロゴ等を記録してきました。
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▲関西空港駅に停車中の281系「はるか」

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▲上部のラッピングを拡大してみます。

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▲車体側面に貼られた30周年記念ロゴ。

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▲停車中の271系「はるか」。

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▲271系(左)と281系(右)との連結面を撮影。
帯状ロゴの位置が異なることが分かります。

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▲発車時の様子。

【南海「ラピート」】
南海「ラピート」の30周年記念ステッカーは、1号車及び6号車に掲出されています。
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▲6号車のステッカー。
「30TH KIX」と、関空30周年だけのメッセージというのが、特徴といえます。

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▲1号車ラッピング
こちらは「ラピート30周年」をイメージしたデザインとなっています。



関空開港と同時に走り始めた「ラピート」と「はるか」。
どちらもこの9月4日に運行開始30周年を迎えることができました。
今後とも末永く、40周年、50周年…と迎えてほしい、とは思うものの、将来のことに目をやれば、「なにわ筋線」開業に伴い車両の動きも色々と出てくることが予想されます。

既に一部で報じられているところでは、現在の「ラピート」に使用されている南海50000系が、地下線となる「なにわ筋線」をうんこすることが難しいため、新たな車両への置き換えが想定されているようです。
(参考)
南海電鉄「悲願」の新大阪駅乗り入れ なにわ筋線で描く「キタ」「ミナミ」二正面戦略 - 産経ニュース

一方の「はるか」にしても、2020年に投入された271系はともかく、1994年の運行開始当初に投入された281系については、流石に老朽化も進んでいるものと思われますので、こちらとて今後の置き換えが考えられるかも知れません。

そうなると、南海50000系、JR西日本281系と、関空の開港と同時に走り始めた両形式が、同じ周年企画でラッピングするのも、もしかしたら最後の機会かも知れないだけに、機会があれば他の沿線でも記録できればと思っています。



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【南海電鉄】「南海6000系×泉北3000系」「7100系×ラピート」の撮影会を発表

南海電鉄では、現在高野線で運行している「無塗装6000系車両」と泉北高速鉄道の「3000系復刻デザイン車両」との撮影会を千代田車庫で、また、「旧塗装7100系車両」と「ラピート」との撮影会を住ノ江車庫で実施することを発表しました。

南海「無塗装6000系車両」と泉北「復刻デザイン3000系車両」の千代田工場撮影会を11月30日(土)に実施します | 南海電鉄
特急ラピートと旧塗装7100系車両の住ノ江車庫撮影会を12月14日(土)に実施します | 南海電鉄

概要は以下のとおりです。

【南海6000系×泉北3000系撮影会】
・実施日:
2024年11月30日(土)
10時〜11時、13時〜14時

・場所:
南海電鉄 千代田工場内

・参加費:
1人9,000円

・募集人員:
各回120人、合計240人

【特急ラピート×旧塗装7100系撮影会】
・実施日:
2024年12月14日(土)
10時〜11時、13時〜14時

・場所:
南海電鉄 住ノ江車庫内

・参加費:
1人9,500円

・募集人員:
各回80人、合計160人

【(共通)募集方法】
・「ぶらりたび」ホームページより申し込み
ぶらりたび一覧 | 南海電鉄

・募集期間:
2024年10月21日(月)10時〜10月28日(月)17時
(※)先着順で、募集人員に達した時点で募集終了

詳細は、上記発表資料をご覧ください。



このブログでも下記でご紹介したとおり、南海電鉄及び泉北高速鉄道では、下記の「復刻デザイン編成」が現在運行されています。
・ 6000系(2023年9月〜)
・泉北高速鉄道3000系(2024年7月〜)
・7100系(2024年8月〜)

これらの復刻デザイン車両が勢ぞろいするとなると、撮影会の実施を期待したいところですが、今回、同日に双方の撮影会が開催されることが発表されました。

高野線・泉北高速鉄道線系統で活躍する「6000系」「3000系」は千代田車庫で、南海線・空港線系統で活躍する「7100系」は「ラピート」との組み合わせでという、ファンにとってはまたとない組み合わせの撮影会が実現することになります。

千代田車庫では、平成初期まで見られた「ステンレス無塗装」の並びを、また住ノ江車庫では、限られた時期にのみ見られた「旧塗装」と「ラピート」の並びと、懐かしくもあり、またレアな記録が取れそうです。

いずれも参加費が9,000円台と、比較的リーズナブルなのが魅力、ともいえますので、私も参加してみたいな、と思いますので、申込開始日に無事予約できるように、頑張りたいと思います。

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▲2023年9月に実施された、ステンレス無塗装の6000系車両撮影会。
今回は泉北高速鉄道3000系も並べての撮影会が開催されます。




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南海電鉄7100系旧塗装復刻デザイン編成を撮影する(2024.10.12)

こちらの記事で高野線で運行を開始した南海電鉄8000系(現)を撮影した後、南海線ホーム(4番のりば)にやたらと撮影者が集まっていたので、何かやって来るのかな、と思って南海アプリで運行情報を確認すると、下記記事でご紹介した7100系旧塗装復刻デザイン編成が間もなく到着することが分かりました。
(参考)


運行開始から間もなく2ヶ月になろうとしているのですが、何せ自宅近くを走っているという安心感からか、「その気になればいつでも撮影できる」と安心しきっていたのですが、折角の機会ですので、他の方の迷惑にならないように場所取りをして、撮影してみました。

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▲南海7100系旧塗装復刻編成(2024.10.12)

この日は、他の撮影の合間に新今宮駅で撮影した程度で、きっちり下調べしていたわけではありませんでしたので、次回は腰を据えてじっくり撮影できればと思います。



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南海8000系が高野線で運行開始(2024.10.12)開始当日の様子を見てきました

2007年に導入された南海電鉄の8000系(現)車両ですが、7000系の置き換え目的として導入された経緯もあってか、登場以来南海本線及び空港線で運用されてきました。
しかし本日(10月12日)より、どういうわけか突然、高野線での運用を開始しました。

この日は泉北高速鉄道「せんぼくトレインフェスタ2024」を見にいっていたのですが、その帰りに、この高野線8000系に遭遇することができましたので、その様子をご紹介したいと思います。

(※備考)
南海電鉄には過去にも「8000系」という車両が存在していました(現在は6200系に編入)が、これと区別するためにここでは(現)と記しています。
以下、特に記載のない限り、「8000系」は現行の車両を指すものとします。




やってきたのは河内長野13時52分発の各停なんば行き。
折り返し15時5分発、各停なんば行きとなります。
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▲なんば駅1番線に停車中の様子です。

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▲難波駅に入線する8000系。

上記のとおりの停車中の様子を撮影した後、先行する列車で移動し、新今宮駅で撮影してみました。

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この後、8000系の各駅停車は、河内長野方面に向けて走っていきました。



導入後の運用から当然ですが、個人的に「南海線・空港線の車両」というイメージしかまるで無かった、この8000系が、まさか高野線に入ってくるとは思いもせず、突然のニュースに驚いた次第です。
しかし、今になってどうして高野線で運用開始となったのでありましょうか。

下記「鉄道プレス」さんの記事によりますと、高野線用に導入された8300系が南海線に転属となっています。
(参考)
【何故?】入れたばかりの新車が転属(南海8300系) | 鉄道プレス

今回の8000系はその入れ替わりとして高野線で運用開始したのでは?ということが言われています。

真相は果たしてどうなのかは、気になるところですが、今後更なる8000系の運用開始により、現在の各停だけでなく、急行や区間急行、そして泉北高速線への乗り入れも有り得ますので、そういった様子も、順次ご紹介できればと思っています。



【関連ブログ】
【速報】南海8000系、まさかの高野線転属…! | 鉄道プレス
(当記事の元となるX(旧Twitter)のポストをご紹介いただきました。)



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【南海電鉄】泉佐野市ふるさと納税返礼品で「ラピート&7100系 夢の共演撮影会ツアー」出品(2024.10.8〜)

南海電鉄と泉佐野市では、同市のふるさと納税返礼品に「特急ラピート&7100系夢の共演撮影会ツアー」を出品したことを発表しました。

泉佐野市のふるさと納税返礼品に「ラピート&7100系 夢の共演撮影会ツアー」を出品!! | 南海電鉄

概要は以下のとおりです。
【ツアー開催日】
2025年1月26日(日) 10:00南海羽倉崎駅集合

【募集定員】
先着60名

【ツアー内容】
・ラピートと7100系を並べての撮影会
・7100系で幕回し有、行先表示板(円板)持ち込み可
・撮影以外に、撮影会車両とは別の車両で、洗車体験・運転席見学・車掌体験(車内放送、ドア開閉)
・ミニ販売会

【寄附額】
40,000円/1名(大人・こども同額)

【受付開始】
2024年10月8日(火)以降順次

【寄付方法】
泉佐野市ふるさと納税寄附サイト「さのちょく」、その他ポイータルサイトから申し込み
(例)
【楽天市場】【ふるさと納税】鉄道のまち泉佐野 特急ラピート & 復元塗装の7100系 夢の共演撮影会ツアー 洗車体験 運転席見学 車掌体験 チケット 撮影 体験 ツアー 幕回し 鉄道部品 ミニ販売会 南海電鉄 大阪府 泉佐野市 送料無料:大阪府泉佐野市
「鉄道のまち泉佐野」特急ラピート&復元塗装の7100系 夢の共演撮影会ツアー 洗車体験 運転席見学 車掌体験 | 大阪府泉佐野市 | ふるさと納税サイト「ふるなび」

【イメージ】
2024100821-50-571
(上記発表資料(https://www.nankai.co.jp/lib/company/news/pdf/241007.pdf)より引用)
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



全国の自治体で実施されている「ふるさと納税」。
より多くの寄付金が集まるよう、注目を集める返礼品を用意するのが、各自治体の腕の見せどころ、といった感がありますが、ともあれ、このふるさと納税を活用した鉄道関係の返礼品も数多く見受けられます。

このブログでも、下記のようにJR西日本が和歌山県すさみ町と協力して「周参見駅1日駅長体験」を出品したことをご紹介しました。
(参考)


今回、私の住んでいる近くの自治体である泉佐野市で、南海電鉄と協力して、「ラピート」「7100系」の撮影会ツアーをふるさと納税返礼品として出品しています。

寄附額は40,000円と、上記の周参見駅の50万円に比べるとお手頃感がありますので、今年のふるさと納税をどこに寄付しようか検討されている方は、是非申し込んでみてはいかがでしょうか。

なお、私自身といえば、実は今年のふるさと納税控除上限額(限度額)にほぼ達しつつあるので、新たに寄付することはちょっと難しそうな感じです。
来年以降、再びこのような出品が出てくることを期待し、寄附額は少しでも余らせておきたいな、と改めて肝に銘じたニュースでありました。

【南海電鉄】「南海電車まつり2024」開催(2024.11.2)めでたいでんしゃ「かなた」留置等のイベント実施

南海電鉄では、来る11月2日(土)に千代田工場で「南海電車まつり2024」を開催することを発表しました。

11月2日(土)に南海電鉄千代田工場で「南海電車まつり2024」を開催します | 南海電鉄
南海電車まつり2024 | 南海電鉄

概要は以下のとおりです。
【日時】
2024年11月2日(土) 10:00〜16:00(最終入場15:30)

【場所】
南海電鉄千代田工場(高野線千代田駅下車徒歩10分)

【参加費】
無料(入場制限なし)

【展示・工場内見学】
・車内見学:
「めでたいでんしゃ かなた」、自動運転走行試験車両、南海バス車両
・外観見学:
「ラピート」、保線車両(マルチプルタイタンパー)、架線保守車(軌陸車)
・車両吊り下げ実演
・車輪脱着実演
・レール切断実演

【体験イベント】
・ポニー乗馬体験(当日整理券配布)
・作業用軌道自転車試乗(マルチプルタイタンパー当日整理券配布)
・架線保守車操作体験(当日整理券配布)
・パンタグラフ操作体験

【出店】
・鉄道部品販売会
・鉄道グッズ販売
・鉄道他社ブース
・自治体ブース

【臨時直通列車「特急ラピート」】
・運転日時:
2024年11月2日(土)
難波9:13発→千代田工場9:48着
(※)記事執筆時点において、乗車応募は定員に達したため受付終了

【イメージ】
nankaidenshamatsuri2024
(上記発表資料(https://www.nankai.co.jp/traffic/trainfes2024.html)より引用)

詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



毎年恒例の「南海電車まつり」ですが、今年も千代田工場で開催されることが発表されました。

今年の「南海電車まつり」では、この7月に運行を開始した「めでたいでんしゃ かなた」2000系の車内見学が実施されるほか、「ラピート」の外観見学など、日頃は高野線で見ることが稀な車両を見学することができます。

加えて、この「ラピート」が、臨時直通特急として高野線で運行することも発表されています。
乗車募集は既に定員に達したため受付終了となっていますが、当日はレアな「高野線を渡るラピート」を見ることができますので、会場へ向かうついでに撮影、というのも有りかも知れません。

こちらの記事でご紹介したように、この10月12日に「せんぼくトレインフェスタ2024」が実施されますが、これが「泉北高速鉄道」としては最後の「トレインフェスタ」となることが確実となっています。

そのため、来年度以降は「南海電車まつり」についても、泉北高速鉄道との経営統合に伴い何らかの変化があることも考えられることから、現在の形での「南海電車まつり」も今年が最後、となるかも知れません。

ともあれ、今年も色々な企画が用意されている「南海電車まつり」、可能であれば見にいきたいな、と思います。



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