阪神電鉄では、2025年2月22日(土)にダイヤ改正を実施することを発表しました。
2025年2月22日(土)にダイヤ改正を実施します|ニュースリリース|阪神電気鉄道株式会社
概要は以下のとおりです。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
コロナ禍による行動変容により、近年減便などが多く見られるダイヤ改正。
しかし今回の阪神電鉄の発表は、そんな流れとは一線を画す、積極性の見られる改正となっています。
柱としては、「阪神なんば線増強」と「深夜時間帯の充実」といえます。
まず「阪神なんば線」は、来春から開催の「大阪・関西万博」も見据えた輸送力増強といえ、平日昼間に30分間隔の「快速急行」を、20分間隔(1時間当たり2本⇒3本)に増発することとしています。
神戸方面から大阪・関西万博の会場である「舞洲」へは、阪神なんば線の苦九条駅(大阪メトロ中央線)か、西九条駅(JRゆめ咲線⇒連絡バス)で乗り換えることでアクセスできます。
特に前者の九条乗り換えは、乗り換え回数が少ないことから、多くの利用者が見込まれそうですので、輸送力の増強は必然、といえるでしょう。
既に平日昼間以外は1時間あたり3本以上の間隔で走っており、今回の改正で手薄だった平日昼間も、他の時間帯と合わせることで、速達性の向上を図っています。
加えて、深夜時間帯の増発は、ここ近年の新型コロナウイルス感染症による行動変容で、深夜時間帯の利用者が減少していた動きから一転した改正内容、といえます。
大阪梅田駅から神戸三宮駅に向かう際の最終列車が一気に30分繰り下げとなりますが、ここ近年終電繰り上げの話は多くありましたが、逆に「繰り下げ」というのは、随分久しぶり、とも感じたりしました。
来年4月から開催される大阪・関西万博でも、多くの来場者が阪神なんば線を利用することになろうかと思いますので、そういった国内外の利用者で賑わう姿が見られる日が間もなくやって来るのかな、というのを改めて実感したニュースでありました。
2025年2月22日(土)にダイヤ改正を実施します|ニュースリリース|阪神電気鉄道株式会社
概要は以下のとおりです。
【ダイヤ改正実施日】
2025年2月22日(土)
【改正内容】
●阪神なんば線「快速急行」の増発(平日)
平日昼間時間帯の「快速急行」(大阪難波〜神戸三宮)を1時間当たり1本増発
(30分間隔⇒20分間隔へ増発)
●深夜時間帯の増発(平日・土休日)
大阪梅田24時発「急行 甲子園行き」を「御影行き」に延長
大阪梅田発24時15分発「特急 神戸三宮行き」を新設
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
コロナ禍による行動変容により、近年減便などが多く見られるダイヤ改正。
しかし今回の阪神電鉄の発表は、そんな流れとは一線を画す、積極性の見られる改正となっています。
柱としては、「阪神なんば線増強」と「深夜時間帯の充実」といえます。
まず「阪神なんば線」は、来春から開催の「大阪・関西万博」も見据えた輸送力増強といえ、平日昼間に30分間隔の「快速急行」を、20分間隔(1時間当たり2本⇒3本)に増発することとしています。
神戸方面から大阪・関西万博の会場である「舞洲」へは、阪神なんば線の苦九条駅(大阪メトロ中央線)か、西九条駅(JRゆめ咲線⇒連絡バス)で乗り換えることでアクセスできます。
特に前者の九条乗り換えは、乗り換え回数が少ないことから、多くの利用者が見込まれそうですので、輸送力の増強は必然、といえるでしょう。
既に平日昼間以外は1時間あたり3本以上の間隔で走っており、今回の改正で手薄だった平日昼間も、他の時間帯と合わせることで、速達性の向上を図っています。
加えて、深夜時間帯の増発は、ここ近年の新型コロナウイルス感染症による行動変容で、深夜時間帯の利用者が減少していた動きから一転した改正内容、といえます。
大阪梅田駅から神戸三宮駅に向かう際の最終列車が一気に30分繰り下げとなりますが、ここ近年終電繰り上げの話は多くありましたが、逆に「繰り下げ」というのは、随分久しぶり、とも感じたりしました。
来年4月から開催される大阪・関西万博でも、多くの来場者が阪神なんば線を利用することになろうかと思いますので、そういった国内外の利用者で賑わう姿が見られる日が間もなくやって来るのかな、というのを改めて実感したニュースでありました。
▲西宮駅に停車中の阪神電鉄8000系。
平日昼間の阪神なんば線快速急行の増発に伴い、当駅を折り返す急行についても本数の修正が実施される見込みです。