阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
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その他関西地区事業者

開幕400日前!大阪メトロ「大阪・関西万博」ラッピング列車をみる(2024.3.9)

昨日(3月9日)は、2025年4月13日に開幕する「大阪・関西万博」のちょうど400日前でありました。
万博協会や各府県からも、400日前を記念したSNSの発信も多く見られました。




丁度400日前だから、というわけではありませんが、昨日Osaka Metro(大阪メトロ)御堂筋線・西中島南方駅で撮影していたところ、同線30000系の「大阪・関西万博」ラッピング編成を撮影することができました。

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▲大阪メトロ御堂筋線30000系、大阪・関西万博ラッピング編成

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▲同・西中島南方駅停車中の撮影


大阪・関西万博のラッピング編成は、御堂筋線以外でも大阪メトロ谷町線、そして阪急、阪神、近鉄、京阪、JR西日本の各社で、万博開幕500日前から順次運行されています。
(参考)



これらのラッピング編成は、概ね万博終了時期まで運行される模様ですが、あっという間にあと1年半は過ぎていくだけに、計画的に記録撮影をしておきたいな、と思った次第でありました。




鉄道コム関連記事】
大阪メトロ 御堂筋線・谷町線 関西万博ラッピング列車 運転(2023年11月30日〜) - 鉄道コム



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【大阪メトロ・北急】まもなく見納めとなる「千里中央行き」を撮影する(2024.3.9)

下記記事でご紹介したように、来る3月22日に北大阪急行電鉄・南北線延伸線の千里中央〜箕面萱野間が開業するのに併せて、Osaka Metro(大阪メトロ)御堂筋線及び北大阪急行でダイヤ改正が実施されます。
(参考)

この改正に伴い、これまで千里中央発着だった列車は、そのほとんど全てが箕面萱野発着となり、特に「千里中央行き」は消滅することになります。

長年、御堂筋線及び北大阪急行線の行き先として定着していた「千里中央」の表示も、あと2週間で見納めとなることから、本日(3月9日)に、その「千里中央行き」を撮影することにしました。



撮影地をどこにしようか考えていましたが、いつもお世話になっているブログ「Msykの業務(鉄道)日誌」さんの下記記事を参考に、御堂筋線の西中島南方(にしなかじま みなみかた)駅で撮影してみることにしました。

御堂筋線は、この区間では南北に走るので、日中の撮影は逆行気味になるところ、この日は曇り気味の天気でした。

こちらとしては、とにかく「千里中央」という行き先を記録したかったので、曇りという天気は逆に好都合でした。

以下、各車両の撮影記録をご紹介します。



【大阪メトロ30000系】
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10系を置き換え、今や御堂筋線の主力として活躍する30000系。
実はこのLED表示がシャッタースピードをかなり落とさないと切れてしまい、何度か失敗しつつ、無事「千里中央」を記録することができました。

続きを読む

【京都丹後鉄道】KTR8500形(元・JR東海キハ85系)は3月16日より毎週末運行

京都丹後鉄道(丹鉄)では、JR東海よりキハ85系車両を譲り受け、同線内の特急「たんごリレー号」の予備車として運行することを既に発表しています。
(参考)


今回、このKTR8500形の運行予定が同社より発表されましたので、ご紹介します。
KTR8500形車両の運用開始について | 京都丹後鉄道(丹鉄/TANTETSU)

概要は以下のとおりです。

【KTR8500形で運行する列車】
・800D:宮津7:30発 快速福知山行
・4001D:福知山8:55発 特急たんごリレー1号網野行
・4601D:網野10:05発 快速豊岡行
・4602D:豊岡10:54発 快速網野行
・4002D:網野11:26発 特急たんごリレー2号福知山行
・4003D:福知山12:53発 特急たんごリレー3号網野行
・4004D:網野16:20発 特急たんごリレー4号福知山行
・4005D:福知山19:12発 特急たんごリレー5号網野行
・612D:網野20:32発 普通西舞鶴行

【運行予定日】
2024年3月16日(土)ダイヤ改正からの土曜日、日曜日に運行
(車両運用の都合により急遽変更の場合あり。)


詳細は、上記発表資料をご覧ください。



既に当ブログでご紹介してきたとおり、30年以上に渡り特急「ひだ」「南紀」として活躍してきた「ワイドビュー」ことキハ85系。
その一部の車両は、上述のとおり京都丹後鉄道に譲渡されました。

元よりファンの人気も高いこの車両、京都丹後鉄道での運行がどのようになるのかが注目でしたが、今回の発表では3月16日のダイヤ改正後、土曜日、日曜日の「たんごリレー号」などにKTR8500形が充当されることとなりました。


同社の過去の発表では、「線内特急予備車」と記されていたことから、末期の「タンゴエクスプローラー」KTR001形のように、ごく希に充当されるのではないか、と思っていたのですが、今回の発表では、毎週というかなりの頻度、しかもファンや観光客が利用しやすい土曜日及び日曜日での運行となり、非常に嬉しい限りです。


ファンの人気は上述のとおりですが、「ワイドビュー」の愛称の由来となった大型の客室窓から、そして運転席真後ろの最前席からの眺めは、観光客にとっても嬉しいのではないかと思われます。

一方、今回のKTR8500形の投入により、既存のKTR8000形「丹後の海」についても、運用に余裕が生じることとなり、車両メンテナンスの面でも改善となり、まさに三方一両得な車両投入といえるでしょう。

長年活躍してきた高山本線、紀勢本線を走る姿はもう見られませんが、場所を変えて丹後半島を走る姿を見られる・乗れることから、丹後半島の新たな観光資源としても、多くの方々に是非乗っていただければ嬉しいな、と感じたニュースでありました。

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▲西舞鶴駅構内に留置されていたKTR8500形(旧・JR東海キハ85系)。
昨年6月に別の用事で西舞鶴駅近くを通った際、敷地外から見てきた際の記録です。
この譲渡からおよそ1年、いよいよ毎週末、このキハ85系が、KTR8500形として再び走り出すことになります。




鉄道コム関連記事】
京都丹後鉄道 KTR8500形 営業運転(2024年3月16日〜) - 鉄道コム



【関連ニュースサイト】
京都丹後鉄道KTR8500形に試乗 - ダイヤ改正後、土日中心に運用予定 | マイナビニュース
ここは「JR東海」か!? 特急形キハ85系“ほぼそのまま”京都で復活! よく見ると「あ、違う!」 | 乗りものニュース
元キハ85系の京都丹後鉄道「KTR8500形」、3月16日デビュー! | レイルラボ ニュース
運行時刻は?元JR東海「キハ85系」改め「KTR8500形」いよいよ新天地で活躍開始へ! | 乗りものニュース



【関連ブログ】
京都丹後鉄道の旧キハ85系は土日のみ運行: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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【北急・大阪メトロ】千里中央〜箕面萱野間開業伴うダイヤ改正発表。千里中央行きは消滅へ(2024.3.23実施)

北大阪急行(北急)とOsaka Metro(大阪メトロ)では、北急の千里中央〜箕面萱野(みのお かやの)間の延伸開業に伴うダイヤ改正内容を、去る1月23日に発表しました。

延伸線開業に伴うダイヤ改正について|お知らせ 2023年度|北大阪急行電鉄株式会社
2024年3月23日(土曜日)初発から Osaka Metro 御堂筋線・四つ橋線・ニュートラムのダイヤ改正を行います|Osaka Metro

概要は以下のとおりです。

【延伸開業関連】
・現行ダイヤで千里中央発着の列車を、一部を除き箕面萱野発着に変更。
千里中央始発は初発(改正後5:04発)のみ、千里中央行きは消滅(全て箕面萱野行き)
(参考:改正後全駅時刻表(https://www.kita-kyu.co.jp/enshin/images/time/time_all.pdf))

【その他】
・平日ダイヤ朝ラッシュ時間帯において、最小運転間隔(2分15秒)で列車を運行する時間帯を拡大。
・天王寺行き列車の一部をあびこ行き、新金岡行き又はなかもず行きへ変更


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



当初の予定から3年の延期を経て、ようやくこの3月に開業する北大阪急行南北線延伸線・千里中央〜箕面萱野間。
下記記事でもご紹介したように、既に開業日や運賃が発表されており、あとは開業後のダイヤ発表を待つのみとなっていました。
(参考)



今回発表された、開業後のダイヤでは、基本的に現在の「千里中央行き」を「箕面萱野行き」に延長運転することとなっています。
この点はある程度予想の範疇でありましたが、注目は「千里中央始発」「千里中央行き」の列車が設定されるかどうか、だといえました。

前者は、これまでラッシュ時であっても着席できた千里中央駅利用者が、箕面萱野開業後も始発列車で着席して利用できるのか、そして後者はこれまで当たり前のように列車やホームで見られてきた「千里中央行き」という表示が開業後も見られるのかどうか、という点で、一般利用者、鉄道ファン双方にとって気になる内容でありました。

結論としては、千里中央始発は初発の1本だけ、そして千里中央行きに至っては完全に消滅する、ということで、この点では大改正、といえるのではないかと思います。

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▲改正後の北急千里中央駅(なかもず方面)時刻表。
当駅始発を示す「☆」が着いているのは、一番列車の5時4分発のみとなっています。

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▲改正後の北急緑地公園駅(箕面萱野方面)時刻表。
平日、土・休日ともに全ての列車が「箕面萱野ゆき」となっており、「千里中央ゆき」が消滅してることが分かります。

(いずれも北急Webサイト(https://www.kita-kyu.co.jp/enshin/images/time/time_all.pdf)より引用)



まず千里中央始発の列車がほぼ皆無となることについてですが、これに関連するのかどうかは分かりませんが、このダイヤ改正が発表される少し前、読売新聞に北急社長への取材記事が掲載されていました。

その記事中、既に他社で実施されている「有料着席サービス」について、北急でも大阪メトロと協力して検討したい、という記載がありました。
快適に利用してもらうため、私鉄各社やJR西日本が導入する有料着席サービスは一般化するとみており、北大阪急行でも大阪メトロと協力して提供できるかを検討したい

(読売新聞(2024年1月13日付け記事、https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/feature/CO036741/20240115-OYTAT50028/)より引用、太字下線は管理人による。)


この記事が出たときは、御堂筋線直通での有料着席サービスという点で、どのような車両を投入しようとしているのか、という点ばかり気になっていましたが、このダイヤ改正内容と重ね合わせると、これまで着席できた千里中央ユーザーに対する着席保証の代替策、という意味もあるのではないか、と今更ながら気がついた次第です。


一方の「千里中央行き」の消滅は、どちらかと言えばファン向け要素が強く、長年御堂筋線や北急の車両に表示されてきた「千里中央」という行先表示が、今後は見られなくなることになります。

私自身、御堂筋線を毎日とは言わないまでも、それなりの頻度で利用してきたと思うので、手元に一枚くらい「千里中央行き」表示の写真があるのでは?と探してみましたが、意外に無く、しばらく探して発見できたのがこちらの1枚だけでした。
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▲西中島南方駅で撮影した北急8000系「千里中央行き」


この他、北急9000系や大阪メトロ21系、30000系でも表示が見られますが、これらは探したところ手元に無かっただけに、あと1ヶ月にも満たないですが、機会をみつけて撮影しにいくことができればいいな、と思っています。

いよいよ開業が間近に迫った北急・千里中央〜箕面萱野間。
まずは、まもなく見納めとなる「千里中央」の行先をきっちり記録誌、そして開業後の姿も早いうちに乗車しにいくことができればいいなと思っています。



鉄道コム関連記事】
北急 南北線延伸線 開業(2024年3月23日) - 鉄道コム
大阪メトロ 御堂筋線・四つ橋線など ダイヤ改正(2024年3月23日) - 鉄道コム



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【速報】北大阪急行、延伸後の新ダイヤを正式発表! | Osaka-Subway.com
【御堂筋線】ダイヤ改正を実施。あびこ行き増発へ | Osaka-Subway.com
北大阪急行・御堂筋線・四つ橋線・ニュートラムダイヤ改正を発表 | 旅するマネージャーのブログ
[Osaka Metro][北急]御堂筋線、四つ橋線、ニュートラムで2024/3/23ダイヤ改正。箕面萱野に延伸開業 : 鉄道ダイヤ改正ニュース
OsakaMetroダイヤ改正(2024/3/23) どうする?阪和線 : JR阪和線つれづれ記
Msykの業務(鉄道)日誌:”千里中央” 行の北急8000系を見ておく
阪急と北大阪急行の有料着席サービス: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」

【速報】北大阪急行、有料座席サービスを検討中 - 鉄道プレス
【速報】北大阪急行、有料座席サービスを検討中 | Osaka-Subway.com



【関連ニュースサイト】
北大阪急行電鉄3/23ダイヤ改正、千里中央駅発着を箕面萱野駅発着に | マイナビニュース
「大阪メトロ」御堂筋線、平日朝に増発 - 天王寺駅発着を一部変更 | マイナビニュース



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【阪急】「ちいかわ×阪急電車」添乗BIGぬいぐるみ発売。受注生産で販売(〜2024.3.28正午)

阪急電鉄では、昨年8月より運行してきた「ちいかわ×阪急電車」ラッピング電車の運行終了を向かえるにあたり、同ラッピング電車に添乗しているちいかわ達のBIGぬいぐるみを、受注生産で販売することを発表しました。

【2月29日(木)10時・受注開始】「ちいかわ×阪急電車」ラッピング電車添乗 BIGぬいぐるみ 発売決定! | ニュース・イベント | 阪急電鉄

概要は以下のとおりです。

【受注期間】
2024年2月29日(木)〜3月28日(木)正午

【商品名】
・「ちいかわ×阪急電車」 BIGぬいぐるみ(ハチワレ)
・「ちいかわ×阪急電車」 BIGぬいぐるみ(ちいかわ)
・「ちいかわ×阪急電車」 BIGぬいぐるみ(うさぎ)

【価格】
税込17,490円(税抜15,900円) ※送料無料

【購入申込みWebサイト】
阪急電車 コラボレーショングッズ

【イメージ】
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(上記発表資料(https://www.hankyu.co.jp/railfan/news_event/2024/012945.html)より引用)
Ⓒnagano/chiikawa committee
ⒸHankyu Corp.


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



昨年8月4日より運行開始した「ちいかわ」とのコラボ企画によるラッピング列車。
このブログでも各線で運行している様子を記録してきました。
(参考)



このうち、宝塚線(ちいかわ)、神戸線(ハチワレ)、京都線(うさぎ)の各線のラッピング列車には、助士席側にそれぞれのキャラクターぬいぐるみが添乗していますが、今回、実際に添乗しているものと同じぬいぐるみが一般販売されることになりました。

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▲神戸線ラッピング列車に添乗している「ハチワレ」ぬいぐるみ。
今回、この「ハチワレ」のぬいぐるみも発売されることになります。


「なんか小さくてかわいいやつ」の通称が「ちいかわ」だそうですが、その名のとおり、かわいいキャラクターが、これまた阪急電鉄の制服を着用したぬいぐるみは、この機会にしか購入できないものであることから、手に入れたい阪急電鉄ファンやちいかわファンも多いのではないかと思います。

しかも今回、「受注生産」となっていますので、期間中に申し込めば確実に手に入ることから、転売などを利用することなく安心して入手することができます。

是非この機会を逃すことなく、上記販売サイトから早速申し込んでみてはいかがでしょうか。

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▲コラボラッピング編成・宝塚線「ちいかわ」

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▲コラボラッピング編成・京都線「うさぎ」

いずれの編成にも添乗しているBIGぬいぐるみが、今回受注生産で販売されます。




鉄道コム関連記事】
阪急 ちいかわBIGぬいぐるみ 販売受付(2024年2月29日〜) - 鉄道コム



【関連ニュースサイト】
阪急電車×ちいかわ、装飾列車に添乗している3匹のBIGぬいぐるみを受注販売 ちいかわ/ハチワレ/うさぎ - トラベル Watch



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【阪急】座席指定サービス「PRiVACE(プライベース)」は2024年7月デビュー。料金・内装デザインも発表、1乗車500円に

阪急電鉄では、同社が導入する座席指定サービス「PRiVACE(プライベース)」について、その導入時期や料金、内装デザイン等の詳細を発表しました。

〜日常の“移動時間”を、プライベートな空間で過ごす“自分時間”へ〜 当社初の座席指定サービス『PRiVACE(プライベース)』 2024年7月デビュー! プライベート感と快適性を兼ね備えた、上質な内装デザインで誕生!
|阪急電鉄


概要は以下のとおりです。

【運行開始時期】
2024年7月(予定)

【外観イメージ】
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阪急電車の特徴であるマルーンカラーや屋根上のアイボリー塗装、シルバーの窓枠を継承しながら、車体にゴールドのラインを施すことにより、一般車両と異なる特別感を表現。

【客室内イメージ
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阪急電車の特徴である木目調の壁面素材や、ゴールデンオリーブ色の座席生地に加え、床面をカーペ
ットとすることで、一般車両からさらに上質感を高めた空間を実現。
車窓からの景色をより楽しめるよう、窓を座席1列ごとに配列。

【出入口部】
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壁面下部や床に落ち着いた木目調の素材を、また壁面上部には大理石調の素材をそれぞれ施したデザインとし、ダウンライトで柔らかく照らすことにより、上質な空間を演出。

【座席】
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ゴールデンオリーブ色の座席生地を用いた伝統的なデザインを踏襲しながら、プライベート感と快適性を追求。
配席は3列(2列+1列)とし、一般車両の座席と比べて、座席幅と足元の前後のスペースを広くとる
とともに、リクライニングに座面が連動する機構を採用することで、快適な乗車環境を提供。
収納式テーブル、ドリンクホルダー、荷物用フック、マガジンラック、読書灯、コンセントなどの機能を用意。


【共用荷物コーナー】
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【料金】
1乗車あたり500円(税込)

上記画像はいずれも発表資料(https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/3763dff234537369286a6545296b1f8304f57610.pdf)より引用



詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



阪急電鉄が2024年夏頃に導入を予定している座席指定サービス「PRiVACE」(プライベース)。
下記記事では、その名称や車内イメージの一部が公開されていました。
(参考)


今回、この「PRiVACE」のサービス開始時期や料金、内装等が発表されました。

関西民鉄の雄、阪急電鉄が満を持して導入する座席指定サービスとなりますので、ただでさえ期待値が高いものでありますが、今回の発表内容はそれに相応しいものとなっているように感じました。

内装は上質感のあるもので、座席は1+2列とゆったりとしたものとなっています。
また座席には、テーブル、ドリンクホルダー、マガジンラック、読書灯、コンセントが用意されており、ゆったりとくつろいだり、少し仕事をしたりと、まさに「自分時間」を過ごすための、阪急電鉄らしい特別な車両に仕上がっていると感じました。


一方、料金を見ますと、「1乗車500円」という均一料金であることが注目でしょうか。
京阪間の座席指定サービスでは、既に京阪電鉄の「プレミアムカー」が運行されており、高い人気を誇っています。
こちらの「プレミアムカー」の料金は、乗車区間に応じ400円または500円となっていますが、この阪急電鉄「PRiVACE」では、500円均一と、高槻市や長岡天神など、途中区間からでも均一料金となっているところ、強気の価格設定にも感じました。
(参考)



ともあれ、デビュー時期や料金、内装まで発表のあった阪急電鉄「PRiVACE」。
2024年7月のデビューを心待ちにしたいところですね。




鉄道コム関連記事】
阪急の座席指定サービス「プライベース」車内デザインなどが発表 料金は1回500円 - 鉄道コム
阪急、座席指定サービスの名称を「プライベース」に決定 京都線で2024年夏提供開始 - 鉄道コム
阪急、新型2000系・2300系を導入 京都線では阪急初の座席指定サービスも - 鉄道コム



【関連ブログ】
【阪急】プライベースの運行は2024年7月から!料金・客室イメージ等も公開 | Stella Rail Side
【阪急のア】有料座席車「プライベース」、2024年7月デビューへ - 鉄道プレス
阪急京都線PRiVACE 詳細発表 料金は500円 | 旅するマネージャーのブログ



【関連ニュースサイト】
かなり豪華!阪急「座席指定車」の詳細が明らかに 異色の「1扉車」が誕生 | 乗りものニュース
阪急京都線「PRiVACE(プライベース)」7月導入、上質な内装デザイン | マイナビニュース
阪急京都線、座席指定サービス「PRiVACE(プライベース)」7月導入。1時間に2〜3本運行、専属アテンダント - トラベル Watch
阪急京都線、座席指定サービス「プライベース」の詳細。料金は500円均一に | タビリス



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【Osaka Metro】中央線・夢洲開業を2025年1月末に目標に。大阪府・市が万博関係会議で表明。

2025年に開催される「大阪・関西万博」の主要アクセスとして、コスモスクエア〜舞浜間の延伸が予定されているOsaka Metro(大阪メトロ)中央線。

下記記事でご紹介したように、延伸区間の開業は2024年度末を目標とされています。
(参考)


この開業時期について、去る2月15日に大阪市役所で開催された「第3回 大阪・関西万博の整備促進に向けた関係所属会議」において、「令和7年(2025年)1月末に開業できるよう取り組む」旨が示されました。

大阪市:第3回 大阪・関西万博の整備促進に向けた関係所属会議
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▲上記会議での配付資料において、中央線の夢洲開業目標時期について、「令和7年1月末」に向けて取り組む旨が示されています。
(上記Webサイト内資料(https://www.city.osaka.lg.jp/templates/chonaikaigi2/cmsfiles/contents/0000619/619951/03shiryou.pdf)より引用)


開業時期を繰り上げる目的としては、「万博関係者の通勤車両の削減等に寄与する」(上記発表資料より引用)とあるように、万博開業を目前にして、関係者の通勤が増加することが見込まれるなか、中央線の開業を繰り上げることで、通行する車両数を抑制し、工事や物流関係などの車両が円滑に走行できるようにするものと考えられます。


これまで、開業日は「年度末」とのみ示されているため、3月頃の開業も考えられそうでしたが、今回の大阪府・市からの資料に記載された取り組みが実現すれば、開業日が繰り上げることになりそうです。

この開業日の繰り上げは、鉄軌道の全線乗車を目指している「乗りつぶし」の方々にとっても大事なニュースでありますので、今後具体的な開業日が明らかになれば、当ブログでもご紹介していきたいと思います。


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▲大阪メトロ400系車両。
夢洲開業時の主力車両として増備が続いていますが、今回、同区間の開業時期を2025年1月末に繰り上げるよう取り組む旨が示されました。




【関連ブログ】
【中央線】万博最寄りの「夢洲駅」、2025年1月末に開業へ | Osaka-Subway.com
【速報】大阪万博最寄りの「夢洲駅」、2025年1月末に開業に前倒しへ! - 鉄道プレス



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【水間鉄道】鉄道旅客運賃改定を申請(2024.4.1改定予定)貝塚〜水間観音間は300円→330円に

大阪府貝塚市の水間鉄道では、この度鉄道運賃の旅客運賃の改定を申請(上限変更認可の申請)を行ったことを発表しました。

鉄道旅客運賃改定の申請について|水間鉄道

概要は以下のとおりです。

【改定予定日】
2024年4月1日

【申請運賃(抜粋)】
・普通旅客運賃(大人)
1区(1.5kmまで):180円⇒200円
2区(3.0kmまで):220円⇒250円
3区(4.5kmまで):270円⇒300円
4区(5.5kmまで):300円⇒330円

【設備投資計画】
・安全対策として、老朽化した線路設備の更新・交換は優先度を見極めながら引き続き進めるとともに、同じく老朽化が顕著な車両の改修を進め、長寿命化を図る
・また、高額な投資が必要となるため更新を見送っていた変電所機器は、機器の状態を見ながら計画的に更新。


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



ここ最近の物価上昇や、またコロナ禍による利用者の激減を経験したこと、そして構造的な問題として少子高齢化による利用者の減少傾向などから、鉄道事業者ではここ最近値上げの運賃改定が続いています。

今回の水間鉄道でも、少子高齢化やモータリゼーション、コロナ禍による生活様式の変化などにより鉄道利用者の回復は見込めない一方、安全・安心を確保するための設備投資が引き続き必要なことなどを理由に、運賃改定を申請しています。

改定率は定期・定期外含めた全体で17.0%となっていますが、これによっても今後3年間の差引損益は引き続きマイナスであるところに、同社の経営環境の厳しさが感じられます。


今回の運賃改定の申請において、今後の設備投資計画も記載されています。
これによりますと、更新を見送っていた変電所の機器については、今回の設備投資計画に記載されている一方、車両については、改修を進めて長寿命化を図ることとしています。

そのため、東急電鉄より譲渡されたの1000形車両の姿は、もうしばらく見ることはできそうです。
ただ、「改修を進め」とありますので、今後何らかの変化が見られることも十分考えられます。

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▲貝塚駅に停車中の水間鉄道1000形。
運賃値上げによる原資で、今後改修工事を実施することが予定されています。


ともあれ、貝塚市内を南北に走り、水間観音への観光や地域の足として引き続きその役割を担っている水間鉄道。
持続可能な運営ができるよう、今回の値上げに理解しつつ、より多くの方々に利用してもらえるよう、当ブログとしても引き続き応援していきたいな、と思っています。




鉄道コム関連記事】
水間鉄道、2024年4月に運賃改定 貝塚〜水間観音間は330円に - 鉄道コム



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【Osaka Metro】中央線・コスモスクエア〜夢洲間の加算運賃を90円で申請(2024年度末適用予定)

Osaka Metro(大阪メトロ)では、2024年度末にコスモスクエア〜夢洲間を延伸開業する予定としていますが、この度同区間に適する加算運賃の上限設定について、認可を申請したことを発表しました。

Osaka Metro 中央線延伸部(コスモスクエア駅から夢洲駅間)の加算運賃の上限設定について認可を申請しました|Osaka Metro

概要は以下のとおりです。

【申請内容】
・路線区間:
中央線延伸部 コスモスクエア駅〜夢洲駅間(3.2km)

・申請内容:
中央線延伸部(コスモスクエア駅〜夢洲駅)区間を乗車、もしくは他の区間とまたがって乗車する場合、普通旅客運賃及び定期旅客運賃に、以下の額を加算。
普通旅客運賃:90円
定期旅客運賃:通勤1か月3,370円、通学1ヶ月1,520円

【延伸部を含む運賃額(大人普通運賃、加算運賃及び鉄道駅バリアフリー料金込み)】
2区(3km超〜7km以下):330円(例:コスモスクエア〜夢洲)
3区(7km超〜13km以下):380円(例:弁天町〜夢洲)
4区(13km超〜19km以下):430円(例:梅田・なんば〜夢洲)
5区(19km超):480円(例:なかもず〜夢洲)

【適用開始日】
2024年度末(予定)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



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▲延伸開業後、夢洲駅まで運行される大阪メトロ中央線。
今回、同区間の加算運賃の上限申請が行われました。


既にこのブログでもご紹介しているように、2025年大阪・関西万博の会場となる「夢洲」への主要アクセスルートとして建設が進む、大阪メトロ中央線のコスモスクエア〜夢洲間。
下記記事でもご紹介したように、同区間は設備等を大阪港トランスポートシステム(OTS)が保有し、大阪メトロが運行を担う方式が採用されることとなっています。
(参考)



さて今回発表のあった「加算運賃」とは、開業に伴う設備投資費用の一部について、利用者にも負担する目的で設定するもので、近年の新規開業区間では採用されることも多く、直近では3月22日に開業する北大阪急行電鉄の千里中央〜箕面萱野について、同区間を利用する際に60円の加算運賃が適用されることとなっています。
(参考)


今回設定される大阪メトロ中央線・コスモスクエア〜夢洲間では、この加算運賃は90円と設定されることとなっています。
この加算運賃については、開業後順調な利用状況により加算運賃が廃止となったたケース(例:近鉄難波線・京王相模原線)や、加算運賃の引き下げ(例:JR北海道千歳線)もある一方、開業後の回収が未だ進んでいないケースも見られます。
(参考)




今回の中央線延伸部の場合、万博開業期間中は多くの利用者が見込まれるものの、その後は、IR(統合型リゾート)がこの夢洲に開業するものの、その時期は開業が2030年秋頃としばらく時間がかかることが予定されています。

そのような状況のもと、今後この加算運賃の回収が順調に進むかどうかは、それこそIRを含む夢洲の開発状況如何になってくるのかな、と思います。

開業から数十年後、順調な利用状況を反映して加算運賃が廃止・縮小されるのか、それとも回収が進まないことから加算運賃が引き続き設定されるのか、ちょっと先の話ではありますが、そんなことも気になったニュースでありました。




【関連ブログ】
【大阪メトロ】夢洲への「加算運賃100円上乗せ」を申請へ | Osaka-Subway.com
Osaka Metro夢洲延伸の加算運賃は「90円」で申請 | 旅するマネージャーのブログ



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【関連ニュースサイト】
「大阪メトロ」中央線延伸部、コスモスクエア〜夢洲間の運賃330円 | マイナビニュース



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【水間鉄道】のと鉄道応援メッセージ副標撮影と能登半島地震募金の報告

下記記事でご紹介したように、水間鉄道では、去る1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」での被災者支援のため、支援募金を貝塚駅と水間観音駅で行っています。

また、この地震で大きな被害を受けている「のと鉄道」のカラーをイメージした応援メッセージを、電車副標で掲出しています。

(参考)


これらの様子を先日、貝塚駅で見てきましたので、ご報告します。

20240114_091556_R
▲水間鉄道応援メッセージ副標掲出編成
(1003号車)

20240114_091746_R
▲副標部分をアップします。
のと鉄道のカラーである水色基調の応援メッセージとなっています。

20240114_091642_R
▲同・応援メッセージ
(1004号車)

20240114_091649_R
▲1004号車の副標部分をアップします。


また、募金箱は、改札口横のきっぷ売場に常設されていました。
20240114_091826_R
▲水間鉄道・貝塚駅改札口

20240114_091834_R
▲募金箱は、窓口横に設置されています。

20240114_091522_R
▲折角なので、1,000円を募金してきました。
(1,000円札を入れるところを片手で撮影してみました。)
ほんのわずかの応援ではありますが、少しでも現地の復興に役立つことを願いたいと思います。


水間鉄道の発表によりますと、募金は1月2日からおよそ1ヶ月間、応援メッセージ副標掲出は1月31日までとなっています。
募金はともかく、副標掲出は明日が最後の週末になるかと思いますので、多くの方に撮影と募金に来ていただけると嬉しく思います。



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