阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

JRグループ

【JR東日本】「東京駅開業100周年記念Suica」未利用の場合は2026年3月31日に一律失効を発表

JR東日本では、2014年12月に発売を開始した「東京駅開業100周年記念Suica」について、発売後一度も利用が無いカードについては、一律で2026年3月31日に失効とすることを発表しました。

「東京駅開業100周年記念Suica」について|JR東日本

概要は以下のとおりです。

【「東京駅開業100周年記念Suica」の概要】
・発売日:
2014年12月20日(東京駅で枚数限定で発売)
その後、2015年1月から2月にかけて予約販売を行い、2016年3月頃までに発送済み

・発売枚数
計427万枚
このうち約250万枚(2024年3月末現在)が未利用

【「東京駅開業100周年記念Suica」の失効について】
本記念Suicaは2014年12月以降、複数回に渡って発売及び発行し、個別に発行時期を特定できないことから、一度も利用がない場合は、2026年3月31日に一律に失効

詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



2014年12月20日、東京駅の開業100周年を記念して発売された「東京駅開業100周年記念Suica」ですが、発売当日、あまりにも多くの人々が東京駅にこの記念Suicaを買い求めにやってきたことから、予定枚数(15,000枚)の半数程度しか販売できず、発売中止となってしまいました。

その後、希望者には全員に発売することとし、2015年1月から2月にかけて申し込みを受け付け、カード代金の支払いを確認できた申込者から順次発送することとなりました。

希望者全員に発送が終わったのが2016年3月。
東京駅100周年の日から、およそ1年4ヶ月後のことでした。
(参考)



あれから間もなく10年が経とうとしているいま、この時発売された「東京駅開業100周年記念Suica」の失効の時期が近づいてきました。
長期間利用していないSuicaは、10年間利用が無い場合は失効することとなっていますが、この記念Suicaは、上記のとおり複数回にわたり発売されたことを踏まえて、2026年3月末(最後の発売・発送の完了から10年後)までに、一度も利用がない場合は一律に失効することとなりました。


発売枚数のおよそ半分以上が未だ使用されていないこの記念Suica。
この記事を読まれている方の中にも、購入した覚えのある方は少なからずおられるかも知れません。
仮に全く使用したことが無ければ、この機会に鉄道やバスの乗車や、電子マネーでの買い物などで利用してみてはいかがでしょうか。


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▲かくいう私自身も、この記念Suicaを購入しましたが、「記念」ということもあるので、大事にしまったままにしていると思います。
上記の画像は、2015年10月に到着した際の画像ですが、2026年3月の失効期限までに何とか探し出して、一度でもいいので利用しておこうと思います。
(参考)




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【JR九州】運賃値上げ検討の報道(2024年内申請方針)不正乗車への対応が気になるところだが…

JR九州が、鉄道運賃の値上げに向けて検討していることが、本日各マスメディアから報じられていました。

JR九州 運賃値上げ年内にも申請へ 災害や人手不足など背景|NHK 福岡のニュース
相次ぐ自然災害や人手不足など、鉄道事業を取り巻く環境が厳しくなっているとして、JR九州が運賃の値上げに向けた検討を進めていることが分かりました。
JR九州によりますと、会社は運賃の値上げに向けて実施時期や改定の幅などの検討を進めています。
早ければ年内にも詳細を決め、国土交通省に申請する見通しだということです。


JR九州、鉄道運賃の値上げ検討 年内にも国交省に申請へ - 日本経済新聞
JR九州が鉄道運賃の引き上げを検討していることが13日、分かった。2024年内にも国土交通省に申請する方針。現在値上げ幅や時期を議論しており、同社幹部は「可能な限り早く」申請したい意向を明らかにした。利用客の減少や鉄道施設の老朽化が進むなか、設備投資や人件費、災害復旧費などの原資を確保する。

JR九州の値上げは消費税増税時を除くと1996年以来となる。


運賃値上げ JR九州検討 時期「すみやかに」|KBCニュース
JR九州が、鉄道運賃の値上げを検討していることが分かりました。

時期は「すみやかに」として、国への申請を進めるということです。

JR九州は、KBCの取材に対して値上げ率などは検討を進めている段階で、値上げの時期については「すみやかに」として「年内や年度内」といった明言は避けました。

JR九州の古宮洋二社長は、昨年度の決算発表会見で

「乗客数はコロナ禍前の2019年3月期の94%程度にしか戻っていない。この人数でいかに鉄道を運営していくか、中長期的に考えないといけない」と、述べていました。

運賃値上げは、鉄道の維持に向けた人件費や設備投資、災害復旧への原資を確保するのが狙いとみられます。

国土交通省に認められれば、JR九州の運賃値上げは消費税増税に伴うものを除くと、1996年1月以来になります。


各マスメディアの報道をまとめますと、現在報じられている内容としては、以下のとおりです。
・2024年内にも詳細を決定し、申請を行いたい。
・利用客の減少や鉄道施設の老朽化が進む状況を踏まえて、設備投資や人件費、災害復旧費などに充当したい考え。
・改定額等は検討を進めているところ。


JRグループでは、既にJR北海道が2019年10月の消費税率改定に併せた値上げを実施しており、同社では2025年度の運賃改定実施を検討しています。
(参考)
阪和線の沿線から : 【JR北海道】運賃・料金改定の申請を発表。全体で11.1%(消費税抜き9.1%)の改定(2019.10.1実施予定)
JR北海道グループ中期経営計画2026|JR北海道
(P28に「2025(R7)年度運賃改定の実施を検討」とあります。)

JR九州でも、人口減少や少子化、相次ぐ自然災害などの対応、そして人材確保の観点からの賃上げの実施など、安定的な鉄道事業運営のための原資確保の目的として、運賃の値上げを実施する方針です。
上記報道記事によれば、年内にも値上げ申請を行いたいとのことですので、その時期に改めて当ブログでもご紹介できればと思っています。



ところでJR九州では、最低区間のきっぷを使って、より遠い駅で下車して差額の運賃を浮かす「不正乗車」のニュースが報じられています。
“不正乗車やめて”JR九州が訴え 無人駅で下車…「170円切符」券売機での販売を一時中止に 福岡(日テレNEWS) - Yahoo!ニュース
「300枚売れるのに30枚しか回収されない」170円の乗車券 JR九州が券売機での販売を中止 | TBS NEWS DIG (1ページ)
「小倉駅から170円区間」不正問題、実態と対策は - JR九州に聞いた | マイナビニュース

この手のニュースは、他のJRグループではあまり報じられず、JR九州だけ突出して多い、という印象を持っています。
どうやら、運賃の収受について、他のJRグループよりも緩い姿勢とみられていることが、その背景にあるのではないか、という意見も多数見られます。

勿論、不正乗車は犯罪ですし、運賃収受のチェックが甘いからといって、不正乗車をして良いという理由にはなりません。
ただ、正しく運賃を払っている利用者からすれば、「正直者が馬鹿を見ない」よう、不正乗車を削減する仕組みを構築して欲しい、という意見も、これもまた正論です。

方や事業者からすれば、運賃収受を確実に行うための設備投資は、コストを伴うものであり、そのための投資をどれだけのレベルで行うのかは、究極のところ「経営判断」に委ねられている、というのが実際のところでしょうか。


さすれば今回、運賃値上げを実施するとなれば、同時にこの「不正乗車対策」についても十分な対応が必要を講じなければ、利用者からの理解も得られないのではないか、とも思われます。

でないと、値上げ後は不正乗車が更に増え、正直に運賃を払っている利用者が、それこそ馬鹿を見るようで、更に不正乗車を誘発する…という状況に陥るかも知れません。

そうなれば、それこそ「持続的な鉄道事業運営」が成り立たなくなりますが、そのあたりをJR九州がどのように考えて運賃値上げを実施するのか、というのも気になるところです。


また、運賃値上げ(上限認可運賃の変更認可申請)については、国土交通省の「パブリックコメント」が実施されることとなりますので、ここで意見を提出する機会が設けられています。
(参考)
近畿日本鉄道株式会社の鉄軌道事業の旅客運賃の上限認可申請に関する意見募集について|e-Govパブリック・コメント

こういった場面で、利用者側から、値上げに際して不正乗車対策を充実することを求める意見が多数出てくれば、JR九州としても無視できないものと思われます。
実際パブコメが実施されるとなれば、その情報も併せてご紹介できればと思っています。

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▲佐賀駅に入線する817系電車(2013年10月撮影)
県庁所在地であっても、2両編成の電車が行き交うJR九州の経営環境は苦しいものがありますので、運賃の値上げはやむを得ない点はあるでしょう。
一方で、運賃確保の観点からは、不正乗車を防止すること抜きには、利用者の理解も得られそうにありません。不正乗車に関するニュースが多く見られる同社が、どのように対応するのか気になるところです。




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【JR東海・西日本】S Work車両の予約方法が拡充。e5489や「みどりの券売機」「みどりの窓口」でも購入可能に(2024.5.22乗車分〜)

JR東海及びJR西日本では、現在「のぞみ」「ひかり」「こだま」(16両編成)の7号車に設定している「S Work車両について、これまで「EXサービス」限定の商品としていました。

この度、これらに加えて、JR西日本インターネット予約「e5489」や、駅の「みどりの券売機」「みどりの窓口」等でも販売することを発表しました。

東海道・山陽新幹線「S Work車両」のご予約方法の拡充について|JR東海
東海道・山陽新幹線「S Work車両」のご予約方法の拡充について:JR西日本

概要は以下のとおりです。

【概要】
・JR西日本が提供する「e5489」や、JR各社のきっぷうりば(駅窓口や指定席券売機)でも「S Work車両」を購入可能。
・価格は、普通車指定席と同額。「S Work Pシート」については、追加額を支払うことで利用可能。

【サービス開始日】
2024年5月22日(水)乗車分より
(4月22日(月)10時より発売開始)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



2021年10月よりサービスが開始された、東海道・山陽新幹線のモバイルワーク車両「S Work車両」。
当初は「のぞみ」のみの設定でしたが、昨年10月からは16両編成の「ひかり」「こだま」でも導入されるようになりました。
また、7号車の一部の座席を、追加料金を支払うことでより広いスペースを使用できる「S WorkPシート」としてサービスを開始するようになりました。
(参考)



そして、現在「EXサービス」専用商品として、乗車券・特急券の設定で販売しているこの「S Work車両」について、今春より駅のきっぷうりば等でも販売する予定となっていました。

今回、その「S Work車両」の「EXサービス」以外での販売について、5月22日(水)乗車分より開始されることが発表されました。


この「S Work車両」については、下記過去記事でご紹介したように、私も一度乗車して車内で仕事を進めることができました。
(参考)


今後も東海道・山陽新幹線を利用する際には「S Work車両」を積極的に利用したいな、と思っていましたが、一方でこれまで「EXサービス」限定であったため、「S Work車両」の特急券のみを購入することができず、他路線にまたがる乗車券と併せて利用することができませんでした。

しかし、来月5月22日より「みどりの窓口」「みどりの券売機」等でも普通車指定席と同額(「Pシート」は追加料金1,200円が必要)で「S Work車両」の特急券が購入できますので、より多くの利用者が見込まれるものと思われます。

私も、次回「のぞみ」号乗車時等には、未乗の「Pシート」を利用して、前回同様仕事や趣味(ブログ作成)等に活用したいな、と思ったニュースでありました。

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▲「のぞみ」7号車「S Work車両」の案内。
上記画像は昨年6月に乗車した際の案内で、「ビジネスブース」の案内が追加されていました。
複数人で利用し、車内での打ち合わせ等に活用できる「ビジネスブース」も、機会があれば利用できればいいな、と思っています。




鉄道コム関連記事】
東海道・山陽新幹線の「S Work車両」、みどりの窓口などでも予約可能に 5月22日乗車分から - 鉄道コム



【関連ニュースサイト】
東海道・山陽新幹線「S Work車両」駅窓口・指定席券売機でも発売へ | マイナビニュース



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【JR北海道】キハ143形観光列車「赤い星」「青い星」導入(2026年春)水戸岡鋭治氏最後のデザイン列車になるか

JR北海道では、これまで様々な観光列車を運行してきましたが、既に廃車となったものや、今後継続的に運行できる車両が少なくなってきていることから、車両・運行体系・サービスなど全く新しい観光列車を運行させる「スタートレイン計画」を発表しました。

【社長会見】★スタートレイン計画★始動!|JR北海道

概要は以下のとおりです。

【車両概要】
キハ143形一般形気動車を改造し、グレード差を設けた2編成(4両編成)を制作。
・車両仕様は、コンセプトに基づき、水戸岡鋭治氏と同社で共同で検討

<「赤い星」編成>
・ラグジュアリークラス(豪華)の座席、設備
・定員100名程度を予定
・個室、セミコンパートメント、ボックス席など多様なニーズに対応する座席種別の設置を予定
・ラウンジや茶室、展望室などの設備を予定

<「青い星」編成>
・プレミアムクラス(上質)の座席、設備
・定員200名程度を予定
・全車に展望室、荷棚、大型荷物置場を設置

【車両イメージ】
・エクステリアイメージ
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(いずれも上記発表資料(https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20240417_KO_startrain.pdf)より引用)

・インテリアイメージ
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(上記発表資料(https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20240417_KO_startrain.pdf)より引用)

【車両改造費】
約18億円

【運行開始時期】
2026年春からの運行を予定

【運行等について】
・「赤い星」編成は主に釧網線、「青い星」編成は主に富良野線での運行を予定
・北海道を周遊するクルーズトレインとしての活用も検討


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



JR北海道では、民営化当初から「ニセコエクスプレス」「クリスタルエクスプレス トマム&サホロ」「ノースレインボーエクスプレス」といったリゾート列車や、「SL冬の湿原号」等のSL列車、「くしろ湿原ノロッコ号」などの「ノロッコ列車」など、豊富な観光資源を活かした多数の観光列車が運行されてきました。

しかし、これらの観光列車も老朽化が進み次々に引退していく一方、同社の経営環境の厳しさから、新たな観光列車の導入が難しいことから、観光誘客に活かせる車両が少なくなってきている現状があります。

こういった状況を打開する取り組みの一つとして、キハ261系特急形気動車の一部を「はまなす編成」「ラベンダー編成」として投入し、定期列車の代走や観光用臨時列車として運用しています。
(参考)


今回、これに加えて全く新しい観光列車を運行する「スタートレイン計画」として、同社で長年活躍してきたキハ143形一般形気動車を改造した「赤い星」「青い星」編成を投入することが発表されました。

デザインは、JR九州をはじめ各地の観光列車などをデザインしてきた「水戸岡鋭治氏」で、イメージイラストからは、同氏がデザインした特徴的な内外装が見えてきます。

これらの観光列車は、釧網線や富良野線を中心に、道内のクルーズトレインとしても活用するとのことで、今後の新たな北海道観光の顔となる列車になるのかな、とも感じています。

一方で、種車となるキハ143形は、元をたどれば国鉄時代の1970年代に投入された50系客車であり、その後1990年代にエンジン等を搭載する気動車化改造が行われ、キハ143形となりました。
気動車化からでさえも30年以上、改造元となる50系客車から数えると、それこそ製造から50年近く経過したこの車両を、観光列車として改造して、決して安くない料金で利用者を迎える列車としてのレベルに生まれ変わらせることができるのか。

これまでキハ47形なども観光列車としてデザインしてきた水戸岡鋭治氏の「作品」に期待したいと思います。



ところでその水戸岡鋭治氏ですが、今回の発表資料で気になるコメントがありました。
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(上記発表資料(https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20240417_KO_startrain.pdf)より引用)

上記は、今回の発表資料の最後のページですが、引用しますと、
「北海道の仕事から始まり、全国区の仕事をさせていただき、最後の仕事としてJR北海道のローカル車両デザインに繋がった。」とあります。

文字通り受け取るならば、今回の「赤い星」「青い星」が、水戸岡鋭治氏デザインによる最後の列車、ということになりそうです。

1988年のJR九州「アクアエクスプレス」以降、数多くの列車のデザインを手がけられてきた水戸岡鋭治氏。
そのデザインに賛否の意見はあるにしても、沿線人口の減少、自家用車への移転が進み将来がじり貧でしかなかった地方鉄道が、その生き残りをかけた活性化を水戸岡氏に託し、そしてそれに水戸岡氏が応えてきたことは事実でありましょう。

デザイン列車・観光列車の点から地方鉄道の活性化を支えてきた水戸岡氏が、今回のJR北海道「赤い星」「青い星」が最後の列車デザインとなれば、地方鉄道を応援する私としては寂しく感じるところです。
仮に最後のデザインとなれば、是非満足いくものに仕上げていただきたいと思いますし、また、水戸岡氏に続く、地方鉄道の活性化に資するデザインを手がけるデザイナーの活躍を期待したいと思ったニュースでした。



鉄道コム関連記事】
JR北、観光列車導入計画「スタートレイン計画」を発表 2026年春に運行開始へ - 鉄道コム



【関連ブログ】
「水戸岡デザイン」は北海道のキハ143形が最後かも - 鉄道プレス



【関連ニュースサイト】
JR北海道キハ143形改造「赤い星」「青い星」編成、2026年運行開始 | マイナビニュース
水戸岡鋭治氏が「最後の仕事」。JR北海道「赤い星」「青い星」が集大成に | タビリス
JR北海道,新たな観光列車「赤い星」・「青い星」を導入|鉄道ニュース|2024年4月18日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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【JR東海】東海道新幹線に個室の設置を発表(2026年度中)

JR東海では、これまで新幹線の新たな座席のあり方を検討してきましたが、この度グリーン車よりも更に上質な設備・サービスを備えた個室を東海道新幹線に導入することを発表しました。

東海道新幹線への個室の導入について|JR東海

概要は以下のとおりです。

【概要】
・東海道新幹線のN700S車両の一部に、高いプライベート感・セキュリティ環境を備えた完全個室タイプの座席を順次導入
・個室専用の Wi-Fi、レッグレスト付きのリクライニングシート、個別調整可能な照明(明るさ)・空調(風量)・放送(音量)等の設備・機能を整備予定
・オンライン等での打合せを気兼ねなく行いたいビジネスパーソン、プライバシーを重視する乗客や、周囲を気にせずゆっくりと寛ぎたい乗客など、様々な利用者層・利用シーンを想定
1編成につき、2室導入予定

【サービス開始時期】
2026年度中(予定)

【個室(内装)のイメージ】
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(上記発表資料(https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000043528.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧ください。


JR東海では、2022年10月に、同社が目指す鉄道の将来像とその取り組みを発表し、その中で「東海道新幹線への上級クラス座席設置」を検討することとしていました。
(参考)



この「上級クラス」がどのようなものになるのか、注目となっていましたが、今回その答えが発表された、といえるでしょう。

東海道新幹線の個室といいますと、かつて100系の時代に二階建てグリーン車の一階を活用して設置されていたことを思い出すかたも多いかと思います。

新幹線で初めての個室として注目されましたが、その後の300系以降の車両では、このような個室は設置されないまま現在に至っています。

そんな中、今回発表された個室ですので、100系以来の東海道新幹線の個室の再来と、ちょっと世代が上のファンにとっては懐かしくも思えるのではないのでしょうか。

また、座席数は1編成2室となっており、一部編成のみの設置になると思われますが、多くの編成に設置されることで、利用チャンスの拡大も期待したいところです。

一方、上記発表資料では同時に、「新幹線の新たな座席のあり方については、引き続き検討を進めます」とあるように、今回発表された個室以外にも、上級クラスの座席を計画しているのかも知れません。

ともあれ、100系以来久々の登場となる東海道新幹線の個室車両。
もとより需要の多い区間であり、他の利用者に気兼ねなく利用できる個室のニーズは高いと思いますので、
同時に、今回の個室に続く新たな座席サービスにも期待したいな、と感じたニュースでした。



鉄道コム関連記事】
1編成に「2室のみ」、東海道新幹線に個室導入へ 2026年度中に提供開始予定 - 鉄道コム



【関連ブログ】
【JR東海】東海道新幹線に個室を導入へ…2026年度から - 鉄道プレス



【関連ニュースサイト】
東海道新幹線に「個室」導入へ グリーン車より上質 2026年度から | 乗りものニュース
東海道新幹線に「個室」導入。グリーン車よりも上質な完全プライベート席、2026年度中 - トラベル Watch
東海道新幹線に「完全個室タイプ」の座席導入へ 専用Wi-Fi付き 26年度中 - ITmedia NEWS
東海道新幹線に完全「個室」座席 Wi-Fiも専用で26年度導入 - Impress Watch



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【JR東海】紀勢本線で定期列車でのサイクルトレイン実証実験を実施(2024年5月・6月の特定日)

JR東海では、昨年12月に紀勢本線沿線のイベント開催に合わせて専用臨時列車での実証実験を行った「サイクルトレイン」について、今般定期列車での運行についても実証実験を実施することを発表しました。

紀勢本線での定期列車によるサイクルトレイン運行の実証実験について|JR東海

概要は以下のとおりです。

【実施日】
2024年5月:
11日(土)、12日(日)、18日(土)、19日(日)、25日(土)、26日(日)
2024年6月:
1日(土)、2日(日)、8日(土)、9日(日)

合計10日間

【実施区間】
紀勢本線 熊野市駅〜新宮駅の各駅間

【対象列車】
紀勢本線 上記区間の上下線全ての普通列車(特急「南紀」号は対象外)

【その他】
・事前予約不要、追加料金不要で利用可能
(列車に乗車するための運賃は必要)
・車内に専用ラックや専用スペースは無く、他の乗客と同じ座席スペースでの利用
・軽量な自転車での利用を前提


その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



近年、全国的に広まっている「サイクルトレイン」ですが、紀勢本線に関して言えば、JR西日本が積極的に実施してきており、現在、普通列車に関しては、予約無しで御坊〜紀伊田辺〜新宮間、予約有りで和歌山〜御坊間で実施しています。
またこれらに加え、白浜〜新宮間の特急「くろしお」でもサイクルトレインを実施しています。
(参考)


こうなると、新宮から更に先(松阪方面)の区間でもサイクルトレインの実施要望もでてきそうなものですが、同区間を管轄するJR東海では、実際に昨年12月に、団体列車によるサイクルトレイン実証実験を実施しています。
(参考)
JR東海「初めての試み」紀勢本線でサイクルトレイン実証実験を実施 | マイナビニュース


そして今回、新たな実証実験として、熊野市〜新宮間の普通列車で「サイクルトレイン」を実施することが、今回発表されています。

対象となるのは、同区間の普通列車ですが、土日に実施ということもあり、上下線含めた全列車でサイクルトレインの利用が可能となっています。
ただ、実証実験という位置づけだからでしょうか、利用できる自転車は「軽量タイプ」(「ロードバイク」タイプ、「折りたたみタイプ」タイプ)が提示されており、いわゆる「ママチャリ」は今回は利用できない模様です。


とはいえ、こういった実証実験を重ねることにより、新宮以西と同様、ママチャリ等でも気軽にサイクルトレインが利用できるようになり、サイクリストのみならず、沿線地元の学生や買い物客等、幅広い利用に繋がればいいな、と感じたニュースであります。

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▲新宮駅に停車中のJR東海・キハ25形(2016年12月撮影)
このキハ25形で運用されている普通列車の熊野市〜新宮間において、実証実験としてサイクルトレインが利用できるようになります。




鉄道コム関連記事】
紀勢本線 定期列車サイクルトレイン 実証実験 実施(2024年5月11日〜) - 鉄道コム



【関連ニュースサイト】
JR東海,紀勢本線の定期列車で「サイクルトレイン」の実証実験を実施|鉄道ニュース|2024年4月11日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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【JR九州】肥薩線・八代〜人吉間の復旧について熊本県と合意(2024.4.4)

JR九州と熊本県では、令和2年7月豪雨により被災して運休中の、JR肥薩線(八代〜人吉間)(以下、「復旧区間」という。)について、鉄道復旧の方向性について合意し、2024年4月4日付けで鉄道復旧に関する基本合意書を締結しました。

JR肥薩線(八代〜人吉間)の復旧に関する基本合意書の締結について|JR九州

基本合意書の内容は以下のとおりです。

【復旧区間の運営】
・熊本県を含む地元自治体(地元自治体が設立する法人も含む)が「第三種鉄道事業者」
・JR九州が「第二種鉄道事業者」
とする「上下分離方式」を採用。

【復旧に向けての連携・協力】
JR九州と熊本県を含む地方自治体の双方が連携、協力して、復旧区間の持続可能性を更に高めるため、「観光を軸にした日本一の地方創生モデルの実現」と「マイレール意識の醸成による日常利用の創出」を具体化する。

【最終合意】
基本合意書の内容について深度化を行い、令和6年度(2024年度)末までに熊本県・JR九州において鉄道復旧について最終合意することを目指す。


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



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▲人吉駅に停車中の「九州横断特急」と「いさぶろう・しんぺい」(2014年2月撮影)
県南部・球磨地区の拠点都市である人吉市と県庁所在地を結ぶ特急「九州横断特急」「くまがわ」が運行されていましたが、2016年3月のダイヤ改正で廃止となりました。
その後、人吉駅を発着する優等列車は、被災前までは観光列車のみとなっていました。


肥薩線の八代〜人吉間は、熊本県南部の拠点都市である人吉市と、県庁所在地の熊本市などを結ぶ生活路線に加え、球磨川の流域に沿って走る線形が故に、車窓からの眺めが楽しめることから、「SL人吉」をはじめとした観光列車のルートとしても人気がありました。

一方、上述のうち生活路線の観点では、九州自動車道が開業したこともあって、都市間輸送の多くが自動車・バスに移転したこともあり、民営化当初(1987年度・2,171人/日)に比べ、被災前直近の2019年度の平均通過人員(輸送密度)は、およそ2割の414人/日にまで減少していました。
(参考)
線区別収支(平均通過人員が2,000人/日未満の線区)|JR九州

そんな中で発生したのが、令和2年7月の豪雨で橋梁や路盤の流出など、もはや線路が現状を留めないほどの被害を受けることとなりました。
(参考)



被害の大きさに加え、上述のとおり利用者の大幅な減少により、鉄道という輸送モードでの復旧が果たして妥当なのか、という観点から、熊本県をはじめとした地元自治体とJR九州とで、復旧方針が協議されてきましたが、今回両者で鉄道による復旧を目指すという方向性に合意しました。


ポイントは、線路や設備等を熊本県をはじめとした地方自治体が保有し、JR九州は列車の運行を担う、鉄道事業法上での「上下分離」を採用したことでありましょう。

この形式による復旧スキームは、JRグループ各社でみますと、JR東日本の只見線(会津川口〜只見間)が代表的な例で、今回の肥薩線については、それに続くものといえるでしょう。
(参考)

只見線についても、日常利用が僅少である一方、観光誘客の価値としては大きいことから、鉄道による復旧の方向性に至った、という点では、今回の肥薩線と類似のケースといえるでしょう。


今後のスケジュールとしては、今年度中に鉄道復旧について最終合意とすることとし、復旧費用の負担や施設等財産の取扱い、使用料の取り決めなど、詳細を詰めていくものと思われます。
そして、この最終合意に基づき、今後復旧工事に着手していくものと思われます。


このように、八代〜人吉間については鉄道復旧の方向性が示された一方で、残る運休区間の人吉〜吉松間については、今回の合意の対象外となり、引き続き復旧方法を協議していくものと思われます。

この区間は、大畑駅のスイッチバックなど、より観光要素の強い区間である一方、日常的な流動が皆無であり、被災前でも「いさぶろう」「しんぺい」といった観光列車が主体のダイヤとなっていました。
平均通過人員(輸送密度)は、についても、2019年度が106人と、鉄道として維持することが果たして妥当なのか、というレベルであります。

また、この区間は熊本、宮崎、鹿児島の3県にまたがることから、復旧費用やその後の運営に関しても、より多くの自治体が関わることとなり、復旧可否の方向性を示すにしても、更なる時間が必要なのでは、とも感じています。
(参考)
JR肥薩線の鉄路復旧「一体じゃなかったのか」…人吉−吉松の「山線」沿線首長ら落胆、新協議の場に望みつなぐ | 鹿児島のニュース | 南日本新聞 | 373news.com

とはいえ、まずは八代〜人吉間が鉄道による復旧の方向性となったことから、今後はこの復旧に向けての動きを見ていくとともに、残る人吉〜吉松間の扱いについても、注目していきたいな、と思っています。

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▲同じく、2014年2月に人吉駅で撮影した肥薩線の八代発人吉行きの普通列車。

当時であっても、キハ40形1両編成で足りる輸送需要となっていましたが、台風被害の後の人口流出もあると考えられ、復旧後であっても、沿線の利用は厳しい状況が続くと思われます。

それだけに、復旧に際しては、出張や用務などで肥薩線を積極的に利用することなどの利用促進が、沿線自治体とその住民にも求められることになるのではないかと思います。
またその姿勢が、残る人吉〜吉松間の復旧にも繋がってくるのかも知れませんので、沿線自治体の奮起を期待したいです。




鉄道コム関連記事】
JR九州、肥薩線八代〜人吉間の鉄道復旧に関する基本合意書を締結 - 鉄道コム



【関連ニュースサイト】
肥薩線、八代〜人吉の鉄道復旧で基本合意。人吉〜吉松の協議も動き出すか | タビリス
熊本県とJR九州、肥薩線八代〜人吉間の鉄道復旧めざす方向性で合意 | マイナビニュース
熊本県・JR九州,肥薩線 八代—人吉間の復旧に基本合意|鉄道ニュース|2024年4月10日掲載|鉄道ファン・railf.jp



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【JR東日本】吾妻線・長野原草津口〜大前間の総合的な交通体系の協議を申し入れ。輸送密度は263人/日

JR東日本では、吾妻線の長野原草津口〜大前間について、沿線地域の総合的な交通体系に関する議論を行いたい旨を、沿線自治体(群馬県、長野原町、嬬恋村)に申し入れたことを発表しました。
JR吾妻線(長野原草津口・大前間)沿線地域の総合的な交通体系に関する議論の申入れについて|JR東日本

概要は以下のとおりです。

【背景等】
・吾妻線については、公共交通から自家用自動車への移動手段の転換や人口減少の影響等により、利用者数の減少が続き、2022年度の長野原草津口・大前間は、1日当たりの平均通過人員が263人と、会社発足当時(1987年)から約7割減少しており、鉄道の特性である大量輸送のメリットを発揮できていない状況。

・人口減少が進む中、「地域の交通体系のあり方」の議論を行い、本当に地域住民にとって役立つ交通モードが現在の鉄道なのか、存続や廃止という前提を置かない議論が必要と認識している。

・従って、同社としていは、当該沿線地域の公共交通を持続可能なものとし、吾妻線長野原草津口・大前間の沿線地域の発展に貢献していくために、利用者にとって利便性が向上する交通体系のあり方を総合的な観点から検討する必要があると考えている。

・このような状況を踏まえ、同社としては沿線自治体等とともに、吾妻線長野原草津口・大前間について、沿線地域の総合的な交通体系に関する議論を行いたく、協議への参加について検討をお願いいするもの。


詳細は、上記発表資料をご覧ください。




JR東日本では、既に久留里線の久留里〜上総亀山(千葉県)についても、同様の申し入れを行っており、今回の申し入れは、この久留里線に続くものとなります。
【参考】




吾妻線は、長野原草津口までは特急「草津・四万」が運行されており、観光利用もある路線であります。
一方で、長野原草津口〜大前間は、かつては特急「白根」や「草津」が万座・鹿沢口まで運行されていたものの、現在の特急列車は上述のとおり長野原草津口までの運行に短縮され、現在は普通列車のみの運行となっています。

特に末端区間となる万座・鹿沢口〜大前間に至っては、一日5往復と、かつてから少ない本数のまま現在に至っています。

利用実績をみましても、平均通過人員でみても、会社発足時(1987年度)は791人、民営化後ピーク時の1992年度で865人であったのに対し、2022年度は263人、コロナ禍前の2019年度でさえも320人と、大幅に落ち込んでいる上に、2023年10月に改正された「地域公共交通活性化再生法」で国が再構築協議会を組織する水準の輸送密度1,000人さえも大きく割り込んでいます。

以上のことから、今回JR東日本では、沿線自治体に対して利便性の向上する交通体系のあり方を検討する協議への参加を申し入れたのが、今回の発表であります。


輸送密度としては上述のとおりですが、同区間では長野原草津口〜万座・鹿沢口間は10.5往復に対し、万座・鹿沢口〜大前間が上述のとおり4.5往復と、万座・鹿沢口を境に本数の差も大きいものがありますので、交通体系のあり方を考える際には、万座・鹿沢口を境にして別々に検討していく、というのも大いに考えられそうです。


ともあれ、かつてはスキー客や温泉客で賑わった区間が、いまこのように鉄道としての特性が発揮できない線区として、そのあり方が協議されるというのも、やはり時代の流れを感じざるを得ないですし、今後も更にこういったケースは出てくるかと思いますので、引き続き注目しておきたいと思います。




鉄道コム関連記事】
吾妻線一部区間の今後に関する議論を申し入れ、JR東 - 鉄道コム



【関連ニュースサイト】
JR東日本、吾妻線の「あり方協議」要請。長野原草津口〜大前、廃止議論も | タビリス
JR東日本,吾妻線 長野原草津口—大前間の総合的な交通体系に関する協議を沿線自治体へ申入れ|鉄道ニュース|2024年3月25日掲載|鉄道ファン・railf.jp
吾妻線にフラグか JR東日本が「地域の交通体系のあり方」議論に向け自治体へ申し入れ | 乗りものニュース



【関連ブログ】
JR東日本、吾妻線の一部区間について協議を申し入れ: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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【JR東日本】E653系「上沼垂(かみぬったり)色」登場(2024.4.21)かつての485系カラーが復活

JR東日本では、2024年5月に新潟駅開業120周年、そして7月に羽越本線全線開通100周年を迎えることに併せて、現在特急「しらゆき」(新潟〜上越妙高・新井)及び一部の「いなほ」(新潟〜酒田)で運用しているE653系(4両編成)の外観デザインを、いわゆる「上沼垂色」(かみぬったりしょく)と呼ばれる、485系特急形車両に用いられていたカラーに変更することを発表しました。

新潟駅開業120周年×羽越本線全線開通100周年 特急「しらゆき」「いなほ」 E653系“上沼垂色”Debut!|JR東日本

概要は以下のとおりです。

【E653系外観デザイン変更】
・対象車両:
E653系4両編成 1本

・運用路線、列車
信越本線:特急「しらゆき」(新潟〜上越妙高・新井)
白新線・羽越本線:特急「いなほ」3号・10号(新潟〜酒田)
(上沼垂色の車両を使用する列車は日々異なる)

・営業運転開始日・列車
4月21日(日) 特急「いなほ3号」(新潟10:48発→酒田13:01着)から営業運転開始

【E653系「上沼垂色」撮影会】
・開催日時:
2024年4月20日(土)
第1部は午前、第2部は午後の開催

・開催場所:
新潟車両センター(信越本線「越後石山」駅集合・解散)

・販売価格及び数両:
通常コース:
13,000円/名、各部30名

特別コース:
39,180円/名、各部1組(最大2名まで)

・販売期間:
2024年3月18日(月)12:30〜4月14日(日)23:59(売り切れ次第終了)

・購入方法:JRE MALL「JR東日本新潟支社店」で購入(会員登録が必要)
https://www.jreastmall.com/shop/c/cI3/


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



JR東日本のE653系は、常磐線特急「フレッシュひたち」に投入後、後継のE657系が投入された後、現在は新潟地区の特急「しらゆき」「いなほ」に使用されています。

一方で、交直流双方の区間を運行できる強みを活かしてか、様々な臨時列車や団体列車にも使用されており、こういった車両向けの編成については、「旧・国鉄特急色」や「フレッシュひたち時代になかったオリジナルカラー」に施されており、ファンの注目も高い車両となっています。
(参考)




そして今回、引き続き新潟地区で「しらゆき」「いなほ」として運行されているE653系のうち1編成が、「上沼垂色」というカラーに変更されることが発表されました。

この「上沼垂色」、かつて新潟地区を中心に運行されていた485系特急形車両に施されたデザインで、白色基調で、緑色と青色の帯が下部に施されたものとなっています。

「上沼垂」という、ある意味難読のカラーリングの名前の由来は、当時のJR東日本・上沼垂運転区に所属していた485系に実施されたデザインであることから、主にファンの間に名付けられました。
「上沼垂」という難読地名に加え、特急「北越」「いなほ」だけでなく「雷鳥」「白鳥」といった、新潟エリアを越え、北は青森、そして南は大阪まで運行されていた、という運用範囲の広さも相まって、ファンの間では今なお人気の高いカラーとなっているものと思われます。

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▲上沼垂色の485系「いなほ」(秋田駅)2013年撮影
上沼垂色末期でも、新潟〜秋田の「いなほ」として活躍し続けました。


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▲上沼垂色の485系「雷鳥」(大阪駅)1989年頃撮影
かつては、大阪〜新潟の「雷鳥」や、大阪〜青森の「白鳥」に、この「上沼垂色」の485系が投入されていました。
そのため、このように、遠く離れた大阪駅でも、毎日のようにこの「上沼垂色」が見られました。



このように、ファンの思い入れも大きい「上沼垂色」が、この度E653系に復活するとのことで、これまた注目のデザイン列車の運転と思われます。

また上記発表では、撮影会では「特急シンボルマーク」の掲出も行われるとのことですので、こちらも人気を集めるのではないのでしょうか。
撮影会の発売開始は明日12時半とのことですので、参加したい方は忘れずチェックしておきたいところです。


私自身、この「上沼垂色」の485系は、特急「白鳥」に乗車したことがありました。
1995年の7月、初めて北海道へ渡道する際に、前日の急行「きたぐに」が運休し、その代替として翌朝の大阪発「白鳥」を選んだ次第でした。
その際のきっぷは、下記過去記事でご紹介しています。
(参考)

この時は、本来乗車予定だった「きたぐに」が運休となったことに加え、乗車した「白鳥」も新潟駅での車両トラブルで約1時間遅れとなるという、まさにトラブルまみれの旅立ちでした。

ただでさえ、大阪〜青森の「白鳥」に乗り通すことに加え、前後にこのようなトラブルに見舞われたこともあり、この乗車は今でも即座に思い出せるくらいに、強く印象に残ったものでした。

その時に乗車した485系「白鳥」の上沼垂色が復活するということなので、機会があれば是非現車を見てみて、その当時の記憶に改めて思いを馳せてみたいな、と感じました。




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E653系 上沼垂色車両 運転(2024年4月21日〜) - 鉄道コム
北陸新幹線延伸の裏で、金沢でも見られた「懐かしの色」復活の発表 今週一週間の鉄道ニュース - 鉄道コム



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特急「しらゆき」「いなほ」車両に「上沼垂色」復刻へ 往年の国鉄特急の色 | 乗りものニュース
JR東日本、485系「上沼垂色」をE653系に - 4/21デビュー、撮影会も | マイナビニュース
4月20日 JR東日本『E653系「上沼垂色」撮影会』を新潟車両センターで開催|鉄道イベント|2024年3月14日掲載|鉄道ファン・railf.jp
キター!E653系が“上沼垂色”に!新潟駅開業×羽越本線全線開通の周年記念企画 | レイルラボ ニュース



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Msykの業務(鉄道)日誌:上沼垂色が復活と!



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【JR東日本】オフピーク定期券の利用率は8.3%(2024年1月)今年10月には更に値下げを発表

JR東日本では、昨年3月18日より、首都圏の朝のピーク時間帯前後にシフトして利用する代わりに、現行より割安となる「オフピーク定期券」を導入しました。
(参考)


発売開始から間もなく1年となりますが、本日同社より、この「オフピーク定期券」のポイント還元や値下げなどの利用促進策が発表されました。

「オフピーク定期券」が今よりさらにおトクに!|JR東日本

まず値下げについては、2024年10月より実施で、現在通常の通勤定期券より10%割安となっている「オフピーク定期券」の価格を、同15%割安な価格に改定し、値下げを実施します。
2024030522-20-132
(上記発表資料(https://www.jreast.co.jp/press/2023/20240305_ho01.pdf)より引用)


その他、「オフピーク定期券」購入時のJRE POINTの還元や駅ナカ店舗での特典など、様々な利用促進策を実施することが発表されています。


その「オフピーク定期券」の利用率ですが、2024年1月現在でみますと、全通勤定期券の発売枚数のうち8.3%を占めているとのことです。
2024030522-20-292
(上記発表資料(https://www.jreast.co.jp/press/2023/20240305_ho01.pdf)より引用)


個人的には「ピーク時間帯が使えない割には、意外と利用されているのではないか?」という感想を持ったのですが、当のJR東日本では、「2023年度末時点の目標は17%」(下記記事より引用)と示しており、それに比べるとまだ半分程度の普及状況、といったところでしょうか。
(引用元)
JR東日本の「オフピーク定期券」を利用するのはどんな人? 年度下期にあわせ利用促進キャンペーンも | 鉄道ニュース | 鉄道チャンネル

今回のキャンペーンや値下げも、この「オフピーク定期券」の利用率を高めるための利用促進策、といえますが。
今後運転士等の要員が不足することが見込まれる中、ピークシフトを積極的に進めることで、労働力不足を克服いく必要があるものと考えられます。
今回の値下げなどの利用促進策も、そういった将来を見据えつつ、対応策の一つである「オフピーク定期券」の浸透を、地道に、確実に図っていこう、ということなのかな、と感じたニュースでありました。



【関連ニュースサイト】
「オフピーク定期券」値下げへ JR東日本の「時差通勤策」ジワジワ普及 10月価格改定でさらに強化 | 乗りものニュース
JR東日本「オフピーク定期券」で「JRE POINT」当たるキャンペーン | マイナビニュース
JR東日本、オフピーク定期券の購入で5%ポイント還元。モバイルSuicaとビューカードで最大11%に JRE POINTに登録したSuicaが対象 - トラベル Watch
JR東、オフピーク定期券を値下げ JRE POINT還元も - Impress Watch
JR東、「オフピーク定期券」で5%ポイント還元 10月には値下げも 普及目指し“割安感”アピール - ITmedia NEWS
JR東日本「オフピーク定期券」値下げへ - 通常の定期券より15%割安 | マイナビニュース



【関連ブログ】
JR東日本、10月から「オフピーク定期券」を値下げへ: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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