阪和線の沿線から

阪和線沿線に住まう管理人による、鉄道やバスなどのブログ。

大手・準大手・首都圏近郊事業者

【東武鉄道】磁気定期乗車券の発売終了(2026.3.13)IC定期券に統一へ

関東の大手民鉄・東武鉄道では、現在発売している「磁気定期乗車券」の発売を終了し、今後はIC定期乗車券のみの発売とすることを発表しました。

2026年3月13日(金)をもって、磁気定期乗車券の発売を終了いたします。|東武鉄道

概要は以下のとおりです。
【発売終了日】
2026年3月13日(金)

【発売終了する磁気定期乗車券】
通勤定期乗車券、通学定期乗車券
(※)他事業者への連絡となる実習用通学定期券は除く

【発売終了後】
定期乗車券はIC定期乗車券のみ発売

【その他】
上毛電気鉄道、わたらせ渓谷鐵道、野岩鉄道との連絡定期乗車券については、PASMOカードへの搭載ができないため、各社線区間の定期券は別途購入が必要

詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



ICカードの普及により、年々その発売枚数が減少している磁気定期乗車券ですが、既に関西地区の大手民鉄では京阪電鉄、阪神電鉄、阪急電鉄の各社で発売が終了しています。
(参考)

消えゆく「磁気定期券」なぜ? 阪神も廃止 “脱・磁気券”目指す理由 | 乗りものニュース
また、南海電鉄では他社との磁気定期乗車券を発売を終了しています。

一方関東地区では、2024年5月にJR東日本や東武鉄道などの鉄道事業者8社が、磁気乗車券からQR乗車券への置き換えを既に発表しています。
(参考)


そして当の東武鉄道も、この発表の1ヶ月前の2024年4月に、同社が発表した中期経営計画において、QR乗車券による磁気乗車券の全廃を記載しています。
(参考)


このように、東武鉄道では近いうち磁気乗車券の全廃の方向性が示されていた中、ICカードという移行先が既に整備されている定期乗車券について、この3月で全廃することが正式に発表されました。

廃止後はICカード定期券を利用することになりますが、ICカードを導入していない各社(上毛、わたらせ、野岩)の各線への連絡定期券は発売終了となり、東武鉄道と各社との定期券を別々に購入する必要があります。
(※)
ところで、乗り換えが必須の上毛電鉄及びわたらせ渓谷鐵道については、東武鉄道の定期と別々に購入したところで特に問題は無いと思慮されますが、直通列車が運行している野岩鉄道との定期券は、東武鉄道のみICカードにすると、入場・出場の組み合わせが正しく記録されないことからエラーとなるトラブルが発生しかねません。
ただ、野岩鉄道と東武鉄道との連絡定期乗車券が、どの程度の枚数が発売されているのか、というのも気になりますので、あまりにも少なければ、大きなトラブルにならない、とも言えますが、果たしてどうでしょうか…?


ともあれ、自動改札機の普及に大きな役割を果たした磁気乗車券も、大手各社では終焉の時を迎えつつあるな、と感じたニュースでありました。

DSC_9597_R
▲東武東上線・小川町駅に停車中の10000系電車。
東武鉄道では磁気定期乗車券の発売を今年3月13日限りで終了することを発表しました。


【小田急】新型ロマンスカーの概要を発表。車両形式は80000形、7両編成ボギー車に決定(2029年3月就役予定)

小田急電鉄では、2029年3月就役予定の新型ロマンスカーについて、その概要等を発表しました。

2029年3月就役予定の新型ロマンスカー、車両開発コンセプト「きらめき走れ、ロマンスカー」に決定!|小田急電鉄

概要は以下のとおりです。

【車両開発コンセプト】
「きらめき走れ、ロマンスカー」

【車両形式】
80000形

【車両概要】
・7両編成
・ボギー車
最前・後部には展望車両を設置
・車体カラーは淡い水色
用途や気分により洗濯ができる複数の座席種別

【イメージ】
・展望車イメージ
2025112215-43-131


・編成全体
2025112215-42-281

(いずれも上記発表資料(https://www.odakyu.jp/news/h3de76000000cs2f-att/h3de76000000cs2m.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



小田急の新型ロマンスカーについては、既に昨年9月に設計着手が発表されていました。
(参考)


この発表では、新型ロマンスカーは3000形「EXE」の代替、50000形「VSE」の後継として位置づけるとのことでした。
そのような位置づけであれば「展望席」の設置は期待できる一方、通勤等の有料着席サービスでの役割を果たすためにどのような車両としていくのかが、個人的な注目点だと上記記事で記していました。

今回発表された新型ロマンスカーの概要では、車両形式が80000形と、「GSE」70000形に続くもの、そして展望席設置は、概ね予想されていた範囲かな、と感じました。
「GSE」70000形で採用されたボギー車も、引き続き80000形でも使用されることとなっています。

そういった内容の一方で、気になるのが「用途や気分により選択ができる複数の座席種別」というものです。
これまで小田急ロマンスカーで複数の座席種別があったのは、JR線直通「あさぎり」(現・「ふじさん」)に充当されていた20000形(RSE)でしたが、それ以来の複数クラスの登場か、ともいえるかも知れません。
一方で、観光にも通勤にも充当される予定の80000形で、どのように複数の座席種別を導入するのか、というのも興味を惹くところですので、今後の続報を楽しみにしていきたいと思います。




【関連ブログ】
小田急、新型ロマンスカーは水色の「80000形」に!コンセプトを発表 | 鉄道プレス
小田急のVSEと新型ロマンスカーに動きあり ニュースリリースを深掘りして考える : Odapedia 〜小田急のファンブログ〜



【関連ニュースサイト】
小田急、新型ロマンスカー80000系の車両概要を公表。VSE後継、新たなフラッグシップに | 旅行総合研究所タビリス



鉄道コム関連記事】
新型ロマンスカーは「水」がテーマ、伝統の「展望席」も設置 小田急、「80000形」のコンセプトなどを発表 - 鉄道コム



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【西武鉄道】小児運賃を均一化。IC運賃は50円に加え通学・通勤定期券も均一に(2026年春〜)

西武鉄道では、来年(2026年)3月実施予定の運賃改定時に、小児均一運賃を導入することを発表しました。

〜西武線沿線でのくらしやおでかけをより楽しんでいただきたい〜 2026年3月〜 小児運賃を均一にします :西武鉄道Webサイト

概要は以下のとおりです。

【実施予定時期】
2026年3月(予定)

【施策概要】
・小児普通運賃
1乗車50円(ICのみ。磁気は大人運賃の半額)

・小児通学定期
一律500円(1ヶ月)(IC・磁気)

・小児通勤定期(区間を設定)
一律1,000円(1ヶ月)(IC・磁気)

・小児通勤定期(西武線全線フリー)
1,000円(1ヶ月)(ICのみ)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



沿線住民への子育て支援施策として、また成長後も鉄道を利用し続ける習慣をこどもの頃から身につけることで、将来的な利用者の確保、と言う観点からから、ここ近年小児運賃の均一化を実施する鉄道事業者の動きが出てきており、当ブログでも、小田急電鉄、泉北高速鉄道、京浜急行といった事業者の事例を紹介してきました。
(参考)




今回の西武鉄道でも、小児運賃は50円均一(ICカード)となっていますが、同社で特徴的なのは、定期券の均一化の充実でしょうか。

小児通学(500円)に加え、小児通勤定期も均一化(1,000円)も定額化し、なおかつ通勤定期には「全線フリー」も新規に設定するという、手厚い施策が特徴、といえます。
(※)
「小児通勤定期」という名称から、「そもそも仕事をすることが無いはずのこども向けに、何故通勤定期券が何故設定されているのか?」という疑問を持たれる方もおられるかも知れませんが、通勤定期は別に職場に限らず、塾や習い事で利用する際も購入することが可能となっています。

これにより、日頃習い事で西武線を利用している小児が、例えば「全線フリー」の定期券(1,000円)を購入すれば、それで極端な話、秩父までお出かけすることも可能となります。
勿論保護者が同伴することも多いと思いますので、そういったお出かけの際の大人運賃の増収も見込める訳ですから、「子育て世代の支援」「将来のユーザー開拓」に加え、「大人の利用促進」も見込める、相乗効果の高い施策、といえるでしょう。

「小児均一普通運賃」が広がりつつある一方、今回西武鉄道が積極的に実施した「小児均一定期運賃」、今後他事業者で広がっていくのか、注目していきたいと感じたニュースでした。

DSC_9574
▲長年西武鉄道の象徴でもあった「黄色の電車」。
新型車両40000系の導入に加え、小田急や東急からの「サステナ車両」の導入も進むことから、こういった「黄色の電車」も数を減らしていくものと考えられます。
一方で、今回の「小児均一定期運賃」の導入など、将来的な利用者の確保にも積極的に取り組んでいる様子が、今回の発表でもうかがえます。

今回の「小児均一運賃」の恩恵を受けたこども達が大人になる頃には、どのような車両が西武線を走っているのか、というのもある意味楽しみかも知れませんね。

【京成電鉄】押上〜成田空港間を運行する新型有料特急運行を発表(2028年度)現行「スカイライナー」車両更新も

京成電鉄では、現在上野〜成田空港間で運行している「スカイライナー」に加え、押上〜成田空港間で新型有料特急を運行することを発表しました。

押上〜成田空港間を運行する新型有料特急を導入します|お知らせ・ニュースリリース|京成電鉄

概要は以下のとおりです。
【運行区間】
押上〜成田空港

【運行開始予定】
2028年度

詳細は、上記発表資料をご覧ください。



冒頭に記したとおり、現在京成電鉄では成田空港アクセスの有料特急として、上野〜成田空港間で「スカイライナー」を運行しています。

一方、このスカイライナーは、一部列車が青砥と新鎌ヶ谷に停車してはいるものの、基本的に上野・日暮里と成田空港を直通する運行体系となっています。

一方、東京メトロ半蔵門線の延伸や東京スカイツリーの開業により、押上駅の拠点性が高まっていることから、押上から成田空港への直通アクセスの充実は利用者からも要望が高かったものと思われます。

現在は、料金不要(運賃のみ)のアクセス特急が運行されていますが、観光客の利用も多いこの区間でありますので、今回有料特急が設定されることは、利用者にとっても喜ばしい話と思われます。

一方、この発表に先んじて発表された京成電鉄の中期経営計画「D2プラン」では次期スカイライナーの車両の検討についても言及されており、現在8両編成のスカイライナーについて、長編成化を含めた輸送力増強を検討してくこととしています。

2025052621-55-1724
▲京成電鉄中期経営計画における「空港アクセス強化の推進」
(同社発表資料(https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS01810/ee7af440/4014/40b9/b2dc/93cb1a4cced2/140120250520559506.pdf)より引用)


この数年で、京成電鉄の成田空港アクセスの姿が、大きく変わることが分かる計画となっています。

なお、2010年に運行した現行「スカイライナー」(二代目AE形)も運行開始後既に15年となっています。
コロナ禍で一時的に利用客が激減したことがありましたが、その後は訪日外国人旅行者の急激な回復・増加もあり、目一杯の輸送を行っている状況といえます。

また、これまでのスカイライナーが概ね20年程度で置き換えられていることを考えると、今回の中期経営計画で置き換え検討の話が出てくるのも、妥当なタイミングとも思えます。
(参考)
初代AE形:1973年営業運転開始、1993年営業運転終了
AE100形:1990年営業運転開始、2015年営業運転終了


「スカイライナー」と押上発着の有料特急列車と、これから大きく変わる京成電鉄の成田空港アクセスの動向に、今後も注目していきたいな、と感じたニュースでありました。



20250524_092627_R

先日、空港第2ビル→京成上野間で「スカイライナー」に乗車しました。
成田空港発が9時台ということで、まだ空港への発着便数がそう多くない時間帯でありますが、それでも高い乗車率でありました。
そう考えると「長編成化」を目指すのは当然の流れにも感じました。
(写真は、丁度逆方向に到着した、成田空港行き「スカイライナー」です。)



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【相鉄】いずみ中央駅開業35周年記念記念入場券発売。南海電鉄「和泉中央駅」、仙台市交通局「泉中央駅」とのコラボきっぷ(2025.4.4〜)

相模鉄道では、同社いずみ野線の「いずみ中央駅」が開業35周年を迎えることを記念して、「いずみ中央駅開業35周年記念入場券セット」を発売することを発表しました。

いずみ中央駅開業35周年記念券セット発売 | 相鉄グループ
相鉄いずみ野線 いずみ中央駅開業35周年記念「いずみ中央駅開業35周年記念入場券セット」を発売 | 南海電鉄
仙台市交通局 「いずみ中央駅開業 35 周年記念入場券セット」を発売【相模鉄道・南海電気鉄道・仙台市交通局】

概要は以下のとおりです。
【商品内容】
・B型硬券普通入場券
いずみ中央駅(相模鉄道)入場券1枚
和泉中央駅(南海電気鉄道)入場券1枚
泉中央駅(仙台市交通局)記念券1枚

・D型硬券普通入場券
いずみ中央駅(相模鉄道)入場券3枚
和泉中央駅(南海電気鉄道)入場券1枚
泉中央駅(仙台市交通局)記念券1枚

【販売期間・場所】
○いずみ中央駅での発売:
・期間:2025年4月4日(金)〜4月30日(水)

○通信販売:
・期間:
2025年4月4日(金)〜6月30日(月)
・Webサイト:
https://marche.kipputotetsukomono.com/

【販売価格】
1セット1,000円(税込)

【販売数量】
1,500セット(内訳:いずみ中央駅1,000セット、通信販売500セット)

【イメージ】
2025040222-50-541
(上記発表資料(https://cdn.sotetsu.co.jp/media/2025/pressrelease/pdf/r25-62-g35.pdf)より引用)
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



相模鉄道の「いずみ中央駅」は、4月4日(金)に開業35周年を迎え、また同駅の駅ナンバリングが「SO35」であることから、35周年記念入場券が発売されることとなりました。

…これだけですと、よくある記念きっぷの発売発表ということですが、今回の発表では、それに加え、同じ読み方をする「和泉中央」駅(南海電鉄)及び「泉中央」(仙台市交通局)とのコラボ入場券セットとして発売されることが特筆、といえるでしょう。

加えて、「いずみ中央」駅は勿論、「和泉中央」「泉中央」の各駅についても、硬券入場券(泉中央駅は記念券)として発売されるのも注目といったところでしょう。
硬券のデザインを見ますと、D型硬券の券面には、南海電鉄「泉北ライナー」の写真もデザインされており、相鉄ファンのみならず、南海電鉄及び泉北線ファンにとっても、ぜひ購入しておきたいきっぷ、といえるでしょう。

以前から三つの「いずみちゅうおう」駅の存在は知ってはいて、「いつか3つの『いずみちゅうおう駅』でコラボができるといいな」と漠然と思っていましたが、まさかそんな、些細な望みのコラボ入場券が発売されるとは、嬉しい気持ちでありますので、是非購入したいと思います。


ところでこの記念入場券ですが、発売は相鉄「いずみ中央」駅及びネット販売のみとなっています。
「和泉中央駅」や「泉中央駅」では発売がありませんので、ご留意ください。

DSC01163-2_R
▲和泉中央駅に停車中の泉北高速鉄道(現・南海電鉄泉北線)9300系。
相鉄とのコラボ入場券セットに、この「和泉中央駅」の入場券もセットされています。

【西武鉄道】サステナ車両「8000系」は2025年5月末運行開始に決定

西武鉄道では、環境負荷の少ない他社からの譲受車両「サステナ車両」のうち、小田急電鉄から譲受した8000系の運行開始を2025年5月末に決定したことを発表しました。

「サステナ車両(8000系)」運行開始が2025年5月末に決定! :西武鉄道Webサイト

上記発表資料によると、8000系については、2024年5月小田急電鉄から譲受後、7月1日より武蔵丘車両研修場でデザイン等の更新を行ってきたが、本日(1月7日)、更新を終えて同車両研修場を出場したとのことです。

今後、運行開始に向けて西武線各路線で走行試験や試運転、乗務員訓練等を行い、2025年5月末に営業運転を開始するとのことです。

2025010721-36-441
▲出場する「サステナ車両」8000系
(上記発表資料(https://www.seiburailway.jp/newsroom/news/20250107_sasutenatrain/)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



当ブログでもこれまで、下記記事で西武鉄道の「サステナ車両」のご紹介をしてきました。
(参考)



この「サステナ車両」、大手民鉄同士での車両譲受ということで、発表当時は大きな話題となりましたが、いよいよこのサステナ車両第1編成の運転開始日が明らかになりました。
投入される路線は、現在のところ、「国分寺線」と発表されていますので、今年5月以降、この元・小田急の車両が加わることになります。

当初の予定では2024年度末でしたが、当初の予定よりも2ヶ月ほど遅れての運行開始となりますが、その様子を、機会があれば是非見てみたいな、と感じたニュースでありました。


【西武鉄道】小田急から譲受の「サステナ車両」は8000系に。デザインは同社若手社員発案が採用

西武鉄道では、2024年度末より運行開始予定している、小田急電鉄より譲受する「サステナ車両」について、そのデザイン及び車両形式を決定したことを発表しました。

「サステナ車両」小田急電鉄譲受車両のデザイン・車両形式が決定 :西武鉄道Webサイト

概要は以下のとおりです。

【車両形式】
8000系(旧・小田急8000形)

【デザイン】
同社のコーポレートカラーである「ブルー」「グリーン」をベースに市松模様にアレンジしたデザインを採用。
(同社入社3年目の若手社員の発案による。)
2024092721-06-231
(上記発表資料(https://www.seiburailway.jp/file.jsp?newsroom/news/file/20240926_sasutenatrain_2.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



当ブログでも既にご紹介しているように、西武鉄道では、「サステナ車両」と称した、小田急電鉄及び東急電鉄から譲渡した車両を導入し、環境負荷の少ない車両に置き換えていくことを既に発表しています。
(参考)


小田急からは8000形、東急からは9000系を譲り受けることとしており、2024年度(今年度)は小田急8000形1編成を導入することとしています。

この度、その第1編成となる小田急8000形譲渡車のデザイン及び形式が発表されましたが、車両形式は小田急時代を継承する「8000系」、デザインは同社社員からの募集により決定したとのことです。

この8000系、今年度中に国分寺線(国分寺〜東村山)で運用が開始されることとなっていますので、実際に運用が開始となれば、上京のついでに見ておきたいな、と思っています。



ここまで記して気になったのですが、来年度以降西武鉄道が東急電鉄「サステナ車両」として譲受するのは「9000系」となっています。

一方、西武鉄道には既に「9000系」という車両が存在していることから、この東急からのサステナ車両に、どのような車両形式が付与されるのか、という点も気になるとともに、楽しみにも感じました。
(参考)
9000系 :西武鉄道Webサイト



【関連ブログ】
小田急8000形は西武8000系へ 7本の譲渡により対象編成もほぼ確定か : Odapedia 〜小田急のファンブログ〜
【西武】サステナ車両は「8000系」へ!デザインも決定 | 鉄道プレス



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【東京メトロ】「株式優待制度」導入を発表。10月23日に東証上場予定

東京メトロ(東京地下鉄)では、2024年10月23日に東京証券取引所に上場し、同社の株式が売り出されることが発表されました。
(参考)
東京地下鉄株式会社の株式売出しについて|東京メトロ

これに伴い、同社では「株式優待制度」を導入することを、併せて発表しました。

株主優待制度の導入に関するお知らせ|東京メトロ

概要は以下のとおりです。

【株主優待乗車証】
年2回、3月31日及び9月30日の最終の株主名簿に記載又は記録された2単元(200 株)以上を所有している株主に対し、所有株式数に応じて株主優待乗車証(全線きっぷ(片道1回限り)又は全線定期乗車証)を発行。

●全線きっぷ(片道1回限り):
200株以上〜400株未満:3枚
400株以上〜600株未満:3枚
600株以上〜800株未満:3枚
800株以上〜1,000株未満:3枚
1,000株以上〜3,000株未満:3枚
3,000株以上〜5,000株未満:3枚
5,000株以上〜1,0000株未満:3枚

●全線定期乗車証:
10,000株以上:1枚

【関連施設優待券】
年1回、3月31日の最終の株主名簿に記載又は記録された2単元(200 株)以上を所有している株主に対し、同社関連施設の各種優待券を発行

●優待施設及び優待券の枚数:
・EC サイト「メトロの缶詰」300 円引きクーポン券1枚
(3,000 円以上購入の際、1年間何度でも利用可能)
・「地下鉄博物館」無料招待券5枚
・「そば処めとろ庵」かき揚げトッピング無料券(350 円以上ご利用の方に限る)3枚
・ゴルフ練習場「メトログリーン東陽町」入場無料券 (平日限定)5枚


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



現在、国(53.4%)と東京都(46.6%)が株式を保有している(下記「会社概要」参考)東京メトロですが、この度東京証券取引所に上場することが発表されました。
(参考)
会社概要|東京メトロ

ニュースによりますと、キオクシアホールディングス(時価総額1兆5,000億円、下記日経記事より引用)に次ぐ時価総額6,400億円規模の大型上場とのことで、投資関係のニュースでは話題となっています。
(参考)
東京メトロ10月上場 「最強私鉄」、時価総額6400億円 - 日本経済新聞

もっとも当ブログは投資関係のニュースブログでは決してありませんので、今後の配当等について分析するものでは決してなく、むしろ注目しているのは上述した「株主優待制度」であります。

上記発表内容によりますと、全線片道1回限り有効の「きっぷ」または「全線定期乗車証」が年2回、保有株式数に応じて発行されるとのことです。

優待制度の中で最も保有株式数が多い場合に発行される「全線定期乗車証」は、10,000株以上の保有により発行されるとのことですが、上記日経記事によりますと、想定売出価格は1株1,100円とのことですので、このとおりですと、1,100円×10,000株=1,100万円分の株式保有が必要とのことです。

投資家ならともかく、一般の会社員などには簡単に手が出せない価格は承知ですが、一方で東京メトロの全線定期券は、95,420円(下記Webサイト参照)で発売されていますので、単純計算で配当とは別に年間約1.7%(※)の利回りが得られる、ともいえるでしょう。
(※)95,420×2÷1,100万円≒1.7%

これに加えて同社では、2025年3月期の1株当たり配当金を40円(約3.6%)と予想していることを加えると、年間約5%程度の利回り、といえそうな感じです。
(参考)
2025 年3月期の業績予想について|東京メトロ

もっとも、実際の売出価格はまた違うでしょうし、証券会社への手数料も加わったりと、必ずしもこのとおりとは限りませんが、ともあれ、元手があって、かつ、東京メトロを定期的に利用する方にとっては、魅力的な株式上場のニュースなのかな、と感じました。

DSC_5894_R
▲東京メトロ丸ノ内線 方南町に停車中の02系。
株主優待のニュースをご紹介するにあたり、手元にある東京メトロの車両の写真を漁ってみましたが、意外と無いことが今更ながら発覚しました…
今度東京へ向かった際には、もう少し東京メトロの車両の写真を集めておきたいと思います…




↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【小田急】新型ロマンスカーの設計着手を発表。2028年度の運行開始を目指す

小田急電鉄では、2029年3月の運行開始を目指して「新型ロマンスカー」の設計に着手したことを明らかにしました。

2028年度の運行開始を目指し「新型ロマンスカー」の設計に着手|小田急電鉄

上記発表資料によりますと、新たなロマンスカーは、30000形「EXE」(リニューアル工事を実施したEXEαを除く)の代替であり、50000形「VSE」の後継として位置づけるとのことです。

また、今後約1年間の時間をかけて、利用者のニーズに寄り添い応えていけるように、コンセプトやデザインの検討を深度化し、その先に車両製造の決定に関する社内手続きを完了していくステップを考えているとのことです。

詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



小田急電鉄のロマンスカーは、現在は70000形「GSE」、60000形「MSE」、そして30000形「EXEα」「EXE」の3形式となっています。

箱根への観光輸送の目玉として親しまれてきた50000形「VSE」が既に引退し、上記3形式の他に今後ロマンスカーの車両の動きが出てくるのか、気になっていたところですが、今回新たなロマンスカーを投入することが発表されました。

運行開始は2029年3月を予定しているとのことで、約4年半後の投入を予定しています。
肝心の車両についてですが、リニューアル工事が未実施の「EXE」30000形の置き換えとして投入するものの、車両の位置づけとしては、上述「VSE」の後継となるものと考えられますので、ロマンスカーの特徴であった「展望席」の設置などが期待できそうです。

一方で、「EXE」が担ってきた通勤等の有料着席サービスとしてのロマンスカーの役割も果たす必要もあることから、これらの両立をどのように実際の車両に落とし込んでいくのか、今後車両デザインが明らかになっていく中で、楽しみにしていきたいものであります。

実車の登場は少し先ですが、期待しながら続報を待ちたいと思います。


DSC02433 (1)
▲50000形「VSE」。
2029年3月に運行開始を目指す新型ロマンスカーはこのVSEの後継となるとのことです。

DSC06179_R
▲30000形「EXE」。
リニューアル工事が実施されてない「EXE」は、新型ロマンスカーに置き換えれることとなります。




鉄道コム関連記事】
「VSE」後継の新型ロマンスカーの設計に着手、小田急 2029年3月デビュー予定 - 鉄道コム



↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓
鉄道コム

【多摩都市モノレール】上北台〜箱根ケ崎間延伸の軌道事業特許を申請(2030年代半ば開業目標)

東京都立川市に本社を置く「多摩都市モノレール」では、現在上北台〜多摩センター間で営業を行っていますが、この度上北台〜箱根ヶ崎間の延伸について、軌道法に基づく特許を申請したことを発表しました。

多摩モノレール延伸(上北台〜箱根ケ崎)の軌道事業特許申請について|多摩都市モノレール

概要は以下のとおりです。

【特許申請日】
2024年7月23日(火)

【線路の起終点】
起点:東京都東大和市上北台一丁目5番2
終点:東京都西多摩郡瑞穂町大字箱根ケ崎字狭山253番2

【線路の延長】
7.0km

【建設費】
インフラ外部(多摩モノレール施行):約358億円(税抜)
インフラ部(東京都施行):約900億円(税込)
総額:約1,290億円(税込)

【開業時期】
2030年代半ばの開業を目指す

【位置図】
2024072621-01-302
(上記発表資料(https://www.tama-monorail.co.jp/240723_pressrelease.pdf)より引用)

詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



東京都の多摩地区を南北に走る多摩都市モノレール。
この地域では、東西を結ぶ鉄道網は充実しているものの、南北間の移動はもっぱらバスに頼ることが多いのですが、そういった状況を解消したのが、この多摩都市モノレールであったといえます。

私も阪和線の沿線に移り住む前は、JR中央線の沿線に住んでいましたが、丁度多摩都市モノレールが延伸していく頃でしたので、開業により便利になっていく様子を目の当たりにしていました。

路線が現在の姿になってから間もなく四半世紀になろうとしていますが、今回北側の終点である上北台から、八高線の箱根ケ崎の延伸の手続きが始まりました。

開業は、これから約10年後の2030年代半ばとなりますが、完成すれば、これまで鉄軌道の無かった武蔵村山市を走る初めての鉄軌道となるのは勿論、JR八高線が唯一の鉄軌道アクセスであった瑞穂町についても、多摩地区の拠点都市である立川と結ばれることから、都市としての利便性が向上することは間違いないでしょう。


私が住んでいた中央線沿線でも、多摩都市モノレールの開業を期に街並みが大きく変化したエリアも見受けられ、特に甲州街道(日野市)の周辺は、かつては最寄りの鉄道駅からかなり距離のある地域でしたが、この多摩都市モノレール開業により、立川や高幡不動といった鉄道駅と直結することとなったことから、現在では住宅やマンションが多く建ち並んでおり、モノレールがもたらした街並みの変化を地図上からでも容易に観察することができます。
koshukaido_map
▲甲州街道駅周辺の国土地理院地図
(左:平成6年12月発行、右:平成30年6月発行、出典は今昔マップ on the webより)

上北台〜箱根ケ崎間の延伸開業後にも、沿線ではこのような街並みの変化が見られるのかも知れないと考えると、その変化がどのようなものとなるのか、今からワクワクします。

それ以前に、鉄軌道全線完乗を目指す者にとっては、約10年後に延伸開業することを予定に入れておき、無事延伸区間の完乗を目指すべく、これまた開業を楽しみにしておきたいところだな、と感じたニュースでありました。
当ブログのTwitterアカウント
ブログ「阪和線の沿線から」のツイッターアカウントです。更新情報の通知やコメントの受付などはこちらのアカウントをフォローして下さい。
記事検索
「鉄道コム」登録ブログはこちらをクリック
鉄道コム
Archives
Categories
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

  • ライブドアブログ