阪和線の沿線から

阪和線沿線在住の筆者が記している日記です。
鉄道を中心に、バス・航空・フェリーといった交通全般に関する話題や、
管理人の乗車記録や旅行記、撮影記録などを気の向くままにお送りしています。
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大手・準大手・首都圏近郊事業者

【京王電鉄】5000系新造車両にリクライニング機能付きロング/クロス転換座席を搭載(2022年度下期)

京王電鉄では、座席指定列車「京王ライナー」用としてロングシート・クロスシート転換座席を搭載した5000系を導入していますが、この度この5000系新造車両に、リクライニング機能付きのロング/クロスシート転換座席を搭載することを発表しました。

5000系新造車両を1編成導入 日本初 リクライニング機能付きロング/クロスシート転換座席搭載!|京王電鉄

概要は以下のとおりです。

【導入時期】
2022年度下期(予定)

【新たな機能・設備】
日本初となるリクライニング機能付きロング/クロスシート転換座席を搭載
keio_5000_LCreclining
(上記発表資料(https://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2021/nr20210414_5000rikuraininngu.pdf)より引用)

【導入両数】
10両(1編成)



詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



ここ数年で一気に普及してきた感のあるロング/クロスシート転換座席。
特に普及の進む首都圏では、クロスシート時は有料着席サービス車両として、またロングシート時はそれ以外の一般車両として運用することで、新たな付加価値サービスの提供と、運用の効率化を両立しています。


一方、ロング/クロスシート転換座席は、その構造上リクライニングができないことから、特に転換クロスシートが普及している関西圏・中部圏では、首都圏ほど混雑が激しくないことや、既に導入が進んでいる転換クロスシートとの差別化が難しいこともあってか、普及がそれほどみられない模様であります。


そんな中、今回京王電鉄からは、2022年度下期に新規導入する5000系(「京王ライナー」用ロング/クロスシート転換座席搭載車両)に、リクライニング機能付きの座席を導入するニュースが発表されました。

これまでは構造上設けられていなかったリクライニング機能が搭載されることで、より快適に「京王ライナー」を利用できるのは勿論ですが、それに加え、これまでロング/クロスシート転換座席を導入していなかった事業者においても、新たに導入しようというきっかけになるかも知れないな、と感じました。


上記画像でみますと、リクライニングの角度はあまり大きくはないとも見えますが、それでも都市圏の有料着席サービス車両としては必要十分な角度は確保されているものと思われます。

当該車両の導入は2022年下期ということで、あと1年半以上先の話となりますが、導入されれば首都圏訪問の際に乗車する機会に恵まれればいいな、と感じたニュースであります。




●関連ニュースサイト:
京王、リクライニング機能付きのロング・クロス転換座席を2022年導入 - 鉄道コム
京王,リクライニング機能付き座席搭載の5000系を導入|鉄道ニュース|2021年4月14日掲載|鉄道ファン・railf.jp



●関連ブログ:
【京王】リクライニング機能付きロング/クロスシート転換座席を搭載した5000系新造車両を1編成導入 - kqtrain.net(京浜急行)
京王、リクライニング機能付きロング/クロスシート転換座席を導入: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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【名古屋鉄道】中部国際空港発着の特急を1200系「パノラマSuper」で運転(2021.5.1〜5,8,9)

名古屋鉄道(名鉄)では、このゴールデンウィーク中に、一部の中部国際空港駅発着の特急列車を、1200系「パノラマSuper」で運行することを発表しました。

期間限定で中部国際空港行き特急を「1200 系(パノラマ Super)車両」で運行します|名鉄

概要は以下の通りです。

【運行期間】
5月1日(土)〜5日(水・祝)、8日(土)、9日(日)の計7日間

【運行区間】
名鉄岐阜〜中部国際空港

【対象列車ダイヤ】
<名鉄岐阜発→中部国際空港行き>
名鉄岐阜8:01発→名鉄名古屋8:31発→中部国際空港9:06着
名鉄岐阜10:32発→名鉄名古屋11:01発→中部国際空港11:36着
名鉄岐阜13:02発→名鉄名古屋13:31発→中部国際空港14:06着

<中部国際空港発→名鉄岐阜行き>
中部国際空港9:17発→名鉄名古屋9:54発→名鉄岐阜10:23着
中部国際空港11:47発→名鉄名古屋12:24発→名鉄岐阜12:53着
中部国際空港14:17発→名鉄名古屋14:54発→名鉄岐阜15:23着


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



名鉄の代表的な車両の一つである「パノラマSuper」。
特徴は、豊橋方に連結された展望席で、運転席を低くした上で、階段状に配置した展望席の座席からは、迫力ある前面展望が楽しむことができ、鉄道ファンならずとも人気の高い車両であります。

この「パノラマSuper」、最盛期は全車特別車の4両編成も在籍し、それこそ名鉄各線で頻繁に見られたものですが、中部国際空港開港後の特急政策の見直しにより、全車特別車の「パノラマSuper」は廃車され、現在は12編成が残っています。
存続した編成には2015年からリニューアル工事が実施されており、外観デザインも変化しましたが、今もなお、「ミュースカイ」とならび、名鉄を代表するフラッグシップとしての存在感は変わらず示している車両であります。


この「パノラマSuper」、現在では名古屋本線や犬山線、河和線を中心とした運用となっており、空港線へは専ら「ミュースカイ」や2200系が充当されているため、入線する機会は最近ではありませんでした。

今回、ゴールデンウィーク限定で、「パノラマSuper」が空港線に入り、日頃は見られない展望席からの空港線の車窓を楽しむことができる、楽しい企画となっています。


もっとも空港線自体、新型コロナウイルス感染症の影響により利用者が激減しているなか、少しでも集客を図りたいことから、このような企画が実施されることとなったものとも思えますが、厳しい状況でありながら、このような楽しい企画が実施されるのですから、少しでも多くの方々が空港線を走る「パノラマSuper」に乗車していただければいいな、と思った次第です。

ミューチケット(特別車両券)の発売は運行日1ヶ月前から発売ですが、今回設定される列車の展望車の競争率はきっと高いのかも知れませんね・・・



手元に「パノラマSuper」の写真がないか、調べてみましたが、何故か内海駅に停車中の「パノラマSuper」(リニューアル前)がありました。
DSC04918_R


リニューアル後の写真が手元にないので、いつか機会を見つけて記録・乗車できればいいのですが・・・




●関連ニュースサイト:
名鉄 パノラマSuper 名鉄岐阜〜中部国際空港間 運転(2021年5月1日) - 鉄道コム
期間限定、中部国際空港行き特急をパノラマSuperで 名鉄が鉄道ファンサービスの一環として運行 | 鉄道ニュース | 鉄道チャンネル
5月1日〜5日・8日・9日 名鉄,期間限定で中部国際空港行き特急を1200系で運転|鉄道イベント|2021年4月4日掲載|鉄道ファン・railf.jp



●関連ブログ:
【名鉄】「パノラマミュースカイ」爆誕 | 鉄道プレス
【名鉄】期間限定で中部国際空港行き特急を「1200系(パノラマSuper)車両」で運行 - kqtrain.net(京浜急行)



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【小田急電鉄】「ロマンスカーミュージアム」開業日は2021年4月19日(月)。当面は事前予約制に

小田急電鉄では、小田急線の海老名(えびな)駅の隣接地に、歴代ロマンスカー等を展示する施設「ロマンスカーミュージアム」の開設準備を進めていますが、この度開業日及び料金等が発表されました。

ロマンスカーミュージアム開業日が4月19日に決定!|小田急電鉄

概要は以下の通りです。

【開業日】
2021年4月19日(月)
※当面の間、入館は予約制となり、事前予約の無い場合は入館不可。
予約の情報は、3月26日(金)に告知。

【営業概要】
●営業時間:
10:00〜18:00(最終入館17:30)

●料金:
大人(中学生以上):900円
子ども(小学生):400円
幼児(3歳以上):100円

●休館日:
第2・第4火曜日

【イメージ】
odakyu_romancecar_museum_image
(上記発表資料(https://www.odakyu.jp/news/o5oaa1000001w6wx-att/o5oaa1000001w6x4.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



小田急の「ロマンスカーミュージアム」については、、展示車両等の概要を既に下記記事でご紹介しています。


今回、「4月中旬」と予定されていたミュージアムの開業日などが発表されました。
開業は4月19日(月)と、平日の、しかも月曜日の開業となっています。

また新型コロナウイルス感染症の感染防止の観点から、当面の間は事前予約制になっていることにも注意が必要です。


「ロマンスカー」自体が鉄道ファンのみならず一般的にも人気の高い中、歴代ロマンスカーを集めたこのミュージアムの人気も相当高いのではないか、と思われます。

事前予約の詳細は今月26日に発表の予定ですが、希望者が多ければ抽選になることは確実でしょうから、展示車両をじっくり観察できるのは、もうしばらく先になって、人気が落ち着いてから、ということになるのではないのでしょうか。

SE車やNSE車といったように、かなり以前に引退したロマンスカーもこのように展示されているこのミュージアム、歴史的にも貴重な展示になるかと思われます。
小田急に日頃はあまり縁の無い私でさえも、いつか必ず訪問したいな、と思える展示でありますので、実際に訪問できる日を心待ちにしたいところであります。



●関連ニュースサイト:
小田急の「ロマンスカーミュージアム」4月19日開業 当面は予約制 | 乗りものニュース
小田急「ロマンスカーミュージアム」、4月19日に開業 - 鉄道コム




●関連ブログ:
【小田急】「ロマンスカーミュージアム」が4月19日に開業!カフェも併設! | 鉄道プレス




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【名古屋鉄道】一部急行列車で特別車両券「ミューチケット」を発売(2021.3.13〜)名鉄急行列車では初めて

名古屋鉄道(名鉄)では、平日朝時間帯の急行列車の2本を対象に、特別車両券「ミューチケット」を発売開始します。

概要は以下の通りです。


【発売開始日】
2021年3月13日(土)

【対象列車】
3月15日(月)以降の平日ダイヤにおける以下の列車(2本)。
・新鵜沼6:00発→名鉄名古屋6:36発→豊川稲荷7:51着
・新鵜沼6:16発→名鉄名古屋6:55発→河和7:48着

【特別車両券の取扱い】
・発売金額:
1乗車360円

・発売箇所:
名鉄ネット予約サービス、名鉄出札係員配置駅(弥富、赤池を除く)、名鉄名古屋駅サービスセンター、特別車各停車駅のタッチパネル式自動券売機(中小田井、下小田井には未設置)


その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



DSC_0447_R
▲名鉄の特別車(2200系)
現在は特急、快速特急のみですが、3月15日(月)から1日2本だけですが、急行でも特別車の取扱いを実施します。


名鉄で「特別車」と称されている座席指定車両ですが、全車両特別車の「ミュースカイ」の他は、1編成に2両特別車が連結されています。
通常は、快速特急・特急のみで営業しているこの特別車ですが、今回平日朝の急行列車2本についても、特別車の営業を実施することとなりました。

今回特別車の営業を開始しする急行列車は、いずれも特別車を連結した特急車両を間合い的に急行列車として使用しているものであります。
現在、急行列車使用時には特別車を締め切っているわけですが、これを活用し、急行列車でも他の特急車両と同様に特別車を利用できるようにするわけです。

車両の運用はこれまでと同様で、別途特別車の着席確認のための係員が必要と考えられますが、それでも朝の通勤時間帯なので一定の利用は見込まれるのかな、とも思われます。


個人的には名鉄に乗ること自体が機会が少ないので、他にもこのように、「一部特別車特急車両が使用される急行列車」がどれだけあるのかは分かりませんが、今回の2列車の利用状況如何では、他にも拡大しうるのかな、とも感じたニュースでありました。




●関連ニュースサイト:
「急行」でも発売開始! 名鉄の特別車両券「ミューチケット」朝の新鵜沼発で | 乗りものニュース



●関連ブログ:
【名鉄】「一部特別車の急行」爆誕!新鵜沼→名古屋方面で | 鉄道プレス



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【相模鉄道】ダイヤ改正実施を発表(2021.3.13)昼間のJR線直通は各停に

相模鉄道(相鉄)では、3月13日(土)にダイヤ改正を実施することを発表しました。

3月13日(土)相鉄線のダイヤ改正を実施【相模鉄道】 | 相鉄グループ

概要は以下の通りです。

●主な改正ポイント
・平日ラッシュ時間帯の運行本数等の変更
・平日、土休日の日中時間帯の運転種別・運転区間・運転本数を見直し、JR直通列車の種別は各停に変更
・土休日の夕方時間帯の運行パターンを変更、JR線直通列車の種別は特急に変更
・平日、土休日の夜間時間帯の輸送力を見直し、終電時刻を繰り上げ

●改正日:
2021年3月13日(土)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



今年春に実施されるダイヤ改正では、昨今の状況を踏まえて特に深夜時間帯の見直しや終電時刻の繰り上げが主体となっています。

相模鉄道でも、深夜時間帯の見直しを実施することとしていますが、それに加えて日中時間帯にも変更が見られることとなります。

その象徴的な点がJR直通列車の変更で、現在は特急・普通が各々1時間に1本(計2本)設定されているJR線直通列車が、改正後は普通2本となり、JR直通列車の特急が昼間は消滅することとなります。

一方で、土休日の夕方はJR直通列車は各停から特急へ置き換えられることとなります。


相鉄とJR線との直通運転は、2019年11月30日のダイヤ改正から実施されました。

それからおよそ一年が経過したわけですが、その利用状況はというと、「1年目として需要予測していた数値の半分程度」(鉄道ジャーナル2021年2月号 P12)という厳しい状況となっています。
もっともこれは、新型コロナウイルス感染症の影響による利用者減も含まれており、JR線直通への移行がどの程度進まなかったのかは、この数値だけから判断するのは困難ともいえるでしょう。

一方で、基本的に横浜駅に向かう、という相鉄線の利用者の流れからすれば、横浜に向かわないJR線直通列車については、優等列車としておくよりも、普通列車としてより多くの駅から利用者を集める方が、より実態に合っているということが判明してきたのかも知れません。

DSC_0924
▲相鉄横浜駅に停車中の急行海老名行き。


ただ、土休日の夕方は、逆に各停から特急へ変更になっていたりと、全般的な改正が実施されることとなりますが、これとてやはり輸送動向の見極めがなかなか難しい、というところかも知れません。

ともあれ、JR線で料金を取らない「特急」種別の列車でありましたが、改正後は昼間を中心に本数を減らすことになるので、記録が必要な方はお早めにしておく必要があるかと思います。


相鉄に関していえば、今後東急との相互直通運転(2022年度開業予定)も控えており、しばらくは変化の大きいダイヤ改正が続くことになりそうですが、このJR直通線も未乗であることから、引き続きダイヤ等の動向も機会があればチェックし続けておきたいな、と感じたニュースでありました。




●関連ニュースサイト:
相鉄,3月13日にダイヤ改正を実施|鉄道ニュース|2021年2月3日掲載|鉄道ファン・railf.jp
相鉄 日中は急行消滅・JR直通は全便各停に 朝夕もパターン変更 3月改正 | 乗りものニュース
相鉄 ダイヤ改正(2021年3月13日〜) - 鉄道コム



●関連ブログ:
[相鉄]日中も朝夕も大規模な変更。直通線開業後の利用動向ふまえて3/13にダイヤ改正: 鉄道ダイヤ改正ニュース
相鉄、3月13日にダイヤ改正: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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【西日本鉄道】2021年3月13日(土)ダイヤ改正実施。平日昼間の特急は消滅。

福岡県に路線網を有する西日本鉄道(西鉄)では、同社の主要路線である天神大牟田線のダイヤ改正を、来る3月13日(土)に実施することを発表しました。

2021年3月13日(土) 天神大牟田線ダイヤ改正|西日本鉄道

概要は以下の通りです。

【改正内容】
●平日ダイヤ:
・終電時刻を約15〜30分繰り上げるとともに、夜間時間帯(21時以降)の減便を実施。
(例:西鉄福岡(天神)発大牟田行きの最終列車は23:00発→22:45発に15分繰り上げ)
・昼間時間帯の福岡〜小郡間の急行列車を減便し、福岡〜大牟田間の特急列車を急行列車に変更。
(11時〜14時台の西鉄福岡(天神)駅発の本数は、特急2本・急行4本・普通6本→急行4本・普通6本に減便)
西鉄福岡(天神)〜大牟田間の所要時間は、特急64分→急行73分と9分増加

●土曜ダイヤ:
・深夜時間帯の終電時刻繰り上げ、減便
・朝時間帯の福岡発着便の減便

●日祝ダイヤ:
・土休日共通のダイヤから、利用実態に合わせるため日祝ダイヤを新設。
・夜間帯の終電時刻繰り上げ、福岡発着便中心に減便
・朝時間帯の福岡発着便の減便


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



今年の春のダイヤ改正では、新型コロナウイルス感染症による利用実態を踏まえた改正が各地で実施され、もはや少々の減便では驚かないところに感覚が麻痺しているのでは、と自分自身を省みなければならないところはあります。

今回ご紹介した西日本鉄道でも、深夜時間帯の終電繰り上げ、減便等が実施されますが、それに加え、平日の昼間時間帯において、優等列車(特急・急行)の見直しが実施されます。

具体的には、現在特急2本(福岡〜大牟田)、急行4本(福岡〜花畑2本・福岡〜小郡2本)が、急行4本(福岡〜大牟田2本、福岡〜花畑2本)となります。

西鉄の特急列車といえば、かつて2000形や8000形といった特急用車両が投入されていたりと、同社のフラッグシップでもあると感じていましたが、まさかそんな存在である特急列車が、平日日中とはいえ、全面的に運行されない事態になるとは、驚かざるを得ない改正内容でありました。


もっとも、大牟田方面へは引き続き急行列車が1時間に2本運行されることから、所要時間が9分程度伸びるとはいえ本数の確保は行われているので、利用者にとっても利便性が大きく損なわれるわけではなさそうです。

とはいえ、福岡と大牟田という福岡県内の南北の主要都市をおよそ1時間で結び、かつては並行するJR鹿児島本線の特急列車とスピード・設備・福岡市内へのアクセスの点で競争を行っていた西鉄特急でさえも、これだけの見直しをせざるを得ないところに、輸送の落ち込みの状況の厳しさを感じたニュースでありました。




●関連ニュースサイト:
西鉄電車 平日の特急22本減便 終電繰り上げ 土曜ダイヤ誕生 3月改正 | 乗りものニュース
西鉄天神大牟田線、3/13ダイヤ改正 - 平日11〜14時台の特急が0本に - JR・私鉄各社、2021年3月13日ダイヤ改正(55) | マイナビニュース
西鉄 天神大牟田線 ダイヤ改正(2021年3月13日〜) - 鉄道コム



●関連ブログ:
【西日本鉄道】ダイヤ改正でデータイム特急消滅 | 鉄道プレス



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【小田急電鉄】2021年3月13日ダイヤ改正を実施。「ロマンスカー」の車内販売は終了

小田急電鉄では、2021年3月13日(土)にダイヤ改正を実施することを発表しました。

2021年3月13日(土)に小田急線ダイヤ改正を実施します|小田急電鉄

概要は以下の通りです。

【改正内容】
・最終列車繰り上げ

・始発列車繰り下げ

・特急ロマンスカーの車内販売サービスは2021年3月12日(金)をもって終了


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



小田急電鉄でのダイヤ改正は、既にJR東日本でも実施が発表されているように、設備メンテナンス体制の確保のため、終電の繰り上げ、始発の繰り下げを行うものですが、これ以外にダイヤ上の大きな変更はありません。

むしろ注目する点としては、ロマンスカーでの車内販売がこのダイヤ改正をもって終了となる点です。


現在、小田急ロマンスカーでは、観光客が多く利用することが想定されている列車(午前〜昼過ぎの新宿発箱根湯本行き、朝ラッシュ後〜夕方の箱根湯本発新宿行き)に限って営業されています。

通勤等の有料着席サービス利用者に比べると、観光客の場合は車内販売を利用する割合も多く、またそれを維持することで、観光地への快適な交通機関としてのメリットを打ち出す、という考え方もあるかと考えられます。
現在では、通勤等の着席利用がメインとなっている小田急ロマンスカーでも、上述の一部列車では、車内販売が現在でも続いてきたのは、そういった理由によるものと個人的には理解しています。

一方で、従来より弁当・飲料に関しては駅構内のコンビニ等で購入することも増えてきていることから、車内販売での購入金額は漸減傾向である上に、労働者人口が今後更に減少することから、体力的にハードな車内販売の人員確保の問題も構造的にありました。
それに加えて、新型コロナウイルス感染症により、そもそも対面サービスの提供には従来以上の配慮が求められるようになったことから、車内販売を取り巻く環境は従前以上に厳しくなってきているものとも考えられます。

そんなこともあってのことでしょうか、今回小田急ロマンスカーでの車内販売の終了が発表されました。

ロマンスカーの車内販売のルーツは、「走る喫茶室」とのことで、座席に飲料や軽食を届けるサービスが長年に渡りロマンスカー車内でサービスが提供されてきましたが、1995年に「走る喫茶室」サービスは終了し、以降はワゴンサービス(一時期シートサービスも復活したが、後に廃止)が提供されている、とのことです。
【参考】


戦後すぐから開始され、形態を変えつつ長年親しまれてきたサービスですが、時代の流れや環境の変化により、今回終了するということで、特に沿線の利用者にとっては、大きなニュースであったのではないかと思われます。



かくいう私自身も、今から8年ほど前に小田急ロマンスカー「VSE」に乗車した際、この車内販売を利用したことがありました。


この時は、シートサービスで「MSE弁当」を予約して届けてもらい、それを食べた後はカフェカウンターでコーヒーを頂いたりしていました。
しかし、このサービスは2016年に廃止されており、現在はシートサービスのみとなっていますが、これも今回終了となります。

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▲小田急ロマンスカーVSE(新宿駅)

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DSC02423
▲かつて営業していたカフェカウンター。
現在はシートサービスのみとなっているとのことです。



ともあれ、今回小田急「ロマンスカー」で車内販売が終了となり、大手民鉄の特急列車で車内販売を実施しているのは、近鉄「しまかぜ」「青の交響曲(シンフォニー)」、東武「スペーシア」(カウンターでの販売)のみとなりました。

かつては各社とも多くの列車で実施していた車内販売ですが、もはやここまで減ってきたのかな、とも思います。
ただ近鉄では、観光列車に限定して存続しているので、今後の車内販売は、こういった形で存続していくのかな、とも感じた次第です。



●関連ニュースサイト:
小田急ロマンスカー、車内販売廃止 2021年春のダイヤ改正にあわせ - TRAICY(トライシー)
小田急、ロマンスカーの車内販売を2021年3月に全て廃止 - 鉄道コム
小田急,3月13日にダイヤ改正を実施 〜ロマンスカーの車内販売サービスは3月12日をもって終了〜|鉄道ニュース|2020年12月18日掲載|鉄道ファン・railf.jp



●関連ブログ:
車内販売の廃止で小田急ロマンスカーの価値はどう変わるのか : Odapedia 〜小田急を中心とした鉄道に関するブログメディア〜
【小田急】特急ロマンスカーの車内販売サービスを2021年3月12日(金)終了へ - kqtrain.net(京浜急行)
小田急、ロマンスカーの車内販売を廃止: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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【小田急電鉄】「ロマンスカーミュージアム」のロゴマーク、コンテンツ概要を発表。開館は2021年4月中旬に

下記記事で以前ご紹介したように、小田急電鉄では小田急線海老名(えびな)駅の隣接地に、歴代の車両を展示する「ロマンスカーミュージアム」を建設することを発表しています。

【小田急電鉄】歴代ロマンスカーを展示する「ロマンスカーミュージアム」を開業(2021年春) : 阪和線の沿線から

この度、「ロマンスカーミュージアム」の開業予定時期、ロゴマーク、館内の主要コンテンツ概要が発表されました。

2021年4月中旬開業「ロマンスカーミュージアム」“ロゴマーク”と“コンテンツ概要”決定!|小田急電鉄

概要は以下の通りです。

●開業予定時期:
2021年4月中旬

●ロゴマーク:
odakyu_romancecar_museum_logo
(上記発表資料(https://www.odakyu.jp/news/o5oaa1000001ujq7-att/o5oaa1000001ujqe.pdf)より引用)

●主要コンテンツ:
・ヒストリーシアター:
小田急線開業当時の車両である「モハ1」の展示、ショートムービーの放映

・ロマンスカーギャラリー:
以下のロマンスカーを展示
・SE(3000形):3両
・NSE(3100形):3両
・LSE(7000形):1両
・HiSE(10000形):1両
・RSE(20000形):2両

・2階:
ジオラマパーク(小田急沿線を模したHOゲージジオラマ
キッズロマンスカーパーク(ロマンスカーをテーマにした子供のための空間、運転シミュレーターも設置)
ミュージアムショップ
カフェ

・屋上:
海老名駅、海老名電車基地を一望できるテラス

●「ロマンスカーミュージアム」イメージ:
odakyu_romancecar_museum_1
(上記発表資料(https://www.odakyu.jp/news/o5oaa1000001ujq7-att/o5oaa1000001ujqe.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



2018年4月にその概要が発表された「ロマンスカーミュージアム」。
これまで車庫で保存されていた車両の輸送も実施されたという情報もあり、開館に向けて準備が着々と進んでいると感じていましたが、今回開館時期や展示内容(コンテンツ)の概要が発表されました。

開館は、当初予定(2021年春)から大きな変更なく、2021年4月開館予定となっています。

また、展示車両については、既に歴代ロマンスカー各形式の展示が発表されていますが、今回両数等も発表されています。
特に初期のロマンスカーである「SE」「NSE」については、3両が展示されるとのことですので、短くなったとはいえ、先頭車・中間車を含む編成美を感じ取ることはできるのではないかと思われます。

個人的には、小田急ロマンスカーといえば、あまり馴染みがなく、これまで乗車したことがあるのは、LSEとVSEくらいだったかと思われます。

とはいえ、歴代のロマンスカーがこれだけ常設で展示される施設は、それはそれで楽しみでありますので、開業すれば機会を見つけて見にいくことができればと思います。

「ロマンスカーミュージアム」の最寄り駅は、海老名駅となっていますが、ここは小田急は勿論、相鉄線、JR相模線でも行くことが可能です。
昨年11月に相鉄・JRの連絡線が武蔵小杉〜羽沢横浜国大〜西谷間で開業していますので、この路線の乗りつぶしがてら訪問する、というのも面白そうだな、と感じたニュースでありました。



●関連ブログ:
小田急「ロマンスカーミュージアム」車両は歴代6種展示 「大人も楽しめる」中身とは | 乗りものニュース
ロマンスカー10両を展示、小田急が「ロマンスカーミュージアム」展示詳細を発表 - 鉄道コム



●関連ブログ:
小田急のロマンスカーミュージアムにはどんな車両が展示されるのか : Odapedia 〜小田急を中心とした鉄道に関するブログメディア〜
【小田急】「ロマンスカーミュージアム」2021年4月中旬開業 - kqtrain.net(京浜急行)



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【横浜市】都市高速鉄道上瀬谷ライン(仮称)の整備計画を発表。2027年頃の事業期間を想定

横浜市では、同市内にある相模鉄道相鉄本線の瀬谷駅から上瀬谷駅(仮称)に至る約2.8kmの「上瀬谷ライン」(仮称)について、その整備計画と計画段階配慮書を発表しました。

89.(仮称)都市高速鉄道上瀬谷ライン整備事業に係る計画段階配慮書 横浜市

上記計画段階配慮書によりますと、上瀬谷ラインの概要は以下のとおりです。

●概要:
旧上瀬谷通信施設の大規模な土地利用転換に伴う交通需要への対応や、横浜市郊外部の新たな活性化の形成に資することを目的に、新たな交通として中量軌道輸送システムを整備するもの。

●延長:
約2.8km

●構造系式:
地下式・地表式・高架式

●駅施設:
瀬谷駅・上瀬谷駅(いずれも仮称)

●車両基地:
上瀬谷車両基地(仮称)

●単線、複線の別:
複線

●今後のスケジュール:
令和元年度(2019年度)から令和3年度(2021年度)までの着工準備期間、令和4年度(2022年度)から5年程度(令和9年度(2027年度))の事業期間を想定



相鉄線といえば、昨年11月30日に開業した羽沢横浜国大駅を介したJR線との直通運転が開始されたばかりであり、加えて2022年度には東急との相互直通運転による新しいルートの開業が予定されていることもあり、今後数年の間にその運行形態が大きく変わることが予定されている、今、そして今後しばらく話題が続く、注目の路線であるといえます。

その相鉄線の途中にある瀬谷(せや)駅から北に向けて、新たな交通として中量軌道輸送システムが整備される、という話があるとは、今まで全く気がつきませんでした。

上記発表資料に目を通しますと、昭和20年(1945年)に米軍に接収された地区で、長らく通信基地とされていましたが、平成16年(2004年)の日米合同委員会で返還の方針が合意に達し、平成27年(2015年)に土地全体が日本へ返還され、その土地利用が検討されてきたところとのことです。

米軍から返還されたのは242ヘクタールという相当広い(東京ドーム約50個分に相当)土地であるとのことですが、その中に「観光・賑わいゾーン」(テーマパークを核とした複合的な集客施設)や「物流ゾーン」(新技術を活用した効率的な国内物流を展開する拠点)等を整備するとのことです。
参考:
旧上瀬谷通信施設地区 横浜市

kamiseya_image
▲旧上瀬谷通信施設 土地利用ゾーン
(上記「旧上瀬谷通信施設土地利用基本計画(素案)概要版」(https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/toshiseibi/jokyo/sonota/kamiseya/kamiseysa.files/0023_20200121.pdf)より引用)

その転換に伴い発生が予想される交通需要に対応して、新たな中量軌道を整備するのが今回の「上瀬谷ライン」の目的であるのですが、まさかこういう場所に鉄軌道が整備されるとは、関西地区在住の私としては想像だにしていなかっただけに、驚きのニュースでありました。

ところでどのような種類の中量軌道輸送システムが整備されるのかが気になるところですが、上記「基本計画」によれば、LRT、新交通システム、モノレールなどが想定されているようです。
ただ、いずれであったとしても、この上瀬谷ラインが軌道法に基づく工事施工認可によるところ(上記計画段階配慮書・P1-1より)であるため、開業のあかつきには完乗路線の対象となることはどうやら確かなようですので、今後の「上瀬谷ライン」の計画や工事、そして開業に向けての動きにも注目しておく必要があるのかな、とも思い、今回取り上げたニュースでありました。



●関連ニュースサイト:
横浜市、上瀬谷地区に新たな交通機関を整備 - 鉄道コム



●関連ブログ:
米軍上瀬谷通信施設跡に新交通システムができる?: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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【PASMO】2020年春に「モバイルPASMO」サービス開始を発表。Androidスマホで利用可能

交通系ICカードのPASMOでは、2020年春に「モバイルPASMO」のサービスを開始することを発表しました。

2020年春、モバイルPASMOが始まります!|PASMO協議会

概要は以下の通りです。

●サービス名称:
モバイルPASMO

●サービス開始時期:
2020年春

●サービスの特長:
対応端末にモバイルPASMOアプリをインストールすることで、現状のカード式PASMOと同様に電車やバスの交通利用や電子マネーでの買い物ができるほか、以下のサービスが利用可能。
・場所を選ばずクレジットカードでのチャージや定期券の購入が可能。
・故障・紛失時も窓口等に行かずに再発行手続きが可能。

●対応端末:
Androidスマートフォン(購入時にAndroid6.0以上がインストールされたおサイフケータイ対応機種)

●モバイルPASMO定期券発売予定事業者:
・鉄道:
小田急電鉄、京王電鉄、京成電鉄、京浜急行電鉄、埼玉高速鉄道、相模鉄道、首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)、新京成電鉄、西武鉄道、千葉都市モノレール、東急電鉄、東京地下鉄(東京メトロ)、東京都交通局、東武鉄道、北総鉄道、ゆりかもめ、横浜高速鉄道(みなとみらい線)、横浜市交通局、横浜シーサイドライン

・バス:
小田急バス、江ノ電バス、川崎市交通局、川崎鶴見臨港バス、関東バス、京王電鉄バス、京成バス、西武バス、相鉄バス、立川バス、東急バス、東京都交通局、西東京バス、日立自動車交通、横浜市交通局

mobilePASMO_character
▲モバイルPASMOキャラクター
(上記発表資料(https://www.pasmo.co.jp/pressrelease/pdf/mobilePASMO_PressRelease_Jan21%2C2020.pdf)より引用)


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。


交通系ICカードの携帯電話・スマートフォンへの搭載は、JR東日本の「モバイルSuica」が、ガラケー時代からサービスを展開しています。
当初はなかなか普及しなかったようですが、Apple PayにSuicaが対応したこともあり、改札口に携帯端末をかざす光景は、首都圏エリアに限って見れば、かつてに比べるとかなり増えてきたのではないかと思われます。

「モバイルSuica」に続く交通系ICカードのモバイル化が果たしてどの陣営になるのか、気になるところではありましたが、この度PASMO陣営から「モバイルPASMO」という名称でサービスが開始されることが発表されました。

サービス概要は、これまでのカード式PASMOに加え、「チャージが場所を選ばず可能」であるという、モバイル端末での特長が実装されることから、これまで「モバイルSuica」の恩恵にあずかることができなかった首都圏エリアのPASMOエリア利用者にとっては、新たな選択肢が提供されることから、嬉しいニュースといえるでしょう。


但し、今回の「モバイルPASMO」は、Androidスマートフォンのみで、iPhoneには対応していない旨、注意が必要です。

ところで、既にモバイルSuicaをインストールしている端末に、追加してモバイルPASMOをインストールできてしまうのでありましょうか。
仮に「モバイルSuica」「モバイルPASMO」両方のアプリをインストールできることになると、どちらの交通系ICカードから減算等の処理すればいいのか、判断できない可能性があります。
そんな制限事項等の詳細も、今後発表されることでしょうから、当ブログでも追々ご紹介できればと思っています。



●関連ニュースサイト:
「モバイルPASMO」2020年春スタート スマホでチャージ&定期券購入OK | 乗りものニュース
Android端末で「モバイルPASMO」、2020年春サービス開始 - 鉄道コム



●関連ブログ:
PASMO協議会、2020年春からモバイルPASMOサービス開始 - kqtrain.net(京浜急行)



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