西武鉄道(本社:埼玉県所沢市)では本日、2024年度の鉄道事業設備投資計画を発表しました。
その中で、2025年度以降に予定している事業として、「新宿線有料着席サービスの刷新」が挙げられています。
2024年度 鉄道事業設備投資計画 西武鉄道 過去最大の総額334億円 「沿線価値向上」「デジタル化」「働きがい向上」へ積極的に投資 :西武鉄道Webサイト
概要は以下のとおりです。
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
現在、西武鉄道では有料着席サービスとして、特急「ちちぶ」「むさし」と「小江戸」を、また有料着席サービスとして「S-TRAIN」と「拝島ライナー」を、それぞれ運行しています。
このうち「ちちぶ」「むさし」については、新型車両「Laview」001系を投入しており、また「拝島ライナー」は設定当初の西武新宿・夕方発に加え、2022年9月からは朝の拝島発も運行されています。
(参考)
そして、特急「小江戸」については、上述の「Laview」投入時にも引き続き10000系「ニューレッドアロー」による運行が続いています。
かつて「ちちぶ」「むさし」で運用されていた「ニューレッドアロー」の一部編成が富山地方鉄道に譲渡されたいま、「小江戸」として残されたニューレッドアローの去就が気になるところでしたが、今回2026年度には置き換えられることが発表されました。
同時に発表されたのが、「新宿線」の「有料着席サービスの刷新」であります。
仮に「小江戸」の運行形態をこのままで、車両だけ置き換えるのであれば、単に「置き換え」と表現するはずで、わざわざ「有料着席サービス」を「刷新」と銘打っているところをみると、新宿線の「特急」自体を見直すことも大いに考えられそうです。
その新宿線には、拝島線に直通する「拝島ライナー」が運行されている上に、上記発表資料で「柔軟な運行形態」と記されていることなども合わせもって考えると、新宿線系統の有料着席サービスは、ロング・クロス両用座席を使用した40000系で統一させるのかな、という気もしてきます。
ともあれ、新宿線を走る「ニューレッドアロー」は、あと2年ほどで置き換えられることが明確となりましたので、乗り納めは早めにしつつ、新宿線の新たな有料着席サービスの概要を楽しみにしたいと思います。
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その中で、2025年度以降に予定している事業として、「新宿線有料着席サービスの刷新」が挙げられています。
2024年度 鉄道事業設備投資計画 西武鉄道 過去最大の総額334億円 「沿線価値向上」「デジタル化」「働きがい向上」へ積極的に投資 :西武鉄道Webサイト
概要は以下のとおりです。
【新宿線 有料着席サービスの刷新】
・現在新宿線で運行している10000系車両(ニューレッドアロー)を、今後新たな車両へ置き換える。
・ニューレッドアロー置き換えとともに、有料着席サービスの刷新を検討。
・柔軟な運行形態や利用者の着席機会の拡充などのサービス向上を図る。
・2026年度中の運行開始を予定、詳細は決定次第発表。
(上記発表資料(https://www.seiburailway.jp/file.jsp?newsroom/news/file/20240509_setsubitoushi.pdf)より引用、赤枠は管理人による。)
詳細は、上記発表資料をご覧下さい。
現在、西武鉄道では有料着席サービスとして、特急「ちちぶ」「むさし」と「小江戸」を、また有料着席サービスとして「S-TRAIN」と「拝島ライナー」を、それぞれ運行しています。
このうち「ちちぶ」「むさし」については、新型車両「Laview」001系を投入しており、また「拝島ライナー」は設定当初の西武新宿・夕方発に加え、2022年9月からは朝の拝島発も運行されています。
(参考)
そして、特急「小江戸」については、上述の「Laview」投入時にも引き続き10000系「ニューレッドアロー」による運行が続いています。
かつて「ちちぶ」「むさし」で運用されていた「ニューレッドアロー」の一部編成が富山地方鉄道に譲渡されたいま、「小江戸」として残されたニューレッドアローの去就が気になるところでしたが、今回2026年度には置き換えられることが発表されました。
同時に発表されたのが、「新宿線」の「有料着席サービスの刷新」であります。
仮に「小江戸」の運行形態をこのままで、車両だけ置き換えるのであれば、単に「置き換え」と表現するはずで、わざわざ「有料着席サービス」を「刷新」と銘打っているところをみると、新宿線の「特急」自体を見直すことも大いに考えられそうです。
その新宿線には、拝島線に直通する「拝島ライナー」が運行されている上に、上記発表資料で「柔軟な運行形態」と記されていることなども合わせもって考えると、新宿線系統の有料着席サービスは、ロング・クロス両用座席を使用した40000系で統一させるのかな、という気もしてきます。
ともあれ、新宿線を走る「ニューレッドアロー」は、あと2年ほどで置き換えられることが明確となりましたので、乗り納めは早めにしつつ、新宿線の新たな有料着席サービスの概要を楽しみにしたいと思います。
▲「拝島ライナー」に使用される40000系ロング・クロス両用座席車両。
一般列車ではロングシートとして、有料着席サービス時にはクロスシートとして、柔軟に運用できることから、新宿線の新たな有料着席サービスにおいて、どのような役割を担っていくのか、注目したいと思います。
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